
2021/07/22 - 2021/07/22
20位(同エリア48件中)
sallyさん
- sallyさんTOP
- 旅行記291冊
- クチコミ313件
- Q&A回答103件
- 770,548アクセス
- フォロワー75人
2021年の梅雨明けは早かった。
5月に米沢牛のすき焼きを食べて、そのあまりの美味しさに「米沢牛を食べるだけのために、山形に来てもいいくらいだね!」と言っていたのが、早くも2ケ月後のこの7月下旬の再訪となりました。
「うん?・・・米沢市に行くとなると高速道路の途中には、福島県福島市があるね・・・ということは、ちょっと降りて、桃を買ってもいったら良いんじゃない?」となる。
4日前に開けた梅雨明けがありがたい。
うまく晴天が続けばちょうど甘くなった桃が頂けるんじゃないか、と期待たっぷり、ウホウホで出掛けました。
この旅行でまわったところ順に
大福寺→ 吾妻の駅ここら :福島県福島市
米沢牛すき焼き:山形県米沢市
高畠ワイナリー→ 旧高畑駅→ 瓜割切石公園→ 道の駅「たかはた」:山形県高畑町
道の駅「よねざわ」:山形県米沢市
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
@大福寺
4連休の初日。
福島市、午前9時まえ。
まずはこのお寺「大福寺」さんの七福神、大黒天さんの笑顔から。 -
このころ、まだ曇ってましたね。
福島市の「フルーツライン」という道路沿いにある、この茅葺屋根の「大黒寺」さん。
2019年に来て再訪を祈願していたので、2年ぶりに来られたことに感謝のごあいさつ。 -
@あんざい果樹園さん (福島市)
「あんざい果樹園」さんに併設された陶器のギャラリー入り口。
11時オープンなので、さすがに早かった。 -
あんざい果樹園さんには緑豊かなお庭が広がっていて、ウサこさんがいました。
-
@吾妻の駅ここら (福島市)
9時20分頃、生産直売所といった感じのお店「吾妻の駅ここら」へ。
上)桃・あかつき6個入り 2,300円
右)桃・あまとう4個入り 500円
下まんなか)プラム7個入り 350円
左下) 厚焼きピーナツ煎餅4枚入り 110円 (←岩手名産)
開店は9時ですが、お店の入り口から長い列が。こういう状況下なので店内混雑回避で入場制限されておりました。
2年ぶりに来ましたが、以前も開店直後は混雑しており、桃の箱を台車運搬で購入する方がいたり、目を見張るものがありました。
今回は入って、決めて、買って、5分で出てくることになりました。
ちなみに桃は2種類 代表的品種「あかつき」と、初めて食べる「あまとう」。JAふくしま未来農産物直売所 ここら 吾妻店 グルメ・レストラン
-
@福島フルーツライン(県道5号線 福島市)
桃の自動販売機があるんですねぇ。
ちょうど採りたてらしい桃を補充していたので、それを買いました。かなり大きな桃で2個で300円。 -
自動販売機の後ろに広がっていた桃畑。
「フルーツライン」は14キロにも渡るらしいのですが、通り沿いには、桃、梨、ぶどう、いちじく、リンゴ、ぶどう・・・いろんな果物の木が眺められ、車からひょいと手を伸ばしたら”もぎれる”くらいの所もでてきます。 -
@米沢牛黄木直営レストラン「金剛閣」
所変わって、山形県米沢市です、時刻は11時すぎ。
予約はすでにいっぱいでしたが、11時の開店直後に行ったからか、それほど待たずにスっと入れました。
「すきやき・しゃぶしゃぶ 毘沙門」というお店です。 金剛閣という米沢牛を食べさせるお店の3階フロアにあります。米沢牛黄木 金剛閣 すき焼き しゃぶしゃぶ 毘沙門 グルメ・レストラン
-
すきやきセット「毘沙門」。
すき焼き(3,800円)のお肉は、綺麗な”サシ”が入っておりましたが、前回奮発したお高いやつ(5,500円)に比べちゃうと、、というか、比べちゃうから、「うん?こんなもんだったかな」はちょっとありました。それでも、「黄木(おうき)」特製の”すき焼き用味噌ダレ”が、もっちりしたごはん「つや姫」に合う、合うでした。
あと、すき焼きの具に「ごぼう」がなかったのが前回と違った気づいた点でございます。
それと「霜降り肉」とは、英語で「マーブルドビーフ」と言うんだそうですね。忘れそうなので、旅行記タイトルにしました。 -
セットの最後「水菓子」は、塩バニラアイスの メロンのジュレがけでございました。
奥は、セット外の「ぶどうジュース」(400円)、これが美味しい。 -
@米沢市から高畠町へ行く途中の風景
-
「山がグラーデーションカラーで重なっている」というのが、山形や福島に来て「はっ」とする、わたしが住んでるところと違う気がする風景です。
(わたしの住んでる所にも山はあるけれど、こう、、層にはならないかな、と。) -
@高畑ワイナリー
時刻は13:30
お目当の建物「旧高畑駅」が見当たらずに、ここに迷い込んだ感じです。昔、、、ええ、相当前に来たことがあったので、「寄ってみよう」となりました。 -
奇しくも、その「相当前に一緒に来た」4人のうちの1人が、今回の友人でした。
「昔はもっと広大な敷地に感じたんだけど、、」などと、こちらの勝手な思い込みをおしゃべりしながら、入って行く・・・
ちなみに、オリジナルワインを醸造しているそうですので、どこかに「広大なワイン用ぶどう畑」があるのだと思われます。こちらの店舗の方のぶどう畑は大きすぎず、ちょっと寄るにはちょうど良い。高畠ワイナリー 名所・史跡
-
ぶどうジュース(1本1,081円)を買って行きます。
ワインを売ってるところなんですがね。ワインに興味がなくて。 -
会社の人に似ていて、思わず撮った一枚。
レジのお姉さんに笑われた。 -
アゲハチョウ。
-
この「高畠ワイナリー」さんのインフォメーションで、当初目指していた「旧高畠駅」の地図をいただきました。
-
「旧高畠駅」を目指します
-
@旧高畠鐵道「高畠駅舎」
「わ、思った通りの色だ! 雰囲気だ!」と、感動してしまった。
いまどきって、パンフレットの方が「立派」という事、多いじゃないですか。実物より大きく見える、とか雰囲気あるとか。
写真上で”脚色”されちゃってなく、見た写真からイメージしたまんまだったので単純に嬉しかった。 -
「やっと来れた~って」感じです。
前回、米沢に来たときから行ってみたいと思っていたので。 -
夏の昼下がり、人のいない通りを眺めるように、昭和時代初期の駅舎が、静かに建っていました。
-
駅舎のまわりを歩いてみました。
-
「高畠線のはじまり」は、大正時代。
民営の鉄道で、地元の有力者が株主となって、農産物、木材、木炭、鉱石、石材(←この建物の黄色い石”高畠石”)の輸送や、こどもたちの通学を目的に建設されたそうです。 -
「昭和時代の前半」には、沿線にあった高級生糸の生産工場で働く人々の生活物資を運んだり、映画館へ通うなど娯楽の足にも使われたそうです。
太平洋戦争中の昭和18年には国策により、他の複数の会社との合併され「山形交通」に名前を替えます。 -
「最盛期の高畠線」の時代は、戦後。
戦後復興のために多くの物資が行き交い、戦後ベビーブームで誕生した世代が進学する時代になり高校通学者が増え、通勤・通学者で大混雑するようになったそうです。
(写真手前の緑の芝生のあたりが線路だった様子、そして白い柱がプラットホーム) -
「高畠線の廃線」
昭和40年代になり、自動車社会の到来や高校通学者減少により、輸送実績が下降します。水害があって路線一部不通なども重なって、昭和49年に廃線となりました。
その線路跡は「緑道」となって今に至るそうです。
(以上は、頂いたパンフからの転記) -
駅前からまっすぐ伸びる通り。この通りが往時は賑わっていたのだろうなぁ。
-
そして建物の石材、火山灰が堆積してできた気泡の多い「凝灰岩」で、
この黄色い石が「高畠石」と呼ばれるこの地域で採れる石材。
近くで見てもかなり黄色味があって、新鮮な驚きでした。 -
最後まで気になったのは、屋上の部分の「石の欄干」。
太くて、昔のギリシャ神殿の、なんというか、、、まだ「垢抜けてない頃」の柱のゴテっと太いギリシャ神殿、というか。
デザインを、あえてすっきりさせてないのかなぁって。
あ、デザインといえば、どんな方が設計されたのか、パンフには記載なかったです。 -
なんというか、プリミティブ、、原始的なゴツゴツ感がよくないですか。
はめられている水色の窓枠のデザインが繊細なリズムを描くのが対照的で、その組み合わせがまたいいなって。 -
@高畠石砕石場 「瓜割石庭公園」
うりわり、せきてい?、こうえん?
読み方が「う、う、うん?」ってなりましたが、ともあれ、黄色い凝灰岩「高畠石」の採石場にやってきました。 -
「熊出没」って・・と一瞬ひるむ。
が、先にある、ワクワクした感じのところに行かない手はない。
人はほとんどいなかったが、先に進む。 -
「音楽堂」と呼ばれる場所
ここは独特な空気、引き込まれる感じあって、あの角に行くまで妙にドキドキしました。
気のせいかな。 -
トルコのカッパドキアを思い出します。
-
同行の友人も、カッパドキアに行ったことがあるので、その話で盛り上がる。
そういえば、
帰りの車のなかで、「旅先で起こったちょっと奇妙な話」をすることになるのですが、それがお互いに共通して「カッパドキアでの出来事」だったりして、独特の土地だったのかな、となりました。 -
こうして写真に撮ると、かなり黄色いし、かなり縦縞が入っていて、コントラストが強くでます。
-
でも、肉眼ではこれほどではなくて、、、目の錯覚というのは、影や形や遠近感だとおもってましたが、色もそういうのがあるのかな、今までそんな経験あったかな、などと思いました。
なかなか面白かったです。 -
猫です。
高畠石、こうしてみると、旧帝国ホテルに使われた「大谷石(おおやいし)」に似てますね。どちらも凝灰岩だからでしょうね。 -
@高畠町 安久津古墳群
そうそう、高畠町といえば、古墳がたくさんあるようで、「瓜割石切場」の道路沿いでしたので、ちょっと寄ってみました。
雲が怪しい感じになってますね。時刻は2時半ごろだったかな。 -
竪穴式住居の再現もありました。
-
読んでも頭に入ってこない。
全然わかりません、というか、暑かったんですね。
山形って暑い!ってイメージがあることもあってか、戸外を歩き続けるのはヘタレ気味に・・・。 いや、梅雨明けすぐで体がおいついてない感が。 -
竪穴式住居の中。
真っ暗です。
ここでなんと、普段は用心深く、危険なことは絶対しない友人がズカズカ入っていったのには驚きました。
むしろ、日常的に“危険アラームの設定が著しく低く考えるより先に興味で動くね“と友人に言われている自分が、この暗闇には腰が引けました。
「狭くて暗い所」が得意か、不得意か、という所で話は落ち着きました。
旅先ではいろんな発見があります。 -
@道の駅たかはた
15時、食堂「縄文」
、、そもそも名前が凄いですね。(誰をターゲットにしてるんだか、よくわかります。遺跡好きの皆さんでしょうね)
その食堂、「縄文」でジェラートアイスを頂きました。これは、カルベネソービニヨン、要は「ぶどう」ですね。この高畠町は、「デラウェアぶどう」の産地です。
ただ、ですね、自分には甘かったのです。
でも、この「縄文」のお水が美味しくて。
お水を3杯お代わりしました。 -
道の駅「高畠」には、こんな雰囲気のある小さな売店も。
-
安久津(あくつ)と呼ばれるこの地域、三重塔がありました。
わたしは見たいけど、友人を付き合わせるのは次回に。
暑かったしね。 -
@道の駅「米沢」
時刻は16時前、帰宅の途につきます。
道の駅「米沢」は、高速道路に入るすぐ手前にあるので、大変寄りやすいのです。 -
この前に寄った「高畠町」のデラウェアが売られてました。新鮮そう、そしてお値段は決して安くはない。(辛口コメント)
-
「うす皮丸なす」というのを、家への土産にします。
この「米沢の食卓には欠かせない」的な漬物の宣伝文句にやられた。
500gで500円です。
考えたら、かなりスノッブなお値段設定。
そして、さんざん遊んで家に帰ってから、大量の小さなナスのヘタを取って、漬物にする作業・・・。「しまった」と思ったのは遅かった。 -
向こう側には、この日午前中によってきた福島市の桃が箱売りで、これまた大量に販売されておりました。
お値段設定は当然、福島市よりお高めかと思ったらそうでもなかったような。 -
最後に、「雪若丸」という山形のお米を。2号で350円です。
翌日頂きましたが、粒が大きくもっちりした美味しいお米でした。
米沢のブランド米「つや姫」と「雪若丸」。
そう聞いたら、パッケージは「ゆるキャラか?」と思いますが、そう安直に流れないところがイイ。
オシャレなデザインと、軽やかなイメージのロゴ。 -
本日のお買い上げもんがこちら。
桃を一気買いしましたが、福島らしい、、、というか、時期が早いのか、まだ果肉がコロっと硬めで、でも、香りは一品の桃さんたちでした。
それと、この帰り道、高速道路上で集中豪雨?的な 「50ミリ毎時」の大雨に遭いました。運転している自車の前後がまったく見えないという恐ろしい事態。
最近、こういう雨の振り方が多いのか・・・。
ちょうど、その2週間前に茨城県と栃木県の県境の高速道路で、やはり突然の集中豪雨にあって、ファサードを点滅しながら低速で走るしかない、らしい事は経験済みではありましたものの。
今回は即、高速道路を降りちゃいました。降りたら降りたで、わだちで跳ね返される雨水で前が見えないという恐怖があって、しばらく動けず。
よって、帰りは行きより1時間多くかかってしまいました。
運転中の集中豪雨、対応を考えたほうが良い時代なんですね。
おしまい。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (5)
-
- nomo1215さん 2021/09/14 23:05:29
- 米沢&高畠・・
- こんばんは~・・sallyさん・・
凄く、い~な~!って、思いながら旅行記拝見させていただきました。
同行者がご友人・マイカーでのお出かけ!
私も車移動が多いので、参考にさせていただける旅行記でした・・。
「マーブルドビーフ」・・って、何処のビーフ?って、思っていましたが・・霜降り肉の事だったんですね~←勉強になりました。
山形県の「旧高畠駅」・・駅舎が素敵☆☆
画像も、綺麗!!
また、「瓜割石庭公園」・・カッパドキアに行った事はありませんが・・
凄い迫力のある場所ですね・・
山形県・・ちょっと行ってみたい・・興味が涌いてきました。
為になる旅行記、ありがとうございました。
nomo1215
- sallyさん からの返信 2021/09/15 21:30:23
- RE: 米沢&高畠・・
- こんばんわ。書き込みありがとうございます。
> 「マーブルドビーフ」・・って、何処のビーフ?って、思っていましたが・・霜降り肉の事だったんですね?
わたしも忘れそうなんで旅行記のタイトルにしました。
> 山形県の「旧高畠駅」・・駅舎が素敵☆☆
> 画像も、綺麗!!
ありがとうございます。高畠石というのが、イエローストーンでちょっと印象的ですよね。
古い建築物を見るのが好きなんです。
> また、「瓜割石庭公園」・・カッパドキアに行った事はありませんが・・
> 凄い迫力のある場所ですね・・
おすすめです、ちょっと視覚的に非日常を味わえるのではないでしょうか。
ロックハート城の旅行記拝読させていただきました。
それからブリティッシュヒルズは興味があって行ってないところなので、
良さそうだなぁ、と思いました。
-
- sallyさん 2021/07/24 18:41:04
- 種無しぶどう。
- こんにちは。「クチコミ」を読んで、「北陸はまた違うなぁ、食べ物の色合いが」と私も思いながら楽しんでました。
>種なしブドウ1500円で安くないというコメントには思わず「嘘だろう。」
>わが町だと2房で500円はしますよ。
え、そんなに?
いやぁデラウェアですから~。多分、地元のスーパーだったら1,000円以下な気がするなって。でも、まぁ、小なすを1袋で500円で買っちゃうような自分なので(母親に驚かれた)、あまり単価がわかってない感じありますけれども。
今後は、山形県米沢市もリピーターになって来たので、次回は地元のスーパーに潜入して、リアルな地元価格を見ていこうと思います。(なんて)
-
- ひびき56さん 2021/07/24 16:54:49
- 去年の桃からもう一年きたか
- Sallyさんの桃の旅行記を読んでとても羨ましかった時からもう一年が来たのですね。
今年はどんなところでどんな買い物をするのかと読み進めて行くのにワクワクしました。
駅に使われた石の色と表面の陰影など、これも今までに見たことのない建物で勉強になりました。
種なしブドウ1500円で安くないというコメントには思わず「嘘だろう。」
わが町だと2房で500円はしますよ。
美味しい食事とコストパフォーマンスの良い買い物が堪能できてとても羨ましい旅行記でした。
- sallyさん からの返信 2021/07/24 18:41:46
- 種無しぶどう。
- こんにちは。「クチコミ」を読んで、「北陸はまた違うなぁ、食べ物の色合いが」と私も思いながら楽しんでました。
>種なしブドウ1500円で安くないというコメントには思わず「嘘だろう。」
>わが町だと2房で500円はしますよ。
え、そんなに?
いやぁデラウェアですから~。多分、地元のスーパーだったら1,000円以下な気がするなって。でも、まぁ、小なすを1袋で500円で買っちゃうような自分なので(母親に驚かれた)、あまり単価がわかってない感じありますけれども。
今後は、山形県米沢市もリピーターになって来たので、次回は地元のスーパーに潜入して、リアルな地元価格を見ていこうと思います。(なんて)
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったグルメ・レストラン
川西・高畠(山形) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
5
52