シニアの南フランスの旅［２］　サン・テミリオン、レゼジー、ドンム、サルラ・ラ・カネダ(1)

2013/04/23 - 2013/05/10

今回は「フランスの美しい村」が集中するドルドーニュ地方やプロバンス及びコートダジュールをレンタカーで巡る旅を計画しました。レンタカー旅行になるとあれも見たいこれも見たいとなって欲張りすぎて結局消化不良になる傾向が強いですね。そのため今回はできるだけ連泊を多く取り入れるように計画を立てました。レンタカー旅行のおかげで随分と沢山の「フランスの美しい村」を訪問することができ、フランスの地方の美しさを認識する満足な旅となりました。
本編は旅行三日目（4/25）の旅行記です。

旅程
　4/23（火）　KIX→CDG→BOD
　4/24（水）　ボルドー市内見学
　4/25（木）　ボルドー→サン・テミリオン→レゼジー→ドンム→
　　　　　　　 サルラ・ラ・カネダ・・・本編
　4/26（金）　サルラ・ラ・カネダ→ロカマドゥール→ラ・ロック・ガジ
　　　　　　　 ャック→ベナック・エ・カズナック（日帰り）
　4/27（土）　サルラ・ラ・カネダ→数村の美しい村訪問（日帰り）
　4/28（日）　サン・シルウ・ラポビー→ベルカステル→コンク
　4/29（月）　エスタン→サン・コーム・ドルト→ミヨー橋→
　　　　　　　 コルド・シュル・シェル
　4/30（火）　アルビ→カルカッソンヌ
　5/01（水）　レ・ポー・ド・プロバンス→ゴルド→セナンク修道院→
　　　　　　　 ルション→アプト
　5/02（木）　プロバンスの「美しい村」巡り（日帰り）
　5/03（金）　　　　　　〃
　5/04（土）　　　　　　〃　　　　→アンティーブ
　5/05（日）　アンティーブ→カンヌ（日帰り）
　5/06（月）　アンティーブ→サン・ラファエル→グラース（日帰り）
　5/07（火）　サン・ジャン・カップ・フェラ→ラ・テュルビー→
マントン
　5/08（水）　ロクブリュヌ・カップ・マルタン→エクス・アン・プロバ
　　　　　　　 ンス→マルセイユ→プロバンス空港
　5/09（木）　MRS→CDG
5/10（金）　CDG→KIX　　　　

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行三日目です。サン・ジャン駅裏手のハーツで車をチェックアウトしてレンタカー旅行の開始です。

今回のレンタカーはルノーでした。

ガーミンをセットして出発です。日本語で案内してくれる安心感は大きいですね（今ではスマフォの地図でで当たり前になりましたが）。

ワインの里、サン・テミリオンに到着、村の眺望です。

地下の石灰岩をくりぬいたモノリス（一枚岩）教会（Monolithic Church of Saint-Emilion）。

マルシェ広場に建つモノリス教会、その真上にある鐘楼。

ボルドー右岸を代表するワインの産地で、世界遺産に登録されています。そのため村内には多くのワインショップがあります。村内の景観。

モノリス教会前のオープンテラスの店で昼食にしました。
ガスパッチョです。

鴨のカナール。13ユーロのムニュでしたが、全く駄目でした。注文は間違えるし、デザートは忘れて持ってこないしで食べる気がなくなり、時間がないと言って出てきました。請求はきっちりと13ユーロがついていました。あー損したなー！！

Logis de Malet

鐘楼は村のどこからでも見ることができます。

Eglise Collégiale

インフォメーション横にあるワイン専門店「Maison du Vin Saint-Emilion」でワインを４本購入しました。また帰国時持って帰るスーツケースが重たくなります。

サン・テミリオンからレゼジーに到着です。クロマニョン人とは鉄道工事中に発見されたホモ・サピエンスのことでラスコーの洞窟壁画を残しています。この近くにあるラスコーはぜひとも見たいのですが・・・・。

クロマニョン人が迎えてくれる岩には多数の先史時代の洞窟遺跡が存在します。レゼジーには国立先史博物館が置かれヨーロッパ考古学の中心と言われています。

ドンムに向かう途中のドルドーニュ渓谷の眺め。

今回最初の「フランスの美しい村」ドンムに到着しました。

丘の上にあるドンムからのドルドーニュ渓谷の眺めは美しいです。

ドンム村内。

ドンムのメリー（Mairie de Domme - atelier municipal）。

Église catholique Notre-Dame-de-l'Assomption。

ホテル「レエスプラナード（L'Esplanade）」。美味しそうなレストランが庭に見えていました。

ドンムの展望所。ここからのドルドーニュ渓谷の眺めは素晴らしいです。

ドルドーニュ渓谷の眺め。

今日の宿泊地、サルラ・ラ・カネダに着きました。アンドレ・マルローによる「マルロー法」適用第１号の町です。

ホテル「COMPOSTELLE」、ここで三連泊です。フロントの女性が「車はホテルの横に止めておいて大丈夫よ」と親切に言ってくれました。

早速街の散策です。Cathedral of Saint-Sacerdos at Sarlatが見えます。

16世紀ルネッサンス時代の作家ラ・ポエシの家

モンテーニュ通り。

死者の角灯（Lanternes Des Morts）。

この二階、特等席ですね。

サルラはフォアグラの町でもあります。

ジャン・ヌーベルの像（Le Badaud）。

今日の夕食です。レストランの名前忘れました。フォアグラの町などでやっぱり食べないと！僕は大好きですが連れ合いはこのねっとりが嫌いだそうです。
店の奥では地元のお年寄り連中が大勢集まり実に楽しそうに大宴会です。

パンチェッタのサラダ。

ペリゴール風のサラダ。

セップ茸のオムレツ。

鴨

カオールワインを注文してみました。ロット川流域のAOCで「ブラックワイン」と呼ばれる黒みがかった色調の濃厚な赤ワインです。そんなに高くはありません。
明日から日帰りでサルラを拠点に周辺の観光地を巡ることになります。