2009/07/30 - 2009/07/30
289位(同エリア594件中)
AandMさん
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7月末に1週間ほど仕事で仲間と一緒にドイツのカールスルーエに滞在しました。すぐ近くに中世大学都市として知られるハイデルベルクがあり、ライン川が流れています。
観光大好きな仲間が、仕事の合間に観光する計画を立ててくれました。駆け足観光で、少し慌ただしい計画ですが、折角の機会なので逃す手はありません。カールスルーエ発着の日帰りで、流域に幾つもの中世建造の古城やワイン畑の広がるライン川のクルーズを体験しました。
ライン川クルーズは、マインツ~コブレンツ間が知られていますが、特に人気がある区間はリューデスハイム~ザンクト・ゴアールです。流域に古城が次々に現れ、伝説のローレライ岩もこの区間に含まれます。クルーズのハイライトを見学できれば十分ですので、「リューデスハイム~ザンクト・ゴアール」を定期観光船で巡りました。
行程は、カールスルーエ(出発)→(電車)→ビンゲン(Bingen, Rhein)→(観光船)→ザンクト・ゴアール(St Goar)→(電車)→リューデス(Bahnhof Rudesheim am Rhein)→(電車)→ウエースヴァーデン(Wiesbaden Hbf)→(列車)→カールスルーエ(帰着)です。ライン川沿いの沢山の古城の他にワイン博物館なども見学できました。慌ただしい感じでしたが、盛沢山で密度の濃い日帰り観光でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルを朝の8時前に出て、カールスルーエ中央駅(Karlsruhe Hauptbahnhof)に着きました。ガラス天井がある立派な駅舎は、20世紀初めころの建造だそうです。
カールスルーエ中央駅 駅
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ICE(都市間急行)でマインツまで行って、普通列車(ローカル線)に乗り換えです。カールスルーエから遊覧船乗り場のあるビンゲンまで、約2時間かかります。
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普通列車の車内の様子。
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ビンゲン駅(Bingen, Rhein)前、ライン川岸に、古風なクレーンが残されています。18世紀頃から使われていたクレーンで、ワイン樽の積み下ろしに使用されていたそうで、世界遺産に登録されているとのこと。
ライン下り遊覧船の波止場がある駅 by AandMさんビンゲンシュタット駅 駅
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ビンゲン駅前をライン川が流れています。
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河岸に葡萄畑が広がり、船が行き来しています。ここの波止場からライン下りの遊覧船に乗ります。
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乗船後、中洲に塔が見えてきます。鼠塔(Mouse Tower)と呼ばれる石を積んで造られた塔で、川を行き来する船から通行料を徴収する目的で建造されたもの。10世紀頃に造られて以来、何度か建て替えられ、現在の鼠塔は1855年に再建されたものです。
灯台のような「ねずみの塔」 by AandMさんねずみの塔 モニュメント・記念碑
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鼠塔の北側にエーレンフェルス城(Ehrenfels Castle)が聳えています。防衛目的で13世紀初めに建造された城で、現在は廃城。
葡萄畑の斜面に建つエーレンフェルス城 by AandMさんエーレンフェルス城 城・宮殿
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ラインシュタイン城(Burg Rheinstein)で、現在の建物は1829年に再建されたもので、世界遺産の一部として登録されています。
河畔の森を背景に建つラインシュタイン城 by AandMさんラインシュタイン城 城・宮殿
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ライヘンシュタイン城(Brug Reichenstein)は、現在、ホテルと博物館になっていますが、19世紀後半に建造されたものです。
大きくて迫力が感じられるライヒェンシュタイン城 by AandMさんライヒェンシュタイン城 城・宮殿
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ゾーネック城(Burg Sooneck)で、現在の城は1861年の再建。
小さな村の丘上に建つゾーンエック城 by AandMさんゾーンエック城 城・宮殿
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ワイン畑の斜面にフリュステンベルグ城址(Ruin Burg Furstenberg)が見えます。13世紀初め頃に建てられた城ですが、現在は使用されておらず、遺跡として保存されています。
葡萄畑に囲まれた斜面に残るフリュステンベルグ城址 by AandMさんフュルステンベルク城(跡) 城・宮殿
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川岸に次々と城が現れます。丘上にあるのは中世建造のシュターレック城で、現在は古城ユースホステル(Hostel Burg Stahleck Bacharach)となっています。
川岸の丘上に建つ三角屋根の塔を擁するシュターレック城 by AandMさんシュターレック城 城・宮殿
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遊覧船の船室でビールを飲みながら、窓越しに景色を眺めます。優雅な遊覧船観光です
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窓越しに見えてきたのは、ヴェルナー礼拝堂の遺跡(Ruin Wernerkapelle)。13世紀後半に建造されたゴシック様式の礼拝堂で、現在は史跡として保存されています。
ペーター教会 (バッハラッハ) 寺院・教会
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ライン川東側の線路を走る列車。
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時々、川を遡ってくる遊覧船に出会います。
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前方の中州に、白、灰色、オレンジ色で塗り分けられた古城が見えてきました。
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この辺りがライン川クルーズの絶景ポイント。砂州の城は、ブファルツ城(Burg Pfalzgrafenstein)で、14世紀にライン川の通行税徴収の目的で建造されたそうです。現在は、博物館として公開されているとのこと。
ライン川クルーズで特に印象的なプファルツ城 by AandMさんプファルツ城 城・宮殿
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ブファルツ城後方の丘上に見えるのは、グーテンフェルス城(Burg Gutenfels am Rhein)。当初、13世紀に領主の住居として建てられた城で、現在はホテルとして使用されているとのこと。
丘上からライン川を見下ろすグーテンフェルス城 by AandMさんグーテンフェルス城 城・宮殿
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遊覧船、葡萄畑、そして丘上の古城、ライン川の雰囲気を象徴する光景だろうと思います。
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船の前方に岩山が見えてきました。
「ローレライの岩」付近の川の流れは予想外に穏やかです by AandMさんローレライの岩 自然・景勝地
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岸辺の石垣に「ローレライ, LORELEY」と書かれています。ハイネの詩にズルヒャーが曲を付けた「ローレライ」の歌で知られる場所で、船の事故が絶えず、妖精が船を呼び込むため難破事故が頻繁に起こったと伝えられるライン川の難所です。
ただ近代になって河川改修が行われたためか、現在は穏やかな流れで、船が難破するようには思えません。 -
ローレライの岩山を過ぎると、丘上にネコ城(Burg Katz)が現れます。1360-1371年に建造された城で、正式名称はノイカツェンエルンボーゲン城。所有者であったノイカツェンエルンボーゲン伯爵の名前が「猫の肘」の意味であったことから、「ネコ城」の通称で呼ばれてきたそうです。中世時代、川の通行料を聴取していたとのこと。
ネコの耳のような一対の尖塔がある「ねこ城」 by AandMさんねこ城 城・宮殿
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ネコ城の一対の尖塔は、猫の耳のように見えます。現在の所有者は、日本人とのこと。
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ネコ城に近い船着き場、ザンクト・ゴアールハウゼンで遊覧船から下船。
ライン下りの乗船客が利用する駅 by AandMさんザンクト ゴアルスハウゼン駅 駅
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殆どの乗船客がここで下船。遊覧船でのライン下り、楽しく終了。
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波止場からザンクト・ゴアール駅(St Goarshausen)に移動。ドイツ的で古風な趣のある駅舎。
ライン川遊覧船の船着き場の町 by AandMさんザンクト ゴアルスハウゼン 散歩・街歩き
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この駅から普通列車でリューデスハイムまで戻ります。
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30分ほどの乗車で、リューデスハイム駅に到着。
クラシック調の駅舎があるリューデスハイム駅 by AandMさんリューデスハイム(ライン)駅 駅
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リューデスハイムは、ワイン醸造で中世時代から栄えたきた町。街中を見学しました。町の中心部のマルクト広場(Marktplatz)には結構な数の観光客。皆さん、我々と同様にライン下りの序に立ち寄られてようです。
町の中心部で観光客も多いマルクト広場 by AandMさんマルクト広場 広場・公園
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オーバー通りには土産物店、カフェ、レストランが並んでいます。
町の北側を東西に走る目抜き通り by AandMさんオーバー通リ 旧市街・古い町並み
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お洒落な家やお店が並ぶ街中の小道、店を覗き込みながら楽しく歩けます。
観光客で賑わう有名な小路、つぐみ横丁 by AandMさんつぐみ横丁 散歩・街歩き
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街中のレストラン(Eiscafe Tirreno)で、遅めの昼食。アイスクリーム専門店ですが、ランチメニューもありました。私が注文したトマト味ベースのパスタ。味は良好ですが、分量が少な目で物足りない感じでした。
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仲間が注文した料理。サラダベースのお洒落な料理ですが、こちらの方も満腹感はなさそうです。
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リューデスハイムの町を一巡できるトラム。満員でした!
市街観光で便利なミニトレイン by AandMさんウィンザーエクスプレス ミニトレイン リューデスハイム 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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街中にドイツっぽい瀟洒な建物があります。ブレムザー館(Bromserhof)と呼ばれる中世に建造された貴族邸宅で、現在、機械式オルゴール博物館(Siegfried's Mechanical Museum)として一般公開されています。絵になる景観です。
木枠組で尖り屋根のあるドイツ風の見事な建物 by AandMさんブレムザー館 博物館・美術館・ギャラリー
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町の西側にあるワイン博物館(Weingarten in der Bromserbung)を訪問しました。リューデスハイムはワイン醸造で発展した町、現在も町の周囲には葡萄畑が広がっています。
ドイツ流ワイン造りが分かるワイン博物館 by AandMさんワイン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ワイン樽の運搬車。
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博物館の庭にある葡萄籠を運ぶ人の石造。
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ワイン貯蔵用の巨大な木製樽が幾つか展示されています。
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木製の葡萄絞り器。木製ネジを回して下方の板に圧力をかけ、葡萄を絞る仕組みが良く分かります。
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葡萄絞りが行われていた作業所。
「ワイン博物館」を訪れると、ワインがどのように作られていたのかを知ることができます。収穫したブドウを絞って、蒲萄汁を木製樽に詰めて1年以上寝かします。地味な仕事ですが、分かり易い博物館だと思います。 -
ワイン博物館の西側斜面、葡萄畑の上方に巨大な碑がありました。
ニーダーヴァルト記念碑(Niederwalddenkmal)で、1871年のドイツ帝国の樹立を記念して、1883年に建造されたものです。台座上に高さ12.5mのゲルマニアの像が置かれています。ゲルマニアは統一ドイツを象徴する女神、とのことです。葡萄畑斜面にあるニーダーヴァルト記念碑 by AandMさんニーダーヴァルト記念碑 モニュメント・記念碑
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リューデスハイム駅は、町の西側、ワイン博物館の近くです。ネオクラシック調の駅舎は、1856年の建造。
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リューデスハイム駅からホテルのあるカールスルーエ駅に向かいます。ただ少し時間があるので、途中のヴィースバーデン駅で下車して、町を歩いてみることにしました。
クラシック調の駅舎があるリューデスハイム駅 by AandMさんリューデスハイム(ライン)駅 駅
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この電車でヴィースバーデン駅まで移動。
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ヴィースバーデン中央駅の構内。結構、大きな駅です。
レンガ造りの見事な駅舎、ヴィースバーデン中央駅 by AandMさんヴィースバーデン中央駅 駅
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駅から北に数百メートル進むと、町の中心に広い公園(ウオーマーダム・パーク)がありました。昔は小川や温泉排水路流れ込んだダムがあった場所ですが、現在は整備された美しい公園になっています。
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公園の池は、ヴァルメン・ダム(Warmen Damm)と呼ばれています。ドイツ語のヴァルメン・ダムは「暖かいダム」の意味で、温泉が流れ込んでいることから名付けられたものです。公園の周辺には幾つかの温泉施設があります。
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噴水がある池にはボートが浮かび、池周辺には遊歩道やベンチが備えられています。とても綺麗な公園です。
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公園にあった舞台のような施設。ここで音楽演奏をすると、音響効果が良さそうです。
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公園の東側にある建物は、ヘッセン州立劇場。19世紀後半に建造されましたが第2次世界大戦で損傷し、その後に修復されています。入口上部の切妻のレリーフは、シラーの詩を象徴したモチーフが彫り込まれています。見ごたえのある立派な建造物です。
見応えのあるレリーフや彫像を有するヘッセン州立劇場 by AandMさんヘッセン州立劇場 劇場・ホール・ショー
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ヴィースバーデン中央駅に戻ってきました。レンガ色の駅舎は、1906年の建造だそうです。
レンガ造りの見事な駅舎、ヴィースバーデン中央駅 by AandMさんヴィースバーデン中央駅 駅
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電車でホテルのあるカールスルーエに向かいます。ICE(都市間急行)で約2時間かかります。
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カールスルーエ駅に到着しました。
ホテル前の中華レストランで夕食を取ります。ワンタン・スープ、ジンジャオ・ロースー、チャーハンなど馴染みのある中華料理で空腹を満たします。 -
デザートはアンニン豆腐、ライチ、葡萄などの盛り合わせ。中華料理は、味も良く、分量もたっぷりで、満足感があります。コスパも良く、「外れ!」に遭遇する可能性も少ないので、安心感大。リューデスハイムでの物足りない昼食に比べ、充実感がありました。
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夕食を終えて店の外に出ると、日がとっぷりと暮れていました。
朝8時にホテルを出て夕食を終えたのが夜の8時過ぎ、ライン川下りを主目的にした約12時間の日帰り観光、無事に終了です。ザ キュー - クアドロ シティ ホテル ホテル
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ザ キュー - クアドロ シティ ホテル
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