2021/05/01 - 2021/05/02
209位(同エリア226件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2021/05/01
この旅行記スケジュールを元に
海が見たくて、海の潮騒の音が聞きたくて、海沿いの、海が見られて潮騒を聞きながら眠れるお宿にやってきた。
オーシャンビューのお宿だから、きっと美味しい魚介類も食べられるだろう。
魚介類は大好きな私は、お宿の食事を絶賛する口コミを多数見て、かなり期待してしまっていた。
そしてお楽しみの夕食。
期待している夕食の席についた後。
まだ食事に手をつける前に、あれれ?と
ちょっとだけ残念な出来事がふたつ。
そんなスタートだったせいか、楽しみな夕食がもくもくと食べるだけの時間になってしまった。
作ってくれた方に申し訳ないと思いつつ。
夜は部屋の半露天風呂にゆっくり浸かり、夜の真っ暗な海をみてから就寝。
波の音が大きいが、ぐっすり眠り、ふと夜中に起きると月が美しく海に光を投げかけていた。
今回のその3は、お宿の夕食と夜の部屋からの眺め、朝食の記録まで。禊ぎの宿完結編。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
時間になって部屋に連絡をもらい、お食事処に行くと、宴会場をついたてで仕切った会場の奥に案内された。
私たち夫婦はお泊まりに行く時、大抵予約の時点でお宿にお願いごとをしている。
そのお願いごととは。
お子さん連れのご家族や賑やかなグループ客とは、場所を離して欲しいということ。
これはお食事処だけでなく、アサインされるお部屋も同じく。
私たち夫婦も子育てをしたので、よくわかるのだが、子どもは家族で旅行なんていったら、はしゃぐのは当たり前で、その嬉しそうな顔を見て親も楽しくなる。
自然、声も大きくなるだろうし、走り回ることだってある。当然のことだと思う。
だからそれはそれでいいのだ。
それに私と同年代くらいの女性だけで旅行に来ているグループ客等も、羽を伸ばしにきているので必然、大きな声でのお喋りに夢中になっている様子をよく見かける。
どちらも有りだと思う。
でも私たち夫婦は、仕事に疲れて2人きりでのんびりしにお泊まりにくるのだ。
だから、走り回るお子さんやご家族連れの声や、大きな声で喋り笑い声をあげるグループ客とは離れた場所で、静かに過ごす時間や美味しいお食事を楽しみたいのだ。
このお食事処の、私たち夫婦のテーブルはきっとそんな私たちのお願いを考慮してくれて、端の場所にしてくれたんだろうと思える位置だった。 -
食前酒は自家製梅酒。
ところが、椅子に座りお品書きを見ていると、ちょうど後ろのついたてから相当大きな声が。
思わず夫と顔を見合わせてしまった。
学生さん?
大学生だろうか?もしくはもう少し上の年代だろうか。もう既にお酒で出来上がっていたというか、そんな感じで周りに気が回らなくなっている状態で。
居酒屋じゃないんだけどな~
せっかくこれから美味しいお食事を頂くのに、このうるさい中で食事をしなくちゃならないのか、と思ったら凄く残念だった。
まぁでもこれも仕方ないか。
うちの息子も学生の時は仲間とこんな感じだっただろうから。
そんなことを夫と話した。
ただお宿的には、予約時のお願いにしっかり対応してくれるのだったら、テーブルの場所を考えてくれるだけじゃなく、例えば周りを同じような夫婦客にしてくれるとよかったな、と、思ってしまった。 -
気を取り直して、食前酒でお疲れ様の乾杯。
前菜に手をつける。
もずく酢、自家製豆腐常陸秋蕎麦の実のせ、白身魚の南蛮漬け。
もずく酢は大好きで、普段でも毎日食べているので、美味しく頂いた。自家製豆腐も美味しかったけど前菜に出るのが珍しいと思った。白身魚の南蛮漬けは、普通に海のある地域のお宿では良く出るよね、そんな話をしながら頂いた。 -
ここで地酒を投入しようと、地酒飲み比べのメニューを見て、このメニューを見せながら注文したのだが。
従業員の方にちゃんと伝わらなくて、ん?と。
「茨城県地酒飲み比べと、日立市地酒飲み比べをそれぞれ1セットずつお願いします」と言ったら、
なぜか「地酒は瓶で~」と言われ、
「そうじゃなくて、この飲み比べセットをそれぞれ1セットずつ」ともう一度写真のメニューを見せて言うと、じっとメニューを見てから
「これはこのくらいのグラスにお酒が~」と始まったので、
「だからそれぞれ1セットずつ、2人でそれぞれ飲むので」と言って、ようやく注文が通った。
夫婦でそれぞれ別の飲み比べセットを注文するって、あまりないことなのかな?
何が分からなかったのかな?
そう呟いたら、夫が「研修中って名札つけてたよ」と。
だとしても、オーダーを取る側なのだから、わかってほしかったと思うのは悪いことなんだろうか。
お酒の注文するだけなのに、妙に疲れてしまった。 -
注文した日立市地酒飲み比べセットを私が飲んで、夫が茨城県地酒飲み比べセットを飲んだ。
地酒、美味しいお酒を見つけるのが面白くて、旅行に行くと大抵、飲み比べをしてみる。
やっぱり純米吟醸酒は美味しかった。 -
お造り。
茨城県産つぶ貝、同じく茨城県産生しらす、鰹のたたき、かんぱち、たこ、鯛。
鯛は毎年、墓参や法要で行く瀬戸内海の某島で食べているけれど、その鯛より身が柔らかくて驚いた。
私はお刺身が大好きなので、喜んで食べたのだが、1番美味しかったのはたこだった。
それとちょっと気になったのが、お造りの舟盛を火の近くに置くのはどうなのかな、と。
こんなふうにお鍋や台の物の近くにお造りを置いていかれるのは初めてだったので。
(自分で遠ざけたけど) -
冷やし鉢。
鯖の糀焼き 里芋の緑豆あんかけ
鯖の糀焼きって初めて食べた。
冷やし鉢だから、単純でも鯖の昆布締めでもよかったかな。 -
台の物。
鹿島はまぐり、白はまぐり、五穀鶏の寄せ鍋
おろし醤油
これ、はまぐりが凄く美味しかった!
はまぐりが2種類なのも良かったし、鶏肉もコクがあってよかった。
はまぐりの出汁が出て、それだけでめちゃくちゃ美味しかったから、おろし醤油はいらなかったかな。 -
中皿。
自家燻製 ローズポーク、常陸牛、すずき
以前からローズポークが美味しいのは知っていたけど、だからこそ燻製にはしない方が良かったのでは?と思った。ローズポークも常陸牛もすずきのお魚も燻製になってパサパサで、本来の美味しさも香りもわからなくなっているのが残念だった。 -
ここでどーんと、大きなお皿にのってこれがやってきた。
強肴 夢笠子の中華あんかけ
実は魚の唐揚げは結構好きで、笠子の唐揚げも好きなのだが。
これは春雨が乗りすぎていて、崩して食べてくださいと言われたけれど、春雨も崩れず、笠子も食べ辛くて、残念ながら殆ど残してしまった。
中華あんも油っぽくて味が濃すぎて。
若い人なら平気かもしれないが、唐揚げ好きの私たち夫婦でさえギブアップだった。 -
お食事 茨城県産コシヒカリ
御供 浅利の辛子味噌和え
腕 つみれ汁
香の物 小メロンの浅漬け 二十日大根の甘酢漬け
浅利の辛子味噌和えと香の物が美味しくて、ご飯を食べた。 -
水菓子
杏仁豆腐
メロン
デザートも楽しみなのだが、メロンはまだ硬くてしゃりしゃり。それともそういうメロンの種類なんだろうか。
杏仁豆腐はとっても美味しい杏仁豆腐を他で既に知っているので、まぁこんなものかな、と。
夕食は食事以前の環境から、食事に集中できる感じではなかったのだが、お料理全体を考えてみても少し残念だった。せっかくの魚や地元産の食材を調理しすぎているというか、食材そのものの味や香りや食感を活かすお料理が少なく、調味料の味が濃すぎて私たちの口には合わなかった。
ただ、若い人には美味しいのかもしれないし、季節にもよるのかもしれない。
ただ1泊1人3万円の宿泊費を考えたら、同じ価格帯のお宿とどうしても比べてしまうし、そう考えると今回のお食事は残念だった。 -
夜、ふと目が覚めたら、海の上に月がでていた。
相変わらず波の音はすごいものの、なんだかとても神秘的で、潮湯に浸かってこの波や月や日の出を見ていたら、祓われているんじゃないか、とそんなことを思った。
ここの地はパワースポットと言われる古からの神社も多いし、この海で禊ぎをして神社へ行く為の、そんな場所なんじゃないかと本気で思った。 -
朝。
晴れているのに突然雨が降ったり、不思議な天気の朝だった。
朝食はロビーの奥を仕切った場所で頂いた。ひたち湯海の宿 はぎ屋 宿・ホテル
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朝食のお品書き。
-
朝からたくさんのおかずが並ぶ。
私はどちらかと言うと朝食は洋食派なのだが、旅館の朝ごはんは好き。 -
席につくと、飲み物を聞かれる。
オレンジジュースか牛乳か?で、私はオレンジジュースを選んだ。 -
奥唐揚げサラダ、海苔、しらす、明太子、梅干し、かじめの佃煮。
最初、かじめの佃煮はひじきだと思ってた。食べてみたら、やっぱりひじきに似ていた。笑
海苔の下の器には自家製かじめ豆腐が。
夕食でも自家製豆腐が出ていたので、これはどちらかにした方がよいのでは?と思った。
手前の卵は温泉卵。私好みの硬さで美味しかった。
手前真ん中はフルーツヨーグルト。パイナップルの煮た物にヨーグルトがちょっとかかっているので、フルーツヨーグルトというより、フルーツのヨーグルトかけ、といったところ。右手前は、ツノマタの油煮。
ツノマタって何?と調べたら、海藻とのこと。これ、普通に美味しかった。 -
水戸納豆。
茨城県だから定番でしょう。 -
カナガシラの一夜干し
焼き魚は大好きなんだけれど、骨が多くて食べるのに苦労した。カナガシラってこんなに骨が多い魚なんだ。初めて知った。
後で調べたら、骨が多い魚だから唐揚げにして骨ごとパリパリ食べられるようにすることが多いらしい。
カサゴみたいに。
カナガシラの唐揚げ、食べてみたかったな。 -
途中でサービスとして、自家製かじめ入りパンを持ってきてくれた。
パン大好きの私は大喜び!
手作り感がまた美味しくて。これ、売ってたらお土産に買ったのに~。 -
ご飯は茨城県産コシヒカリ、ちなみに味噌汁は蟹汁で、これは凄く美味しかった。
他にコーヒーなどがセルフであったので頂く。
ほうじ茶はもってきてくれた。 -
朝の海。
朝食が終わって、チェックアウトまで飽きずに海を見ていた。 -
朝風呂も気持ちいい。
この半露天風呂付きのお部屋は本当によかった。 -
海に黒い雲がかかり出した。
今日の天気は不安定らしい。
一晩お世話になったひたち湯海の宿はぎ屋をチェックアウトして次の目的地へ向かうために、居心地の良かったお部屋を出た。
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