2020/11/25 - 2020/11/28
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mirilinさん
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この旅行記のスケジュール
2020/11/25
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飛行機での移動
羽田空港発(8:00)JAL661 → 大分空港着(10:00)
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バスでの移動
大分空港 → 別府北浜バスセンター
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徒歩での移動
別府北浜バスセンター → 別府駅東口
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車での移動
別府駅西口 → 杉乃井ホテル → 明礬湯の里 (TAXI)
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バスでの移動
地蔵湯前 → 別府駅西口
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バスでの移動
別府駅西口 → 杉乃井ホテル (ホテル送迎バス)
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バスでの移動
杉乃井ホテル → 別府駅西口 (ホテル送迎バス)
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バスでの移動
別府駅西口 → 鉄輪バスセンター
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徒歩での移動
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バスでの移動
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バスでの移動
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徒歩での移動
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この旅行記スケジュールを元に
GoToトラベルを使いまくりの旅第3弾は、相方との別府・湯布院温泉巡り。
以前行こうと思って調べたら、横浜から別府への旅はちょっとした海外旅行ぐらいの費用がかかることを知り、結局海外に行ってしまったのですが、その時ネックになったのが宿泊費だったので、GoToを使えばそこをクリアできるんじゃない?ってことで、再チャレンジ。しっかりGoToの恩恵を受け、温泉ざんまいの旅が実現しました。
にしても、日本の温泉旅館ってなんであんなに高額なんでしょうね?そこまで豪華な料理なんていらないのになぁ…。
別府は、福岡に住んでいた子供の頃に家族旅行で1回、高校生の時の修学旅行で1回、出張で1回の計3回行っていましたが、自分のペースでゆっくり回るのは初めて。GoToを有意義に使わせていただき、子供の頃の憧れ「杉乃井ホテル」の宿泊や、お部屋に温泉ついているオン・ザ・ビーチの旅館宿泊なども楽しみながら、久々の別府温泉を満喫して来ました。
こちらの旅行記はその前半、テッパンの地獄めぐりや、あこがれの宿の様子などを振り返りたいと思います。
なお、後半は、鉄輪、別府駅周辺の街散策や、湯布院の様子を振り返る予定です。
コロナ禍で海外に行けない分、ディスカバージャパン(←古)を楽しむしかない2020年。
まさか、このような国内旅行さえも行けなくなってしまう事態になろうとは、この時は思いもしませんでした。
ワクチンも2回接種完了したんですが、いつになったら大手を振って旅行にけるのでしょうか…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JALグループ 徒歩
PR
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羽田から8:00発のJAL661便で大分空港へ。大分空港から別府への移動は連絡バスを使うかタクシーしかないので、迷わず連絡バスで別府北浜バスセンターへ。
トイレに行ったりしていると乗り遅れちゃうかもと心配しましたが、運転手さんが到着ロビーに積み残し客がいないか確認しに行っていたので、大丈夫そうです。
バスは40分ほどで別府に到着します。バスセンターから別府駅までは元気に徒歩移動。10分かからないくらいで別府観光の父「油屋熊八」が万歳している別府駅東口に到着です。油屋熊八像 名所・史跡
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別府駅東口には、足湯ならぬ「手湯」がありました。さすが温泉の街!
ただ…コロナの影響でこの時は使用禁止の黄色いテープが貼られていました。(T_T)
とりあえず今夜の宿「杉乃井ホテル」へタクシーで向かい、荷物を預けて観光に繰り出すことにします。 -
手始めは、「別府八湯」の中で最も標高の高いところにある温泉地「明礬温泉」です。
ホテルまで運んでくれたタクシーの運転手さんが、荷物を預けるまで待っていてくれて、待ち時間の料金なしで連れてきてくれました。無駄な時間が省け大助かり!
「明礬温泉」の魅力をコンパクトにまとめた湯の花テーマパーク「明礬 湯の里」の見学からスタートです。明礬 湯の里 温泉
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ここは、江戸時代から湯の花を作り続ける「明礬 湯の里」が運営する総合温泉観光施設。約1万坪もの広大な土地に「湯の花小屋」が建ち並んでいます。
まだ時間も早かったせいか、人影も少なく静かな雰囲気でした。 -
この三角屋根のわら葺き小屋が「湯の花小屋」
天然の入浴剤「湯の花」を製造するこれらの小屋には職人さんしか入れませんが、敷地内には同サイズの見学小屋も設けられています。 -
見学小屋には、湯の花小屋での湯の花の採取方法などの説明書きもあり、実際の湯の花も間近で見ることができます。
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こちらは本物の「湯の花小屋」。床一面に真っ白な湯の花が出来ていますね。
「湯の花小屋」を利用した湯の花の製法は、ここ別府市明礬地区のみ。「明礬 湯の里」も、享保10(1725)年の創業当時と同じ製法で作り続けています。 -
「湯の花小屋」を見学した後、さっそく別府で最初の温泉に入りに行きます。
「明礬 湯の里」に設けられた「大露天岩風呂」は標高350mにある別府の中で最も標高の高い露天風呂だそうです。 -
誰もいなかったので、温泉の写真も撮っちゃいました。
お湯の色も、日によってブルーまたは乳白色になるとか。この日はブルーがかった乳白色でした。泉質は硫黄泉で、お肌に優しいお湯です。 -
洗い場からはアーチ形の明礬大橋に鶴見岳、高崎山、さらに別府湾まで一望できます。逆光だったので、この写真ではよく見えなくて残念です。
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女風呂の脱衣所に、こんな写真とサインが飾ってありました(笑)
「世界の果てまでイッテQ」の女芸人温泉同好会のロケをやったのもここだったようです。私これ見ましたよ~温泉でアーティスティックスイミングをやったやつ。
ひとっ風呂浴びた後は、ここで昼食をと思っていたのですが、これまたコロナの影響で、飲食店は全てクローズ。とりあえず、唯一やっていた屋台の「とうもろこしの温泉蒸し」と「ゆで卵」で小腹を誤魔化し、明礬地区をブラブラすることにしました。 -
立ち昇る湯けむりと湯の花小屋という明礬温泉ならではの風景、2012年に国の重要文化的景観に指定されたそうです。
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観光用ではない「湯の花小屋」も至る所に点在しています。
明礬地区に23棟あるといわれる「湯の花小屋」は、2006年に国の重要無形民俗文化財になったそうです。 -
明礬温泉は鶴見山麓にある温泉エリア。地下30cmあたりに温泉脈を持つ地熱地帯で、さまざまな場所から硫黄の香りいっぱいの温泉蒸気が噴き出しています。
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道の真ん中にぽつんと座っていた猫ちゃん。
うちの近所なら、秒で交通事故ですが、のどかですね~ -
「明礬 湯の里」の前の道を横切り、猫ちゃんの通せんぼをすり抜け小道を下ること2~3分で、明礬地区の市営浴場「鶴寿泉」があります。
日本一の良質な明礬の採取地として有名であったこの地区は、旧藩時代には 明礬製造所が設置され、時の領主「久留島候」がここを訪れたときに、村人が新たに浴室を造り入浴していただいたところ、とても喜ばれて「鶴寿泉」と名づけたと伝えられているとか。(もちろん諸説あります)
現在の建物は平成8年に作られたものだそうですが、なんとも素朴な風情ある佇まいです。明礬温泉 温泉
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男女各1槽の内湯のある殺菌性と酸性の強い乳白色の無料温泉で、入浴時にはお地蔵さんの下の賽銭箱にお賽銭を入れて入るそうですが、残念ながら令和2年3月16日から泉源の湯量が低下してしまったため、当分休館だそうです。
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明礬地区の散策も終え、流石にお腹がすいたので、地獄蒸しプリンで有名な「岡本屋売店」で腹ごしらえすることにしました。
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別府温泉の高温の蒸気=地獄で蒸すプリンは、別府のあちらこちらで見かけますが、その元祖がここ明礬温泉の老舗温泉宿「岡本屋」の売店で売られている「地獄蒸しプリン」だそうです。
出来たてのタイミングだと熱々も食べられるそうですが、私は冷たいプリンでした。
なめらかな口当たりとほろ苦いカラメルが心地よい、昔懐かしい味のプリンでした。岡本屋 売店 グルメ・レストラン
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この「岡本屋売店」には、プリン以外にも食事メニュがありますので、軽食をとることができます。美味しそうなメニューがいろいろありましたが、ここのおうどんは、香川から生麺を仕入れたさぬきうどんと聞いていたので、私は「温玉うどん」550円(写真上)、相方は「かま玉うどん」500円(写真下)にしました。とっても美味しかったですよ!
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別府市街への戻りは岡本屋売店前のバス停から路線バスで帰ります。
本数は少ないので、売店に入る前に時間を調べてから食事することをおすすめします。 -
別府駅に戻ると、西口駅前から出るホテルの送迎バスで「杉乃井ホテル」へ。
九州に住んでいる人なら多分誰でも知ってる有名老舗ホテル。子供の頃に一度泊まってみたいと思っていたところです。
関東に住む人にとっての「♪伊東に行くならハトヤ」、関西に住む人にとっての「♪有馬兵衛の向陽閣」って感じですかね(笑)杉乃井ホテル 宿・ホテル
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立派な石の看板と噴水に迎えられ、憧れの「杉乃井ホテル」にチェックイン。
今は大きなホテル棟3つが連なる巨大ホテルで、本館から「杉乃井ホテル」自慢の「棚湯」のある「スギノイパレス」までは結構距離が有り、ホテル内連絡バスが走るほど。
私は、移動が便利だとの口コミが多かった3棟の真ん中に位置する「HANA館」をチョイスしました。 -
「HANA館」11階の私たちの部屋からの眺めは、想像以上のナイスビュー!
右手には別府湾と別府市街が広がります。
L(@^▽^@)」 ワーイ -
そして左手を見れば、無数の湯けむりが立ち昇る「ザ・別府」な景観が見渡せます。
(≧ ≦)Ω ヨッシャ!
あの湯けむりは鉄輪地区の断層に沿って昇っていると「ブラタモリ」で言っていましたっけ(笑) -
お部屋は二人で使うのにはもったいないような広々とした和洋室。1泊だけというのが残念な感じです。
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早速、杉乃井ホテル自慢の「棚湯」に向かいます。ちなみに、ここ杉乃井ホテルの温泉は「別府八湯」の中の「観音寺温泉」です。初日にして2湯/8湯制覇です!
残念ながら温泉の中の写真は撮れないので入口の暖簾だけで失礼。
「棚湯」は5段からなる湯船を棚田状に広げたとても広々とした大展望露天風呂で、1段目は内湯、2段目は雨天でも入浴できる半露天、3~5段目は寝湯から足湯まで楽しめる露天風呂になっています。露天風呂からは別府湾や別府の街が見渡せ、まだ時間も早かったのでほとんど人もいないこともあり、圧倒的な開放感と眺望をのんびりお湯に浸かって満喫できました。
(o^^o)ふふっ♪ -
写真右下は、水着で入れる屋外型温浴施設「ザ・アクアガーデン」。私は入りませんでしたが、「棚湯」を出たところのテラスから見わたすことができました。
夜はここでイルミネーション噴水ショーもやっていました。見に行こうか迷ったんですが、部屋で落ち着いちゃうと、そこそこ距離のあるここまで行くのが面倒になりやめちゃいました。
だって、私たちの部屋からエレベーターで2階に下りて、渡り廊下を進みゲームセンターや売店を突っ切ってエスカレーターを上がりさらに奥に進んでいってやっと入口なんですもん。気持ち萎えますわ。 -
さて、夕食はワールドダイニング「シーダパレス」でのバイキングです。
「シーダパレス」は棚湯のある棟の2階にあります。
コロナ禍の中でのバイキングということで、ひとりひとりにビニールの手袋が渡されたり、トングを都度変えたりと、ホテル側は涙ぐましい努力をしていました。
会場中央には巨大な水槽が置かれ、壁はヨーロッパの街角のような雰囲気にされていてなかなか素敵な雰囲気でした。
お食事も、和洋中なんでも揃っていて、好みの違う家族でもみんなが満足できそうなラインナップでした。
(会場の写真撮ったのですが、どうしても大勢の人が写りこんでしまっていて、顔は小さめだし、マスク姿だから大丈夫かと思ったのですが、4トラ事務局からお叱り受けちゃったので、削除しました。以後気をつけます)
通常のビュッフェだけでなく追加料金でオプションメニューも楽しめます。
せっかく大分に来たのだからということで、私たちは関サバのお刺身を注文しました。関アジと悩んだのですが…。 -
夕食を終え、腹ごなしにホテル周りのイルミネーションを見に行ってみました。
まずは入口にある噴水。星座が映し出されています。 -
木にも美しいライトが当てられ、様々な色に輝いています。
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温泉の蒸気にもライトが当たり、なんとも幻想的な雰囲気になっています。
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え?ここどこかのアミューズメントパーク?というような美しいイルミネーションです。
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とにかく豪華絢爛。温泉地に来ていることを忘れそうです。
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自分たちの部屋からは別府市街の美しい夜景を見ることができました。
このあともう一度、この夜景を見ながらの棚湯を楽しみ、初日は終了です。
(-.-) Zzzzz・・・・ -
そして翌朝。
前日早寝をしたので、別府湾の彼方から昇る朝日を見ることができました。
今日も天気は良さそうですね~ -
今日も鶴見岳をバックに鉄輪の湯けむりが元気に立ち昇っていますね。
今日は、あの鉄輪で地獄めぐりの予定です。 -
朝食も、昨日の夕食を食べた巨大水槽のある「シーダパレス」でのバイキング。
なにを食べようかと迷いまくるほどの品数が揃っています。
私は目の前で焼いて頂けるフワフワのオムレツが食べたかったので、洋食にしましたが、相方は和食にしていました。(写真右上にチラリと干物が写っていますね) -
今日から2日間バスを使ってあちこち観光する予定なので、駅前の観光案内所で「MyべっぷFree2日ワイドフリー乗車券」をGoToトラベルのクーポン券で購入。
別府市内の主な観光地を走るバスに2日間乗り放題で、明日予定している湯布院にも行けるのです。
まずは別府駅西口から鉄輪に向け路線バスで出発。今日は別府観光の王道「地獄めぐり」です。私は3回目ですが、相方は初だそうです。
最初に向かったのは国指定名勝の「海地獄」です。
なぜ温泉の吹き出し場所を「地獄」と言うかというと、この鉄輪や亀川地区では1000年以上も前から噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」にも記されているほどで、人間が近寄ることもできない忌み嫌われた土地だったことから、「地獄」と称されるようになったとか。海地獄 名所・史跡
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でも、今では「地獄」どころか、世界中からの観光客で賑わう一大観光地となり、この地の人々に富をもたらす「極楽」になっているのかも?
地獄キャラの楽しいTシャツもいっぱい。思わず買っちゃいました~海地獄 売店 グルメ・レストラン
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名前に負けない南国の海のようなコバルトブルーの温泉は、1200年前に鶴見岳の爆発によって出来たそうです。98℃あるそうですから、海に見えてもシュノーケリングはできません。
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「海地獄」は広い庭園になっていて、紅葉の美しい池もありました。
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「海地獄」の隣にあるのが「鬼石坊主地獄」です。
灰色の熱泥が大小の球状にボコボコと沸騰して出てくる様子が坊主頭のようなので、ここの地名の「鬼石」と合わせ「鬼石坊主地獄」と呼ばれているそうです。鬼石坊主地獄 名所・史跡
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写真ではめちゃめちゃ地味なんですが、98℃の泥がぼこぼこと沸く様子は、生で見ているとなんとも不気味でいかにも「地獄」って感じです。
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地獄の中の癒し?
美しい木々になかに、地獄はありました(笑) -
別府地獄組合の設定している「地獄めぐり」には「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「白池地獄」「鬼山地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」の7つの地獄があります。
「血の池地獄」「龍巻地獄」は亀川地区にあり離れているのでバスで行くことになりますが、その他の5つは基本徒歩で回れます。ちゃんと「地獄めぐり通り」なんて道もあります。 -
さて「地獄めぐり通り」を2~3分歩くと次の地獄「かまど地獄」に到着します。
ここは、入口に鬼の像があったりして、なんか子供騙し臭がして今まで入ったことがなかったんですが、今回は時間もあるし共通チケットにも入っていたので、冷やかし気分で入ってみることにしました。
が…「かまど地獄」さんごめんなさい!
m(_"_)m ペコペコ
めちゃめちゃ楽しいところでした~。みなさん絶対素通り禁止です。かまど地獄 温泉
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「かまど地獄は」地獄の1丁目~6丁目までの6つの地獄があり、1カ所で様々な地獄を楽しめる贅沢な地獄でした。
まずは1丁目。茶褐色の90℃の熱泥地獄です。この色は、地下にある地熱によってできた色んな種類の粘土がとけだした色だそうです。
泥の池にしか見えませんでしたがね。 -
2丁目には、かまど地獄のシンボルとも言えるかまどの鬼がいます。
そもそも「かまど地獄」は、古来から氏神の八幡竈門神社の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていた事が名前の由来となっているそうで、この鬼は、改心して「かまど地獄」の門番になった八幡竈門神社の伝承の鬼だそうです。
岩の間から吹き出している噴気は100℃あるそうです。 -
3丁目はコバルトブルーの色をした地獄。海地獄に似ていますが、白色物質は非晶質のシリカ(温泉沈殿物)で70年前後年数がかかって出来たものと推定されています。
5丁目は池の色が変わる不思議な地獄。この池は年に数回、ある日突然色が変化するそうです。ブルーだったり、グリーンだったり、色も濃くなったり、薄くなったり。原因はわからないそうで、自然の力は不思議ですね~。 -
6丁目は、1丁目、4丁目と同じ熱泥地獄。以前はこのような色ではなく、「鬼石坊主地獄」のような灰色でしたが、年々色が変化し、現在の色になったそうです。地中に含まれている鉄分が何らかの原因で溶け出し変化したものとのことですが、「血の池地獄」のようですね。
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ここの地獄には、「極楽」もあります。
極楽1丁目~4丁目には、飲む温泉や、手・足の湯 “蒸し湯”、のど・肌の湯などがあり、どれも体験することができます。
とりあえず、ひと通り体験してみましたが、すぐに喉を痛める私には、喉の湯と美肌の湯でしっかりケアできたのは極楽でした~ -
鉄輪地区にある地獄の最後5つ目は「白池地獄」
落ち着いた雰囲気の和風庭園にある池から、もくもくと蒸気が噴出しています。池の色は青みを帯びた白色で、噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するためであるとの説明がありました。圧力の低下で色が変わるんですね?物理苦手なんで深く考えるのやめときます。
ちなみにここでは、アマゾンに住む「ピラクル」などが、併設の熱帯魚館で飼育されています。白池地獄 名所・史跡
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「白池地獄」の見学が終わるとちょうどお昼。
鉄輪に行ったら絶対食べたいと思っていた「地獄蒸し」のお店「地獄蒸し工房鉄輪」に直行です。地獄蒸し工房 鉄輪 名所・史跡
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ここでは、100%地熱エネルギーの温泉噴気を利用して食材を蒸す、別府鉄輪温泉では江戸時代から用いられていた伝統の調理法を体験しながら食べることができるお店です。
食材をざるにのせ「地獄蒸し釜」と呼ばれる約100℃の蒸気が噴き出す釜の中に入れ、蓋をするだけなのですが、塩分を含む温泉蒸気で一気に蒸すため、食材本来の旨味が閉じ込められるとのことです。
これは、野菜、塩麹鶏、肉まん、卵を蒸す「地獄蒸し玉手箱」という2人前のセットです。
蒸しあがるまで時間がかかるので、お腹すきすぎで行くのはキツいかも。平日の昼でしたが、50分ほどの待ち時間もありました。ま、受付で待ち時間を教えてくれるので、その間鉄輪を散策したり、温泉行ったりしてもいいと思います。私たちも鉄輪をブラブラしてました。 -
地獄めぐり後半戦は、鉄輪地区を離れ亀川地区にある「血の池地獄」と「龍巻地獄」の2つです。
「白池地獄」から「血の池地獄」までは3km程あるので、鉄輪バスセンターから路線バスを利用しました。バスに乗れば5分ぐらいで到着です。血の池地獄 名所・史跡
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「血の池地獄」は、奈良時代に編纂された「豊後風土記」にも「赤温泉」と記された、日本最古の天然地獄だそうです。
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この血の色のような見た目が、これぞ私たちのイメージする「地獄」って感じですが、もちろん「血の池」なんかではなく、地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出し堆積するため、池一面が赤く染まっているそうです。
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温度は78℃で、今まで見てきた地獄と比べると少々低めですが、この「いかにも」な景観から別府地獄を代表すると言っても過言ではないこともあり、鬼の顔出しパネル、鬼型のテーブルと椅子などが置かれ、地獄めぐりをさらに楽しくしてくれます。足湯もありますので、ちょっと休憩もいいかもですね。
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地獄めぐりの最後は「龍巻地獄」です。「血の池地獄」の隣にあります。
別府市の天然記念物にも指定される間欠泉で、地下では150℃の温泉が、105℃の熱水となって豪快に噴き出し、石の屋根で止められていますが、屋根がなければ約30mほど噴き出す力があるそうです。噴出する間隔は30分~40分ほどで、1回の噴出は5分ほど続きます。
私たちが入口に着いた時にちょうどお湯が吹き出ている時だったので、受付の人が「チケットはいいから、早く見に行って!」と言ってくれました。龍巻地獄 名所・史跡
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「龍巻地獄」をもって、「別府地獄めぐり」7つの地獄をコンプリート!
各地獄には、記念スタンプが置いてあるので、押して回ると楽しいかも。
私は子供の頃からスタンプラリーみたいなことが好きなんで、相方に呆れられながらも子供の様にスタンプ押して喜んでました~
あ!「鬼山地獄」もちゃんと行ったんですが、ワニがウジョウジョいるだけだったので、写真撮りませんでした。
大正12年に日本で初めて温泉の熱を使ってワニの飼育を始めたところだそうで、約70頭のワニがいるそうです。
そういえば伊豆にも「ワニ園」があったような… -
時間は早めですが、本日のホテルにチェックイン!
今日は別府湾に面して建つ「ホテルうみね」にお世話になります。
行ってびっくり、別府タワーのお隣のようなとこでした。別府温泉 ホテル うみね 宿・ホテル
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「ホテルうみね」はこぢんまりしたホテルですが、各部屋に源泉かけ流しの温泉がついていて、楽天トラベルの口コミがとても良かったので予約してみました。
チェックインもラウンジに案内されて、ウエルカムドリンクを頂きながら説明を聞くという、丁寧かつホスピタリティーを感じる対応で、昨日の巨大ホテルとの違いが面白かったです。昨日ももちろんしっかりとした対応でしたが、マニュアル通りというか、ビジネスライクな無機質な感じは否めなせんでした。 -
そして、部屋に入ってびっくり!
おそらく自宅マンションの部屋より広いと思われるリビングと寝室、広々とした洗面所に源泉かけ流しの温泉がなみなみと入っている浴室…
思わず歓声あげちゃいました。
v(≧∇≦)v イェェ~イ♪ -
そして窓の下は「的が浜公園」の「SPAビーチ」が広がっていました。
いわゆる私の大好きな「オン・ザ・ビーチ」のホテルで、窓を開けるとさざ波の音が聞こえてきます。
だからホテルの名前が「うみね…海の音」だったんだ! -
もちろん、鶴見岳や伽藍岳そして別府のシンボル鉄輪の湯けむりもしっかり見えています。ホント別府には日本人の心にしみる景色が広がっていますね~。
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お部屋に温泉がついていますが、屋上には小ぶりですが展望露天風呂もついています。
脱衣所にタオルもアメニティも完璧に用意されているので、手ぶらで入りに行くことができます。一人で満喫させていただきました~。
あ、ここの温泉は別府八湯の中の「別府温泉」です。「美肌の湯」と呼ばれる化粧水の様な泉質です。 -
部屋にはなんと台湾烏龍茶が用意されています。もちろん無料。
美味しいんですよね~台湾烏龍茶。大好きです。
そして、カセット装着型のコーヒーメーカーもあります。 -
夕食は鉄板焼きのコースをチョイス。
地下1階にある鉄板焼きレストラン「つつじ」です。 -
私たちは伊勢海老と黒毛和牛のついている「桜」コースにしました。
伊勢海老なんて、旅先での非現実的世界でしか食べませんからね~ -
美味しそうでしょう?
(^~^)モグモグ -
大分の旬の野菜や、伊勢海老、黒毛和牛などなどを目の前でシェフが焼き上げてくれる臨場感!至福のひとときです。
美味しい食事と美肌の湯で疲れも吹き飛ばして、明日も楽しむぞ~
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