2010/09/12 - 2010/09/12
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nacrionさん
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ミサンガ詐欺に遭い荒んだ心をサン・ピエトロ大聖堂で癒した後、私たちは美術館に向かうこととした。あの肖像画を見るためである。
この旅の目的を2日目に両方入れ込むところに私の性格が垣間見られる。
イチゴは先に食べる派なのだ。
目的の絵があるのは国立古典美術館というトレビの泉のすぐそばにある美術館である。
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バチカン市国から出発し美術館へ向かう。
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しかしローマの街は本当にすごい。
歩くだけで何かしらの遺跡や -
美しい教会にぶつかる。
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おかげでただ歩くだけでも楽しく、公共機関は全く使わなかった。
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天候にも恵まれ、街歩きが捗る。
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スペイン広場っぽいなと思ったがどうやら違うようだった。
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トレビの泉に到着。
面積の狭さからか、今までの観光地で一番の人込みであった。
これを傍目にみつつ -
美術館へ到着。
ついに対面の時である。
いそいそと入場するが、人がいない。
門は開いているのになぜだろうと思っていたところ、職員っぽい人が通りがかったため聞いてみる。が、イタリア語で全く聞き取れない。しかし何となく「休館」的なことを言っていることが分かった。運が悪いな…そう思いながら外に出ると確かに入り口に戻ると休みっぽいことを書かれた看板がある。 -
今日見れないことは残念だが、明日以降フィレンツェに向かった後、またローマに戻ってくる予定である。その時には開いてるだろうと看板に書かれている英文を読んだところ、なんと私たちがイタリアにいる期間そっくり工事の為休館であった。
そのことを知った私の失望といったらミサンガの比ではない。今ほどネットに情報があふれていない時代。美術館のHPなどもなく本当に調べようがなかった。悪いことは重なるものである。 -
この日始まった時は無敵状態だった私の心はこの時点でだいぶ折れかけていた。
しかし、またローマに来る理由ができたんだ…と自分に言い聞かせ、観光に戻る。
スペイン坂で夕日を見た後、10年近く前に日本で流行ったギャグを恥ずかしげもなくやる店員がいるピザ屋でご飯を食べ、ホテルへ帰宅。
翌日からフィレンツェに向かう。
なんとも悲しい話だが、私たちの悲劇はまだ終わりではなかった。
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