2021/07/07 - 2021/07/09
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funasanさん
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ウェスティン・ルスツリゾートにはマリオットの上級会員専用のエグゼクティブラウンジはありません。しかし、ロビー階にあるアトリウム・ラウンジがその機能をしており期待以上のサービスが受けられました。
特に、アルコールを除く飲食が「ALL DAY」メニューとなっており、ラウンジのオープン時間ならいつでもメニューから飲み物・食べ物を注文できます。これは今まで私が日本・世界のラウンジで経験したことのないサービスです。
コロナ禍でラウンジサービスの縮小が多い昨今、マリオットの会員制度を大事にして運営してくれているホテルに敬意を表して、以下、詳しくレポートします。
ただし、ラウンジを含むホテルのサービスは日々変動しますので、宿泊予定の方はご自分でホテルに問い合わせて確認してみて下さい。
写真:ラウンジでの飲食サービス
私のホームページに旅行記・著書紹介多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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目覚めの朝、嬉しくなって1人でホテルから出て早朝の散歩をします。このホテルはゴルフコースのスタート地点なので周囲は素晴らしいゴルフコースになっています。
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早朝の誰もいないグリーンの芝生を勝手に歩いていたらホテルエントランスの巨大ピラミッド形アトリウム(写真)が見えました。この1階にアトリウム・レストランがあります。今朝はここで朝食を頂きます。
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朝食は6:30~10:00です。妻と2人で早めにレストラン(写真)に入り、窓側の席を確保します。遅れると窓側席は直ぐに埋まってしまいます。2泊3日の滞在中に「クラブツーリズム」の団体さんの朝食に出会いました。
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また、連日、修学旅行の高校生達がホテルに宿泊していました。彼らは一般のレストランや大浴場、さらに(低層階宿泊のため)エレベーターも使わず、一般客との接触は極力避けるよう配慮されていました。
写真:窓側席 -
朝食レストランの窓からはグリーンの芝生に白樺林、そして青い空が見えます。絵に描いたようなゴルフリゾートの朝です。
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さあ~、朝食です。ジュース類を見てみると、変わった種類のスムージーがありました。野菜とフルーツのミックススムージーで美味しく健康に良さそうです。
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小鉢に多数のオードブル類が並んでいます。北海道は食が豊富ですね。何を食べても美味しいです。可能な限り全種類トライしてみます。
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それらを取り揃えて私のオードブルのセット(写真)の出来上がりです。もうこれだけでだいぶお腹が膨れそうですが、どんどん行きます。
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シェフにオムレツを作ってもらい、適当に付け合わせのせて、卵料理の出来上がりです。
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最後は甘いデニィッシュ類とコーヒーで100点満点の朝食を済ませました。ご馳走様でした。この朝食は税・サ込みで、大人3025円、子供1815円です。大人2名で6050円、無料で頂きました。ウェスティン・ルスツリゾート様、有り難うございました。
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マリオットのプラチナ以上の会員はウェルカムギフトとして1000ポイント、またはローカルギフト(ホテル特製ジャム)、まはた朝食(本人+1名)のうち1つが選択できます。よって一番コスパの良い朝食(2名で6000円相当)を頂きました。
写真:アトリウム・レストランとラウンジ(写真上方) -
ホテルのフロント前に待ち合わせのソファーがあり、この後ろがロビーラウンジになっています。ラウンジ営業は10:00~23:00です。
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マリオットのプラチナ以上の会員はこのラウンジ(写真)で無料飲食ができます。この中身が結構凄いです。
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まずは、「Welcome Drink」から始ります。「ルスツで取れたアロニアを使った夏らしい、爽やかなドリンクをご用意いたしました。アロニアはバラ科のフルーツで、アントシアニンがブルーベリーの2倍。美容と健康に効果があります」ホテルの説明書より。
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お次が「Welcome MARRIOTT BONVOY Platinum Members」と書かれたメニュー表から好きなものを注文します。ソフトドリンク、軽食、アルコールのメニューが書かれています。アルコールはEvening Hourの17:00~19:00までの提供ですが、ソフトドリンクと軽食はAll Dayの提供です。ここが凄い!
写真は一般のお客用のメニューで当然ながら有料です。 -
初日のカクテル・夕食メニューです。参考までに注文したメニューを一般利用の代金を添えて記します。
本日のスープ(400円)、冷製オードブル(700円)、温かいオードブル(700円)、小さなサラダ(450円)、ミックスナッツ(600円)、サッポロドラフトビール(900円)、グラスワイン(750円)
合計で1人4500円にもなります。 -
夕食はまだまだ続きます。「小さなチキンバーガー」(写真:550円)には、付け合わせに北海道産ジャガイモの太切りフレンチフライがあります。これが美味しくて、これだけ注文する客もいるそうです。
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3日目ランチタイムに同じチキンバーガーを注文して食べていたら、顔なじみになったラウンジスタッフが「ポテトが作り置きでしたので、今、新しいものを揚げています。直ぐお持ち致します」と言って、揚げたてホクホクの北海道フレンチフライ(写真)を頂きました。最高に美味しかっただけではなく、そのラウンジサービスの素晴らしさに感動しました。
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残念ながらデザートとしてケーキ類はありません。しかし、「ソフトクリーム」(300円)と「ソフトクリームアフォガード」(写真:750円)がありました。冷たくて甘いソフトクリームに濃厚で強烈に苦いエスプレッソ(写真右)をかけて自分流のアフォガードが楽しめます。
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チキンバーガーとアフォガードを一般料金で追加(1300円)すると、本日のカクテル・夕食代金は1人5800円(税・サ込)になります。妻と2人で1万円は超えますね。これが無料で頂けるので誠に有難いことです。もっと何か食べたい人は有料ですがカレーやチャーハンの軽食もあります。よって、ここで完璧に夕食になりますね。
写真:ベジタリアンメニュー(エリート会員適用外のため有料) -
実はプラチナでなくてもこのラウンジにアクセスする方法があります。お酒が大好きでラウンジで大いに飲み食い(お代わり自由)したい人は「Members Lounge Access Fee」(写真)を払えばいいです。
アルコールが提供される17:00からスタートで3630円、終日利用で5445円は利用価値大だと思います。実際、この値段以上のコストはかかっていると思います。 -
2回目の朝食です。朝7時から窓側の席(写真)に座ってリゾート朝食を楽しみます。ここのレストランやラウンジにはイスラム系のヒジャーブ(スカーフ)をつけた女性スタッフが数名いたので、声をかけてみました。
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笑顔がとってもよく、普通の日本語を喋る彼女はインドネシア人でした。西ジャワ州の州都バンドン出身で、バンドンの大学の日本語学科を卒業して来日しています。
写真:和食中心メニュー -
バンドンはオランダの植民地時代に政治・経済・文化の中心地の1つとして発展し、また快適に過ごせる住環境でもあったことから「ジャワのパリ」と呼ばれ、多くの外国人(オランダ人・中国人・日本人など)が居住していたそうです。(ウイキペディアより)現在は大学が沢山ある学園都市らしいです。
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彼女から聞いて驚いたことに、「バンドンの高校生は学校で日本語を学んでいる」という。ただし、1週間に1時間程度です。インドネシアの他の都市では違うみたいですが、バンドンの高校生が日本語に接している、というのは嬉しいことです。
写真:2日目のラウンジでのランチタイム(その1) -
ラウンジスタッフにヒジャーブ(スカーフ)なしのインドネシア人女性スタッフがいました。彼女は「ジョグジャカルタ」出身です。懐かしいですね。ジョグジャカルタ、私は数年前に「ジョグジャカルタ・マリオット」と「シェラトン・ムスティカ・ジョグジャカルタ」に10泊くらいして、そこが大好きになりました。
写真:2日目のラウンジでのランチタイム(その2)これで十分ランチになります。 -
ジョグジャカルタはスルタンの影響が強くイスラム色は弱いです。ヒジャーブ(スカーフ)をかぶっていない彼女はそんな地域の影響があるのかもしれませんね。彼女とジョグジャカルタの話をしてラウンジで楽しく過ごしました。
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今はコロナでお客が激減しているせいか、時々、ホテルの総支配人がラウンジやレストランに来てお話する機会がありました。総支配人は言ってました。インドネシアの人達は優秀ですよ。皆さん、トリリンガル(3ヵ国語を喋る)でよく働いてくれています。今はコロナで国に帰れないのでしばらくここで働いてもらっています、と。
写真:最終日(3日目)は午後4時までレイトチェックアウトさせて頂き、ラウンジで遅いランチ(写真)を頂きました。 -
母国語のインドネシア語、インターナショナルの英語、そして出張先の日本語。ホテルを中心としたサービス業はトリリンガルが採用条件になってくるかもしれませんね。そんな厳しい未来が見えてきます。
写真:私はソフトクリームアフォガード、妻はカプチィーノでランチ終了です。 -
北海道を旅してインバウンドの外国人なしには北海道の再生はあり得ないような気がします。少子高齢化で日本人の需要が縮小する日本の未来は厳しい。そんな時、日本語、英語、そしてもう1つアジアの言語(韓国・中国・ベトナム・タイ・インドネシア)ができれば強い。
写真:アトリウム・ラウンジ -
2日目の夕食はラウンジではなくアトリウム・レストランでディナービュッフェにしました。ズワイガニ、甘えび、サーモン、マグロ、その他、北海道の美味いもののオンパレードです。
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特筆は「ズワイカニのしゃぶしゃぶ」です。札幌のカニ料理店でカニしゃぶなと食べたらとんでもなく高額になるでしょう。残念ながら牛肉のしゃぶしゃぶはなく「ラム肉」と「豚肉」のしゃぶしゃぶでした。
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フルーツ・デザート類も食べきれません。これで税・サ込1人6300円、子供3780円です。有難いことにマリオットのプラチナ以上の会員は20%割引でレストラン利用ができます。よって支払い総額は1人5040円(2名で10080円)でした。
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アトリウムのレストランとラウンジ(写真)は一体化されており、ラウンジアクセスできるお客がレストラン利用する場合、ラウンジの特典が受けられます。よって、夕食ビュッフェの時、17:00~19:00の間であればアルコールも(メニューから)フリーとなります。至れり尽くせりのウェスティン・ルスツリゾート滞在、大いに気に入りました。また来ます。有り難うございました。
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新著出版しました。
『翼よ その先へ! 旅好きシニア4人の 痛快旅人生: ~旅から旅へ~ 最高のシニア人生を目指して!』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0932QPZWZ/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E8%88%9F%E6%A9%8B%E6%A0%84%E4%BA%8C&qid=1619010819&s=books&sr=1-3
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この旅行記へのコメント (2)
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- mieemieさん 2021/09/05 10:46:15
- ウェスティンルスツ☆彡
- funasanさま初めまして。
ウェスティンルスツ、同じ日に利用していたようでコメントさせていただきました!
私は7月8日~10日の滞在です。
クラブツーリズムのツアー客もいらっしゃったのですね。
修学旅行生はホテル宿泊者とあまり被らないようにしていましたよね~。みんな礼儀正しくて不快な思いなどは一切なく逆に好感しかなかったです^^
こちらのラウンジ良かったですよね!!
いつでも好きな時に好きなものを頼めるサービス、あまりないと思います。種類も多くて食事にもなるくらいでしたし。
ラウンジのスタッフはインドネシアの方だったのですね。頑張ってるな、という印象でした。
冬になると雪が積もって朝食レストランの窓からは外の景色が見えなくなると支配人の方がおっしゃってました。
紅葉の時期や、夏以外にも訪問したくなるホテルでした(^^♪
mieemime
- funasanさん からの返信 2021/09/05 16:53:30
- RE: ウェスティンルスツ☆彡
- mieemimeさん、メールありがとうございました。
完全にニアミスしていましたね。
我々は7月7日にラウンジで、翌日はレストランで夕食にしました。
でも、午後のアフタヌーンの時もラウンジ潜入しましたので、お会いしていたかもしれませんね。上品なご夫婦が静かにお喋りしていました。
ここのラウンジは非常に気に入りました。
また行きたいと思います。
funasanより
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