2021/05/06 - 2021/05/07
17位(同エリア52件中)
玄白さん
山形県絶景温泉巡り2日目は、飯豊連峰の北東側に位置する白川温泉へ。最上川の支流、置賜白川に作られたダムでせき止められてできたダム湖は、4月下旬から一か月間だけ、雪解け水をたたえて水位が上がり、芽吹いたばかりのシロヤナギの林が水没し、幻想的な絶景が出現する。2年前に写真仲間と訪れたことがあるところだが、当時は昼間ちょっとだけ立ち寄っただけだった。一泊して朝晩の光の具合が良いときにもう一度訪れたいと思っていたが、今回、その夢を叶えた次第。
同じような風景写真の羅列ですが、ご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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月山志津温泉付近を昼過ぎまでうろうろしてから、飯豊町へのんびり下道をドライブ。2時過ぎに、白川ダム湖岸公園に到着。ここは、キャンプ場、オートキャンプ場、パークゴルフ場などがある広大な公園で、その入り口付近に、今宵の宿、白川温泉「白川荘」がある。
早めにチェックインできたので、さっそく、公園内を散策。
八重桜が満開になっている。 -
雲一つない青空が広がっている。この快晴が夜まで継続してくれると、目論見の一つ、星空撮影が楽しみであるが、果たして・・・
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まだ、花は傷んでいない。見ごろだ。
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さらにアップで。
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公園内の桜並木
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湖岸に出ると、目の前に増水したダム湖の中に新緑のシロヤナギが水没しているのが目に飛び込んでくる。
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午後になって風があるので、きれいな水鏡にはなっていない。これは明日の朝のお楽しみということにしておこう。
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白川ダムによってできたこのダム湖は、最上川水系の治水とともに、農業用水利目的のダムである。そのため、4月下旬から田植えが始まるまでの一か月ほど、大量に雪解け水をため込むので水位があがり、湖岸に群生しているシロヤナギの林が水没するのである。この季節限定の風景である。
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イチオシ
カヌーの乗り場付近の水没林。この辺りは風が弱いので、シロヤナギの幹が水面に映り込んでいる。
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飯豊連峰の夕景撮影のため、対岸の撮影ポイントへ。
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対岸の撮影ポイントに行く県道8号は、別名水仙ロードという愛称で呼ばれていて、道路沿いに夥しい水仙が咲いている。
そんな水仙と水没林のコラボ -
さざ波がたっている水面の水没林
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白川湖と飯豊連峰。空には程よい雲が湧いてきて夕焼けが期待できそう。
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まだ、日の入りには1時間以上間があるので、しばらく待機である。ぽつぽつと同好の士が数人、集まってきた。
西に傾いた日に湖面のさざ波がキラキラ輝いている。 -
イチオシ
反対側の湖岸
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道路わきには、あちこちに無造作にカタクリが咲いている。
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縦位置でもう一枚。まだつぼみのカタクリの散見される。
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土筆も出ている。我が宇都宮よりちょうど一か月春の到来が遅い。
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ただ、待っているだけだと日が沈むのは遅い。
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同じようなところを、何回もシャッターを切る。
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水没林
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かすかに焼けてくれた。
ドラマチックな夕焼けではないが、これで良しとしよう。ただ、少しづつ雲が増えているので、今夜の星空撮影は期待できないかな・・・ -
白川温泉「白川荘」に戻り、夕食。
こんな山の中でマグロの刺身を食べたいとは思わないのだが、旅館会席料理では欠かせないメニューなんだろうか。
夜中に星空撮影を狙ったが、雲がでてしまい撃沈! -
イチオシ
一旦宿に戻り仮眠をとった後、夜明けの飯豊山と水没林を撮影しようと、昨日の撮影ポイントへ。
ブルーアワーの時間帯の飯豊山と水没林。 -
少し風が出てきた。
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しばらくして風が治まると、湖面に飯豊山の映り込みが現れた。
期待したモルゲンロートは見られなかったので、湖岸公園に戻り、湖畔で朝の撮影へ。 -
昼間はパークゴルフ場には立ち入れなかったが、早朝は、大勢のカメラマンが集結し、水没林の撮影にいそしんでいる。
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ソーシャルディスタンスを取りながら、撮影の仲間入り。
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もう少しきれいな水鏡を期待していたのだが、ちょっと風で水面が揺れている。
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期待した朝霧も出ない。
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朝食の時間まで、パークゴルフ場の湖岸をあちこちうろうろしながら、水没林を撮る。対岸の山裾には山桜のピンクが見える。
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水没林
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岸に近いところに生えている樹を狙う。
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縦位置にて。
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水面を大きく入れて。
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イチオシ
水没林
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対岸の斜面に残る残雪の映り込み
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シロヤナギの若木
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イチオシ
水鏡がきれいになってきた
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水没林
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シロヤナギだけでなく、いろいろな樹も芽吹きつつある。
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シロヤナギの花
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萌黄色がきれいだ。
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桜と飯豊山
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朝の撮影を終えて、朝食だ。そんなに高い宿ではないので、こんなものかな・・・
天気予報では、今日一日どんよりとした曇りなので、もう水没林の撮影はせず、チェックアウトまで、朝風呂を楽しむ。 -
9時にチェックアウトして、帰りは喜多方経由で戻る。
途中、見事な一本桜があったので、路駐して、しばしの撮影タイプ。
経塚の桜と呼ばれている銘木で、解説パネルが建てられている。県道4号(米沢飯豊線)の川西町を走っているとき、見つけた桜である。 -
あいにくの曇り空ではある。ちょうど見ごろではあるが、誰もおらず、ひっそりと咲いている孤高の桜である。
帰路、再び裏磐梯経由で撮影しがてら帰ろうと思ったが、様子見で立ち寄った三ノ倉高原の菜の花が見事だったので、そちらで時間を費やした。裏磐梯には行かず、会津若松ICから磐越道に入り帰宅。
旅行記「三ノ倉高原の菜の花畑 ~7分咲きだが、見ごたえ十分~」に続く。
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