2017/05/03 - 2017/05/03
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ねこいしさん
九州ひとり旅の最終日
ペーパードライバーのくせに一人でレンタカーを借りるという、身の程知らずな計画を実行。そうまでして行きたかったのは佐賀の「摩崖仏巡り」です。
道の細さに恐れをなして断念したり、間違えて高速に乗り、目的地を通過してしまう失態もあったけれど、目的の摩崖仏は殆ど見られて満足しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
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「虹の松原」を車で通り抜けたけれど、運転中に写真などとても無理で、鏡山に上ってから撮影。海苔みたいな帯がずっと松林。
虹の松原 自然・景勝地
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まだ8時前で、鏡山はとても静か。
警備員さんが次々集まってみえたので、日中には賑わうみたい。鏡山 公園・植物園
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8:40
最初の目的地「法安寺」に着きましたー♪法安寺 寺・神社・教会
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そもそもお寺自体が、巨石に囲まれています
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巨石に涅槃仏
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こちらが「何やら文化財」に指定されないのは、いろいろと「塗ってしまったから」だと。でもわたしはこの手の追加工が好き。
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表は「ボケ封じ」
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わりと落石の多い道
大丈夫なのだろうか -
殆どの石仏にお水が供えられ、かき集められた容器も心に沁みる。
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看板にはそれぞれの祈りの言葉
(おんあびらうんけんそわか、とかそういうやつ) -
大きいですが、美術的にはいまひとつ(←失礼極まりなし)
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いっそ派手に塗り直しては?
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石仏を見ていると、小山の上に出てしまいました
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お寺の反対を向けば、こんな景色
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登山口につながっているみたいで、次はぜひ登山したい。
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白目も青に塗ったのですね
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すてきなセットアップ
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どこを見ても「楽しげ」なんですよね
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並んでいます
よく見ると、ひとり首が足元に。 -
修那羅っぽい!
ズボン履いてるし -
苔むしすぎ
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羊頭の観音さま(時々見ますが)、何観音なんでしょう?
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虫みたいで愛らしく、見れば見るほど愛着が沸きます。
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たぶん100体以上の石仏があり、私にはパラダイスです。
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友人がYOU TUBEで聞けると言っていた。
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デッサン風の馬頭観音も素敵
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このお寺の楽しいのは、かなり多数の作者(石工)が混在しているところ。
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ここまで、法安寺でした。
もしかすると「最も好きなお寺」かも。1日居たいです。法安寺 寺・神社・教会
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次の目的地「医王寺」に到着。
階段を上ると見事な藤棚で、ひとつばたごの大木も満開でした。医王寺 寺・神社・教会
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五輪塔より宝篋印塔が多い印象
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こちら卵塔と思われますが、初めて見る「短い」タイプに興奮。
あまりの可愛さに、なでなでしたくなります。 -
愛染明王がみえました
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他にも仏像があるようだけれど、目の合った住職らしき方が怖かったので、諦めて退散した。
医王寺 寺・神社・教会
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九州で一番大きいという「見返りの滝」に寄ってみました。
遊歩道を20分くらいで滝があり、いいリフレッシュ。 -
次第に人が増えてきたので、あの狭い駐車場で、私が下手な駐め方をしたかも?と心配になり、小走りに戻った。
このあと予定のお寺を、道の細さにより断念しました。 -
ひとつ飛ばして、次の鵜殿石仏群に着きました。
相知(おうち)駅の近くには、素敵な石仏群が点在しており、その一つ。鵜殿石仏群 名所・史跡
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どうもこの辺りでは洞窟状になった巨石の下に石仏をずらっと並べ、その横の小屋に弘法様を集めるのがお定まりの様子。
水がしたたり苔むして、大変良いです。 -
やはりここも巨石が多い
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いい宝篋印塔ですね
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佐賀の摩崖仏は雰囲気がそれぞれ違って楽しい。
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海外の壁画っぽい
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巨石の外にも石仏が彫り込んであります。
お供え用のくぼみがあるけど、どうしてあそこまで行くのだろう? -
こっちは新しそう
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この足場を「わー♪」っと登り、降りるのは困難と気付き、しばし上で途方に暮れました。
死ぬかもしれないと思い、上で初めての自撮りをした(最期もこんなに能天気な顔でいたなら、と思ってもらえるかと) -
巨石の上に落書き(彫)があり、旅の終わりにお話した方が、偶然犯人一味であった。
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看板によれば、石仏はかなり奥まで多数あるようでした。
いつものように立ち入り禁止を越えてみたけれど、さっき死ぬかと思った後でもあり、簡単にあきらめて戻りました。鵜殿石仏群 名所・史跡
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次の目的地は、立石観音。
この石の辺りに駐車(駐車場は無い)。
ここは畑が広がり、あまりに気持ち良かったので、地図を広げて地面でおやつ(村岡のとら焼き)にした。 -
竹やぶを進むと、やはり同じように巨石窟の下に仏像が並び、
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岩に魔崖仏が彫られていました。説明書きにも自虐的に書かれていたが、美術的にはいまひとつ。だけどそれがより地元の人々の愛に感じられて悪くなかった。
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どこへ行っても誰にも会わなかったけれど、どこも整備はされていた。
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大切にされているのですね
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この竹藪のアプローチも良かった
立石観音 名所・史跡
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次の目的地は殆ど情報がなく、棚田の駐車場で軽トラのおじいさんに聞くと、「あの山中におらす」と教えてくださった。
おかげで到着した蕨野五百羅漢。蕨野五百羅漢 名所・史跡
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案内板の書き方がわかり辛く、全部観られなかったけれど、行ける限り歩いてみた。
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ここの羅漢さんたちは、棚田を見渡している。
守り神みたいですね。 -
石仏から見える棚田
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こちらは中国っぽい。
毛色の違う石仏が散在しています。 -
五百羅漢さんのほど近くに「そば」の旗。予約制のようですが「1人分なら」と入れてくださった。親切にもてなしてもらい、とても美味しいお店でした。(そば処 和らびの)
常連さんに「こんな何も無いところにわざわざ来るなんて!変な子だわー」と不思議がられた。 -
美しい神社が目についたので、立ち寄りました。
「淀姫神社」
姫の字が付くだけあって、女性に縁の神社のようですが、 -
奥で異彩を放つピンクのお堂には、スサノオ(牛頭天王)が祀られているとか。女の園に紛れ込んだ変態みたいで、なかなか衝撃的です。
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車で走っているだけでも楽しく、佐賀県いいなぁと、何度も思った。
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「いろは島展望台」に行く予定が、気付いたら高速に乗っており(なぜ?)、あえなく通過。最後の目的地「鶴の岩屋」に着いてしまいました。
鶴の岩屋 名所・史跡
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唐津の西海岸に位置する石窟で、ここも炭鉱の町だったらしく「にあんちゃんの里」駐車場から入ります。
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暗いけれどとっても素敵で、しげしげ観察させてもらいました
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座頭だ!
↓ご参考まで
この場面は「大津絵」のテーマで、今だったらあり得ないやつ。
>目が不自由だからこそ気をつけているはずが、意外なもの(犬)に足元をすくわれることがあるという風刺画 -
ここは多分お堂で護摩を焚かれるので、黒く煤けています。
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それがいい味になっています
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美味しそうなお供え。
ここで護摩を焚かれるのですね。 -
外にはシャクナゲが咲いて、石仏も。
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こちらがお堂で、石窟はお堂の中から行きます。
最初はわからず、「どうぞお入りください」の文字で、中から?と気が付きました。 -
あとは棚田を見ながらのんびり戻りました
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田植えの時期なんですね
「初めての給油」という大仕事を終え、車も無事に返却しました -
あとは唐津の街を小一時間散歩。
唐津焼をいくつかと、野菜も沢山買いました。 -
さっきお蕎麦食べたばかりなので、夕食は「からつバーガー」を公園で。
パンが焼いてあって美味しかった。 -
唐津線(海沿いを走るから大好き)で福岡空港へ。
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帰りの飛行機、なかなか搭乗開始せず、定員オーバーのようで辞退者を募りだしました。誰もなかったら私が辞退するか(1名だし、明日まで休み。だけど野菜買っちゃったしなぁ)と見ていたら、男の方が手を挙げられ解決しました。翌日の好きな便に変更でき、ホテル確保のほかに2万円もらえるみたいです。
写真は買って帰った唐津のお菓子。
松葉のデザインが素敵です。
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