2021/03/08 - 2021/03/10
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miharashiさん
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2021年は、引き続きコロナ禍の中、2度目の緊急事態宣言とともにスタート。海外旅行が出来ないので、たまったマイルを使うためにも、北海道でスキーをするチャンスをうかがうが、なかなか宣言が解除されない。3月になると、北海道には珍しく晴れマークが連続で並ぶ予報。旭川行きの便が大幅に減便されているせいか、直近では解除前の一日しか空席がなく宣言が明ける予定の7日以降も空席がない。年齢的(二人とも73歳)に今回を逃すわけにはいかないと、フライングぎみに解除予定より数日早く出発することにした。しかも欲張って富良野、ニセコ、ルフツの3か所を滑る予定に。旅の途中で宣言が解除されるはずだったのが、それも延長。結局、宣言下の7泊8日のスキー旅行になってしまいました。
第四部は、最後のスキーエリア・ルスツを二日にかけて滑り、そのあと洞爺湖に立ち寄った時の旅行記です。ルスツは二日目が快晴に恵まれ、北海道スキーの最後を飾ることが出来ました。(表紙写真は、イーストゲレンデと羊蹄山)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ルスツスキー場は、ニセコのスキー場から南東に20Km強のところにあり、広大なゲレンデと羊蹄山の眺めで人気のエリア。ただ、宿泊施設はルスツリゾート以外にあまり選択肢がなく、宿泊すると割高になってしまうのが難点。幸い、格安のロッジが予約できたので、六日目と七日目に二回滑ることができ、二日目は快晴に恵まれたこともあって、北海道スキーの最後を十分堪能することが出来た。(写真は、イーストゲレンデからの羊蹄山(左)と尻別岳(右))
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ルスツのスキーの後は洞爺湖へ。洞爺湖温泉中心部の賑わい広場では、ちょうどイルミネーショントンネルが開催中だった。約40万個の電球で彩られた全長70mの煌びやかなトンネルで、開催期間は、2020年11月1日から2021年4月27日までなので、まだ見るチャンンスはあります(時間は18時から22時まで)。
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六日目。アンヌプリスキー場そばのいこいの湯宿で朝ゆっくりした後、10時半過ぎに出発してルスツへ向かう。今日の宿は食事なしなので、ニセコの町のセブンイレブンで昼食と夕食を調達。ニセコの町を通り過ぎて、66号線を東へ走ると、目の前に羊蹄山が聳えていた。残念ながら今日の天気はいまいちだ。
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1時間弱で、ルスツリゾートに到着。上図はルスツスキー場のゲレンデマップ。リゾートを挟んで、右側(北側)にウエストゲレンデ、左側(南側)にイーストとイゾラのゲレンデがあり、後者の方が圧倒的に規模が大きい。初日は、最初にウェストを滑ってから、イーストに移動して、時間が許せばイゾラの一部を滑ることにした。
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ルスツリゾートに着いたが、どこに駐車して良いのかよくわからなったので、とりあえずセブンイレブン前の駐車場に入ると、その横が広い駐車場になっていたので、そこに駐車。道路を横切った先にあるルスツリゾートのホテルの中を突き抜けると、ウェストゲレンデの前に出るようになっていた(写真)。リフト券は、写真右端のチケット売り場で購入でき、シニアの4時間券(一人4100円)を購入。
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上記の左側。奥に見える建物は、ウエストとイーストの間を行き来するためのゴンドラ(無料)の駅(そこではリフト券は買えないので注意)。
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ウエストゲレンデは、初級者用は迂回コースのみで、中級者用と上級者用がメインの小規模のゲレンデだった。とりあえずリフトで上がり、一番楽だと思われる中級者用のバンビコースを滑ることに。写真はその滑り出し部分。下に見える建物群がルスツリゾートホテル&コンベンション。
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バンビコースを滑り下りたところで撮影。斜度はそれなりだが、幅が広いので、思ったほど難しいコースではなかった。
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ウェストを1回滑り、最初の目標は達成したので、連絡用のゴンドラでイーストへ移動。写真はイーストのゴンドラ乗り場前(翌日の朝に撮影)。写真の左端にチケット売り場が写っている。イーストでは、山頂まで行くゴンドラと、中腹まで行くクワッドリフトだけが動いていた。最初はとりあえずリフトで中腹まで上がることに。
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クワッドリフトを下りると、すぐ横のゲレンデに出ることができた(写真)。ここは、山頂から下る二つのコースのうちの一つ(イーストティーニュコース)の中間地点。目の前に羊蹄山と尻別岳を見ながら滑走が出来るゲレンデだったが、残念ながら羊蹄山は雲の中。ゲレンデは広々して滑りやすそうなので、さっそく滑走開始。
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滑走中の私を撮影したビデオ映像より。コースの前半は快適に滑走出来たが、後半は斜度が緩すぎて、途中で止まってしまうほど。後になって、途中で左方向に分かれるコースがあり、そこを入れば、ゴンドラ乗り場までスムースに滑って行けることがわかった。
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ゴンドラ乗り場まで戻った後は、ゴンドラでイーストの山頂まで上がってみた。イースト山頂からは、二つの中級者用コースがあるが、イゾラゲレンデヘの連絡コースに入るために、左側のイーストティーニュコースを下ることに。写真は、そのティーニュコースの途中。斜度も結構あり、雪面ががりがりでとても快適なコースとは言えず、ここを滑ったのは、この1回きりだった。
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上記の撮影地点から見たティーニュコースの下の方。鉄塔を過ぎると、最初に上がったクワッドリフトの頂上駅の横に出るようになっている。
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クワッドリフト頂上駅の横から右方向に滑って行くと、連絡コースに入るための案内板があった(写真の右端)。左側後方に写っているリフトは、イゾラからイーストに戻るための連絡用のリフト。
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連絡コース(写真の左端)を下りてから、左方向に曲がると、イゾラ山頂近くまで上がるイゾラ第2クワッドリフトの下駅まで行くことが出来た(写真中央遠くの白い屋根)。
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イゾラ第2クワッドリフトを下りたところで、山頂の方角を撮影。写っている斜面は、ルスツでは最長のイゾラグランコースの最上部だ。このリフトでは山頂までは行けず、一度滑り下りてから再び別のリフトで上がる必要がある。今日は時間がないので、イゾラ山頂は明日行くことにした。なお、イゾラグランコースは、本来ゴンドラで上がるようになっているが、今回はゴンドラは運行停止になっていた。そのため、最長のコース全てを滑ることはできず、やや期待外れ。スキーシーズンのピークを過ぎて客が少なくなったためか?
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今日は、リフト頂上駅横からグランコースをそのまま下る。
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グランコースの途中。羊蹄山は相変わらず雲の中。明日に期待。
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グランコースを連絡用のリフトまで滑って行き、リフトに乗ってイーストへ戻る。リフトを降りて、初級者用のフーボルコースをイーストのゴンドラ乗り場まで滑り、本日の滑走は終了。
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イーストーウェストの連絡用のゴンドラでウエストに戻る。車までスキーを担いで歩くのはしんどいので、ホテル前の駐車場に車で来てもらおうと思い、ホテル前で待つことに。しかし、駐車場の入り口が閉まっていて入れず、結局道路に駐車した車までスキーを持って歩くことに。
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今日の宿(ルスツロッジズ ペンション リラヒューセット)は、車を停めたセブンイレブン前の駐車場のとなりにあった。小さな山小屋風の洒落たロッジで、部屋の中もおしゃれだが、暖房が効きすぎて暑いくらい。外人客用に作られているのかもしれない。共同バス・トイレだが、小さいながら普通のおふろで(お湯も入れ替えでき、貸し切りで使用できた)、トイレも二つあった。食事なしで、1泊一人4000円未満なので、ルスツとしては格安の宿だろう。
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七日目は朝から快晴。そのせいか車の窓ガラスはしっかりと凍っていて、初めて融雪剤を使用した。昨日イーストを滑った時、イーストゲレンデ間近まで車で入れることが分かったので、今日はその道に入り、イーストゲレンデに直行。イーストへの道は、道の駅230ルスツの横から入るようになっていた。イーストゲレンデの駐車場には9時頃到着。ゴンドラ乗り場前のチケット売り場で、昨日と同じシニア4時間券を購入して、9時半ごろ滑走開始。
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イーストでの滑走は、まずクワッドリフトで上がり、ティーニュコースの中間地点からスタート。今日は快晴で羊蹄山もきれいに見えた。
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その後は、ゴンドラでイースト山頂まで上がる。
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イースト山頂からの羊蹄山と尻別岳の眺め。予定通り快晴の日に上がることが出来、大満足。
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羊蹄山を拡大して。
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昨日滑ったティーニュコースはいまいちだったので、今日はもう一方のビバルディコースを滑ることに。写真は、その滑り出し部分。出だしはかなり急だが、その後は程よい斜度の広大な斜面が下まで続いていた。なお、ティーニュコースの出だしからもビバルディコースに入ることが出来、こちらの方が急な滑り出しを回避できるのでお勧めだ。
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ビバルディコースを滑って行く私のビデオ映像より。
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ビバルディコースの中間地点。この先も広大な斜面が続き、思いのほか快適なロングコースだった。この後、再びクワッドリフトで上がってイゾラへの連絡コースに入り、イゾラゲレンデに移動することにした。なお、ゴンドラ乗り場内にはリフトの運航状況が表示されていて、それを見ると、イゾラのリフト運行は、イーストよりかなり遅れてスタートしていたので、イゾラを滑るときは注意が必要だ。
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昨日と同じく、連絡コースからイゾラ第2クワッドリフトに乗り、頂上駅へ。今日は、イゾラ山頂に上がるため、まずグランコースの右方向に下り、スティームボートAコースを滑り下りる。ここも広々としたほどほどの斜面が長く続く快適なコースだった。やはり広さと快適さでは、ニセコよりルスツに軍配が上がるようだ。ただ、最後の部分(一番下の写真)だけは、曲がりくねったやや狭いコースになっていた。
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スチームボートコースの最後は、イゾラ第1クワッドリフト乗り場になっていて、そのリフトに乗れば、イゾラ山頂に到着だ。
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次は、イゾラゲレンデの一番奥にあるヘブンリービューコースを滑る。このコースは、イゾラ山頂から回り込むようにして下るコースなので、斜度がもっとも緩やかで、楽なコースと予想されたので選んだコースだった。予想通り、最初から最後までほぼ初級者用といってもいいくらいの緩やかな斜面が連続する滑りやすいコースだった(ただ羊蹄山はこのコースからは見えない)。
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ヘブンリービューコースの最後は第3クワッドリフト乗り場に出るので、リフトで再びイゾラ山頂まで上がる。
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イゾラ山頂から羊蹄山を入れての記念撮影。
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山頂の端からの眺め。
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同じ場所からパノラマで(画像をクリックしてください)。広大な原野の中にぽつんとそびえる羊蹄山。
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羊蹄山をしつこく拡大して。
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イゾラ最後の滑走は、昨日滑ったグランコースを再び山頂から滑る。
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グランコース途中の絶景。羊蹄山と尻別岳をバックにして、ルスツリゾートがきれいに見えた。
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同じ場所からパノラマで(画像をクリックしてください)。写真中央付近の建物はイゾラ第2クワッドリフト頂上駅。
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イーストに戻り、イースト山頂から再びビバルディコースを滑走。
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今度は互いに滑る様子を撮影。
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私も撮ってもらう。ビバルディコースの滑走を最後に、ルスツの滑走はすべて終了した。終了時刻は午後の1時20分ごろ。私達には珍しく、4時間券をほぼ使い切る滑走になった。
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今回のスキーでは一回も転ぶことなく、けがもなく無事終了することができ、一安心。駐車場から出て、道の駅ルフツまで戻り、そこから今日泊まる洞爺湖温泉へ向かう。
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以前来たことがある洞爺湖の展望台へ立ち寄ることに。ところが、駐車場から先は一面雪で覆われていて、展望台へのアプローチがわからずあきらめかけたが、雪の上に踏み跡があったので、たどって行って見ることに。
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道の駅洞爺湖展望台からは絶景。
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柵を入れずにパノラマ風に(画像をクリックしてください)。
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拡大して。
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洞爺湖と反対側には羊蹄山。黄色の建物が道の駅。
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しばらく走るとサイロのような建物が建っていて、展望台になっていた。建物には入らず、脇を周りこんで展望デッキへ。
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パノラマにして(画像をクリックしてください)。洞爺湖の展望はこちらの方がベターだ。
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正面の山は有珠山。写真の右端には洞爺湖温泉。
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ふたたび車を走らせると、正面高台には洞爺湖サミットで使われたホテルが現れた。
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湖に出て、湖岸の道を走る。まもなく洞爺湖温泉だ。
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大通りに面したホテルゆとりろ洞爺湖はすぐ見つけることが出来、チェックイン。湖から一つ中に入ったところにある、老舗の大きなホテルだ。中は改装されて和風モダンなインテリア。
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今日は和室にベットの部屋を選んだ。
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さっそくスキーで疲れた体を温泉で癒す。白濁したいい温泉だった。ここは洞爺湖温泉でも源泉に一番近いそうだ。コロナ対策も徹底していた。
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夕飯はラーメンにしようと出かけたが、近くの2店ともクローズ。ほとんどのお店がやっていないので、あきらめてコンビニでお寿司とカツ丼を購入。ホテルに戻る前にイルミネーショントンネルを見学。写真はトンネル入り口。
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トンネル脇のドーム。中は思った以上にきれいだった。
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トンネルの途中。
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トンネルの出口。イルミネーションは2020年11月1日から2021年4月27日までの18時から22時まで開催。
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トンネル全体をパノラマで。この場所は泊まったホテルゆとりろ洞爺湖のななめ向かい。この存在を知らずにホテルを予約したので、見れてラッキーだった。
イルミネーショントンネルのビデオは、以下のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=c4aLtLJu1Gw&t=52s -
翌日のホテルの朝食。まるで夕食と間違いそうなボリュームだった。今回はごはんは前もって少なく盛っていただいた。
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午後2時半発の飛行機に間に合うように、ゆとりをもって9時40分ごろホテルを出発。ちょうど駐車場に居合わせた北海道在住の方に1回しか使用しなかった融雪剤を差し上げることができてよかった。洞爺湖半からトンネルを抜けるとすぐに道央自動車道に乗ることが出来、千歳ICまで高速を走り、新千歳空港へ向かった。
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新千歳空港から少し離れたところにあるタイムズのレンタカーのオフィスへは12時前に到着。無事車を返却できて一安心。待っていたバスで空港へ。時間があったので、昼食代わりにルタオのケーキを食べた。小樽で食べたものとは違うものを食べてみたが、ややチーズ味が強すぎて、前に食べたほうがおいしかった。これで今回食べたいと思っていたものを食べることができ、大満足。
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飛行機は定刻通り2時半には離陸。羽田には4時10分くらいに着くことができた。バスは渋滞にあい、10分ほど遅れて最寄りの電車の駅に到着。バスからは東京タワーがきれいに見え、帰ってきたことを実感した。これで今年最初で最後のスキー旅行が終わった。果たして来年も滑ることができるだろうか?(終)
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旅行記グループ
団塊夫婦のスキー&絶景の旅・2021北海道
この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2021/04/06 16:14:32
- お久しぶりです
- miharashiさん
北海道のスキー場3つを一気に、とはやりますね!
7日~9日、私もルスツにいました。いやぁ晴天続きで空いていて、こんな良いことあるの!?って感じでした。お時間のあるときに眺めてもらえるとうれしいです。https://4travel.jp/travelogue/11681535
お互い画像には写っていないようですが、どこかですれ違っていたかもしれませんね。仰るようにイーストのビバルディが特に爽快でした。
イゾラグラン(ゴンドラ)は7日は営業していました。あんまりお客さんが少ないので、平日はイゾラゴンドラを止めたと推測します。
昨シーズン末に、今季は普通であってほしいと書き込みましたが、スキー場や関係者には辛いシーズンだったと思います。日本のスキー場は大丈夫でしょうか!?
- miharashiさん からの返信 2021/04/06 18:45:46
- Re: お久しぶりです
- ねもさんへ
二度目のコメントありがとうございます。そちらの旅行記も拝見させていただきました。ほとんど同じ時期にルスツで滑っていたとは、まさに奇遇です。
どこかですれ違ったのかもしれませんが、何しろ広いところで、しかも、私達が1日に滑る時間はせいぜい3、4時間なので、確率は僅かでしょう。
札幌から無料バスが出ていることは知っていましたが、ニセコとルスツの両方を欲張ったため、今回はレンタカーで移動しました。ただ、ルスツリゾートに泊まる人だけが利用できると思っていたので、実際には他のホテルに泊まっても無料で乗れるとは、意外でした。
私達もいい年で、いつまでスキーができるかわからないので、今年思い切って北海道に行き、好天の下でスキーが出来て、本当に良かったと思っています。
ねもさんも、いつまでも元気でスキーが続けられるといいですね。
miharashiより
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