2021/07/10 - 2021/07/11
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rairaiさん
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ピーチのセールでかなり前に買ったチケット。欠航による数回の変更の後、ようやく梅雨明けした7月の週末に行けることに。
初めての奄美大島、しかも1泊2日、運転できない為移動は路線バスのみ。
あまり欲張らず、鶏飯食べてきれいな海が拝めたらいいなの気持ちで出発。
7/10(土)
成田空港 10時25分発ピーチで奄美空港へ。
しまバス乗車。
「ばしゃ山村前」
「ビッグⅡ」
「ホテル ウェストコート奄美Ⅱ」へ。
7/11(日)
しまバスで「あやまる岬」と「奄美パーク」
空港へ戻り「ジョイフル」で昼食。
13時45分発ピーチで成田へ。
梅雨明けの奄美大島、初日はギラギラした南国の真夏を体感し、翌日は薄曇りでムシムシの中観光。
南国の雰囲気は味わえたものの、目が覚めるような鮮やかな海の色には出会えず、次回リベンジを決意した旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- Peach
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-
機内はリゾート感あふれる乗客でほぼ満席。
後方座席の親子連れ、テンション高めのお母様と、喜び怒りすべての感情を高音の「キー!」で表現されるおぼっちゃまのエンドレスなやり取りをBGMに、約2時間半のフライト。 -
到着ロビーを出ると、南国のむわっとした熱気が押し寄せてきます。
バス停の目の前の休憩所、南国風の屋根がいいですね。 -
しまバスという路線バスに乗ります。乗客は6割程度。
にぎやかなカップルが乗ってきました。女性は私と同年代、男性は20代のイケメン青年。親子二人旅かあ、いいなあと思っていると、男性は常に敬語口調。
あれ、親子じゃないのかな?え、カップルでもなさそうだし?
趣味友達?店長とバイト店員?
冗談交じりの楽しそうな会話が静かな車内に響き、気にしないようにしても、つい気になってしまう。
「ばしゃ山村前」に着きました。まずはお昼ごはん!
にぎやかカップルもここで降りるようです。 -
バス停を降りた目の前の「アマネシア」というレストランに向かいます。
ここの鶏飯がおいしかったという口コミを読み、早速店内へ。
まずは「来訪者カード」に氏名と連絡先と県名を記入します。 -
初めての鶏飯。
まずカセットコンロと熱々のスープが用意されます。。
お店の方が「鶏飯は初めてですか?」と食べ方を教えてくれました。
鶏飯セット全景を撮りたかったのですが、セッティングしてくれたお皿をあちこち動かすのも何だか撮影に気合が入っているみたいで恥ずかしく、目の前の具だけをそそくさと撮影。
後から、やっぱりスープのなべも入れて全景を写せばよかったと後悔。
こういうところがいくつになっても小心者だ、、、。 -
鶏飯のおいしさ、特にスープの旨味に大満足の後、目の前の海へ。
コインロッカーに荷物を入れて、マリンシューズと短パンに着替えていざ!
ばしゃ山村はのんびりした東南アジアのリゾート風。
木陰のブランコ、素敵ですね。 -
もうろうとするような日差しと潮の香りと波の音に、封印されていた東南アジアのビーチの記憶がフラッシュバック。
ああ、ナシゴレンやサテーの香り、よく分からないマレー語や英語の響き。
いつになったらまた行けるかなあ。 -
海水は予想以上にぬるくて、あまり生き物の姿は確認できません。
でもこの透明感。 -
あまりの暑さに耐えかねて木陰へ逃げ込みます。このぐらいの距離から見る海の色が一番きれい。
-
この景色、、、やっぱり南国はいいなあ。
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道路の向かいにケンムン村という場所がありました。
昔ながらの集落が再現された体験施設のようです。
展望台へ向かうと、上のほうからにぎやかな声が聞こえてきます。
あれ、団体のひとたちかなあ、お邪魔したら悪いかなあと思いつつ上っていくと、
何と、島の保育園のこどもたちがお散歩していました。
私を見かけた保育士さん達が笑顔で「こんにちはー」
私も「こんにちはー」 -
展望小屋からの景色。目の前がばしゃ山リゾートのホテルかな?
-
気持ち良い風が吹いてきて、しばし休憩。
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敷地内のあちらこちらにケンムンという木の精霊たちのキャラクターが見え隠れ。
大きなガジュマルの木の横の坂道を登ってみましょう。 -
ちょっと振り返り海側を撮影。
-
この道の先から、さっきの保育園のこどもたちの声が。
一人が「ヤッホー」と叫ぶと、ほかの子もつられてみんなで「ヤッホー」の大合唱。
すぐ近くにいるはずなのに全然姿が見えない。ハイビスカスだけが揺れています。
あれ、まさかケンムンのいたずら? -
敷地内のカフェ。なかなか居心地がよさそうです。
撮った時は気が付きませんでしたが、木がにょきっと屋根を突き破っているみたい! -
もっとゆっくり見学したかったのですが、あまりの暑さにふらふらになり、これ以上はヤバいと思い次の場所へ移動することにしました。
バスの冷房が冷蔵庫レベルでああ天国、、、。少しずつ生き返りました。
地元のお土産を買おうと思い、大きなスーパー「ビッグⅡ」へ。
大きな木と黄色い看板。ザ、南国の景色。 -
ああ、ここでブルーシールの看板を拝めるとは(涙)
-
「ダブルのカップで」と注文し、フレーバーを伝えようとしたところ、おもむろにバニラをすくい出すお姉さん。
アワワワと慌てて「バニラじゃないです~」と叫ぶ私。
どうやら「バニラのカップで」と聞き間違えた模様。
どうにか塩ちんすこうと沖縄田芋のフレーバーを注文できました。 -
一時間後のバスに乗り名瀬市街へ。
今回のホテルは「ホテルウエストコート奄美Ⅱ」。
バス停すぐ近くの新しいホテルです。 -
楽天トラベルで、素泊まり一泊5900円。
部屋もシンプルできれい。
2階には大浴場もあります。
17時からお風呂が使えるとのことで、17時ピッタリ、一番乗りで大きなお風呂を堪能しました。
でもしばらくするとどんどん人が入ってきたので、そそくさと上がります。
人気のあるホテルなのか、今晩はかなりの宿泊客がいるようです。 -
ホテルの近くは繁華街になっていて、たくさんの居酒屋がありました。
一人居酒屋も憧れますが、色々緊張しそうだし、このご時勢なのでスーパーで夕飯を調達することにします。
歩いて数分のスーパーで、悩んで悩んでお寿司とデザートとビールを買って、ホクホクしながらホテルへ。こういう非日常感が旅の醍醐味。
暑さにバテて早めに就寝。 -
二日目です。
朝8時10分の空港行バスに乗ります。今日の目的は「あやまる岬」。
最初この名前を聞いたときは、断崖絶壁の悲しい言い伝えのある岬なのかと思いましたが、「謝る」ではなく「地形が綾に織りなす毬の形に似ている」から「あやまる」なんだそうで。
出発前に周辺をぶらぶら。
このコンビニには地元のお土産がたくさんありました。
次回は名瀬の街をゆっくり歩いてみよう。 -
道路際の水路。何の気なしに見たら大きな魚が泳いでいてびっくり。
-
あやまる岬に行くために空港で「佐仁」行きバスを待ちます。
やってきたのはこんなに小さな定員9名のマイクロバス。
私がこの写真を撮っていると、バスに乗り込むカップルの姿が。
あ、きのうのにぎやかカップルだ!また会うとは!
バスが出発すると、運転手さんがカップルに話しかけます。
「お客さん方どちらまで?」
「佐仁まで」「何しに行かれますか?」「占いをしに」
占いかあ、なるほど、この二人は占いに来たのか。ますます関係がわからない。
運転手さんは今度は私に「お客さんはどちらまで?」「あやまる岬へ」
するとイケメン男性が「あやまる岬って何があるんだろう」とつぶやきます。
その声に反応しつい「公園になってて景色がいいみたいで」と返答してしまう私。
そこから運転手さんとカップルと私で世間話が始まり、そんなうちにあやまる岬へ到着。
降りる際、女性に「いってらっしゃーい」と昔からの友達のように明るく声を掛けられ、なんだかじわーっときました。
全然知らない人と普通に会話ができるのが旅のマジック。
謎のカップルとか思ってすみません。
あのカップルこそ、リゾートっぽくない中年女性が一人であやまる岬に行くなんて、なにか人に言えない事情でも、、、と思ったのかもしれませんね。 -
空は薄曇り、でもきれいな海の絶景が見渡せます。
すぐ下にはかわいいカフェがあります。なんて素敵な場所! -
下の海辺に降りたいのですが、降りる道が見当たりません。
案内図を見ると車道沿いにぐるっと回るらしい。
急な坂道を降りて車道をしばらく歩くと、ようやく公園が見えてきました。
かなりの距離をふうふういいつつ歩きます。マスクが蒸れて苦しい、、、。
後から分かったことですが、展望台の先に階段があったようですね。 -
アダンの木の下を潜り抜けて
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もう少し進むと
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海に到着!
ここは海水プールになっていて、親子が楽しそうに遊んでいます。 -
先のほうまで行ってみましょう
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よーく見ると、小さい魚やナマコがいますね。白くて小さなカニもささっと横歩き。
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あ、青い魚も見えました。小さくてかわいい。
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ハマヒルガオが咲いています。
さて、急坂をふうふう言いつつ登り、先ほどのカフェに行ってみます。 -
カフェの中は雑貨スペースとカフェスペースに分かれていて明るい雰囲気。
最初に訪問者カードに記入してから注文。グァバジュースとレジ横にあった黒砂糖味の和菓子を購入。
窓際のカウンター席に座ることが出来、ふう、やっと休憩。
目の前の景色と冷えたジュース、100点満点。 -
天井から柔らかな光が差し込む店内、雑貨もセンスが良いものばかり。
と思いきや -
え!!
「ハブハブラシ」?
こういうセンス、嫌いではない。 -
展望台下のトイレは眺めが最高!
思わず「わあ」と声が出ます。
きれいにお掃除がされていて、洗面台もピカピカでした。 -
トイレ&展望台の全景。
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屋根付きベンチもリゾートホテル風。
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さて、また島バスに乗りあやまる岬からいったん空港へ。
そして空港発、名瀬市内方面行きのバスに乗って次に向かうのは「奄美パーク」 -
奄美パークの中の奄美の郷ゾーンは奄美大島の自然や歴史、地区ごとの特色、周辺の島の紹介など見ごたえのあるものでした。
改めて奄美大島は大きい島で、今回は島のほんの一部しか訪れていないことがわかりました。
フライトの時間を気にしつつ展望台へ。 -
展望台へ向かう途中、オレンジの何かが落ちているのが目に入りました。
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上を見るとアダンの実。
まるで実がバンっとはじけたかのよう。 -
このようにポロッポロと落ちるものなんですかね?
触ってみると、まだみずみずしく少し硬い感触でした。 -
展望台まではちょっとした小道になっています。
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珍しい植物を見つつ
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わくわくするようなうっそうとした小道を歩きます。
でも前方注意!よく見ないとおおきなジョロウグモとその巣を顔面キャッチすることになりますよ。 -
あちこちにハイビスカスも。
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展望台が見えてきました。エレベーターの中に、「離岸流に注意」のポスターがあり、じっくり読む。
海岸線と平行に泳ぐといいのね。なるほど、、、。 -
天気がいまいちですが、ここからの位置がベストポジションのようです。
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本物かと一瞬びっくり。
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ここは本来なら奄美大島に来た学生や団体ツアーが必ず訪れる場所なんだろうな。
ガラガラの席が早く埋まる日が来ることを願いつつ。 -
奄美空港に戻り2階のレストラン「ジョイフル」へ。
ネットの口コミでここでは鶏飯が食べられるとのこと。
でも、メニューのどこにも載っていない。2回じっくり見直したけどやはりない(涙)
鶏つながりで「とり天定食」を注文。これはこれでおいしかったです。
小さめのビールはないと言われ、昼からジョッキで。
汗かいたし、怪我無く旅行できたし自分にお疲れ様! -
展望台の「AMAMI]を撮る。
右からがよいのか左からがよいのかウロウロ。
写真のセンスのある人なら、ベストアングルがびしっと決まるのでしょうね。 -
何が正解か分からないけど、暑いのでとりあえず撮影終了。
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さようなら奄美大島。
今回はほんの雰囲気をつかんだだけだったので、次はもっといろいろな場所を訪れてみたいな。
そして次回は鮮やかな奄美ブルーに会えますように。
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この旅行記へのコメント (2)
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- tomomiさん 2021/07/25 21:43:47
- おもしろかったです♪
- 文章が上手で読みやすくて、旅の情景がリアルに伝わってきました。
女性と男性2人組が結局どういう関係だったのかすごく気になります(笑)。
私もコロナ禍でひとり旅をするようになったのですが、ひとり旅楽しいですよね♪
また楽しい旅行記期待しています!
- rairaiさん からの返信 2021/07/25 23:24:47
- Re: おもしろかったです♪
- tomomiさま
コメントとフォローありがとうございます。
屋久島旅行記、楽しく拝見しました!魅力がいっぱいの島ですね。
ひとり旅、自分の行きたいところに行き食べたいものを食べる、もうやめられません(笑)
次の旅行記も楽しみにしています!
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