さよなら ｰ Final Flight ｰ 退役する機を巡る旅　その１（ANA,737-700）

2021/06/25 - 2021/06/25

２０２１年　６月　２５日


形あるものは、いつしか終焉をむかえる。
ほとんどの個体は、何事もなく寿命を全うして役目を終える。
（その時を迎えるのは、やはり悲しくせつない）


今回、搭乗する全日空の【ボーイング７３７-７００】も、今日が最後のフライト。

じつは、夕方の便を予約していた。
ところが減便、減便の連続で予定を余儀なく変更・・・
仕方なく「ＡＮＡ６５４」便に搭乗する。

それが、なんと偶然にも全日空で運行する最後のフライトになるという。
（ヒコーキファンにとって、かえってラッキーだったのかな？）

と、思いつつ機上の人となる。




※機番「ＪＡ０６ＡＮ」のラスト・フライトは翌々日の２７日に、ＡＮＡウインズのスタッフと１１９名の乗客とともに、ＡＮＡ６５４便として岡山から羽田へ飛行しました。

※退役までの１５年間の飛行回数は２２０,８４回、飛行時間は３３,０９７.２０時間となった。

※同機は７月６日に、故郷の米国に向けて飛び立った。

エリア 羽田(東京)

• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

先人たちの偉業
“鳥人　幸吉(浮田幸吉)”は、江戸時代の表具師。
その技術を用いて、１７８５年に京橋（岡山市内）から数メートルの滑空を成し遂げた記録が残っている。
実にライト兄弟よりも１００年前に日本人が「飛んで」いる。
（ガラスの反射で見にくい）

岡山空港 空港

こちらも、地元の大先輩
岡崎嘉平太（１８９７～１９８９年）。
１９５２年に日本ヘリコプター副社長に就任、６１年に全日空の２代目社長に就く。

※吉備中央町に記念館と墓所がある。

岡山空港 空港

機首の近くにあるL1ドアには、花束をイメージしたデカールが

岡山空港 空港

感謝の意を込めて、花束に包まれた「７３７－７００」

最初の予定では、夕方の便で移動の予定だったのだが、

減便、減便、変更の憂き目にあう。

ANA654便の機材は［B７３７-７００］

実はANAとしての運行は、この便が最後だって。

機長の最後のアナウンスを聞きながら

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

羽田空港に到着

スタッフさんの計らいで、ちょっとだけ撮影の機会を設けていただきました。

もう乗客はいません。

サヨナラ「B737－700」

ボーディングブリッジでは、機長によるお別れの幕が

「搭乗証明書」をいただきました。

詳しい経歴と

数々の写真

記念品を

いただきました。

ちょっと、腹ごしらえ(^^♪

羽田空港国内線ANAラウンジ (本館南) 空港ラウンジ

「シウマイ弁当」に舌鼓

これから羽田から

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

乗り継ぎます。

向かうは、北の大地

眼下に見えるのは、

下北半島

ゆっくり下降し、

左に旋回すると

新千歳空港に到着。

新千歳空港 空港

札幌での今日のお宿

JRイン札幌駅南口 宿・ホテル

チェックインします。

ビジネスホテルですが、

新しくてキレイ

地階には、大きな浴場と

ちょっとしたスペースがあります。

少し早いのですが、夕食を

歩いてすぐの、魚が美味しいと評判のお店に

注文したのは“海鮮丼”

うまいもんや・汐音 グルメ・レストラン

美味しく頂きました　(*^^*)


※この時期、アルコールは「７時まで！」、営業は「８時まで！」
など、色々と制限があるのでご注意を。






　　　　　　　　―――つづく―――