2018/05/12 - 2018/06/18
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kiyosanさん
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長期間にわたる海外旅行が主人のリタイア後の夢でした。今回のヨーロッパ旅行で、ようやくその夢がかなえられました。
二人でヨーロッパは何度か行っておりますが、一か月以上の旅は国内でもしたことがありません。
私の持病の心配やら、留守をすると困ることの手配をし、植物の水遣りを子供に頼み、留守宅に見えないような工夫も考え、何より旅行中の考え付くあらゆるトラブルに備えようと一年以上前から準備おさおさ怠りなくしたつもりですが、不安いっぱいの出発でした。
やっと長年かけて貯めてきたANAのマイルがビジネスの特典航空券二人分になり、ロンドン行きの往復チケットをゲットしました。
ANAの特典航空券は、ご存知の方はご存知でしょうが、特に海外の分はなかなか取れません。
一年近く前の申込日に合わせて申し込んだのですが、やはり希望日は取れず、予定より10日近く長く旅行をすることになりました。
でも何と言ってもリタイア生活ですから、日にちは何とでもなるのです。問題は旅行費です。
せっかく行くのだから、あれが見たかったと後悔はしたくない。美味しいものも食べたいし、あんまり安い宿を取って、年寄二人が治安の悪いところでうろうろしたくはない。長期間なのでそれなりにかかるはず。
節約するところは切り詰めなくては。
ちなみに特典航空券は航空会社によって違いますが、ストップオーバーが無料でできます。
ANAは一回のみですが、日航や海外の航空会社はもっとできるようです。
ストップオーバーが何度もできると、周遊旅行の時には飛行機での移動にお金がかからないので、非常に良いです。
しかも日本と海外の間がビジネスクラスだと周遊の時の飛行機の座席も自動的にビジネスクラスとなるので、最高です。
今回の旅は行ったことのない、スペインとポルトガルを中心に、フランスとイギリスもついでに回ってくるという日程になりました。
日本からスペインやポルトガルへはANAのスターアライアンスでは直行便が無いので、まずイギリスに入り、そこからポルトガルへ、そしてスペイン、フランス,イギリスと回って帰ってきました。
今回は、日程がゆっくりとしていたこともあり、ホテルはサンチャゴコンポステーラ、バルセロナ、ロンドンの三か所であとはアパートをレンタルしました。
ホテルより広く、設備も整っているので快適でした。
利用したホリデイレンタルのサイトはvrbo, homeaway,genteelhome,agoda,charactercottage,wimduなどでした。同じ施設で、いくつかのサイトに違う値段で出ている場合もあるのでチェックした方がいいです。
チェックインする時は一か所を除き対面でキーを受け取りました。
チェックアウトする時は、チェックインの時に指示された通りに出ていき、対面で鍵を返すことはどこもありませんでした。
charactercottageというサイトで借りたイギリスのコテージは事前にメールで鍵の受け取り方を教えてくれており、その通りにすれば全く非対面で入室できて、言葉に不安のある方でも安心です。
注意事項等は英語ですが、部屋の中に指示書の入ったファイルなどがあります。
予め到着時刻をメールしておきますが、遅れることもあり、人との対面の約束は緊張します。私はそこそこの英語しか話せないので、電話で喋るのは苦手です。一度も電話で話す機会は無かったのは幸いでした。
日程は
リスボン 6泊
グラナダ 5泊
マドリッド 6泊
サンチャゴコンポステーラ 2泊
バルセロナ 3泊
パり 6泊
ロンドン 3泊
コッツウォルズ 6泊
というものです。
計37泊39日、一生に一度の長旅です。
移動の詳細です。
5月12日 11:35 羽田発 16:10 同日ロンドンヒースロー空港着
18:45 ロンドンヒースロー空港発 21:20 リスボンポル
テラ空港着 ポルトガル航空
5月18日 12:35 リスボンポルテラ空港発 17:20 グラナダ・ハエン
空港着 マドリッド乗り換え イベリア航空
5月23日 9:40 グラナダバスターミナル発
11:00 アンテケーラ 駅着 (ALSAのバス)
11:23 アンテケーラ駅発 renfe (スペイン国鉄)
13:40 マドリッドアトーチャ駅着 (マドリードグラナダ間
は鉄道工事中)
5月29日 11:30 マドリッドバラハス空港発
12:30 サンチャゴコンポステーラ着 イベリア航空
5月31日 10:15 サンチャゴコンポステーラ発
11:55 バルセロナ・エルプラット空港着 イベリア航空
6月3日 9:45 バルセロナ・エルプラット空港発
チューリッヒ経由
20:10 パリシャルルドゴール空港着
6月9日 パり北駅発
ロンドンセントパンクラス駅 ユーロスター
6月12日 ビクトリアコーチステーションからチェルトナム
長距離バス
チェルトナムからレンタカー移動 ブロックリー
6月18日 チェルトナムにてレンタカー返却後ロンドンヒース
ロー空港へ 長距離バス
19:00 ロンドンヒースロー空港発 全日空
6月19日 14:40 羽田着
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羽田のANAのラウンジです。
かなり早くついてゆっくりしました。
また、長い旅行なので途中どなたかにお世話になることもあると考えて、何かお礼に渡せるものを持っていこうと思い、空港のお土産屋さんで曙のあられを買いました。
これが結構役に立ち、持って行って良かったです。 -
リスボンについて翌日です。
ドン・ペドーロの像のあるロシオ広場、借りたアパートから3分くらいのところで、ロシオ駅、地下鉄、空港バスターミナルもあります。 -
借りたアパートです。homeawayのサイトから予約しました。
spectacular holiday flats in the town center of Lisbon,Diva4という名前です。
洒落た内装でしたが、就寝中、洗面台のライトが落ちていました。アパートの管理の人にメールして観光に出かけ、帰ってきたら直っていました。
古い建物なので覚悟はしていましたが、やはりお湯はふんだんとはいきませんでした。バスタブにお湯を張って一人がシャワーを浴びるともう水しか出ませんでした。 -
2ベッドルーム、2バスルームです。
夫婦二人なので、寝室一つでもいいのですが、大体ベッドはダブルベッドであり、普段使っていないので、別々のベッドが良くて2ベッドルームにしました。
また、疲れて帰ってきてお互いに待つことなくすぐにお風呂やシャワーを使えることも良かったです。 -
アパートがあるバイシャ地区の通りです。
歴史地区なので、大きいスーパーはありませんが、小さいストアがちょこちょこあって、食料品を買って帰り、朝ごはんは部屋で食べれます。調味料とコーヒーや紅茶が少しありました。
cafeがいっぱい。 -
街の中は縦横無尽に市電が走っています。
坂の多い町、結構な勾配をケーブルカーも上がっていきます。
ちょっとくたびれた感じのところも、いい味だしてます。 -
サンジョルジェ城の入口。
城壁と城の一部が残っています。
高い丘の上なので、城壁から見る景色は素晴らしい。
海としか思えないけど川であるテージョ川が旧市街の向こうに広がっています。 -
城壁からテージョ川が見えます。
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カテドラルです。
古いロマネスク様式の建物。
ゴシック様式などよりシンプルな感じが古さを感じます。 -
大聖堂の入口
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ロシオ広場からテージョ川の方に歩くと川に面してあるコメルシオ広場。
これは広場の門です。立派ですね。 -
バイシャにあるサンタ・ジュスタエレベーター。
下のバイシャ地区から乗って、上のバイロアルト地区へ通じる連絡橋があって便利です。
エレベーターの中は狭いですが、係の人が一緒に乗っています。 -
エレベーターの中。
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エドアルド7世公園からボンバル侯爵広場を望む
ずっと下までリベルダーデ通りが通る。
この辺りは道も広くポルトガルのシャンゼリゼといわれているらしいです。 -
世界遺産があるベレン地区。その一つジエロニモス修道院の中庭。
見応えのある回廊と教会が見学できます。建物が東西にとても長くスマホのカメラでは端から端まで撮りきれません。
朝一番に行ったのですが、非常に見学者が多く、諦めようと思うくらいです。
ところが、日本でジェロニモス修道院のサイトからチケットをプリントして持って行ったものを、試しに横にいた係の人に見せたところ、なんと前に呼ばれて一番に入れたのでびっくり!
人が入る前の静かな回廊の写真が撮れました。
行かれる方はお試しあれ。 -
朝一番でもぞくぞくと
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回廊もとても長いです。
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サンタ・マリア教会の内陣
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バスコダガマの石棺
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南側の側廊にあったステンドグラス
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教会の中もとても広いです
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ジェロニモス修道院から川の方に歩いてくると川岸にあるのが発見のモニュメント。
有名なエンリケ航海王子が先頭です。 -
川岸をプラプラ歩くとベレンの塔もすぐです。
テージョ川に豪華客船が入ってきます。 -
ベレンの塔も炎天下の中、人がいっぱいですが、ここでもさっきの方法でプリントしたチケットを見せたら、人々を差し置いて即入場。
特に高いチケットを買ったのではなかったのですが、みんなチケットは持ってなかったのかな。 -
塔の上に出ました。
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一番下の堡塁。潮が満ちると海水が入るので、それを使った水牢があります。
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今日はリスボンから西へ約30キロにある王家の避暑地、シントラへ。
電車で40分くらい。
降りたら、べーナ宮殿に行く434番のバスに乗りましたが、ここも電車で降りた人が一斉にバスに乗るので、乗れるまでずいぶんかかりました。 -
ペーナ宮殿に到着。凄くカラフル。
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門が見えてきました。
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門です。
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外観はカラフルでテーマパークのようですが、中はそんなこともないです。
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アズレージョが至る所にあります。
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さすがにお城のキッチン広いです
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シントラ・ビラと呼ばれる広場に来ました。
ここは王宮の周りにレストランやお土産屋さんなどがあります。
王宮は元はイスラム教徒が残した建物らしく、ちょっとそういう雰囲気があります。 -
木の天井。
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暖炉の周りはほとんどアズレージョが貼ってあります。
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この紋章の間は壁が殆どアズレージョで、とても素敵でした。
この王宮は落ち着いた佇まいで、ペーナ宮殿より好きかな。 -
城内の教会です
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シントラを後にバスでロカ岬にいきました。
何という花か分かりませんが、黄色い花が一面に咲いていました。 -
凄い風です。リスボンは5月でも暑くて参ったという感じでしたが、ここは寒くてダウンを着ている人もいるくらい。
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『ここに地果て、海始まる』という言葉を実感する光景
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今日はリスボンからバスで1時間半の世界遺産の街、エボラを訪れます。
リスボンから、郊外に観光に出ようとするときは、電車よりバスの方がアクセスがいいように思われます。 -
バスターミナルから15分ほど歩くと街の中心、ジラルド広場につきます。
電車の駅からだともっと歩くようです。 -
広場の周りはホテルや、cafe、お店が並んでいます。
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そこから坂道を少し上ると、カテドラルやディアナ神殿のある小さな広場に出ます。
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エボラのカテドラル。
天正遣欧少年使節団も訪れたそうです。 -
入口
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カテドラルのテラス式の屋根に出ました。町と城壁の外に広がる緑の丘陵の美しい景色が圧巻。
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回廊
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荘厳
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カテドラルのそばにはローマ時代の遺跡、ディアナ神殿があります。
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高台になっているので、良く周りが見渡せます。
遠くにローマ時代の水道橋も見えます。 -
ディアナ神殿の横にあるロイオス協会。
内壁は全部アズレージョ。 -
聖ローレンスという人の生涯を表しているそうです。
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今度はサンフランシスコ教会に向かいます。リカブリコ通りという道を少し行くと着きます。とても美しい教会ですが、何と言っても驚くのはその人骨堂。5000体もの人骨があるそうです。
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内陣
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その日の夕食。呼び込みのお兄さんに引っ張られてはいりました。
通りのテーブルでイワシの塩焼き。まあイワシの塩焼きは日本と同じ味でした。
本当は、カーザ・ド・アレンテージョという評判の良いレストランで食事をするつもりで、出かけたのですが、レストランに行き、案内を待っても、誰も来ず、混んでるからかなと思って勝手に座りましたが、どんなに合図をしても、ウェイターさんと目が合っても完全に無視されて、20分ほど頑張りましたが不愉快な気持ちで出てきました。ポルトガルで嫌な思いをしたのはそこだけでした。 -
バイロアルト地区にあるサン・ロケ教会。
日本人には、天正遣欧少年使節が苦難の航海の末にたどり着き、1か月ほど滞在したと聞くととても感慨深い教会です。
礼拝堂は、瑠璃やメノウなどのモザイクで飾られたリスボンでも有数の美しいチャペルとして知られているそうです。 -
パルケ・エドゥアルド7世公園を訪れました。公園内にいい建物があり、こちらはパビハオ・カルロス・ロペスという名だそうです
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ビッカのケーブルカー。
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向こうにテージョ川
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結構いたずら書きだらけでびっくり
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カイス・ド・ソドレ駅のそばにある、リベイラ市場へ。
観光客がいっぱいいて食事も楽しめます。
ポルトガル名物のバカリャウという干し鱈を使った料理を食べました。 -
夜はポルトガル民族歌謡ファドを聞かせてくれるファドハウスへ。
食事もできます。
他のお店は大体8時過ぎからの開演なのですが、おなかが空いているので、早めに入れるこちらのお店へ。まだお客さんは少しでした。
3人ほどの歌い手さんが、物凄い声量で歌ってくれます。
物悲しいメロディーで、内容は分かりませんが、哀しい歌なのかなと。
お店の名前はサン・ミゲル・グランデス・カントリアスでした。 -
ギター演奏も二人。
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女性の歌い手さん。素敵だった。
今夜でポルトガルとはお別れです。
リスボンはこの間ずっと晴天で、真夏のような暑さでした。
明日からはスペインで、まずグラナダへ行きます。
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