「真田氏館跡（御屋敷）・真田氏歴史館・真田氏本城跡」長野県上田市真田町

2021/04/12 - 2021/04/14

通りがかりに「真田氏歴史館」の看板発見。

高遠町より万座温泉は中野市からが最適である。
が、しかし国道292号線は冬期通行止めのため、迂回して上田市から国道144号線、鳥居峠経由で向おうとした。

上田市の真田城が有名であるが一度見学済み。
真田氏館跡とは見逃せない。
二度と来れないかも知れない。
時間はあるし（あるはず）
寄るしかない！＿（寄り道したため温泉めぐりが出来なかった！）

エリア 上田(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自家用車

まずは「真田氏歴史館」見学

真田氏歴史館・真田氏館跡は御屋敷公園内にあります。

桜、満開！

歴史館説明です。
【豊かな自然に囲まれた歴史の郷、真田は戦国乱世を武勇と知略で生き抜いた真田一族発祥の地として知ら れています。
一族の歴史をもの語る旧跡が随所に見られ、私達を中世へと誘います。あらためて「真田」という名前の 歴史を感じさせてくれます。…】

続きです。
【…この歴史館は、その真田氏にまつわる記録・伝承を 後世に引き継ぐための文化遺産施設として、一族のゆ かりの地であるこの真田氏館跡 (お屋敷)に隣接して、 公園整備と併せ、ふるさと創生事業の一環として建設しました。
展示された歴史資料の数々を御覧いただくことによ って、真田一族の足跡を知っていただくとともに、一族発祥の地である真田の郷に対する御理解を深めていただけたらとおもいます。】

歴史館

写真NG！
ま・普通の史料館でした。
（ここは写真OK)

「御屋敷（おやしき）公園」
広い公園内に、真田氏歴史館・真田氏館跡があります。
名前の由来＿【真田氏が上田城を築城する以前の居館跡で、地元では御屋敷と呼び、ツツジの名所としても親しまれています。】

真田氏館跡
【天文年間後半(1551 ~)に、真田家中興の祖幸隆(幸綱)と長男信綱によって築かれたものとされています。天文23年頃とも伝わります。】皇太神社内掲示板Q&Aより

「大手門、桝形跡」

「厩（うまや）跡」
「御屋敷公園マレットゴルフ場」の一部になっています。
無料です。

「御屋敷（おやしき）皇太（こうだい）神社」
真田昌幸が上田城へ移る時に、勧請したと伝えられる。
皇太神社は伊勢神宮を総本社とする、天照大神（あまてらすおおみかみ）を祀る。

皇太（こうたい）神社内
「御手水石（みたらしいし）」
【この御手水石は、制作年が寛永（かんえい）6年(1629) か寶永（ほうえい）6年(1709)か明確ではありませんが、地元では水鉢正面他の紋様(立葵・稲穂・剣にて千切の紋)から徳川家臣の本多家(信之の正室小松姫の生家)より真田家に贈られたと伝わっています。】

「御屋敷（おやしき）皇太（こうだい）神社」

「御北の松」
説明版からです。
【(長篠の戦で戦死した真田家第二代信綱の正室) 亡き夫信綱を忍んで植えたものと伝えられ、植え継がれ樹齢は二百年超えと推定されます。旧上原区管理委員会
(平成27年上田市わがまち魅力アップ応援事業)】

真田氏館跡、北側の搦手門（からめてもん）

御屋敷公園から万座温泉へ出発したが、またこの看板を発見！
“ちょっとだけ”寄る事にした。
「真田氏本城跡」とはなんじゃ？

御屋敷公園、真田氏本城跡相関図
(google mapコピーに記載）

車は小高い山の上まで登ってきた。
説明文です。

【上田市指定文化財
史跡 真田氏本城跡 (松尾城・真田山城)
この城跡は、天白城と共に馬蹄形状に構築され、南西面に広がる緩斜面には、真田氏館跡や原の郷があり、さらに砥石城・矢沢城を望むことができる。
本郭は東西八・六m 南北三十七mの広さで、南側に高さ二mの土塁を築き、北方へ二の郭、 三の郭と段差を設けながら延び出し、その北側は急崖となって厳重に防備している。
規模が大きく水利もあり、周辺城跡群等の関係からみて、上田城築城以前の真田氏本城であったと推定される。平成二十七年十月 上田市教育委員会】

ほっ・ほ～
眺めが良い。
遠く上田市内が見える。

南南東に「天白城跡」がある

御屋敷公園＿「厩跡」の土手が見える

桜満開、これから咲くのもある。

小高い山に、さらに高い部分がある。

頂上へ登ってみる。

石仏等がある。

頂上は狭い
ここに城？

北側に尾根が続いていた。

説明版内容です。
【真田町指定文化財　史跡 真田氏本城(真田山城)跡
「昭和四十七年四月一日 指定
「この城は、松尾新城、住連寺城、十林寺の城山などとも呼ばれます真田氏館跡や原の郷(本原一帯)へと続くだらかな南斜面には何段もの広い段郭（だんかく）を連ね、ほかの三方は急斜面ですが、要所に細長い段郭を配置して厳重な備えとなっています。 この山城は、真田町内の他の山城に比べて規模が大きく防備も複雑で、上田盆地への眺望が開け、眼下に小県と北上州を結ぶ上州道を押さえ、熊久保集落の上方の沢から山腹を回して城内近くまで水を引いていることなどの特徴があります。こうしたことから、町指定文化財名は、真田氏の本拠にふさわしいとして真田氏本城跡としました。】

少々下りぎみ

ふむふむ

頂上あたりに「本郭」つぎに「二の郭」続いて「三の郭」

雲に隠れた「四阿山（あずまやさん）」と
左側「根子岳（ねこだけ）」
説明版では中央右側の黒い山あたりに「松尾古城跡」があるらしい！
四阿山（あずまやさん）」手前に鳥居峠があり、ここを見学後妻恋村経由で万座温泉へ向かう予定である。

「根子岳」？

説明版では正面の山並みに地蔵峠があり、松代町へ通じるようである。

尾根の左側に「砥石城跡」

説明版では奥の方から「根小屋城」「尾引城」「信綱寺」「打越城」があったらしい。

説明版の写真

google map に「真田氏城跡」を入れて検索すると真田氏関連の城跡が面白いほど出る。城跡探索・見学も面白いかも知れない。

さて、見学はこれくらいにして
万座温泉へ向かうとする。

「真田氏本城跡」見学終了。
万座温泉へは1時間30分後に到着して温泉へ入るのであった。