さよなら ｰ Final Flight ｰ 退役する機を巡る旅　その４（HAC,サーブ340B）

2021/06/26 - 2021/06/27

６月２６日（土）～２７日（日）

『ＳＡＡＢ３４０Ｂの１泊２日の退役ツアー』も折り返し。

札幌の丘珠空港を後にして、利尻から女満別と乗り継いだ。
今日の宿泊地は紋別。
オホーツクに面したこの町は、漁業が盛んで古くからロシアとの交易もあった。
現在も“毛ガニ”や“ホタテ”などの水産資源に恵まれている。

また、郊外の山間部では金や銀なども産出され、大いに賑わう。
鉄道路線も敷かれ、全盛時の名寄本線には札幌や旭川まで直通の優等列車も走っていた。
１９８９年に名寄本線の廃線とともに、紋別駅の67年間の歴史に幕を閉じる。


※市の南部にあった鴻之舞地区には、当時1万４千人もの人々が暮らしていたらしい。
紋別と元山を結ぶ軽便鉄道（軌間７６２ｍｍ）は全長２８ｋｍ、人々と多くの鉱物を運んでいた。
しかし、その短い役目を終え１９４８年に廃線に。
（鴻之舞鉱山は１９７３年に閉山）
※作曲家の宮川泰氏の「銀色の道」は、この軌道がモチーフとなった。



夕闇が訪れる前に、フラリと町を散策する。

エリア 紋別(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 旅工房

部屋からの眺め

ホテルにチェックインの後、町を散歩する。

ホテル前に、市街地図があった。

旧国鉄の紋別駅跡まで行ってみましょう。

港から、やや登ります。

バスターミナル

お隣には「オホーツク氷紋の駅」

スーパーや温泉施設などがあるようだ。

オホーツク氷紋の駅

かつての国鉄「紋別駅」跡でもある。

蒸気機関車の雄姿も

さらに、鴻紋軌道の記念碑が！

かつては「東洋一の金山」だったんだって、へぇ～　(・。・)

「銀色の道」が聞けるはず・・・


（関係者の人、直してね！）

昭和３４年の鴻之舞・元山地区

当時の人口は、約１万４千人ほど。
ずいぶん栄えていたんですね。

帰りには

“はまなす通り”をブラブラ歩く

“昭和”の雰囲気がする。

全盛期には、さぞ賑やかっだことでしょう。

港まで出てみる。

水産加工場に行くと、

カモメさんが、エサを狙っています（笑）

流氷に閉ざされていない時期は、

昔から漁業が盛んだったそう。

一般の漁船に交じり、

水産庁の船や

海上保安庁の“そらち”が停泊

“しばうら”など

ホテルまで戻り

夕食にします。

カニづくし！

シャブシャブします。

美味　!(^^)!

ホタテも　(^^♪

酔いが回り、

“はまなす通り”のネオンに誘われるが・・・


（あえなく撃沈・・・）

翌日（６月２７日）

おはようございます。

前日フロントに、日の出の時刻を聞くと

なんと「３時４７分」とのこと！

その時間に目覚まし時計を合わせ、

早朝に起き出す。

水平線に、やや雲はあるが

神々しい朝の光

昇ってきた。


今日も良い日でありますように！

すっかり目が覚めたので、浴場へ

流氷も、多い年と少ない年があるんだって。

朝食です。

朝からホタテ三昧♪

カレーも山盛りです　(^^

ホテルのフロントは、まだ静か

こんなお土産も、イイかも！

いつかは乗ってみたい、人気の“ガリンコ号”

ホテルから紋別空港までバスで移動

空港まで近いが、

運転手さんのご配慮で

海岸にそって、ゆっくりと走ります。

オホーツクタワー

通りを抜ける

カリヨン広場

“カニの爪”に寄ってくれました。

公園を後に

紋別空港に到着しました。





　　　　　―――つづく―――