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 &quot;とんち” をかます聡明な小僧さん。禅僧としての掟を大っぴらに破る“破天荒な風狂和尚&quot;。そんなイメージの一休さんが晩年を過ごした、京都府南部の京田辺市の「酬恩庵」に行ってきました。<br /><br />元は鎌倉時代に開山された「妙勝寺」という、臨済宗大徳寺派の禅の道場です。荒廃していた妙勝寺を康正2年(1456)に一休さんが再興し、宗祖の恩に報いるという意味を込めて「酬恩庵」と名づけたと伝わっています。<br />一休さんは、81歳で大徳寺の住職になった時もここから通い、88歳で亡くなるまでの約25年間ここで過ごしました。<br /><br />とんち話「屏風の虎退治」に因んだ屏風や、国の名勝「禅院枯山水庭園」など、実際に一休さんが過ごした空間をゆっくりと巡りました。

一休さんが晩年を過ごした「酬恩庵一休寺」を訪ねて

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2021/07/13 - 2021/07/13

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マツー

マツーさん

"とんち” をかます聡明な小僧さん。禅僧としての掟を大っぴらに破る“破天荒な風狂和尚"。そんなイメージの一休さんが晩年を過ごした、京都府南部の京田辺市の「酬恩庵」に行ってきました。

元は鎌倉時代に開山された「妙勝寺」という、臨済宗大徳寺派の禅の道場です。荒廃していた妙勝寺を康正2年(1456)に一休さんが再興し、宗祖の恩に報いるという意味を込めて「酬恩庵」と名づけたと伝わっています。
一休さんは、81歳で大徳寺の住職になった時もここから通い、88歳で亡くなるまでの約25年間ここで過ごしました。

とんち話「屏風の虎退治」に因んだ屏風や、国の名勝「禅院枯山水庭園」など、実際に一休さんが過ごした空間をゆっくりと巡りました。

旅行の満足度
3.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 白壁が美しい「総門」です。<br />石畳の参道が正面に見えます。<br />

    白壁が美しい「総門」です。
    石畳の参道が正面に見えます。

  • 初めてなので、一応見ておきます。

    初めてなので、一応見ておきます。

  • 青もみじと苔が美しい参道をゆっくりと登って行きます。<br />

    青もみじと苔が美しい参道をゆっくりと登って行きます。

  • 一休禅師の筆による石碑<br />「悪いことはするな、善いことをせよ」という意味だそうです。<br />

    一休禅師の筆による石碑
    「悪いことはするな、善いことをせよ」という意味だそうです。

  • 紅葉シーズンにもう一度来てみたくなりました。<br /><br />

    紅葉シーズンにもう一度来てみたくなりました。

  • 三本杉<br />一休禅師、蓮如上人、蜷川新衛門の三人によるお手植えの杉が、500年近くこの場所にありました。寿命で1965年(昭和40年)に植え替えられ、現在の杉は2代目です。

    三本杉
    一休禅師、蓮如上人、蜷川新衛門の三人によるお手植えの杉が、500年近くこの場所にありました。寿命で1965年(昭和40年)に植え替えられ、現在の杉は2代目です。

  • 宗純王廟<br />一休禅師の墓です。

    宗純王廟
    一休禅師の墓です。

  • 実は、一休さんは偉い人。<br />後小松天皇(北朝最後の天皇)の皇子なんです。<br />御廟所は宮内庁の管轄で、内部は公開はされていません。<br />後で知ったのですが、門扉の菊の透かし紋様から覗けば少し見えるようです。

    実は、一休さんは偉い人。
    後小松天皇(北朝最後の天皇)の皇子なんです。
    御廟所は宮内庁の管轄で、内部は公開はされていません。
    後で知ったのですが、門扉の菊の透かし紋様から覗けば少し見えるようです。

  • 「後小松天皇皇子 宗純王墓」と記されています。

    「後小松天皇皇子 宗純王墓」と記されています。

  • 「庫裏」入り口<br />ここがメインの見学場所です。<br />

    「庫裏」入り口
    ここがメインの見学場所です。

  • 庫裏<br />方丈庭園、虎の屏風、一休禅師の木像などが見学できます。<br /><br />

    庫裏
    方丈庭園、虎の屏風、一休禅師の木像などが見学できます。

  • 拝観受付です。(拝観料 500円)<br /><注>方丈内部の写真撮影は原則禁止。<br />※写真撮影ができるのは下記2か所だけです。<br /> ①庭園(南庭・東庭・北庭)<br /> ②虎の屏風と囲炉裏の周辺

    拝観受付です。(拝観料 500円)
    <注>方丈内部の写真撮影は原則禁止。
    ※写真撮影ができるのは下記2か所だけです。
     ①庭園(南庭・東庭・北庭)
     ②虎の屏風と囲炉裏の周辺

  • 虎の屏風<br />虎が今にも飛び出してきそう!

    虎の屏風
    虎が今にも飛び出してきそう!

  • 囲炉裏の傍にあった本<br />左は晩年の破天荒な一休さんです。

    囲炉裏の傍にあった本
    左は晩年の破天荒な一休さんです。

  • 南庭園(国の名勝)<br />大海をあらわした白砂が美しい枯山水。

    南庭園(国の名勝)
    大海をあらわした白砂が美しい枯山水。

  • 南庭園<br />腰を下ろして、黙想・・・。<br />

    南庭園
    腰を下ろして、黙想・・・。

  • 方丈<br />禅宗などの寺院建築で長老・住持に居所。

    方丈
    禅宗などの寺院建築で長老・住持に居所。

  • この部屋に一休禅師の木像があります。<br />※部屋内部は撮影禁止

    この部屋に一休禅師の木像があります。
    ※部屋内部は撮影禁止

  • 東庭<br />大小の石が十六羅漢になぞらえたもの。<br />※十六羅漢<br /> 釈迦様の弟子で特に優れた代表的な16人の弟子のこと。

    東庭
    大小の石が十六羅漢になぞらえたもの。
    ※十六羅漢
     釈迦様の弟子で特に優れた代表的な16人の弟子のこと。

  • 北庭<br />大小の石が枯滝落水の様子を表現しているのだそうです。

    北庭
    大小の石が枯滝落水の様子を表現しているのだそうです。

  • 本堂へ

    本堂へ

  • ここも楓が美しい。<br />京都の紅葉名所です。<br />

    ここも楓が美しい。
    京都の紅葉名所です。

  • 本堂

    本堂

  • 開山堂<br />堂内部には、妙勝寺を創建した大応国師(南浦紹明)の木像が安置されている。

    開山堂
    堂内部には、妙勝寺を創建した大応国師(南浦紹明)の木像が安置されている。

  • 宝物殿

    宝物殿

  • 少年一休さん像<br />皆がなでなでするので頭はツルツル。

    少年一休さん像
    皆がなでなでするので頭はツルツル。

  • このはし わたるべからず

    このはし わたるべからず

  • 睡蓮の池

    睡蓮の池

  • 二十世紀の森(石仏)

    二十世紀の森(石仏)

  • 一休宗純和尚

    一休宗純和尚

  • 浴室

    浴室

  • 駐車場<br />料金(普通車) 300円/1回<br />

    駐車場
    料金(普通車) 300円/1回

  • 駐車場入り口

    駐車場入り口

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