鹿児島4泊一人旅　’21/04　No3

2021/04/12 - 2021/04/16

鹿児島一人旅
こっそり、静かに、4泊5日、鹿児島巡りしてきました。

2日目　
南九州市頴娃町別府にある
　”釜蓋神社"　からの開聞岳
　"いせえび荘"　からの開聞岳　を心行くまでカメラに収めました。

そして初の　"タツノオトシゴ"　見てきました。

エリア 枕崎(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021/04/13(火)　14:47
枕崎からバスで30分　"大川宮前"バス停で降りました。
今から向かうのは"釜蓋神社"(射楯兵主神社)
手前には以前来た時に使った駐車場があり、
そうそう　こんな所だったなと懐かしく歩きます。

徒歩2分程で神社らしき参道に入り、海が見えてきます。

入り江の先端の小さな神社ですが、知る人ぞ知る有名な神社。
御祭神はスサノオノミコト
武の神様で芸能人やスポーツ選手も訪れるという場所です。
写真に写る木の釜蓋を頭にのせて、
鳥居から賽銭箱までの約10メートルを歩きます。
手を使わず落とさず歩けたら祈願成就だそうです。

海からの風もあり、祈願されている方は悪戦苦闘のようでした。

拝殿天井に描かれた龍です。
ここへ来たのはこの龍をもう一度見させて頂く為。

不思議なのです。
肉眼では光っていない玉がカメラを通すと光ってみえるのです。

解説によると　吉兆をあらわすめでたい光「瑞光」だと。

スマホ待ち受け画面にすると運気がアップとも書かれています。
試してみようかな？

社殿横の小道を抜けます。

開聞岳が見えます。
手前にも大きな釜蓋

ところで何故釜蓋なの?
　かつて出兵者やその家族が釜の蓋や鍋を持って神社に祈願すると
　鉄砲の弾が当たらず無事に帰って来られるとのいい伝えがあったそうで、
今に至っているそうです。

静かで穏やかな入り江です。

今日宿泊の"いせえび荘"
到着時間の連絡の折、釜蓋神社へ寄る事を告げると
神社まで迎えに来てもらえる事になりました。

場所は釜蓋神社のお手洗い前(笑)が分かりやすいでしょうと言うことで
15:30待ちです。

7,8分で　"いせえび荘"　到着。

お部屋へ入るとすでにお布団が敷かれています。
自宅にいるような雰囲気のお部屋です。

大きく違うのは外の景色

大好きな開聞岳が控えています。

開聞岳に少しでも近付きたくて急いで外へでます。

宿の前は防風林としての役目なのか木が沢山植えられています。

「番所鼻自然公園」内です、
遊歩道どちらへ行っても散策が楽しめます。

まず海の中を通る岩場に興味があり降りてみます。

岩礁の先から歩いて来た方向を振り返ります。

2階建て10室のこじんまりとしたお宿　"いせえび荘"　が見えます。
何故、自然公園内にあるのかお聞きしたところ、
宿が先にありきで、
自然公園指定が後だったそうです。

ここ鹿児島で見るハマユウには思い出があり特に愛着があります。

散策道を歩きます。
見える建物はタツノオトシゴハウス
今日は火曜日で定休日
明日出発の前に行くことにします。

このような岩礁を抜けます。

日が傾き始めた気配です。

"垣瀬浜"　という砂浜に出ます。
この先　進めば"釜蓋神社"へ抜けれるようです。

引き返します。

途中、岩場にはこんなカニさんがうじゃうじゃ。
そのすばしっこさには驚きです。

身を守る能力なのでしょうか、
つまり敵が多いって事？
こんなに静かな場所なのに、、、
あなたの敵って誰？

宿の前にある"あこう"の木
ようやく見慣れましたが、
初めて見た時は驚きました。

いったいどうなればこんな風になるんだろうと。
たくましい！
別名　"絞め殺しの木"といわれるそうです。

夕食の時間です。

こんなお部屋で頂きます。

最近多くは食べれないので、
今日は　"少食の方におススメ"　というプランです。

海を目の前にして、広々とした空間で頂ける夕食は最高の贅沢です。

当初、鹿児島で伊勢海老が頂ける場所があるなんてと
驚きましたが、立派なイセエビ頂きました。
コリコリとした触感に甘味、美しい盛り付けにも満足でした。

お刺身以外の部分はお味噌汁で頂きます。
足の部分も食べれますのでと教わりましたが、
もったいないけど、めんどくさくてダメでした。

ごちそうさまでした。

食後外へ出ます。

思うのですが、
この　"いせえび荘"　違和感のあるお宿です。
鹿児島県内の宿検索で一つだけ異端児のような宿名です。
玄関前には大きな石灯籠、
食事のメインは伊勢海老
それでいて周りの環境は南国風。

それがどうしたのって事ですが。

日没後の開聞岳、
私にとっては海丸ごと闇に包まれるその姿を見るのは初めてな事です。

2021/04/14(水)　05:30
飛び起きました。
朝日を見なくては!
窓の外、間に合いそうです。

大急ぎで外へ出ます。
開聞岳から日が昇ると思って待ちますが、
どうも違うようです。
何処へ行けば朝日が見れるのかとウロウロ。

・・・

やっと日の上る位置見つけました。

開聞岳から昇る朝日はお正月頃だそうです。
今4月は左にずれた位置からのようです。

見れてよかった　すがすがしい朝です。

ロビーの木戸から中へ戻ります。

お土産売り場、
知覧は静岡を抜き日本一のお茶の産地となったそうです。
お土産はお茶で決まりです。

陳列の中に雰囲気の違う売り物が！！！
【ありがたいお釈迦様と釣鐘呼び鈴】一対でというもの。
　見るからに骨董品です。

聞けば女将さんが何処かで手に入れて来たものらしい。
ご主人、笑ってらっしゃいました。

朝食を頂きます。
夕食と同じ食事会場です。

一見　京の食事処のよう。

2度目のお風呂です。
温泉ではありません。

温泉を望む私としてはこれが仮にマイナス要素としても
これだけ素敵な環境の中のお宿です、そんなこと帳消です。

お部屋からの最後の写真を撮りチェックアウトです。

送迎車で送っていただく前に昨日定休日だったタツノオトシゴハウスへ

日本唯一のタツノオトシゴ観光養殖場だそうです。

とても小さいです。
水槽が濁っていてチョッピリ残念ですが、
初タツノオトシゴ対面です。
オスの出産シーンもビデオで見れました。
沢山生まれて来るのに、育つのはわずかだそうです。

正直な感想です、
もっとメルヘンチックなものだと思ってましたが
滅多に見る事の出来ない生き物です。
いい体験が出来ました。

宿の送迎で"東大川"バス停に居ます。
前のバスが"枕崎"行き
後ろのバスが"指宿駅前"行き
どちらも10:30同時出発です。
枕崎行きは乗車0名
指宿行きは私1名で発車。

"白波"
焼酎をよく知らない私ですが、
この名前は知っています。
バスは頴娃蒸留所横を走っています。

そして、車中　運転手さんと交わした会話
私「海が見たくて」
運転手さん　「この路線はあまり海に面してないよ」
私　「そうなんですか」
・・・・・・
乗客もなくノンストップで走っていたバスが道路脇に停車。
運転手さん　「ここぐらいかな海が奇麗にみえるのは」

わざわざ止まって下さって、本当にありがとう。
旅に出ると与えて下さる優しさが身に沁みます。

バス乗車約1時間
3泊目の宿"指宿フェニックスホテル"前
"五人番"バス停に到着です。
正面高架はJR枕崎線です。

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2021/05/25 16:32:37

  　違和感のあるお宿　いせえび荘

  森の精がいること、内緒にしなくていいですよ。
  そうしないと、私まで変に思われてしまいます。
  
  私は指宿は行ったことありますが、この宿の辺りの景色は全く知りません。
  それより、よくこんな場所に宿があることに驚きです。
  素晴らしい展望かと思いますが、海辺に住む私としては、この宿はいくら少し高台にあるといっても台風の時は半端じゃないと思いますよ。
  創立者の勇気と先を見る力にあっぱれです。
  　
  このお言葉同感です↓
  "いせえび荘"　違和感のあるお宿です。鹿児島県内の宿検索で一つだけ異端児のような宿名です。
  全てになんか違和感ありますよね。こんな宿名聞いたことありません。
  こんな名前が有るなら，マグロ荘、アワビ荘、蛸荘があってもよさそうです。
  売店で売っていたお釈迦様像3,000円が気になります。普通あんなの売ってる～？
  めんどくさいからと伊勢海老の足を食べなかった、だいこくさんを恨みます。
  あれ、しゃぶれば美味しいのに。ホント贅沢なんだから。
  という訳で、とっても有意義な旅行をなさって来たと思います。
  
  GO　TOの勢いで行った旅行がまだ６個もあるのですね。
  人目を気にしてか、罪悪感なのか中々書けないのですね。分かる分かる。
  でも、この4Tに旅行記書いている人たちは、みんな罪な人ばかりなんだから、気にしないでバンバン書いてください。後はコメントにどう書かれるかが楽しみです。
  
  これにて、私のコメントも御仕舞です。妙見温泉など足元にも及びません。

  だいこくさん からの返信 2021/05/25 19:24:01

  Re: 　違和感のあるお宿　いせえび荘

  wild kenjiさん
  確かに、変な奴の部類に巻き込んでしまったかな？
  解放！
  内緒はなかったことに・・・
  凄い体験をした者同士、選ばれし者として過ごしましょう(笑)
  
  静かな瀬戸内でも台風が来ると大変なんですか？
  鹿児島は台風の通り道だと知っていますが、
  台風接近の海を実際に見た事ありませんし
  海の近くに住まわれる方の目の付け所に、そうなんだと気づかされました。
  
  いせえびの件　申し訳ないです。
  カニにしても同じです。
  奇麗に食べれない人には食べる資格がないのかも。
  いせえび・カニの食べ方講習があれば絶対に参加したいです。
  
  7月中にはコロナワクチンの接種を終えられそうです。
  少し明かりが見えて来た気がします。
  wild kenjiさんもお体大切になさってください。
  だいこく