2017/08/11 - 2017/08/14
17473位(同エリア23065件中)
naokomorganさん
- naokomorganさんTOP
- 旅行記11冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 7,084アクセス
- フォロワー3人
5月9日は「母の日」です。
母の日が生まれたアメリカでは、昔から自分の母親だけではなく、周りのお母さん方にも「おめでとう!」と言葉を掛ける習慣があります。またベトナムでは、母の日に良く似た「ベトナム女性の日」や「国際夫人デー」と言う日があり、全ての女性にとって特別な日とされているのだそうです。
日本でも、頑張る女性を讃える日や、自分の事を支えてくれる女性の方に、日頃の感謝を伝える日が、もっともっと浸透すると素敵だなと思います。
さて、国によってお祝いの仕方も意味合いも異なる「母の日」ですが、もちろんタイにも「母の日」は存在します。タイの「母の日」では、記念にバンコクから蒸気機関車が発車します。しかも純日本製。今回は、そんな母の日にSLに乗ってきたお話です。
PR
-
今回利用したのが、こちらのツアー会社になります。
https://www.pandabus.com
パンダバスさんは、ご存知の方も多いはず。
当日は蒸気機関車の出発駅、フアランポーン駅が集合場所です。
カップルやご家族連れはもちろん、鉄道マニアの方々もたくさん参加されていました。 -
Hua Lamphong Station
1916年に竣工したバンコク最大かつ最古のターミナル駅で、1日24時間、約200本の列車が発着しています。ドイツのフランクフルト駅をモデルにデザインされたドーム型の駅舎は独特の趣を持ち、戦時中の連合国軍の戦火からも逃れる事の出来た歴史的な建造物です。 -
撮影スポットで記念撮影
プラットホームには、このように記念撮影するスポットもあります。特に指示も無く、言葉も全然通じないのに、前後に並んでいる色々な国の観光客同士、自然にカメラマン役を交代して撮影します。 -
行先掲示板
行先案内は今どき珍しい取り外し式ですが、これはこれでレトロな感じが最高。これから新たな旅先に行くんだ、とテンションが高まります。 -
停車中のSLを記念撮影
朝8時に出発予定のSLですが、7時前には既に入線していました。
出発までは記念撮影タイム。こちらには改札が無く、誰でも自由にホームに入れるので、あっという間に人だかりが出来ます。
特筆すべきは画像の通り、何と線路に下りて写真撮影が出来るんです!!これには、鉄道にそこまで興味の無い私も大興奮。出発ギリギリまで写真撮影を楽しみました。 -
ボイラー室に潜入
日本で走る蒸気機関車は石炭を燃料として走りますが、タイの蒸気機関車は重油が燃料となっています。こちらは重油を入れるボイラー部分の写真です。記念日だからなのかな?それとも交通安全のお守り?黄色いお花の飾りが脇を固めます。 -
ラッキー!運転席で記念撮影
近くにいた乗務員の方に運転席に座っても良いかお尋ねしたら、快く了解のお返事が。大喜びの主人をパシャリ。顔は出せませんが、運転手になりきったこのポージング。良い記念になりました。 -
乗務員さんも記念撮影
出発前にはセレモニーも行われました。
こちらはその一コマ、当日乗車する乗務員の方々も記念撮影です。地元のテレビ局なども取材に来ていました。 -
いよいよ出発
駅係員の方々や一般のお客様が一生懸命手を振ってくれる中、出発です。
何だかお別れのような気分になってしまい、寂しさすら感じました。 -
車窓からの景色
フアランポーン駅を出発して間もなく、徐々に高層ビルが姿を消していきます。
この当時、近くでは延伸中の鉄道工事が行われていたのですが、今はもう開通しているのかな?あー、早く行きたい。。。 -
純日本製SLの車内
この時は、ツアー会社さんが1車両を貸し切りにしていた為か、日本人の乗客しかいませんでした。
車内にエアコンは無く扇風機のみですが、窓を全開にして走るので、心地良かったです。まるで「世界の車窓から」のような気分が味わえますよ。(私が大好きな番組です) -
車内で配られた軽食
フアランポーン駅を出発し、写真撮影も一段落したところで、思いがけず軽食が配られました。中身はちまき?のような物で、モチ米の上に豚肉を細かくして揚げ焼き?したものがのっていて、めちゃくちゃ美味しかったです。 -
Nakhon Pathom Station
バンコクから西へ約55キロ、ナコンパトム駅に到着です。
バンコクからのアクセスは、1時間半くらいと言ったところでしょうか。こちらにお住まいの方の中には、バンコクに通勤していると言う方も沢山いらっしゃっるそうです。 -
ナコンパトム駅でも記念撮影
バンコクに比べて普段は静かなナコンパトム駅も、この日ばかりは大勢の人が集まっています。
黒い煙をモクモクと吐き出しながら走る雄姿は、日本でもタイでも大人気です。 -
純日本製のSL
バンコクで運行されている蒸気機関車は、何と純日本製なのです。
1949年に日本車両製造で作られた824号と、1950年に川崎車両で作られた850号が今回のようなイベントの際に使用されています。 -
Wat Phra Pathom Chedi
高さ120.45メートルを誇るタイで最も高い仏塔として、あまりにも有名です。
インドのアショーカ王がインドシナ半島で最初に寺院を建てた場所がこの地とされ、今でも世界中から参拝者が訪れています。
この後、寺院の内部をご紹介したいところですが、この時は工事中だったか何かの行事だったか忘れてしまいましたが、内部に入れませんでした。
ナコンパトムには、蓮の花が咲き誇るレッドロータス水上マーケットや、パッタイで有名なティップサマイの支店があるそうなので、こちらも含め次回リベンジしようと思っています。
また、タイで蒸気機関車に乗る機会は下記の通り、母の日を含めて年6回あります。
3月26日 …鉄道の日
6月3日 …スティダー王妃様の誕生日
7月28日 …ワチラロンコン国王陛下の誕生日
8月12日 …シリキット王太后の誕生日(母の日)
10月23日…チュラロンコン大王記念日
12月5日 …プミポン前国王の誕生日(父の日)
お休みが合う方は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。電車が好きな方はもちろん、そうでない方も十分に楽しめます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
naokomorganさんの関連旅行記
バンコク(タイ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
16