2021/05/05 - 2021/05/06
38位(同エリア241件中)
玄白さん
コロナ自粛生活が延々と続き、いささかうんざりしている今日この頃。細心の注意を払いながら、あまりコロナ感染が深刻ではない地方の温泉であればよかろうと、全市町村に温泉があるという温泉県、山形県の知名度が比較的低い2か所の温泉に出かけてきた。
最初の訪問地は月山の麓の志津温泉。ここは7年前の秋に月山の紅葉撮影で訪れたことがある。今回は、残雪が残る月山の麓のブナ林の芽吹きを撮影しようと企てのだが、事前の下調べが甘く、ブナの新緑は一週間ほど時期尚早だった。だが、残雪の中に咲く桜や美しいエメラルドグリーンの五色沼など、まずまずの風景を撮ることができ、満足できる久しぶりの温泉と風景撮影の旅だった。
参考
「2014年紅葉シリーズ(3) 山の紅葉と温泉を巡る山形の旅② 月山登山と志津温泉でのんびり2連泊」
https://4travel.jp/travelogue/10939468
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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7年前の2泊目に泊まった「変若水の湯 つたや」
変若水は”おちみず”と読む。知らなければ絶対読めない。月山神社の祭神、月読命(つくよみのみこと)が持っている若返りの水という意味だという。ちなみに月読命は日本書紀、古事記の神話では天照大神の弟神で、ヤマタノオロチ退治で活躍するスサノウノミコトのお兄さんということになっている。 -
コロナ対策で、宿泊客を限定しているのだろうか、宿泊客は我々を含めて3組5人だけであった。経営的には苦労していることが伺われる。
貸切風呂(右上)、大浴場、露天風呂とも貸切状態だ。以前は内風呂には湯舟に浸かりながら一杯飲めるようにと、日本酒が置かれていたが、今回はそんなサービスはなし。楽しみにしていたのだが、残念! -
ひと風呂浴びた後、夕食までには時間があり、雨も小降りになったので、温泉街の裏手にある五色沼をぶらぶら。沼の畔から見える月山、湯殿山は雲がかかっていて、頂上は見えない。
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かなりの雪が残っている。
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エメラルドグリーンのきれいな水をたたえている。沼の畔は、冬季に雪かきした雪の捨て場にしていたらしく、大量の雪が残っている
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ちょうど桜が見ごろを迎えている。
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あと一週間ほど経てば、湖岸の木々が芽吹き、新緑が湖面に映り込む絶景が見られるだろうな~
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まだ冬枯れの木々の湖面への映り込み
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ようやく水芭蕉が花をつけている。豪雪地帯だけあって、春は遅い
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1時間ほど、五色沼周辺をぶらぶらしながら撮影して、ようやく夕食の時間。
左上:中央は山菜の盛り合わせ(ウルイ、こごみ、ドイホナ、蕨、こしあぶら、赤こごみ、しどけ、アイコ)中には聞いたこともない名前の山菜盛り合わせ
ほかに、ゴマ豆腐、あざみの煮物、干しわらびの煮物
右上:うど、たらの芽、こしあぶらの天ぷら
左下:イワナの森のキノコ焼
右下:山形牛のステーキ
ほかには孟宗竹の筍ご飯、孟宗竹の味噌汁など・・とにかく春らしく山菜オンパレード! -
地酒の雪太郎。7年前に宿泊したときは、風呂酒としてサービスされた銘柄である。
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天気予報では日付が変わる頃、晴れるという予報だったので、宿の主人にお願いして星空撮影のため、夜中も玄関を開けておいてもらった。
ところがスカッと快晴にはならず、全天の2/3くらいは雲がかかってしまった。北東の空は雲が取れたので、夏の天の川の一部はかろうじて撮影できた。 -
翌朝6時に起床。すっかり雲が取れて快晴になった。昨日は雲がかかって見えなかった湯殿山に朝日が当たっている。
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明るくなると、五色沼のエメラルドグリーンはパステルカラーになっている
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朝の凪で、湖面は水鏡になっている
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イチオシ
湯殿山、姥が岳がきれいに湖面に映り込んでいる
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雪、桜、月山
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五色沼の中央にある小島。沼の周囲には散策路があるのだが、まだ残雪が残る今は歩くことはできない。
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やなぎの新芽のつぼみはだいぶ膨らんでいる。もう少しで芽吹きだ。
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朝飯。納豆、焼きのり、サラダ、ホウレンソウの胡麻和えなどオーソドックスな和風旅館朝食である
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朝食後の散歩。再び、五色沼の畔にて。
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桜と水仙と。
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ブナはまだ芽吹いていないが、新緑になっている樹もある。
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志津温泉街。12軒ほどの旅館があるこじんまりした温泉街である。かつては出羽三山詣での行者たちの宿場町としてにぎわったらしい。現代では、5月~8月は月山夏スキー客の定宿となっている。
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イチオシ
青空と桜、奥にはなだらかな山容の月山
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残雪が溶けたところにはフキノトウが出ている
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これだけ大きくなってしまうと、もう食べられないだろうな
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崩れた残雪の間から沼に映り込んだ湯殿山をパチリ
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イチオシ
残雪の中で咲く桜と朝日に照らされた月山
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イチオシ
月山、湯殿山、桜、残雪
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沼の中の浮島も入れて
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水仙と月山
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宿の玄関前の桜にも朝日が当たり始めた。9時前にチェックアウト
毎年、冬にはどこかの温泉で雪見風呂というのが我が家の定番だったが、この冬はコロナ禍で、どこにも行かず仕舞いだった。ここで思いがけず雪見風呂が実現した。 -
志津温泉を選んだ一番の目当ては山形県立自然園の新緑のブナ林撮影だった。ところが、芽吹きには一週間ほど早かったのである。早い年はすでに芽吹きが始まるころなのだが、今年は少し遅いようだ。
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イチオシ
ブナの芽吹きはまだだが、黄色が鮮やかな新芽をつけた樹もある。
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豪雪地帯らしく、雪の重みで幹がねじ曲がったブナの木
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ここのブナには地衣類が寄生しておらず、幹の肌がきれいだ。
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芽吹きは未だだが、根開けはしている。
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イチオシ
残雪の中を流れている渓流。
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ここのブナ林は、驚くほどの大木はなく、比較的若い樹が多い。
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ブナの枯れ葉
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芽吹きには早かったので、トレッキングを楽しむ人もまばらである。
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玄白はスキーはやらないが月山スキー場まで行ってみた。
月山スキー場がオープンするのはほかのスキー場がクローズする4月から7月まで。夏スキーのメッカである。 -
月山スキー場。スキーヤーが胡麻粒のように小さく写っている
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スキー場駐車場から朝日連峰を遠望できる
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月山から降りて県立自然博物園近くの地蔵沼に立ち寄ってみた。ここは、月山の雪解け水が地中に浸み込み、長い時間をかけて湧き出る月山湧水が流れ込んでいるので、とても水はきれいである。
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風が出てきて湖面にさざ波がたち、映り込みが消えてしまった。ここも新緑の季節になれば美しい風景が出現するだろう。
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次の目的地、白川温泉に向かおう。
途中、志津温泉を通り過ぎてすぐのところにある弓張平公園に立ち寄ってみた。ここは、オートキャンプ場や体育館、グランドなどの運動施設がある広大な公園だが、標高が630mと、自然園より低いこともあって、新緑の芽吹きが進んでいる。 -
ここも、まだ桜が咲いている。
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ひょっとすると、寒河江川沿いの桜の名所、大井沢のオオヤマザクラがまだ見られるかもしれないと思い、ちょっと寄り道してみた。
寒河江川沿いの木々はきれいな新緑になっている。 -
大井沢の桜。残念ながら、ここの桜は終わっていた。月山、湯殿山がずいぶん遠ざかっている。
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寒河江川
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山肌には黄色味が強い新芽をつけている木々が多い。
月山、寒河江エリアを後にして南に下り、白川温泉を目指す。白川温泉での狙いは、この時期だけ増水する白川湖の水没林である。
続く
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