2021/07/13 - 2021/07/13
129位(同エリア241件中)
マツーさん
"とんち” をかます聡明な小僧さん。禅僧としての掟を大っぴらに破る“破天荒な風狂和尚"。そんなイメージの一休さんが晩年を過ごした、京都府南部の京田辺市の「酬恩庵」に行ってきました。
元は鎌倉時代に開山された「妙勝寺」という、臨済宗大徳寺派の禅の道場です。荒廃していた妙勝寺を康正2年(1456)に一休さんが再興し、宗祖の恩に報いるという意味を込めて「酬恩庵」と名づけたと伝わっています。
一休さんは、81歳で大徳寺の住職になった時もここから通い、88歳で亡くなるまでの約25年間ここで過ごしました。
とんち話「屏風の虎退治」に因んだ屏風や、国の名勝「禅院枯山水庭園」など、実際に一休さんが過ごした空間をゆっくりと巡りました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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白壁が美しい「総門」です。
石畳の参道が正面に見えます。 -
初めてなので、一応見ておきます。
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青もみじと苔が美しい参道をゆっくりと登って行きます。
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一休禅師の筆による石碑
「悪いことはするな、善いことをせよ」という意味だそうです。 -
紅葉シーズンにもう一度来てみたくなりました。
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三本杉
一休禅師、蓮如上人、蜷川新衛門の三人によるお手植えの杉が、500年近くこの場所にありました。寿命で1965年(昭和40年)に植え替えられ、現在の杉は2代目です。 -
宗純王廟
一休禅師の墓です。 -
実は、一休さんは偉い人。
後小松天皇(北朝最後の天皇)の皇子なんです。
御廟所は宮内庁の管轄で、内部は公開はされていません。
後で知ったのですが、門扉の菊の透かし紋様から覗けば少し見えるようです。 -
「後小松天皇皇子 宗純王墓」と記されています。
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「庫裏」入り口
ここがメインの見学場所です。 -
庫裏
方丈庭園、虎の屏風、一休禅師の木像などが見学できます。 -
拝観受付です。(拝観料 500円)
<注>方丈内部の写真撮影は原則禁止。
※写真撮影ができるのは下記2か所だけです。
①庭園(南庭・東庭・北庭)
②虎の屏風と囲炉裏の周辺 -
虎の屏風
虎が今にも飛び出してきそう! -
囲炉裏の傍にあった本
左は晩年の破天荒な一休さんです。 -
南庭園(国の名勝)
大海をあらわした白砂が美しい枯山水。 -
南庭園
腰を下ろして、黙想・・・。 -
方丈
禅宗などの寺院建築で長老・住持に居所。 -
この部屋に一休禅師の木像があります。
※部屋内部は撮影禁止 -
東庭
大小の石が十六羅漢になぞらえたもの。
※十六羅漢
釈迦様の弟子で特に優れた代表的な16人の弟子のこと。 -
北庭
大小の石が枯滝落水の様子を表現しているのだそうです。 -
本堂へ
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ここも楓が美しい。
京都の紅葉名所です。 -
本堂
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開山堂
堂内部には、妙勝寺を創建した大応国師(南浦紹明)の木像が安置されている。 -
宝物殿
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少年一休さん像
皆がなでなでするので頭はツルツル。 -
このはし わたるべからず
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睡蓮の池
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二十世紀の森(石仏)
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一休宗純和尚
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浴室
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駐車場
料金(普通車) 300円/1回 -
駐車場入り口
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