鹿児島4泊一人旅　’21/04　No2

2021/04/12 - 2021/04/16

鹿児島一人旅
こっそり、静かに、4泊5日、鹿児島巡りしてきました。

2日目　
”大汝牟遅神社"　の　"千本楠”　
　　　　すごーい　すごーい　神秘の森のようでした。
　　　　今旅行一番のお勧めです。

そして初　”枕崎”　ほんの一部エリアだけ楽しみました。

旅に出ると人の優しさ感じます。

エリア 知覧・南さつま・日置(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021/04/13(火)　09:30　雨
霧島　"いやしの里　松苑"　の送迎で鹿児島空港に到着しました。
空港内、ほぼ店員さんというお土産売り場をウロウロ。

本日より3日間はバス移動です。

空港足湯前に腰かけて、
数日前にスマホ購入したSUNQパスが使える状態かチェックです。
使用開始日の午前3時に正式パス画面が表示されているはず　→　okでした

南部九州3日間乗り放題@8,000-
初めての使用なので乗る前からチョッピリ　ドキドキ

09:50発のバスで枕崎へ向かいます。
でも、その途中にどうしても寄りたい場所があります。
雨の中、行くか止めるか悩んでいます。

乗客は3名、運転手さんに何処で降りるのか確認されます。
"雨の降り具合で降りる場所を変えます"と返事

しつこく降りる場所確認されたのは
このバス、終点枕崎までに数か所のバス停に寄りますが、
ほとんどが降車専用で、乗客によっては高速道路を途中で降りずに
枕崎まで突っ走れるからだろうと思います。

運良く、雨が上がりました。
伊作(東本町)バス停、途中下車です。
ここは鹿児島県日置市吹上町中原2263
大汝牟遅神社（おおなむちじんじゃ）

本殿横の御神木の楠
樹齢千年以上，幹周りは約14メートル
願掛けの御神木でやさしく3回なでながら願い事を唱えるとよいそうです。

そして境内から，正面に150メートルほど行くと「千本楠」

どうしても来たかった場所です。

2017年12月に火野正平さんの「にっぽん縦断　こころ旅」で見た「千本楠」

以来　必ず行くと願っていた「千本楠」の中に立っています。

又1つ、願いが叶いました。

わけのわからぬ何かに包み込まれているみたい。

パワースポットという言葉よく耳にするけど私は嫌い、
そんな言葉は使いたくないけれど、
真実そんなの有るとすれば、こんな感覚のことなのかな？？？

・・・

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・・・

森の精って絶対に居ますよね！

11:33発の枕崎行きのバス停"西本町"にいます。
計画通りこの先、枕崎へ進めそうで一安心、余裕のバス停撮影です。

"千本楠"の最寄りバス停降りて、
この"西本町"バス停までの滞在時間はたった46分
内、目的地往復には最低25分程度、
なにせ初めての場所、
道に迷えば"千本楠"に会えないという計画・・・

実は大変お世話になった方がいました。
Google先生頼りに上り道をガラガラひいて"千本楠"めざしました、
珍しく方向感覚は順調でしたが・・・
心折れそうな階段が前に立ちはだかります、、、

草刈りされているおじさんに声を掛けます。
やはり、階段の上に"千本楠"があるそうで、
最悪スーツケースを階段下に置きっぱなしにしてでもと考えた時、
乗ったらいいよ　連れて行ってあげるからと・・・

悪い人ではないと直感、お仕事の軽トラに乗せて頂き
大汝牟遅神社（おおなむちじんじゃ）へ
「宮司さんに挨拶するからね」と敷地内へ

結果、奥様が"千本楠"の説明までして下さる事に。
"千本楠"はドラマやCM・演奏会にと数々使われている
超、有名な場所。
何も知らずの来たのは私だけ？？？？

おまけに、枕崎行きバス停まで送ってもらいました。

おじさん、宮司の奥様、
もうただ、ただ感謝しかありません。

御親切をいっぱいに浴びて、
"西本町"バス停から乗ったバスの行先表示は　"加世田・枕崎"

途中、意に反して終点ですと、降ろされます。
前に停車中の枕崎表示のバスに乗り換えるように言われ、大慌て。
乗り継ぎバスだったんだ！

そこが何処だったのか？
目の前にはスーパーがあり、
その前にはバス待ちの行列。
鹿児島に来て初めて人のかたまりを見たのはこの場所だったような。

帰宅後、写真頼りに調べた結果
廃線となった南薩鉄道　枕崎線(南多夫施駅 - 加世田駅)
間にある　旧 阿多駅のあった所。

雰囲気からして生活重要ポイントなのでしょう。

過去にはこんな機関車が走ってたのかな?

終点枕崎12:40到着
丁度観光案内所の前がバス停、
お邪魔して約90分で回れる場所を教えてもらいます。
結果、枕崎駅後方の高台に行くことになりました。

上ると【スカッー】とする場所だそうです。

嬉しいことに青空も見え始めました。

初めての枕崎駅

もっと、寂れた駅を想像していました。

近づけば小さくて可愛い駅です。

記念すべき、枕崎駅
列車で来るべきだったかな。

以前　"川辺温泉"へ行ったときに降りた
西頴娃駅までがの私のJR枕崎線の乗車記録です。
チャンスあれば"西頴娃駅"から"枕崎駅"も繋がなくちゃという思いです。

【最北端ＪＲ北海道宗谷本線稚内駅からのレールは、
　ここ枕崎駅へたどり着きます。】
こんな文を見ると、ちょっとグッとくるものがあります。

改めて　"終着駅"　という言葉をかみしめます。

高台へ上りました。

東シナ海が望めます。
"立神岩"が見えます。

枕崎のまちが一望です。

下には枕崎線。
列車通らないかと期待しますが、
日にたった6本のダイヤです。
諦めます。
(ところがです、
　この後駅前のケーキ屋さんに入っている間に
　6分の1の貴重な列車が13:20前後に着、発車した様子、
　とても見れなかったことが悔しくて、
　たかが列車1本　されど列車1本)

この丘の上には美術館もありました。
枕崎市文化資料センター南溟館
ただ、残念な事に
本日火曜休館日!

このオブジェ
タイトル　"どれどれ"

無機質なものが動きを伴って様子をうかがっている、、、
なんて
すばらしい！！！

観光案内所でここを勧めて下さった方の
【スカッー】と、が分かりました。
気持ちのいい場所教えて下さってありがとうです。

そろそろ駅へ戻ります。

あらかじめ雨に備えて検索していた休憩場所　"DARUMAYA"

枕崎駅前にあります。
営業しているのか覗き込んでしまうような佇まい。
夢を売るケーキ屋さんには見えません。
そおっと入ってみると店内には美味しそうなケーキがずらり。

2階でケーキ休憩のつもりでしたが、
コロナで喫茶室はお休み。

モンブラン1つ買って外で休憩する事に。

駅ベンチで頂きます。
モンブラン1つ　いい思い出です。

時間が余ってスパーへ

旅行中、地元のスーパーへ寄るのが好きです。
こちらでは、なまり節・さつま節なるものが並びます。
なまり節って、どうして食べるんだろう？
さつま節って、かつお節の事かな？

枕崎観光案内所へ戻ります。
置かせて頂いた、スーツケースを引き取ります。

4/13　今日は、いろんな方と出会いました。

大汝牟遅神社でお世話になった方々、

"西本町"バス停で声掛けしてくださった
関西の天王寺から3年前に吹上町に移住したんだという方、

そして観光案内所でお世話になった、
阪神・淡路大震災でこの地に移り住んだ方、
同じ地震を経験したもの同士、何故か通じるものがあり・・・
姿が見えなくなるまでずっと見送って下さってありがとう。
また、お会いしたいですね。
その時には、もっともっと関西のお話　しましょうね。

これより枕崎発14:15のバスで2泊目宿泊地頴娃町の　"いせえび荘"　へ向かいます。

この旅行記へのコメント （4）

• olive kenjiさん 2021/05/24 21:12:20

  森の精は居ます

  前回のコメントはNo１のところに書くところ間違って、ここのNo２に書いてしまいました。失礼しました。
  
  このNo２に書きたかったのは、森の精は居るという事です。
  この旅行記の中で、どれだけ千本楠の場面が出てきたことか。これにて、だいこくさんが感じ取っていたことが凄く伝わって来ますし、関心が一番高かったのでしょう。
  森は人々に不思議な体験を与えます。
  
  中学校修学旅行で伊勢神宮に行った時、あの荘厳たる木々の中で、私は突然神がかりなようなものを受け、それからは日本の美、文化を愛し、思想的に右翼的な考えを持つようになりました。でも十数年後に訪れた伊勢神宮では何も感じず、もう忘れたかのようでした。今でも不思議です。だから森は何がしらの精は持っていると思っています。
  
  まだ続きますよ。

  だいこくさん からの返信 2021/05/25 15:45:33

  Re: 森の精は居ます

  コメント嬉しいです、
  どちらに書いていただいても、何てことないです。
  お気遣いありがとうございます。
  ーーーーーーーーーーー
  "森の精は居ます"
  なんか聞いたことありませんか？
  「STAP細胞はあります」
  小保方さんどうされているのでしょうね。
  苦しかっただろうな。
  
  ーーーーーーーーーーーー
  そうなんです、森の精いますよね！
  第六感というか　そう、感じ取るというか。
  突然、異空間に入ったような神秘的なもの。
  良かった、同調してくれる方がいて。
  お伊勢さんでの出来事、
  wild kenjiさんの生きざまに影響したんですね。
  貴重な経験が出来たこと、一度で十分。霊能者じゃないんだから。
  
  私も千本楠でのあの感覚が忘れらずにいます。
  他の方が訪れて、なんだーと思われるやもしれませんが、
  あの瞬間の感覚は唯一私に与えられたもののような気がしてなりません。
  変なやつと言われないように、あまり公表せず心にしまっていようと思っています。
  だいこく
  
  
  

• olive kenjiさん 2021/05/24 20:48:46

  ノスタルジーを感じます

  だいこくさん　凄くご無沙汰しております。
  旅行記を一気に5連ちゃん同時アップしたので驚きました。
  
  いち地域へのバスを使っての温泉巡り一人旅なんて、懐かしいというか昔はこの様な旅行をしていたな～とノスタルジーを感じました。
  私は50年前以上に行った鹿児島・指宿の中学卒業一人旅にタイムスリップしました。
  
  あの霧島国際ホテルが閉館なんて信じられません。かっては九州の温泉ホテルの代名詞であったホテルが閉じるとは、時の流れなのでしょうか。日本のおそらく半分は占める団体型大型旅館はこの末どうなるのでしょうか。哀愁を感じました。
  
  お泊りになった霧島ホテルの板の間がピカピカ過ぎる。一瞬床の間かと思いました。
  このピカピカぶりから、このホテルは中々いいぞーと感じ取りました。
  
  久しぶりですので、まだまだ続きますよ。

  だいこくさん からの返信 2021/05/25 15:26:41

  Re: ノスタルジーを感じます

  wild kenjiさん
  メールはホントに久しぶりです。
  でも、新しい旅行記(国内編ですが)はまだかまだかと常にアンテナ張って待っているのですよ。
  見つけたら、速攻見せて頂いてます。
  
  旅行に行ってはいけないモードの中での旅行記は
  罪悪感からか公表してはいけない気がして
  正直gotoの勢いで行った旅行が6度もありますが手を付けていません。
  
  一度　心の封鎖を解いてみれば堰を切ったように
  旅行記録一気に書いちゃいました。
  ついでに中途半端でほっていた古いものにまで手を加えてUPしちゃいました。
  
  本題ですが、中学の卒業一人旅ってすごいですね。
  思い返せば私の16歳のころって、通学の電車に乗るのがやっとでした。
  その頃の一人旅だなんて流石に早くからワイルド要素満タンだったんですね。
  
  ホテルの閉鎖、団体さん相手の大型ホテルが廃墟になっているのって
  あちこちで見かけます。
  過去に泊まったお宿がなくなってるのって淋しいものですね。
  自分の足跡まで消されていくようです。
  
  霧島のホテル　"松苑"さん自然体でくつろげるいいお宿でしたよ。
  国内にはいっぱい自分の知らないいいお宿が待っていてくれると思うと
  元気で旅行しようって気になります。
  福地温泉　長座にはぜひ行きたいしね(*^^*)