早朝のアザーンに起こされる　トルコ　セルチュク

2011/03/29 - 2011/04/06

昨夜やっとたどり着いたセルチュクの宿、快い眠りを破られたのは、まだ暗い早朝のことだった。
突然大音響の歌のような声が響き渡った。これがイスラム教徒にとっての一日のはじまりだ。
昨日はパムッカレで石灰棚を楽しみ、遺跡を見学し、それからバスでセルチュクに向かった。車窓からは次々と姿を現すミナレットに心躍らせ、乗り込んでくる地元の人たちの珍しさに時を忘れる、どうやら急行バスのつもりが、路線バスに乗ってしまったらしい。
目的地に着いた頃には、すっかり日は暮れて、寂しいイルミネーションがバスを迎えてくれていた。

エリア セルチュク(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの窓を開けると、なんと目の前に遺跡の柱が並んでいた。
絶えず　か、か、か、かっ・・・・・と聞きなれない音がする。
それがコウノトリのくちばしで物をつつく音だと知ったのは、高い柱の上に作った巣の中にいる鳥を見たときだった。

目が覚めてしまったので、まだ暗い中だが、街歩きをしようと近くの遺跡に足を向けた。
遠くの明かりが崩れかけた柱の上に巣作りしている大きな鳥を照らし出してた。

ホテルに帰り、「ペリカンを見て来た、」というと「それはコウノトリでしょう」と
妻と娘に笑われた。

https://www.youtube.com/watch?v=rPiF-lluMT0

丘の上を見上げると、ライトアップされた城壁が、物言わず夜明けの空を後ろにして立っていた。

この旅行記へのコメント （8）

• ポテのお散歩さん 2021/06/02 23:51:36

  コウノトリ

  pedaruさん　こんばんは。
  
  日本では絶滅してしまったコウノトリ。
  トルコでは普通に見られるのですね。
  マラケシュの旅行記でも沢山いましたね。
  兵庫県の豊岡という街が　コウノトリの野生復帰計画を始めて
  やっと最近　あちこちで見かけるようになったそうです。
  
  トルコ　ネパール　モロッコと、エキゾチックな国の雰囲気を
  動画で体験出来て　新鮮でした。
  人々が行きかう市場や　独特な音楽、異国情緒満載♪
  子供の頃に　兼高かおる世界の旅を観た時の感覚に似ています。
  ネパールの道は　コンクリートや石畳ではなく土の道ですよね？
  小学生の時に舗装された道路に変わったのですが、デコボコの土の道が
  懐かしいです。　もうパソコンの無い生活は考えられませんが、
  井戸水で冷やしたスイカを食べたり　土の道で転んで膝を擦りむいたり
  今よりも　何も無かった子供の頃は、不便を感じていなくて楽しかったなぁ
  と、懐かしかったです。
  今は　時の流れが早くて、チョッと待って～と思う事がしばしばです(^-^;
  
  　　ポテ

  pedaruさん からの返信 2021/06/03 05:05:06

  Re: コウノトリ

  ポテのお散歩さん　おはようございます。
  
  100枚越えの写真を投稿なさる方がいる中、短い動画だけで安易に済ましていいものかと思いましたが、お蔵入りにするより、見て頂いた方が有効かと投稿しました。
  ネパールは十年一日のように見えますが、昔は女性はサリーを着ていて優雅だったし、街はバイクや自動車はほとんどなかった、と息子は言っていました。
  今ではどの国も人々はスマホを持っていますし、インターネットはどこでも使えます。便利なのはいいことですが、失われた大切なものもある気がしますね。
  ポテさんが子供の頃を懐かしんでいらっしゃるのに共感します。
  
  pedaru

• hot chocolateさん 2021/04/30 01:57:41

  アザーン

  pedaru師匠
  
  今晩は。
  アザーンの大音響を聞くと、はるばる中東にやって来たと、感慨もひとしお。
  何時になったら再び聞くことが出来るようになるやら・・・
  
  う～む、ペリカンは海にいるイメージですが。
  コウノトリは高い所に巣を作りますね。
  確か、モロッコでも高いレンガの塔の上に作ってあるのを見ました。
  
  hot choco
  

  pedaruさん からの返信 2021/04/30 05:52:49

  RE: アザーン

  
  hot chocolateさん　おはようございます。
  
  まだ眠りのさなかに、大音響で「起きろ、祈りの時間だー」と起こされてはイスラム教徒になりたくありません。しかも一日5回のお祈り、それだけでも怠け者のpedaruには負担です。
  
  確かにペリカンは水辺で魚をくちばしを膨らませて保持している漫画を子供の頃見ています。
  あの大きさでは、きっとペリカンに違いないと正直思ってしまいました。
  
  私もモロッコの廃墟の宮殿の高いところにいるのを見ました。二人の世界、と言う感じで2羽が寄り添って、高い塔の上に巣を作っていました。愛の巣というのはこのことかと思いました。しかし、喧嘩をしたときは最悪ですね（笑）。
  
  
  pedaru

• kummingさん 2021/04/23 19:31:48

  既視感が？

  師匠、おこんばんは♪
  セルチュクのブログを拝見した事があるような？こうのとり♪
  気のせいかも、ですが、以前師匠のトルコシリーズを爆ぽちした上、爆カキコしてしまい、師匠に「うざっ！」と思われて、その後しばらくカキコ自粛モードに入った記憶。
  と言いながらカキコ(笑笑)
  懲りないおばちゃんです♪
  最近、いつも師匠にお褒め？頂いていた、寝起きのまま？ヘアスタイルが出来なくなり、お尻隠して頭隠さずselfie自粛しています。加齢により毛髪にコシがなくなっている、と行きつけのヘアドレッサー(←ただの街の美容院)に宣告されました(;o;)
  意味不明のカキコでm(_ _)m

  pedaruさん からの返信 2021/04/24 07:10:04

  RE: 既視感が？

  
  kummingさん　おはようございます。
  
  私は書き込みをウザいと思ったことはありません、ましてやピカッと光る言葉の持ち主のkummingさんの書き込みは現金を頂いたより嬉しいです。
  
  格調高く、学術的な論文のようなしにあの旅人さんの掲示板に書き込むのも、結構ですが、
  頭を使わないpedaruの掲示板へも書き込んで下さいね、頭を使わないどころか、pedaruの掲示板を常習すると頭が悪くなるという風評がありますが、禁止薬物ではありませんから心配無用です。
  
  トルコの旅行記は二番煎じですが、未発表動画を無駄にしないように、そして読者に負担をかけない枚数の少ない旅行記にしました。お許しください、これに懲りずに書き込みお願いします。
  
  逆毛が立たなくなってきたそうですが、私にいいアイデアがあります。暇をみては逆立ちをすることです。重力に従い髪は立ってきます。効果のほどは分かりません、効果は個人的な感想です。通信販売のヘアローションには必ず書いてあります。
  意味不明なアイデアでした。
  
  pedaru
  
  

• norisaさん 2021/04/22 08:50:20

  コウノトリ

  pedaru師匠
  
  おはようございます。
  コウノトリというのは実物はお目にかかったことはありません。
  しかし、あまりにも危険な所で巣作りするのですね。
  地震の多いかの国、自身の自信がないとあの高さに家は構えられませんね（苦笑）
  
  norisa

  pedaruさん からの返信 2021/04/24 06:09:51

  RE: コウノトリ

  
  norisaさん　おはようございます。
  
  いつもありがとうございます。最近は書き込みの中に、ダジャレをトッピングしてくださってますね、サービス良すぎです。
  
  ところで日本では母親が子を産みますが、欧米では赤ちゃんはコウノトリが運んでくるそうですね。見たところかなり大きな鳥ですが、3?の赤ちゃんはきついでしょうね。
  
  pedaru