さよなら ｰ Final Flight ｰ 退役する機を巡る旅　その５（HAC,サーブ340B）　

2021/06/27 - 2021/06/27

６月２７日（日）

『ＳＡＡＢ３４０Ｂの１泊２日の退役ツアー』も２日目に入った。

今日の行程は、紋別から釧路空港に降り立ち、函館に向かう。
その後、丘珠空港へ帰る都合３回のフライトがある。

時計回りに北海道を巡るコースの特徴は、知床上空を通り日高山脈を越え、内浦湾を渡る。
機窓が楽しめそうだ。

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: JALグループ
• 利用旅行会社: 旅工房

オホーツク紋別空港

紋別空港 (オホーツク紋別空港) 空港

空港は海に面して

森林に囲まれて

周りには何もありません。

クリオネかな

ゴマちゃんも歓迎

静かでキレイな空港ですが、

今日の主役が

やってきました。

着陸して、機首をこちらに向ける。

「０１」号機です。

出発まで、点検整備を

「おやっ！」

歓迎の横幕です　(^^)

実は、この空港

ＪＡＬ系の会社は飛んでいません・・・

紋別から釧路（ＫＵＨ）経由、函館（ＨＫＤ）を経て丘珠空港（ＯＫＤ）のタグは、手書きです。


※左のタグは、昨日の印刷されたもの。

チケットカウンターもＡＮＡのみ、空港のスタッフさん全員“青色”系です。

出発の案内も、青組のグランドスタッフさんがアナウンスします。

いつもと違った内容でしたが、「スターアライアンス」と「ワンワールド」の言い間違いもなく、

完璧な放送に、みなさん拍手喝采！

暖かいお見送りの中、離陸します！

定刻の９時４５分に離陸

グングン高度を上げ

町を後にする

オホーツク海沿いに南下

網走上空を過ぎ

サロマ湖

青空が映える

機首を左に

大きく旋回

グッと左に傾く

知床半島沿いに東進する。

ちょっとデリケートな空域なので、

一応、航空自衛隊にも「連絡済」とか

遠くに見えるのは、

国後の島影か

海岸線が見えてきた。

霧が陸に流れ込む

幻想的な光景

旋回し、

着陸態勢に入る。

パッチワークのような

釧路の町が見え

やがて、

無事に

釧路空港に

到着しました。

約２０分遅れでしたが、

これは、サービス精神旺盛な

機長が、ちょっと迂回した感じ

遅延でも、誰も文句は言いません。


だって「乗ってるだけで、楽しい」メンバーばかりですから（笑）

たんちょう釧路空港

釧路空港（たんちょう釧路空港） 空港

２５分間の滞在を終えて、

再び搭乗

予定より５分遅れ

こちらは、新しい機種

整備を終えて、慌ただしく

出発します。

「ＴＡＫＥ　ＯＦＦ！」

海側に向かって

機首を上げる

急上昇！

海岸線がキレイです。

日高山脈を越え

西に進路を取る。

やがて眼下には、

サッポロの街が

上空を

通り抜けます。

支笏湖が見えて

ま～るいのは倶多楽湖

内浦湾を横切り

函館市に入ります。

津軽海峡をクルリと周り

高度を下げます。

函館空港は、もう真下。

函館山をかすめて

街中へ

五稜郭の上空を過ぎて

到着しました。

函館空港です。

函館空港 空港

定刻の到着です。

沖留めです。

函館空港の掲示板は、珍しい“パタパタ”でした。

ここで約３時間の滞在です。

ゆっくり昼食をとりましょう　!(^^)!






　　　　　―――つづく―――