2008/04/25 - 2008/05/05
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starjetさん
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この日は終日マラケシュ観光です。
4/25(金)
モロッコ・カサブランカに向けて出発
・LH737 NGO(セントレア)10:25発-FRA(フランクフルト)15:40着(A340-300)
・FRA(フランクフルト)トランジット&フランクフルト観光
・LH4116 FRA(フランクフルト)22:25発 - CMN(カサブランカ)23:55着 (A321-200)
(カサブランカ)
4/26(土)
マラケシュへ移動~観光
(マラケシュ泊)
4/27(日)
マラケシュ観光
マラケシュ史跡地区
・バイア宮殿
・サアード朝の墳墓群
・ハマム体験
(マラケシュ泊)
4/28(月)
モロッコのさ迷い方 マラケシュ発フェズ行き2泊3日ツアー
・オートアトラス
・アイント・ベン・ハドゥ
(ワルザザート泊)
4/29(火)
モロッコのさ迷い方 マラケシュ発フェズ行き2泊3日ツアー
・カスバ街道
・ケラァ・デ・ムグーナ
・トドラ渓谷
・シュビ大砂丘泊
4/30(水)
モロッコのさ迷い方 マラケシュ発フェズ行き2泊3日ツアー
・ズィズ渓谷
・モワイヤン・アトラス
・イフレン
(フェズ泊)
5/1(木)
フェズ観光
メディナ
(フェズ泊)
5/2(金)
ネクメスへ移動~観光
・ボルビリス遺跡
・ムーレーイドリス(メクネス泊)
5/3(土)
メクネス観光~カサブランカ移動
5/4(日)~5/5(月)
フランクフルト~ハイデルベルク観光~セントレア
・LH4117 CMN(カサブランカ) 0:40発 - FRA(フランクフルト)6:05着(A321-200)
(機内泊)
・ICEにてハイデルベルクへ移動~観光
・LH736 FRA(フランクフルト)14:30発 - セントレア(NGO) 8:55+1DAY着 (A340-300)
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寒さで朝起。モロッコといえど、朝はまだ寒いです。ちょうど起きた頃にこの日一回目のアザーン(お祈りの時間を告げる合図)が流れてくる。敬虔な信者はこの4時半のお祈りに参加するそうです。
そんなことは関係ない日本人は毛布を被って寝ることに。 -
さて、本題今日の一発目は朝のマラケシュ散策です。
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朝のメディナは人もまばらで、昨日の夜の騒ぎが嘘のような感じになっています。
フナ広場の変わり方が一番すごくて、屋台はゴミを残して跡形も無く消え去っています。ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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そんなメディナを散策ゆっくりと散策して、宿へ戻ることに。
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夜から何も飲んでいなかったので、宿の前の小さな売店でコカ・コーラZEROとお水を購入。一旦は宿に帰ろうと思ったけど、お店の前で奥さんが焼いているパンケーキとナンを足して2で割ったようなパンが気になる。
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昨日の夜食べた食堂にもあったので、これくださいと注文して待つこと5分、焼きあがったパンに蜂蜜を付けて貰って完成。
食べてみると、外はパリッと中はふっくらで、蜂蜜の甘さがアクセントになって本当に美味しいパンで、これも朝食に出てきたら、必ず食べる一品となりました。 -
まだ過ごしやすい午前中のうちに観光に出発します。マラケシュではもう気温は30℃くらいになっちゃうからね。
宿の前の道を広場とは反対方向に5分も歩いて行くとマラケシュの史跡地区に出ます。広場にもスークにも近いし、この宿はロケーションも当たりでした。 -
一番地図上では最初にエル・バディ宮殿というところに出そうなんだけど、この時は分からなかったんだけど、バイア宮殿という所に出てしまいます。よくよく看板を見てみるとバイア宮殿の目の前にいました。ま、いいかと思いとりあえず観光です。
バイア宮殿は宮殿という名前からも分かるように、豪華な装飾がなされていて、スペインのアルハンブラ宮殿にも負けない芸術作品のようです。
やっぱりここでも見所になるのはパティオですが、マドラサとは違い、中庭に木が植えられていて、木漏れ日の光と影が色鮮やかなタイルに映って風情を掻き立ててくれて非常に美しいです。バヒア宮殿 城・宮殿
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しかし、JPN+FRAのツアー連合軍がちょっとうるさかったり邪魔だったりするんですよね。それでも、フランス人ツアー客を見ているのはおもしろくて、噴水の前でみんなポーズをして「トレビア~ン」と写真を撮っていくのが面白すぎる!彼らは真剣なんだろうけど、文化の違いでちょっとした行動を楽しめるのは旅の醍醐味?ではないでしょうか?フランス人の美に対する文化、個人を大切にする文化を感じられて楽しい経験になりました。
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本題に戻りますが、3つのパティオのあるとても美しい宮殿なので、マラケシュに来た際には是非行ってみてください。
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宮殿の次は史跡地区の入り口にあたるアグノウ門へ当てになるのかならないのか分からない地図を頼りに進みます。街を歩いていると庶民的なところも通ったりするので、時折スパイスの臭いが漂ってきます。
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アグノウ門に到着、たぶんツアーバスが止まってなかったらスルーしてそうな感じです。ツアー客は観光地の目印になるので便利といえば便利すね。
アグノウ門 建造物
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アグノウ門の隣の門をくぐって、日本の参道の様なみやげ物街を抜けてサアード朝の墳墓群へ向かいます。
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ここで日本人ツアー客を見つけて適当に付いていくと、墓地群へ行く所でナイスチョイスでしたね。入り口がひっそりと奥まっていたので、ここも見逃す可能性のあったところでした。
入り口に入ると、ガイドブックにあるように1mも無い通路を進むことに。でも突然視界が開けて、墳墓の建物が見えます。けして豪華な装飾ではないですが、イスラム建築に見られるタイル模様や、彫刻が施されている。マリーン朝の墓地 史跡・遺跡
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王族の棺が納められている部屋の内部は宮殿にも負けないくらい豪華な装飾、大理石の列柱など贅を尽くした造りになっていました。中でもサアード朝黄金時代のアフメド・アル・マンスールの墓がある部屋は他の2つとは比べ物にならないくらい豪華で見るのに20分待ちくらいしました。
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日本人ツアーはこの行列に参加すると予定を消化しきれなくなるのか他の部屋だけ見てどこかへ行ってしまいます。せっかくここまで来たんだから見てほしかった。ちょっともったいない気がします。主催者はパンフレットを充実させるために予定を組むんじゃなくて、参加者の思い出を充実させるツアーを組むべきです!
自分は充実の午前の観光を終えて宿へ戻ります。もう昼休みの時間みたいで入場は打ち切りになっていました。途中で絵葉書と切手を買って、日本へ向けて手紙を出す準備です。今回はちゃんと住所録を用意して万全の体勢で望みました。 -
帰って一休みするとお腹が減ってきたので、前のお店に行き、サンドイッチくださいと言って、適当に作ってもらうことに。
言われるがままに出てくる具を入れてもらって、クリームチーズ、ゆで卵、ハムとボリューム満点にしてもらって10DHくらい。
昼食後は外が暑いのでのんびり。日記を書いたり、洗濯をしたり団欒してモロッコらしくない事をしていた気がします。 -
高級ハマムはシャンプーだけあればいいよという話しだったのでユニクロの袋をぶら下げて出発。宿を出てまっすぐ朝行った道を行くと到着するらしいけど、一回は通り過ぎてしまったけど戻りながら発見。
中に入って料金交渉をすると、タオルなしなら200DHにしてもいいよと言われたが、何にも持ってなかったので270DHのフルセットで入場することにしました。それでも正規料金だし、日本で同じ事をしたら安いと考えればいいのです。
入場したはいいけど、ハマムの入り方がよく分かってない自分は、前に入っていたフランス人の4人組の真似をすることに。
ハマムは日本の銭湯に相当するものですが、お風呂ではなく、サウナです。
事前情報で3つの部屋があって、一番奥が一番暑くて、2番目、3番目と涼しくなって行くらしい。とは言え、一番奥以外はあんまりサウナって感じがしないけどね。
とりあえず、昨夜お風呂に入れなかったのでシャワーを浴びてから一番奥のサウナへ行くことに。入ってみると、真っ白で何も見えないし、ミントのような香りが部屋に充満しています。人の足だけ見えるのでそれを頼りに開いている場所へ行ったけど、そこはスチームが発生している横で、滅茶苦茶暑いです。それでも耐えに耐え、もう限界というところで2番目の部屋に出ます。限界の状態で出ると、2番目の部屋も結構サウナっぽく感じられて、きつい。ここでシャワーを浴びて汗を流して部屋に出ると、白鉢巻を巻いた、たくましいモロッコ人に体に何か塗られて、またサウナに行って来い!といった感じで送り出されます。それをわけも分からず3回くらい繰り返し、本当に限界というところでアカスリにやっと入ってくれました。
アカスリもたくましいモロッコ人がやってくれるので、結構体中を圧迫されてきついものがあります。それでも初めてのアカスリ体験が日本でも韓国でもなく、モロッコというのは自分でも驚きです。
アカスリでさらにヘトヘトになって、シャワーを水状態の冷たいやつで浴びて、次はメインのアルガン・オイルマッサージになります。オイルマッサージも初体験。ですが、やってくれるのは鉢巻を巻いた、上半身裸のたくましいモロッコ人です。
アカスリの勢いで、体中にオイルを染込ませる様な感じで力いっぱいやってくれます。これまたきつい!オイルマッサージって気持ちいいのもだとばかり思っていたけど、想像とは違いました。
最後に、なぜか手持ちのシャンプーで体を洗われて終了。
感想、サウナは程ほどに。入る前に水分補給をすること。そうすれば気持ちよくハマムを楽しめます。
宿に帰る途中にコーラを入手して、風呂上りの一杯。空を見るともう夕暮れ時。結局なにもせずに一日過ぎた感じです。
宿で少し休憩して夕飯へ出発。マラケシュにしか屋台はないから、屋台を体験しときなということで、地元民に人気のあるNo.14番へ。 -
マラケシュのたぶん公認屋台は番号を振り分けられていて、それぞれ軒先に掲げられています。食べるならNo.14、オレンジジュースならNo.49らしいです。もっと早く知っておけばよかった。
No.14はフライ屋さんで、人だかりが出来ていて人気店というのがよく分かります。並んでいたおばちゃんも、ここのは美味しいんだからって話していました。 -
でもメニューは魚3種類と、ナスのフライ、トマトソースだけというシンプルなもの何が違うんだろうと思うけど、違うんでしょうね。
20分位待って、なんとか3人並んで座れました。座るととりあえずパンが出てきます。フランス語の彼に、魚を1種類ずつと、ナス・フライの叩き、トマトソースを注文してもらって、しばし待つ。油でお腹がやられないかなとか思っちゃったけど、やられたら諦める。
出てきたフライは、レモンを絞って食べると本当に美味しい。行列の出来る理由が分かった気がします。ナスのフライも、侮れない!外の皮の苦味と中のうまみと油がマッチして、パンと一緒に食べると、これもまたうまい!おつまみにもいいかもしれないですよ。トマトソースはフライに付けてよし、パンにつけてよしと、なんでも美味しく食べられてしまう魔法のソースでした。マラケシュに行ったときには14番へ是非行ってください。一人25DHでお腹一杯食べれました。 -
夕飯を美味しく食べて〆は何にしようという話になったので、オレンジジュースを飲んでから、ミントティーという王道だけど、ボリューム満点なコースをチョイス。
No.49は3DHで1.5杯飲めるオレンジジュース屋さん。しかもお兄さんがかっこいい!ご贔屓にしましょう。
そして、最後にミントティーをいただく場所は「カフェ・ド・フランス」自分のマラケシュの始まりと終わりの場所です。 -
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初体験のミントティーです。
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緑茶に、ミントの葉をたっぷり入れたお茶で、モロッコに行くとどこでも飲める、国民的ドリンクです。イスラム国でお酒の飲めない国なので、通称「ウイスキー」です。
コップに熱々のミントティーを入れて持ってこられますが、大型の角砂糖が3つも付いてきます。地元民は3つ入れるらしいですが、自分は2つで我慢というか十分。
それでも十分過ぎる位甘いけど、結構好きな味です。台湾で飲んだ微糖の緑茶も好きでした。
宿に戻って、明日の出発をして、出会帳に記入したりしてマラケシュ最後の夜を過ごし、気が付いたら寝ていました。
明日からはいよいよ砂漠への旅が始まります。
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