嬉野温泉でリフレッシュ

2025/11/03 - 2025/11/04

嬉野温泉は初めて訪れる温泉地。
祐徳稲荷神社にもお参りしました。

エリア 佐賀

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目、ハウステンボス駅から出発です。

早岐駅で特急みどりに乗り換え。

早岐駅 駅

江北駅で下車しました。

江北駅 駅

乗り換えて、肥前鹿島駅に向かいます。

JR長崎本線 乗り物

肥前鹿島駅に着きました。

肥前鹿島駅 駅

祐徳バスで祐徳稲荷前に向かいます。

祐徳バス 乗り物

門前商店街には、お土産屋や食事処などのお店が立ち並びます。

境内図。

祐徳稲荷神社は日本三大稲荷の一つに数えられ、商売繁昌・家運繁栄・大漁満足・交通安全等のご利益があります。

御本殿、御神楽殿、楼門等総漆塗極彩色の宏壮華麗な偉容は、鎮西日光と称されます。

神池から見上げる御本殿。

手水舎で清めます。

楼門は日光東照宮の陽明門を模したもので、左右には有田焼で作られた随神が安置されています。

御神楽殿も総漆塗極彩色の社殿です。
一般参拝者の諸祈願はここで行われます。

御朱印をいただきました。
あぶらとり紙のプレゼントが嬉しい。

本殿は地上18メートルの山の中腹にあり、見上げる様は圧巻です。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

秋の季節には本殿の前の大イチョウが美しく色づきます。

「上り参道」の階段を進みます。
奉納された「しあわせ風鈴」、揺れる美しい風鈴の清らかな音色に癒されます。

御本殿の彫刻や天井絵も素晴らしい。

主祭神は、倉稲魂大神(生活全般の神様)、大宮売大神(技芸上達あるいは福徳円満の神様)、猿田彦大神(交通安全の神様)です。

京都の清水寺と同じ「懸造り」と呼ばれる様式。

舞台からの眺めも抜群。

山々や町並みを見渡すことができます。

本殿のわきにある山道を30分ほど上ると奥の院に到着します。

自由に使える杖が置いてあります。

石壁社は、祐徳稲荷神社を創建された、鹿島藩主鍋島直朝公夫人萬子媛（御神名萬媛命）をお祀してあります。

奥の院へ向かって朱色の鳥居が続きます。

命婦社のご祭神は、命婦大神。
稲荷大神のお使いである白狐の霊をお祀りしています。

鳥居の他にも狛狐や祠など、見所はたくさんあります。

赤い木製の鳥居が立ち並ぶ様は圧巻。
この鳥居は参拝者によって奉納されたものです。

奥の院はお山のいただきに御鎮座されています。

ご祭神は命婦大神。

奥の院休憩所。

奥の院からは有明海まで一望できる絶景が広がります。

お参りを終え門前商店街をぶらぶら。
「角屋」さんは、名物のお宝黒糖まんじゅうやおはこ餅などを販売しています。

角屋 グルメ・レストラン

角屋の酒まんは、10月から5月まで季節限定で販売。

自社製造の蒸したて酒まんじゅうです。

店内で頂くこともできます。

ふっくらと柔らかい皮、お酒の爽やかな香りがふんわりと感じられます。
美味しい嬉野茶と共に、ほっこりしました。

祐徳稲荷神社の名物といえば「稲荷ようかん」。
新油屋さんは、赤色の看板と巨大な稲荷ようかんが目印。

新油屋 専門店

通常のようかんとは異なる食べ方が珍しく、門前商店街のお土産として人気です。

稲荷ようかんは、白ようかんに小豆が入った和菓子です。
筒の下から食べたい量だけようかんを押し出し、付属の糸で切って食べます。
甘さ控えめでとても美味しいです。

バスで嬉野温泉に向かいます。

嬉野温泉バスセンターに着きました。

嬉野温泉バスセンター 乗り物

豊玉姫神社は、嬉野温泉の街なかにある神社。

海の神、綿津見神の娘で竜宮城の乙姫様と言われる豊玉姫を祭祀しており、室町時代以前の創建という古社です。

豊玉姫神社 寺・神社・教会

嬉野川に住んでいる大なまずが豊玉姫のお遣いであるという伝承があることから、ここでは白磁のなまず様が祀られています。

嬉野は、全国でも有数のお茶の産地です。
香り高くまろやか。

シーボルトの足湯は温泉街中心部の湯遊広場にあり、24時間いつでも無料で入れる足湯です。
日本近代医学の父・シーボルトが嬉野温泉に立ち寄ったことが名前の由来。

シーボルトの足湯 温泉

シーボルトの湯は、嬉野温泉街の中心地を流れる塩田川沿いにある日帰り入浴施設。オレンジ色の屋根が目を引く外観はレトロな洋館風。

シーボルトの湯 温泉

温泉街の中心部にある「湯宿広場」。
足湯と足蒸し湯を無料で利用でき、気軽に美肌の湯を楽しめます。
特に珍しい足蒸し湯は、蒸気が出る穴に両足を入れて、ひざに箱をかぶせて10分から15分程度蒸します。

湯宿広場 温泉

長崎街道の宿場は当時、嬉野湯宿または嬉野湯町ともよばれていました。
宿場の東西端には街道に町木戸を構え、宿場の境界を示し、この場所を構口とよんでいました。

長崎街道嬉野湯宿 西構口跡 名所・史跡

お宿の送迎バス。

初めての嬉野温泉、お宿は「ハミルトン宇礼志野」さん、雰囲気と食事に惹かれ決めました。

英国貴族の邸宅を思わせる優雅な洋館風ホテルとして、多くの宿泊客から愛され続けています。

ハミルトン宇礼志野 宿・ホテル

ロビーはレトロで素敵な空間。

重厚な暖炉とライブラリーが出迎えてくれます。

雰囲気最高ですね。

売店。

ウエルカムドリンクはスパークリングカクテル。

木の温もりに包まれた客室はクラシカルな雰囲気。

上質な空間で寛げます。

冷蔵庫にはウエルカムドリンク。

クッキーと共に一息。

水回り。

浴衣に着替え、湯篭を持って温泉へ。

嬉野温泉は、日本三大美肌の湯のひとつとして名高い名湯。
肌の古い角質を落とし、湯上がり後は驚くほどしっとり。
まるで化粧水に浸かっているような感覚に包まれます。

嬉野温泉 温泉

露天風呂へ。

極上の美肌湯を楽しむことができました。

階段も素敵。

夕食は、イタリアンレストラン「トレ・コローネ」で。

天井が高く、開放感あふれるレストラン、 クラシカルな内装は格式の高さを感じさせます。

ディナーコースは、九州の恵みを五感で楽しむ宇礼志野イタリアン。

秋のスペチャーレコースをいただきます。

スパークリングワイン。

一口のおもてなし。

魚介の香薫に牛蒡のパンナコッタを添えて。

鴨肉とカルチョフィの赤ワイン煮。

パン。

渡りガニのラビオリが素晴らしい、蟹の濃厚な旨味がトマトソースとよくあいます。

スパークリング赤ぶどう。

オマール海老はプリプリで甘い、サザエのリゾットもとても美味しい。

パン。

佐賀牛は柔らかくジューシー、ソースも美味。

デザートも美味しかったです。

一皿一皿、見た目も美しく、お味も最高！
頂いたことのないお料理もあって感動の連続。
ノスタルジックな空間の中、極上のディナーコースで優雅なひとときを過ごせました。

朝風呂は露天で。

朝食は、地元の食材をふんだんに使い、健康と美味しさにこだわったオリジナルセットメニュー。
焼物の里・波佐見から届いた器も目を楽しませます。

目覚めのグリーンスムージー、身体に染みわたります。

フルーツ・ヨーグルト。

シャキシャキの野菜サラダ。

ドレッシングが美味。

野菜スープもいいお味。

地卵料理・ ソーセージ・ハムが最高。

ジャム・バター。

素敵な空間での朝ごはん、至福の時を過ごせました。

食後に珈琲・緑茶サブレ。

有田焼きのティーカップが優雅なティータイムを彩ってくれます。

とても素晴らしいお宿で、非日常の時間を過ごせました。

嬉野温泉駅まで送っていただきました。

嬉野温泉駅の目の前にある道の駅。

道の駅うれしの まるく 名所・史跡

うれしの まるくには、嬉野温泉を引いた手湯と足湯があります。

温泉に触れて「ほっ」と一息。

まるくアイズは、観光情報やイベント情報、嬉野市をはじめとした周辺地域の特産品を紹介する情報発信施設です。

レストランや売店もあります。

「茶丸くん」は、御歌屋菓子舗さんの商品です。

嬉野茶の抹茶と粉茶を練り込んだ丸ぼうろ、優しい甘味のハチミツ入りです。
お口にいれた瞬間、嬉野茶の香りがふわっと広がります。
素朴で優しい味わいがいいですね。

駅構内にある、なまずのオブジェ。

折り鶴で作った電車。

西九州新幹線つばめに乗ります。

武雄温泉駅まで。

西九州新幹線 乗り物

車内。

武雄温泉駅で乗り換え。

武雄温泉駅 駅

特急 リレーかもめで博多に向かいます。

特急 リレーかもめ 乗り物

車内。

博多駅前広場が“マリオワールド”に変身。

博多駅 駅

今年は「スーパーマリオ」とのコラボで可愛い。

博多でのランチは、「博多もつ鍋 やま中 博多店」さんでいただきます。
みそもつ鍋発祥のお店としてもつ鍋に「みそ味」という文化を根付かせた、やま中のもつ鍋。
1984年の創業以来、伝統の味を守り続けています。

博多もつ鍋 やま中 博多店 グルメ・レストラン

2020年にオープンした3号店は、もつ鍋のお店とは思えないようなオリエンタルなムード。
お洒落な空間にビックリ。

お鍋の注文は二人前からとなっていますが、お一人様来店の方限定の「お一人様限定もつ鍋」と言うのがあって有り難いです。

通常の1.5倍の量でお鍋のみの提供となります、味噌1名を注文。
スープはコクがあるのにあっさり、味噌の濃厚な味わいが堪りません。

モツは、ほどよく脂がのった国産牛の小腸のみ、食べ応えのあるサイズです。
プリプリで噛むたびにじゅわっと脂が溶け出し、クセになる美味しさ。
ニラもたっぷり、ごぼうがスープと絶妙にマッチ。

〆のチャンポンも美味しかったです。

ボリューム満点、大満足のランチでした。

博多に来れば「DACOMECCA」、必ず訪れてしまいます。

あんこ練乳は、シンプルなリュスティックに和菓子屋でも使われる小豆を炊き上げた自家製のあんこと、練乳風味のバターをサンドした人気のサンド。
あんこと練乳バターがたっぷり、相性抜群でとても美味しい。

和風ジャーマンポテトは、大ぶりのポテトがホクホク、ベーコンがジューシー。
目玉焼きが半熟でとろり、和風味がいいね。
ボリューム満点でとても美味しい。

マイングにある「味蔵」さん、前回買った新高菜がとても美味しかったので再訪。
ピリッと旨みのある辛さが癖になります。

博多に来れば「焼どうなつ」は欠かせません。

さくらで帰阪します。
今回も充実したいい旅でした。