第４波の中、まん延防止等重点措置の延長、酒類の終日提供停止で、横浜は今どうなってる？　

2021/05/12 - 2021/05/12

昨年３月２５日東京都で４０名の新規感染者が確認され、その週末４都県で出された外出自粛要請、その後４月７日同じく８７名の新規感染者の確認を受けて、第１回目の緊急事態宣言が発令された。あれから１年余りが過ぎても、事態終息の見通しは立たず、政府は国民に我慢を強いるばかりで、非常事態対応については観念論ばかりで到底あてにできない。そんな中、感染拡大の第４波に神奈川は３月１１日迄のまん延防止措置を月末まで延長とし、横浜は終日の酒類提供停止なんてことにも。いったい横浜今どうなってるんだ～？

エリア 横浜(神奈川)

大岡川の桜は、今年もコロナに関係なく咲き誇りましたが、今はすっかり初夏の緑に覆われています。例年の桜祭りも２年連続で中止でした。
右手高層マンションの奥はランドマークタワー。

伊勢佐木通りにある多目的ホールの伊勢佐木倶楽部Cross Street。伊勢佐木町の路上ライブからメジャーになったゆずが命名。プロアマ問わず音楽イベントを中心に時間貸しで活用されてます。

CROSS STREET 名所・史跡

かつてはゆずのコンサートや、今は亡き桂歌丸師匠の寄席も開催されたこともあったようです。因みに、師匠はこの近くの真砂町に奥様と暮らしておられました。

ホール前にある伊勢佐木町ブルースの歌碑。グランドピアノをモチーフにしたデザインで、台座部分にスピーカーを設置。スウィッチを押すとあの青江三奈さんの歌が約１分間流れます。タタッタ、タラララッタタ、っあ~！っあ~！

伊勢佐木町ブルースの歌碑 名所・史跡

伊勢佐木町通りを関内駅方向に向かって歩くと、居酒屋やラーメン屋が多くありますが、まだ９時過ぎなので人もまばら。

伊勢佐木通りにある中華料理杜記。リーズナブルな価格設定なので、この辺で働く中国人の客も多い。昼のランチも７００円位で数種類のメニューから選択できます。ここの担々刀削麺が好みで、コロナの前は餃子でビールを一杯の後によく頂いていましたが、コロナ以降はすっかりご無沙汰。時短営業で終日酒類の提供停止中。

杜記 海鮮火鍋菜館 グルメ・レストラン

伊勢佐木通りは、脇道に入るとノスタルジックなお店や建物が多い。
天ぷらの看板がありますが、釜めしのお可免。他に鍋や季節に合わせた酒の肴もあります。
１１日まで休業の張り紙があったけど、今日は準備をしている様子が。でも酒類の提供停止で商売になるのかな？

釜めしお可免 グルメ・レストラン

牛鍋の荒井屋。ここの牛鍋はいわゆるすき焼きですが、伊勢佐木通りを挟んで反対の末吉町で、元祖牛鍋を謳う太田なわのれんの牛鍋は、鉄鍋で牛肉のぶつ切りを味噌ペーストで煮る独特な鍋。どちらも明治時代創業で、文明開化の象徴を伝える老舗。
時短営業で終日酒類の提供停止中。

荒井屋 本店 グルメ・レストラン

荒井屋の前には、こんなクラッシックなビルも残る。

コロナ前にはかみさんとよく行ってた焼鳥の井筒屋。今回の措置を受けて今月いっぱい休業。家族経営でいい雰囲気。焼き鳥の他刺身なども美味しい。

ゆずが路上ライブを行っていた旧横浜松坂屋の建物は、今は商業店舗のカトレヤプラザに建て替えられましたが、アールデコ調の外観は一部残されています。

カトレヤプラザ伊勢佐木 ショッピングモール

伊勢佐木モールのゲート近くの路地を入ったところにある天ぷらの登良屋。旬の食材をごま油で揚げた天ぷらで一杯やるのも乙。こちらは、５月１７日まで休業中。５月末まで延長となるかも。

登良屋 グルメ・レストラン

登良屋の並びにある、創業１１０有余年の野毛おでん。明治の横浜開場の頃、屋台のおでんから始めた老舗。おでんだけでなく、４代目になって刺身も扱うようになり、つまみのバリエーションが広がった。お店は営業しているのか、シャッターは開いてたけど、未確認。

野毛おでん グルメ・レストラン

野毛おでんの斜め前には、こんな昭和レトロな雑居ビルの後ろ姿も。最近は、刑事ドラマなどでよく見かける。

吉田町通りに面したそのビルの表側。１階には、絶品プリンと最近噂されているらしい極ボーノプリンがある他、従妹が蕎麦屋酒でよく訪れる角清が入ってます（写真なし）

関内駅側から見た伊勢佐木通り（伊勢佐木モール　ゲートから撮影）ガラ～ンとしているのは、さすがに時間が早すぎるから。
伊勢佐木商店街は明治時代遊郭の移転以降発展してきた商店街で、大正時代には浅草、千日前と並ぶほどの規模にまでなり、元々はここが横浜の繁華街の中心だった。バブル崩壊後賑わいは横浜駅周辺に移り、現在はアジア系外国人も多く利用する雑多な商店街の風情。人によって好みが分かれるようだけど、昭和レトロがブームとなりつつあるとのことで、ここもその雰囲気たっぷりなので、もっと賑わって欲しい。

伊勢佐木モールから新横浜通りを横断して左に折れると、鰻のわかながあります。ご飯多めの鰻丼が名物。他店に較べ甘さ控えめのあっさりとした味わいですが、この味で通うお客さんも多い。わっせ、わっせと丼食らうのもいいですよ。

割烹蒲焼 わかな グルメ・レストラン

関内駅南口。横浜ベイスターズの本拠地横浜スタジアム、通称ハマスタへのＪR京浜東北線の最寄口。

南口から数分の横浜スタジアム。負けが込んでいるベイスターズ、これからの巻き返しに期待。

横浜スタジアム前の旧横浜市役所。昨年６月に関内とみなとみらい２１地区との境に建設された新庁舎への移転で、今は東京オリンピック、パラリンピック横浜開催となる競技の報道拠点として工事が進行中。

横浜スタジアムのある横浜公園のチューリップも、開花の時は過ぎて今は葉と茎が残るだけ。

横浜公園 公園・植物園

今年は写真撮り損ねたので、昨年の写真。

残った球根を掘り起こす作業が行われています。堀り上げた球根は一旦保存され、年末にまた植えつけられるとのことでした。

横浜公園わきの歩道。新緑が気持ちいい。

左に折れると、象の鼻桟橋や大さん橋に向かって真っすぐに向かう日本大通り。

日本大通りの横浜朝日会館１Fのｇｏｏｚ。毎日朝７時から営業していて、コーヒーやお店で作るパン、おにぎりの美味しい店。
店先の歩道に置かれた椅子でゆったり味わうことが出来ます。

コーヒーは１２オンスと１６オンスの２種類のカップから選択。アイスコーヒーは、氷入りのカップが別にあり。

これだけの種類のフレーバーから好みのホットコーヒーをセルフ方式で。どれでも料金は変わらず、１２オンスが１５０円（税込み）、１６オンスが１９５円。タンブラー持ち込みだと１４０円。

店先の大通りの歩道に置かれた椅子席でくつろぐっていうのもなかなか絵になります。道の向こうには、日本銀行横浜支店、右にちらっと見えるレンガの建物が横浜地方裁判所。

ここで調理されたサンドウィッチの品揃えも豊富。価格もリーズナブルです。

日本大通りには歴史を感じさせるビルが並んで、横浜らしさが感じられます。
手前がＫＮ日本大通りビル。三井物産横浜支店の事務所棟として竣工し、築１１０年となる日本で最初の全鉄筋コンクリート造りのオフィスビル。その向こうは、横浜情報文化センター。

横浜情報文化センター。日本新聞博物館と放送ライブラリーを中核にした複合施設。手前の旧館部分は、旧横浜商工奨励館で、１９２９年に関東大震災からの横浜復興事業として建設され、２０００年の改修、増築工事で今の姿になりました。銀杏並木に沿って立つ姿は、横浜の歴史の雰囲気が感じられます。

横浜情報文化センター(旧横浜商工奨励館) 美術館・博物館

２階にはクラシカルな雰囲気のカフェドラプレス。若い頃に知ってれば、かみさん連れてデートに来たかな？　　ないな・・・(-_-)zzz

この度の措置を受けて、月曜から水曜日は休業。ということで、休業中の店内だけ撮影。
この齢になると、こんな雰囲気でお茶するのもいいな。窓からはレトロな県庁の建物も見えるはず。今度かみさん連れてこようかな。(#^^#)

多分こんな県庁建屋の景色が望めるはず。

日本大通りと海岸通りの交差点を右に折れると北欧料理のスカンディヤ。ノルウェーのにしんの燻製やスウェーデンのサーモン料理などを頂けるそうですが、守備範囲外。雰囲気はありますよ。北欧には行ったことないけど。

スカンディヤ グルメ・レストラン

同じビルの角を折れた１階にはハンバーガーのペニーズダイナー。息子から聞いた話では、”香水”でヒットした瑛人はここでバイトをしながら音楽活動していたとの事。ちなみに息子は、この近くのブルーブルー横浜で学生時代にバイトをしてた頃、よくここにバーガーを食べに来たらしいけど、瑛人とのニアミスがあったかどうかは不明ですと。

PENNY'S DINER グルメ・レストラン

山下公園のかつてあったHAPPY LOWSONは、未来のコンビニプロジェクトとして、子育て応援コンビニの取り組みでここに設置されたけど、コロナの影響で昨年９月末を以って閉店。今は観光案内所になってしまった。
散歩の際に、ここでビールを買って、海に面した外のテラスでのんびり飲むのが一つの楽しみだったのに・・・、残念です。

横浜市は毎年桜の咲くころから初夏にかけて、街を花と緑でネックレスのようにつなぐガーデンネックレス横浜のイベントを開催しており、今年は３月２７日から６月１３日の期間ですが、今の時期はバラの開花に合わせて横浜ローズウィークも５月３日から最終日まで併催されてます。場所は、ここ山下公園の他、港の見える丘公園、横浜イングリッシュガーデン、山手イタリア山公園、アメリカ山公園、他数か所で見事なバラを観賞することが出来ます。
で、山下公園ですが、今週末に開催されるトライアスロン大会の為、公園の一部が準備でものものしい状態。

赤い靴はいてた女の子の像の周りもこんな状態。

トライアスロンのゲートサインを見たら、海外からの選手も参加する国際大会でした。コロナ対策として、入国前後での複数回のＰＣＲ検査の実施と行動制限の実施がＨＰに書かれていたけど、国内で感染者の多い神奈川で敢えてこのタイミングで開催する裏には、見境のないオリンピック開催に向けた政府の思惑が窺えてしまうんだけど…。

そんなこととは関係なく、花は咲き誇ってます。

ガーデンネックレス横浜

山下公園のバラ園

昨年は緊急事態宣言でバラ園も閉鎖されてしまったけれど、今年は入り口と出口を決めて建前上の一方通行で開場してます。

マリンタワーを背景のバラ。マリンタワーは現在改修工事中。営業再開は２０２２年４月の予定。

氷川丸を背景に。

１６０種、１９００株のバラがあるそうです。綺麗です。

名前はわからないけれど、こんな可憐なバラも。

ランドマークタワーを向こうに盛りだくさんのバラ。

ローズウィーク真っ只中のバラ園でした。

バラ園横の氷川丸は５月３１日まで臨時休館。

氷川丸そばから横浜港とその先のみなとみらい地区の景色。

山下公園から見える山下埠頭のガンダムファクトリー横浜。昨年１２月に開業。１８メートルの実物大の動くガンダムが見れるっていうけど、鉄人２８号世代のオヤジは、遠くから眺めるだけで充分です。

GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 名所・史跡

コロナ前、連日朝から行列ができたエッグスンシングスは、昨年１０月末に力尽き閉店。店が入っていたスターホテル横浜も閉館となり、ヒューリックによる建て替えが進行中。
その昔、ザヨコの呼称で横浜では親しまれたザ・ホテルヨコハマは、2000年に入ってノボテルに、その後モントレとなったが、こちらも閉館に。
一方では、インターコンチやカハラホテルの開業などがこのタイミングであり、コロナの影響で思いもしなかった淘汰が加速している。

ニューグランドの横を抜けて、中華街へ。

まだ１１時前なので、人通りも少ない。

市場通り

台湾が懐かしいなぁ。

ってことで、市場通りの景徳鎮を右に折れて台南小路へ。台湾の青天白日旗が迎えてくれます。台湾感満載。

台湾料理もある福楼。

福楼 グルメ・レストラン

ここの名物、本物のメンフクロウの福ちゃん。入り口入って左手に今日もいました。　フクロウカフェならぬフクロウ中華。

１１時を過ぎて、せっかく中華街に来たのでこちらでランチを。福楼の前にある杜記。前半で紹介した伊勢佐木通りの杜記とは、以前は姉妹店だったが、今は関係ないとのこと。

杜記 グルメ・レストラン

開店早々で一番乗り。

四川料理系ランチメニュー。６品どれでもライス、スープ、お新香付きで７００円。

麻婆豆腐が好きなので６番を注文。美味しく頂きました。

食事を終えて、中華街大通りに戻ってくるとさすがに人も増えてきたかな。でも、中華街の規模に対して圧倒的に少ないな～。

中華街の名店　華正樓。

華正樓 新館 グルメ・レストラン

ここの焼売が大好物。お土産にしたいけど、今日はこれからぶらつく時間が長いので購入せず。

小籠包専門店の鵬天閣では焼小籠包の実演販売に行列が。

鵬天閣 点心舗 グルメ・レストラン

南粤美食。五郎さんの番組で紹介されて以降、コロナに関係なくこの行列。

腹ごなしに大さん橋へ。

大さん橋手前の海員生活協同組合にあるそばうどんの店。カレーもおすすめ。

その横の駐車場わきに荒れ果てた状態で展示されている旧大さん橋を１０１年間支えた螺旋杭。桟橋を支えるために下端に螺旋状の円盤が付いた杭。
長さ２１m、螺旋の直径1.8ｍで、これを人力で海底にねじ込んだというから驚き。

大さん橋へのアプローチ。左には航海練習船の青雲丸。右には観光船（エンターテイメント、レストラン船というらしい）のロイヤルウィング。

屋上のくじらの背中に登ってきました。

こんなサインがあったので、

撮影してみました。山下公園方向。

ベイブリッジ方向。なんか微妙なのは、カメラのせいか腕のせいか、…((+_+))

山下側のデッキには、山下埠頭のガンダムファクトリーに向かってガンダム柄の飲料販売機が置かれていました。

くじらの背中から赤レンガ倉庫、みなとみらい方向の眺め。

出入国ロビーは、開店休業状態。ＧＷに飛鳥Ⅱでの感染者発生によるクルーズ中止。これを受けてにっぽん丸も横浜市の要請でクルーズが途中中止となり、５月の入港予定なし。６月も飛鳥、ぱしふぃっくびーなすの予定はありますが、どうなるのか。

象の鼻防波堤からのみなとみらい方向の眺め。江戸時代に築かれた防波堤が始まりで、平成になって観光用に復元整備されました。

カメラの電池が無くなったので、ここからスマホの映像。

象の鼻防波堤から湾を挟んで反対にあるの象の鼻テラス。カフェもあり、昼時でランチのお客さんでいっぱい。

象の鼻テラス 名所・史跡

赤レンガ倉庫

Marine Walkの前をインターコンチネンタルホテル方向へ歩く。２つのインターコンチネンタルホテルが見えます。

インターコンチネンタル横浜Pier8。昨年開業も、コロナの影響で経営的にどうなんでしょうか。余計なお世話だけど…

ホテルの先には、貿易港横浜の歴史を物語るハンマーヘッドクレーンが公園施設として設置されています。
ハンマーヘッドは、日本初の荷役専用クレーンで、２００１年まで現役稼働していました。現在も使用可能な状態にあり、当時導入された５基の内3基がここ横浜と、長崎、佐世保に残されています。

クルーズ船のインバウンド需要の増加を期待して、国際客船ターミナルの増強の為建設されたハンマーヘッドの新港ふ頭客船ターミナル。コロナの影響で当初目論んだ大型客船の入港はまったく無く、この日は例の感染者発生で帰港した飛鳥Ⅱの姿がここにありました。なんとも救われないハンマーヘッド。

ハンマーヘッド内の飲食店も店内のテーブルは空きが目立つが、外のテラステーブルはほとんど埋まっていて少しホッとする。

大岡川の河口、インターコンチネンタルホテルの前に建設が進められていた女神橋は、今年３月末に全面開通となった。建設途中では、橋高が利用する船舶に必要な高さを満たせないとして指摘を受けていたが、その問題はどうなったのかな？

臨港パークの石畳に木材で道が造られたいたので、工事関係者に尋ねたら、ここに砂を敷いて今週末に流鏑馬が行われるとのこと。
横浜の総鎮守伊勢山皇大神宮の創建１５０年の記念事業として、昨年開催されるはずだったが、コロナの影響で中止となり、今年に繰り越しとなったらしいけど、そんなにことを急ぐ必要が今の状況下でどこにあるのかな？

臨港パークに近接して建つザ・カハラホテルとヨコハマベイコート倶楽部ホテル。コロナの影響で昨年６月の開業が９月にずれ込みました。

ザ・カハラホテル１４階のロビーから見たみなとみらい方向の眺め。

ホテルからみなとみらい橋を渡って、横浜卸売市場内の厚生食堂へ。

横浜魚市場卸協同組合 厚生食堂 グルメ・レストラン

主なメニュー。最近は、TVの取材が入ったりして客も増加。

１１時に中華街でランチしたけど、せっかくなので穴子の天ぷらそばと半鉄火丼のセットを年甲斐もなくオーダー。８３０円なり。
感想は、あまり欲をかかずシンプルに海鮮系の丼を頼んだ方がよかった(-_-;)

みなとみらい地区に戻って、アンパンマンミュージアム。
宣言下での営業してます。但し、事前予約制による入館調整が実施されています。

横浜アンパンマンこどもミュージアム テーマパーク

地元を走る京浜急行電鉄の新社屋。品川からみなとみらいに移転してきました。２０１９年９月に竣工。そして、その１階に昨年１月京急ミュージアムがオープンしました。

京急創立１２０周年事業の一環で整備された京急ミュージアムは、昭和初期に活躍した電車の展示や沿線を再現したジオラマ、運転体験のできるシュミレーションなどを楽しむことが出来る施設。
コロナ感染対策として、一日３回の入れ替え制と人数制限を実施してます。
入館は、平日は当日先着順に配布される整理券制で各回３５名。土日はWebによる事前予約制です。　平日の今日１５時からの入館に２Fエントランスに並びます。

整理券頂きました。

別に鉄道ファンではないけれど、こういうのに触れることが出来るのは嬉しいです。昭和初期から活躍したという京急デハ２３６号。
”１９２９年の製造で、品川~横浜~浦賀間の直通運転を実現した歴史的車両で、１９７８年に引退後に埼玉県川口市立科学館で保存されていた車両を２年かけて修復、展示するものです”（ミュージアム　パンフレットから）

木造のホームも作られている。この車両が引退した１９７０年代を再現しているのだとか。
柱には”たばこは吸いがら入れへ”の看板が。この頃は禁煙なんてなかった時代。

車両の中にも入れます。

京急の線路幅は、新幹線や世界中の鉄道で採用されている１４３５ｍｍの標準軌というのは有名な話。１８９９年の開通の際、官設鉄道は１０６７ｍｍの狭軌だったが、将来を見据えて日本で初めて標準軌を採用したという。
高速での安定性に優れていて、品川、横浜間の最高速度は、首都圏トップクラスの１２０Km/ｈ。並走するＪＲを追い越す場面を好むファンも多いのだとか。

長さ１２ｍサイズの巨大京急沿線ジオラマ。京急電車が走ります。

新１０００形電車の運転台による実写映像の運転シュミレーター。曜日に関係なく、Ｗｅｂで事前申し込みが必要。1回５００円。

結構リアル感あります。

バス運転台を再現したコーナー。運転台に座って気分を味わえます。
無料。

その他、子供を対象にしたオリジナルデザインのプラレール工作の体験コーナー（事前Web予約必要、１０００円）などもあります。

館外には京急電車をモチーフにしたキューブ型のイスが設置されているので、小さい子供の時間つぶしにはなる。

ミュージアムの並びにある資生堂グローバルイノベーションの１Fには、資生堂が運営するカフェ　S/ PARK CAFEがあるので、ミュージアムの時間待ちにも使えます。
大きなガラス窓の開放的な店内で、旬の食材を使ったランチプレートや、健康的な食材をブレンドしたラテやスムージーなどを味わえます。

さらにその先の村田製作所イノベーションセンター内には、子供向け科学体験施設のMulabo!があります。

Mulabo!１F入り口。入館料無料。

階段を上がって、２Fのフロアーに３つのゾーンが作られています。
こちらはディスカバーゾーン。端末を使ったクイズ形式の体験ゾーン。事前にWebを使った予約が必要。

シンクゾーンは、カフェとライブラリーとなっていて、予約は不要。

あのムラタセイサク君も。

シンボルゾーンには、受付カウンターの他、エレクトロニクスを駆使したコンテンツの体験が可能。

ランドマークタワーの斜め前に昨年7月に開業したぴあアリーナＭＭ。音楽コンサートを狙った１万人規模のアリーナ。
今の状況では、予定されるコンサートの中止、延期が続くのでは。

桜木町駅前広場に４月に開業したヨコハマエアキャビン。ここと横浜ワールドポータースを結ぶ片道６３０ｍのロープウェイ。
大人片道１０００円、往復１８００円、子供は半額。

汽車道に沿って上空を、こんな感じで通っています。
世界最新式の都市型循環式ロープウェイってなんだかわかんないけど　コロナの状況下でキャビン内の換気と消毒はどうなってるのかな？

桜木町駅反対の野毛にやって来ました。いつもなら夕刻で賑わう頃ですが、閑散としています。

ほとんどの店が休業してます。

ヤマヤ鮮魚店。地魚も入る刺身の盛り合わせや三浦野菜の天ぷらなどが美味しくリーズナブルな店。ホッピーの”中”のお代わりは、やかんに入った焼酎を、いいと言う迄サーブしてくれてノンベーに優しいサービス。(*^^)v
宣言に従って、今月末まで休業。休業明けには、また来ます。

餃子とラーメンで有名な店。　罰金覚悟のアルコール提供実施中。
酒飲みの街で生きてきた店ばかりだから、それでも店は閉めないというこの心意気はよくわかるけど…

野毛小路を抜けて、日ノ出町駅付近の台湾料理第一亭。店は開いてたけど、アルコールの提供は終日なし。

日ノ出町駅前の居酒屋。お酒を提供しているので、この時間で既に席は埋まってます。

日ノ出町駅の横を登って野毛山公園に向かう途中で、トンネルに入る京急電車を日ノ出町駅横の架橋から撮影。撮り鉄らしい２人の学生さんが同じ様に撮影中。ここってそういう所だったかな？

野毛山公園。近くに野毛動物園もあり、横浜市民の憩いの場所。

野毛山公園 公園・植物園

旧野毛山配水池。浄水処理した水道水をこの一帯に分配する前に貯留する施設。１００年以上前に建設され平成に入るまで現役だった。現在はその役割を終えて、公園地下の新野毛山配水池がその役割を受け継いでいる。遺構は柵で囲まれて立ち入り禁止。

１９６４年の東京オリンピックで横浜で実施されたサッカー、バレーボール、他２競技を記念して建てられた石碑。
今年の東京オリンピックはホントに開催できるのかな、なんて思いながらこれで家路につきます。

まん延防止等重点措置が発令されて、お酒の提供も終日停止となった横浜は、限られた範囲で見ただけですが、元気なく沈んだ印象でした。コロナの一刻も早い終息を願ってやみません。

長々とした旅行記をご覧いただきありがとうございました。