2021/06/12 - 2021/06/12
12位(同エリア305件中)
はんけんさん
不要不急の遠出は控える状況でありますが、必要緊急な案件で広島方面を訪れることになりました。PCR検査を受けて陰性を確認した上での訪問です。そこで、ふと思いました、「山陰に行ったことが無いので、この機会に是非行ってみよう」と。PCR陰性なので、撒き散らすリスクはかなり低いですし。
てな訳で、一泊二日の山陰旅行です。
広島県の福山でレンタカーを借りて、初の島根県へ。島根となるとやはり世界遺産の石見銀山は外せません。かつて銀を採掘していた時代の遺構や、銀採掘関係者の住宅などが点在しています。銀山ゾーンと町並み地区をブラブラと一通り歩き回りました。往時が偲ばれる雰囲気を満喫しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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福山ニューキャッスルホテルに宿泊しました。福山駅南口から近く便利な立地です。
ホテルの窓から新幹線の駅と福山城。
福山城天守は2022年の築城400年に向けて改修中。手前に見えるのは伏見櫓。櫓にしてはかなり大きいです。昭和20年の福山空襲でも焼けずに残ったそうです。 -
予報は雨なんですよね、、、、。
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今回の旅のお供は、日産ノート君。
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ずっと曇りだったのですが、やはり降って来ました。
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道の駅 赤来高原で休憩。
この時は強めの雨が降っていました。 -
初めて島根県の土地を踏みました。
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福山から3時間弱で石見銀山世界遺産センターへ。運よく雨は止んでいます。
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中はこんな感じ。
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模型で、石見銀山の位置関係を理解。
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マップで歩くルートをチェック。
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まずは銀山ゾーンへ、
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その後、武家・町屋ゾーンへ、
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そして代官所ゾーン という流れで歩くことにします。
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世界遺産センターにクルマを停めて、バスを利用しなければならないと思っていたのですが、銀山に近い石見銀山公園にも駐車場があることを知り、そっちへ移動します。
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石見銀山公園の駐車場へ。無事駐車できましたが、キャパは少ないので、コロナなど無い時期はすぐに満車になると思います。
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石見銀山の模型あり。
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世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」
2007年に世界遺産に登録されました。 -
まずは銀山ゾーンへ。ここから先は、一般車両の進入は禁止です。
龍源寺間歩までの約2.3kmを歩きます。レンタサイクルという選択肢もあります。 -
国指定史跡、渡辺家住宅。
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遠くに妙正寺。
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霧雨の中を歩きます。
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出雲そば屋。
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白い花。
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新緑がキレイ
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帰路は向こうの遊歩道を歩くことにします
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福神山間歩。銀の採掘の坑道を間歩(まぶ)と呼びます。
この様な間歩が多く点在します。 -
ここにも間歩(まぶ)。「まぶ」って面白いネーミングだな、と思った瞬間に仲井戸チャボ麗市が「マブイぜBaby」とシャウトするのが聞こえた(幻聴)。この後、歩いている間ずっと、RCサクセションの「チャンスは今夜」が頭の中で繰り返し再生されていた。
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まだまだ新たな発見もあるのでしょう、調査中の場所もあります。
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国指定史跡、高橋家。
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龍源寺間歩へ。龍源寺間歩は、石見銀山で唯一常時公開されている坑道です。
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入場料は410円。
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他の間歩(まぶ)があちこちに。
♪マブイぜBaby♪
♪Check Check Check Tonight♪ -
龍源寺間歩の入り口。
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中に入ります。
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坑道が160mほど続きます。
銀を採取するために、人力でこんな坑道を掘ったとは、驚くばかりです。 -
天井などには掘った時のノミの痕が生々しく残っています。
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頭の中では「チャンスは今夜」が再生されています。
♪Check Check Check Tonight♪
♪ツアーは続く チャンスは今夜♪ -
枝分かれしている坑道が幾つもあります。
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鉱脈を追って掘り進んだ小さな坑道を「ひおい坑」と呼びます。
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石見銀山は、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山です。
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排水のため垂直に100mも掘られた竪坑
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本来の坑道は長さ600mに及びますが、この先は進めません。
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新坑道、平成元年に設けられた観光用の坑道です。長さ116m。
ここを通って出口へ。 -
石見銀山絵巻の電照板、銀山で働く人たちの様子が展示されています。
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「鉱石を掘る」図
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龍源寺間歩の出口。
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ここにも間歩。
♪Check Check Check Tonight♪ -
香り袋のお店
金槌で叩くと、何年経っても香りが再生されるそうです -
佐毘売山神社。
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佐毘売山神社。
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復路は遊歩道を進みます。
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遊歩道。
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新切間歩。
石見銀山の間歩は、元禄4年(1691年)には92箇所でしたが、文政6年(1823年)には279箇所とされ、最近の現地調査では500を超える間歩(坑道)が確認されているそうです。
♪Check Check Check Tonight♪ -
いつの間にか雨は止み、この日初めて陽が当たりました。
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清水谷製錬所跡。
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現役時はこんな感じだったそうです。
1886(明治19)年に休眠状態だった石見銀山の再開発に着手しましたが、石見銀山の銀鉱床はすでに枯渇しており、清水谷製錬所はわずか一年半の操業の後、閉鎖されました。 -
今は昔。
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カタツムリ発見!
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製錬所跡の上からの眺め。
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遊歩道に戻りました。
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遊歩道。
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妙正寺。
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町並み地区に入ります。
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まずは、武家・町屋ゾーン。
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自販機も、町並みにマッチするデザイン。
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江戸情緒あふれる町並み。
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金森家住宅。
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宗岡家。
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まるでタイムスリップしたかの様な雰囲気。
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代官所地役人 旧河島家。
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代官所地役人 旧河島家。
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代官所ゾーンへ。
観世音寺に登ります。 -
観世音寺からの眺め。赤い石州瓦の町並みが壮観。
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車両乗り入れ禁止ですが、簡易バスは走っています。
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郵便局
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重要文化財 熊谷家住宅。
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代官所ゾーン
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代官所ゾーン
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大森代官所跡。
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大森代官所跡、現在は石見銀山資料館です。
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城上神社。
鉱山での劣悪な環境のため、当時の鉱夫は短命で、30歳まで生きられた鉱夫は尾頭付きの鯛と赤飯で長寿の祝いをしたほどであったそうです。
若くして死んだ鉱夫たちの慰霊を目的として多数の寺院が建てられました。 -
城上神社。
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天井に龍の絵。
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地面にマップがあるのが洒落ている。
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運よく石見銀山では、強い雨に降られることは無かったです。
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駐車場に戻ると満車になっていました。
出雲市へ移動します。
2021夏 山陰2:神々の集う地 出雲へ 旧大社駅、出雲大社、稲佐の浜、日御碕灯台
https://4travel.jp/travelogue/11698681
に続く。
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