屏東旅行の最後に立ち寄った高雄

2021/08/03 - 2021/08/05

旅の2日目は小琉球へ行く予定だったけれど、悪天候のため、朝早い時間の一往復の船便しかないことを知って断念し、東港を旅した。それで、本来東港観光をする予定だった最終日は高雄で美食を楽しむことにした。

エリア 高雄(台湾)

東港から1時間ちょっとバスに乗って、高雄美麗島駅に到着。毎時間ごとにライトショーがあるはずなのだけれど、新型コロナウィルス感染予防のためか実施されなかった。

美麗島駅 駅

地下鉄で鹽埕埔へ。

塩テイ埔駅 駅

駅前にあった非常に美味なイカ麺の店がドリンクショップに変わっていて大ショック。

15分ほど歩いて肉粽の有名店へ。新しい経営者となり、「肉粽泰Tai」という店名になっていた（以前の店名は「郭家肉粽」）。

郭家肉粽 地元の料理

でも、肉粽はおいしかった。甘い味噌汁も口に合った。

店内利用はできるものの、ご覧の通り。旅行者にすれば、店内利用できるだけで十分ありがたい。

階上には肉粽故事館があるようだけれど、行けなくなっていた。一時的なものなのか、永久的なものなのかは不明。

肉粽泰Taiから歩いてすぐの、1973年に開廟した、媽祖廟である高雄朝后宮。

北港朝天宮から分霊された媽祖を祀る。

七賢三路と大公路の交差点近くにあった葱油餅の店。

食べたのは葱油餅でなく、フライドさつまいも。とてもおいしかった。

高雄鹽埕で有名なスイーツ店「高雄婆婆冰創始店」。昨年利用した時は多くの客が訪れていたけれど、新型コロナウィルスと長雨のせいで客足はすこぶる悪いとお店の人が言っていた。

高雄婆婆冰 (創始店) スイーツ

でも、旬のマンゴーはとても甘くて美味だった。夏の旅は暑さが厳しいが、おいしい果物が豊富にあるのも事実。

本店の近くにある旗艦店は休業中。

高雄婆婆冰 (旗艦店) スイーツ

高雄港まで歩き、ショッピングモール「棧貳庫KW2」へ。

客より店員の方が多かった。

レストランは大きなテーブルを独り占めできる状態。

昨年も訪れた舊打狗驛故事館。以前の駅の様子がうかがえる鉄道ファン向けの施設。列車運行図表、構内配線図、タブレットキャリアなどの展示物のほか、台湾で唯一現存する低床式のホームもある。

旧打狗駅故事館 (打狗鉄道故事館) 博物館・美術館・ギャラリー

1949年創建の高雄哈瑪星代天宮。

正殿は工事中。

横にある建物の一室に主祭神である五府千歳が祀られていた。

1920年ごろ建設されたこの建物は現在台湾料理レストランとして使用されている。

その向かいにあるのは、現在は喫茶店となっている旧三和銀行高雄支店。

今回の旅で最後の訪問地となった高雄清雲宮。

屋根にある剪黏と呼ばれる装飾を見るためにここを訪れた。

小さいながらも、精巧な装飾が多く見られた。

南海觀世音菩薩をお祀りしている。

新幹線乗車の前に鹽埕で早めの夕食。

感染予防のため、大きなテーブルを一人で使う。

台湾南部ではメジャーな虱目魚のお粥。魚はスライスされたもので、油条が入れられていた。このタイプは初めてだった。

虱目魚の煮付け。虱目魚はお粥でも焼いても煮ても美味しいけれど、やはり原形を残した状態で食すのが一番いい。

鹽埕新樂街には多くのミルクティーショップが並ぶため、奶茶街（ミルクティー通り）という異名もある。

氷を入れないのがポリシーの双妃。

紅茶7割＋プーアル茶3割、それに牛乳を入れたものを飲んだ。ぜひ高雄式ミルクティーをお試しを！

鹽埕埔駅に預けておいた荷物を引き取る。このロッカーはスマホ充電設備もあるから、場合によっては使い勝手がいい。

左営龍虎塔の虎が猫になっている。龍と猫の後ろに立って撮影可能。鹽埕埔駅1番出口改札近くに設置されている。

新幹線もソーシャルディスタンスを取っての座席割り。

世界の人々が、新型コロナウィルスの感染を心配することなく、安全に暮らせる日々を1日も早く取り戻せますように。

　　　　　　　　　　　　　　　　（終）