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航空会社のマイレージの有効期限が切れるので、<br />慌てて富山空港行きのチケットを取りました。<br />午前10時に富山空港に到着し、バスで富山駅に移動。<br /> そこからが鉄道旅の始まりです。<br />まずは「北陸おでかけパス」を手に入れ、金沢に向かいます。<br />ところが、発券機の印刷が遅くて、待っているうちに予定の電車が<br />発車してしまいました。参った。<br />次の電車は1時間後です。富山の県庁所在地と石川の県庁所在地を結ぶ<br />鉄道が1時間に1本なのは、なかなかショックでした。<br /> しかし、何が幸いするかわからないのが旅の楽しみです。<br />なんと、お向かいのホームに観光列車「一万三千尺物語」が来ました。<br />さっそく撮りに行きます。<br />そして、隣にはイベント列車の「とやま絵巻」が入線して来ました。<br />イベントが中止されている今、神出鬼没状態の「とやま絵巻」。<br />よくぞこのタイミングで見られたものです。<br /> 1時間後、ようやく金沢に向けて出発。「北陸おでかけパス」の初仕事です。<br />金沢では特別に「花嫁のれん」のために設えたホームから<br />赤と黒の豪華な外観の列車に乗車します。<br />車体全体が漆塗りのような雰囲気で、蒔絵が施されています。<br />この列車が運行を開始して以来、ずっと憧れていました。ようやく乗りに来られました。<br />金沢からは「IRいしかわ鉄道」で津幡へ、津幡からは「JR七尾線」で七尾へ。<br />七尾からは「のと鉄道」で和倉温泉に向かいます。<br />1時間半のコースですが、3つの鉄道路線を通るのがおもしろいです。<br /> 「花嫁のれん」は外観に負けず、内装も非常に凝っています。<br />1号車は半個室になっていて、それぞれモチーフが異なります。<br />2号車は窓に向いて一列に並んだ席がメインで、ボックス席もあります。<br />JR西日本でのネット予約では、席の指定が出来なかったのですが、<br />一人でボックス席を独り占めでした。<br />春先の能登半島の車窓は、残念ながらあまり目を引く風景ではありませんでしたが、<br />美しい列車に乗ることが出来て、幸せでした。

観光列車「花嫁のれん」を訪ねたら「一万三千尺物語」「とやま絵巻」も来た!SLも?

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2021/04/03 - 2021/04/04

2006位(同エリア9239件中)

旅行記グループ 富山鉄道旅

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

航空会社のマイレージの有効期限が切れるので、
慌てて富山空港行きのチケットを取りました。
午前10時に富山空港に到着し、バスで富山駅に移動。
 そこからが鉄道旅の始まりです。
まずは「北陸おでかけパス」を手に入れ、金沢に向かいます。
ところが、発券機の印刷が遅くて、待っているうちに予定の電車が
発車してしまいました。参った。
次の電車は1時間後です。富山の県庁所在地と石川の県庁所在地を結ぶ
鉄道が1時間に1本なのは、なかなかショックでした。
 しかし、何が幸いするかわからないのが旅の楽しみです。
なんと、お向かいのホームに観光列車「一万三千尺物語」が来ました。
さっそく撮りに行きます。
そして、隣にはイベント列車の「とやま絵巻」が入線して来ました。
イベントが中止されている今、神出鬼没状態の「とやま絵巻」。
よくぞこのタイミングで見られたものです。
 1時間後、ようやく金沢に向けて出発。「北陸おでかけパス」の初仕事です。
金沢では特別に「花嫁のれん」のために設えたホームから
赤と黒の豪華な外観の列車に乗車します。
車体全体が漆塗りのような雰囲気で、蒔絵が施されています。
この列車が運行を開始して以来、ずっと憧れていました。ようやく乗りに来られました。
金沢からは「IRいしかわ鉄道」で津幡へ、津幡からは「JR七尾線」で七尾へ。
七尾からは「のと鉄道」で和倉温泉に向かいます。
1時間半のコースですが、3つの鉄道路線を通るのがおもしろいです。
 「花嫁のれん」は外観に負けず、内装も非常に凝っています。
1号車は半個室になっていて、それぞれモチーフが異なります。
2号車は窓に向いて一列に並んだ席がメインで、ボックス席もあります。
JR西日本でのネット予約では、席の指定が出来なかったのですが、
一人でボックス席を独り占めでした。
春先の能登半島の車窓は、残念ながらあまり目を引く風景ではありませんでしたが、
美しい列車に乗ることが出来て、幸せでした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ANAのマイルが3月末で期限切れとなりますというメールが来ました。<br />確か、延長される筈だと思って放っておきましたが、<br />何度もしつこく来続けます。<br />とうとう根負けして、急遽航空券と交換しました。<br />すると3/30になって、9月末まで延長しますとメールが。遅いよ。<br />そもそも期限切れのメールなんか寄越さないで欲しい。<br />と言う訳で、突然4日後の富山行きが決まりました。<br /> この日は、立山連峰の山並みがとても綺麗に見えました。<br />エアバス A320は146席ありますが、ほぼ満席状態でした。<br />減便のため、どうしても集約されてしまいます。<br />しかし、100人以上の乗客が降り立った富山空港では、<br />大多数が富山市内へ向かう路線バスに乗ります。<br />補助席を使って満席になっても乗り切れなくなり、<br />30分後に臨時バスが来るまで待つ人が出ました。<br />

    ANAのマイルが3月末で期限切れとなりますというメールが来ました。
    確か、延長される筈だと思って放っておきましたが、
    何度もしつこく来続けます。
    とうとう根負けして、急遽航空券と交換しました。
    すると3/30になって、9月末まで延長しますとメールが。遅いよ。
    そもそも期限切れのメールなんか寄越さないで欲しい。
    と言う訳で、突然4日後の富山行きが決まりました。
     この日は、立山連峰の山並みがとても綺麗に見えました。
    エアバス A320は146席ありますが、ほぼ満席状態でした。
    減便のため、どうしても集約されてしまいます。
    しかし、100人以上の乗客が降り立った富山空港では、
    大多数が富山市内へ向かう路線バスに乗ります。
    補助席を使って満席になっても乗り切れなくなり、
    30分後に臨時バスが来るまで待つ人が出ました。

  • 富山駅の券売機で、これから使う「北陸おでかけパス」と<br />「花嫁のれん」の特急券、それに翌日の「ベル・モンターニュ・<br />エ・メール」の指定席乗車券往復分を発券したら、<br />なんともすごい時間が掛かって(バスが遅れたのもあり)、<br />乗りたかった金沢行きの列車が出てしまいました。<br />「北陸おでかけパス」だけにすれば良かったとの後悔は後の祭り。<br />走り去って行く列車を見送っていると目の前に<br />「とやま絵巻」が入って来ました。

    富山駅の券売機で、これから使う「北陸おでかけパス」と
    「花嫁のれん」の特急券、それに翌日の「ベル・モンターニュ・
    エ・メール」の指定席乗車券往復分を発券したら、
    なんともすごい時間が掛かって(バスが遅れたのもあり)、
    乗りたかった金沢行きの列車が出てしまいました。
    「北陸おでかけパス」だけにすれば良かったとの後悔は後の祭り。
    走り去って行く列車を見送っていると目の前に
    「とやま絵巻」が入って来ました。

    富山駅

  • イベント列車「とやま絵巻」は、2016(平成28)年8月から、<br />413系の1編成をラッピング塗装、トイレの洋式化など<br />簡易改造を行って運行を開始しました。<br />

    イベント列車「とやま絵巻」は、2016(平成28)年8月から、
    413系の1編成をラッピング塗装、トイレの洋式化など
    簡易改造を行って運行を開始しました。

  • 「とやま絵巻」はコロナ禍の現在イベントは行われず、<br />定時運行の中に組み入れられているようですが、<br />たまにHPの新着情報に『「とやま絵巻」の運行スケジュールについて(3/8~3/14)』が現れますが、1週間分だけで、<br />その後は翌月だったりして、見つけるのが至難の業になっています。<br />短い富山県滞在中に見ることはないだろうなと思っていた列車が、<br />いきなり目の前に現れました。<br />有難く撮らせてもらいます。<br />「とやま絵巻」の外装には富山の名物が描かれています。<br />これは「氷見(ひみ)の寒ブリ」です。<br />

    「とやま絵巻」はコロナ禍の現在イベントは行われず、
    定時運行の中に組み入れられているようですが、
    たまにHPの新着情報に『「とやま絵巻」の運行スケジュールについて(3/8~3/14)』が現れますが、1週間分だけで、
    その後は翌月だったりして、見つけるのが至難の業になっています。
    短い富山県滞在中に見ることはないだろうなと思っていた列車が、
    いきなり目の前に現れました。
    有難く撮らせてもらいます。
    「とやま絵巻」の外装には富山の名物が描かれています。
    これは「氷見(ひみ)の寒ブリ」です。

  • 富山湾に係留されている「海王丸」です。<br />明日、「ベル・モンターニュ・エ・メール」に乗車した後に<br />見学に行きます。<br />

    富山湾に係留されている「海王丸」です。
    明日、「ベル・モンターニュ・エ・メール」に乗車した後に
    見学に行きます。

  • 「シロエビ」です。富山湾の名物で、「ベル・モンターニュ・<br />エ・メール」の車内でのお寿司にもありました。<br />

    「シロエビ」です。富山湾の名物で、「ベル・モンターニュ・
    エ・メール」の車内でのお寿司にもありました。

  • これは想像がつくでしょう。富山の駅弁の代名詞「ますの寿司」です。<br />その隣は「ホテルイカ」です。<br />「ますのすし」は、大きな鱒の絵で知られる「源」が有名ですが、<br />もちろん様々な店で製造販売されています。<br />以前、黒部峡谷駅のそばで買い求めた「ます寿司」は最高でした。<br />今回は富山駅の「きときと市場とやマルシェ」のバスロータリーに<br />面した店で買いました。<br />その時、値段が半額になった「ます寿司」を見掛けて、<br />何故安いのか尋ねてみました。<br />「昨日のものだからです。」ああ、なるほど。<br />では、今日のものと違いを比べてみよう。<br />食べて見て納得でした。当日の物はご飯も鱒も、柔らかいのですが、<br />前日の物は固くなっていました。<br />近所のスーパーで売っていても、これと同じ状態なんですね。<br />「ます寿司」は、買って帰るより食べて帰った方が断然美味しいです。

    これは想像がつくでしょう。富山の駅弁の代名詞「ますの寿司」です。
    その隣は「ホテルイカ」です。
    「ますのすし」は、大きな鱒の絵で知られる「源」が有名ですが、
    もちろん様々な店で製造販売されています。
    以前、黒部峡谷駅のそばで買い求めた「ます寿司」は最高でした。
    今回は富山駅の「きときと市場とやマルシェ」のバスロータリーに
    面した店で買いました。
    その時、値段が半額になった「ます寿司」を見掛けて、
    何故安いのか尋ねてみました。
    「昨日のものだからです。」ああ、なるほど。
    では、今日のものと違いを比べてみよう。
    食べて見て納得でした。当日の物はご飯も鱒も、柔らかいのですが、
    前日の物は固くなっていました。
    近所のスーパーで売っていても、これと同じ状態なんですね。
    「ます寿司」は、買って帰るより食べて帰った方が断然美味しいです。

  • これは難しい!「かまぼこ」です。<br />英語名では「Steamed Fish Paste」です。<br />蒸した魚のすり身。名詞ではなく、説明文なのね。<br />

    これは難しい!「かまぼこ」です。
    英語名では「Steamed Fish Paste」です。
    蒸した魚のすり身。名詞ではなく、説明文なのね。

  • 「バイ貝」日本酒のおつまみにはいいのでしょうね。<br />「ベル・モンターニュ・エ・メール」の車内では、<br />日本酒の飲み比べセットがありました。<br />5種類の中から3種類を選んで飲むことが出来ます。<br />おつまみ付きのセットもあったので、そこに「バイ貝」があったのかも。<br />

    「バイ貝」日本酒のおつまみにはいいのでしょうね。
    「ベル・モンターニュ・エ・メール」の車内では、
    日本酒の飲み比べセットがありました。
    5種類の中から3種類を選んで飲むことが出来ます。
    おつまみ付きのセットもあったので、そこに「バイ貝」があったのかも。

  • 「ベニズワイガニ」<br />国道8号線を北上して、新潟県糸魚川市の道の駅<br />「マリンドリーム能生(のう)」に行くと、<br />ベニズワイガニを選んで、その場で食べることが出来ます。<br />「汚れを気にせず食べられるテーブルと、手洗い場を常設した<br />カニを楽しく、美味しく食べるための施設です。」というのが売りの<br />道の駅で、みんなが食べているので臆することなくチャレンジ出来ます。<br />お値段は千円以下の物から数千円まで様々。<br />あれ?富山なのに新潟の宣伝をしてしまったわ。<br />

    「ベニズワイガニ」
    国道8号線を北上して、新潟県糸魚川市の道の駅
    「マリンドリーム能生(のう)」に行くと、
    ベニズワイガニを選んで、その場で食べることが出来ます。
    「汚れを気にせず食べられるテーブルと、手洗い場を常設した
    カニを楽しく、美味しく食べるための施設です。」というのが売りの
    道の駅で、みんなが食べているので臆することなくチャレンジ出来ます。
    お値段は千円以下の物から数千円まで様々。
    あれ?富山なのに新潟の宣伝をしてしまったわ。

  • 「とやま絵巻」で行った過去のイベントには、<br />平成28年に「あいの風ワイン列車」<br />(運行区間:富山駅→泊駅(折り返し)→富山駅)<br />平成29年に「あいの風とやま地酒列車」<br />(運行区間:富山駅→福岡駅(折返し)→富山駅)<br />同年夏に「あいの風ビール列車 BEER TRAIN」<br />(運行区間:富山駅→黒部駅(折り返し)→富山駅)<br />平成30年に「あいの風スイーツ列車」<br />(運行区間:富山駅→黒部駅(折返し)→富山駅)があります。<br />2021年5月5日には、廃車となる413系の車輛で<br />イベント「ありがとう413系」を実施します。<br />富山⇔泊駅間を廃車となる車両を用いた6両編成の<br />特別ダイヤを運行するそうです。<br />さて、「とやま絵巻」の向こうに、別の観光列車が見えています。

    「とやま絵巻」で行った過去のイベントには、
    平成28年に「あいの風ワイン列車」
    (運行区間:富山駅→泊駅(折り返し)→富山駅)
    平成29年に「あいの風とやま地酒列車」
    (運行区間:富山駅→福岡駅(折返し)→富山駅)
    同年夏に「あいの風ビール列車 BEER TRAIN」
    (運行区間:富山駅→黒部駅(折り返し)→富山駅)
    平成30年に「あいの風スイーツ列車」
    (運行区間:富山駅→黒部駅(折返し)→富山駅)があります。
    2021年5月5日には、廃車となる413系の車輛で
    イベント「ありがとう413系」を実施します。
    富山⇔泊駅間を廃車となる車両を用いた6両編成の
    特別ダイヤを運行するそうです。
    さて、「とやま絵巻」の向こうに、別の観光列車が見えています。

  • 「一万三千尺物語」です。すごい取り合わせだなあ。

    「一万三千尺物語」です。すごい取り合わせだなあ。

  • と言うことで、お向かいのホームに移動して来ました。<br />観光列車「一万三千尺物語」は、2019年から<br />第3セクターの「あいの風とやま鉄道」で運行が開始されました。<br />

    と言うことで、お向かいのホームに移動して来ました。
    観光列車「一万三千尺物語」は、2019年から
    第3セクターの「あいの風とやま鉄道」で運行が開始されました。

  • オレンジ色の朝日によって色づく立山と富山湾をイメージした<br />外装となっています。<br />

    オレンジ色の朝日によって色づく立山と富山湾をイメージした
    外装となっています。

  • 標高3,000m級の山々が連なる立山連峰と<br />深海約1,000mの富山湾、その高低差は約4,000m。<br />と言うことで、4,000mを換算して13,000尺なのだそうです。

    標高3,000m級の山々が連なる立山連峰と
    深海約1,000mの富山湾、その高低差は約4,000m。
    と言うことで、4,000mを換算して13,000尺なのだそうです。

  • その朝日に染まった立山連峰の中の窓に、職人さんの姿が見えました。<br />「一万三千尺物語」1号は 富山湾鮨コースで、所要時間は2時間7分。<br />走るコースは、富山11:00発→泊(折り返し)→富山13:07着。<br />車内で握りたてのオリジナルの富山湾鮨(8貫)を食べられます。<br />富山湾の新鮮な魚介を車内で握って提供するというコンセプトは、<br />JRの「ベル・モンターニュ・エ・メール」と同じですが、<br />こちらは乗車時間が2時間もあるので、<br />ゆったりのんびり食べて景色を楽しむことが出来ます。

    その朝日に染まった立山連峰の中の窓に、職人さんの姿が見えました。
    「一万三千尺物語」1号は 富山湾鮨コースで、所要時間は2時間7分。
    走るコースは、富山11:00発→泊(折り返し)→富山13:07着。
    車内で握りたてのオリジナルの富山湾鮨(8貫)を食べられます。
    富山湾の新鮮な魚介を車内で握って提供するというコンセプトは、
    JRの「ベル・モンターニュ・エ・メール」と同じですが、
    こちらは乗車時間が2時間もあるので、
    ゆったりのんびり食べて景色を楽しむことが出来ます。

  • 3輌編成の「一万三千尺物語」は、1号車と3号車が座席で、<br />2号車は厨房と売店になっています。<br />このでっかいエンブレムが描かれているのが、2号車です。<br />

    3輌編成の「一万三千尺物語」は、1号車と3号車が座席で、
    2号車は厨房と売店になっています。
    このでっかいエンブレムが描かれているのが、2号車です。

  • ドアが開いているので、覗き込みます。<br />おお、足元マットにも「13000’」のマークが。<br />

    ドアが開いているので、覗き込みます。
    おお、足元マットにも「13000’」のマークが。

  • 「一万三千尺物語」の内装は、「旧国鉄車両413系の歴史的情緒と、<br />富山独特の自然的風雅を調和させたデザイン」<br />「天井、床、テーブル等に富山県産の「ひみ里山杉」を使用」<br />なのだそうです。<br />私がしげしげと覗き込むので、<br />乗務員さんが「こちらは夏にお配りしているんですよ。」と<br />オリジナルの団扇を見せてくれました。<br />

    「一万三千尺物語」の内装は、「旧国鉄車両413系の歴史的情緒と、
    富山独特の自然的風雅を調和させたデザイン」
    「天井、床、テーブル等に富山県産の「ひみ里山杉」を使用」
    なのだそうです。
    私がしげしげと覗き込むので、
    乗務員さんが「こちらは夏にお配りしているんですよ。」と
    オリジナルの団扇を見せてくれました。

  • そして、中に置いてあった雷鳥の大きなぬいぐるみを持って来て、<br />「駅長です。」と見せてくれました。<br />頭にはちゃんと「あいの風とやま鉄道」の帽子を被っています。<br />きっと、乗客たちに人気のマスコットなんでしょうね。<br />出発前の忙しい時間に、ありがとうございました。<br />

    イチオシ

    そして、中に置いてあった雷鳥の大きなぬいぐるみを持って来て、
    「駅長です。」と見せてくれました。
    頭にはちゃんと「あいの風とやま鉄道」の帽子を被っています。
    きっと、乗客たちに人気のマスコットなんでしょうね。
    出発前の忙しい時間に、ありがとうございました。

  • 車内には、もう一人?のマスコットがいます。<br />「ピッカ」といって、滑川市の特産「ホテルイカ」をモチーフにした、<br />市のイメージアップキャラクターです。<br />着ているつなぎには滑川市の市章が描かれています。<br />本籍は滑川沖水深333m。現住所は市役所かなと思ったら、<br />「龍宮1丁目1番地」ですって。<br />

    車内には、もう一人?のマスコットがいます。
    「ピッカ」といって、滑川市の特産「ホテルイカ」をモチーフにした、
    市のイメージアップキャラクターです。
    着ているつなぎには滑川市の市章が描かれています。
    本籍は滑川沖水深333m。現住所は市役所かなと思ったら、
    「龍宮1丁目1番地」ですって。

  • 「一万三千尺物語」の2号 は懐石料理コースで、<br />所要時間は、2時間32分。 <br />富山駅を15:22 出発 →高岡駅(折返し)→黒部駅(折返し)<br />→富山駅17:54 着。<br />「富山湾で採れた新鮮な魚介と、<br />美しい水と肥沃な大地によって育まれた野菜や山菜、<br />そして地元産の美味しいお米を取り入れた和風懐石料理」が楽しめます。<br />写真で見ると本当に美味しそう。でもお寿司も食べたいし。困るなあ。<br />運行は土・日・祝日・GW・夏休み等。<br />通常プラン:13,000円 (税込/大人・子ども同額)<br />お土産付プラン:15,000円 。どんなお土産が付くのかな?<br />こちらのコースは、富山から一旦西の高岡に行き、<br />戻って来て富山を通過して東へ行き、<br />黒部で折り返してまた富山に戻って来ます。<br />「あいの風とやま鉄道」は、JRから富山県の部分だけを切り離した<br />第3セクターで、線路があまり長くないので、<br />こうした折り返しコースにならざるを得ないのでしょう。

    「一万三千尺物語」の2号 は懐石料理コースで、
    所要時間は、2時間32分。
    富山駅を15:22 出発 →高岡駅(折返し)→黒部駅(折返し)
    →富山駅17:54 着。
    「富山湾で採れた新鮮な魚介と、
    美しい水と肥沃な大地によって育まれた野菜や山菜、
    そして地元産の美味しいお米を取り入れた和風懐石料理」が楽しめます。
    写真で見ると本当に美味しそう。でもお寿司も食べたいし。困るなあ。
    運行は土・日・祝日・GW・夏休み等。
    通常プラン:13,000円 (税込/大人・子ども同額)
    お土産付プラン:15,000円 。どんなお土産が付くのかな?
    こちらのコースは、富山から一旦西の高岡に行き、
    戻って来て富山を通過して東へ行き、
    黒部で折り返してまた富山に戻って来ます。
    「あいの風とやま鉄道」は、JRから富山県の部分だけを切り離した
    第3セクターで、線路があまり長くないので、
    こうした折り返しコースにならざるを得ないのでしょう。

  • 「とやま絵巻」が発車して行きました。<br />

    「とやま絵巻」が発車して行きました。

  • 「あいの風とやま鉄道」は、<br />北陸新幹線の長野駅 ~ 金沢駅間が延伸開業する際、<br />JR西日本から、並行在来線として経営分離される北陸本線のうち、<br />富山県内の倶利伽羅(くりから)駅 - 市振(いちふり)駅間で<br />2015年に運行を開始しました。<br />だから、現在の富山駅にはJRは北陸新幹線の他には、<br />南下して行く高山本線しかありません。<br />

    「あいの風とやま鉄道」は、
    北陸新幹線の長野駅 ~ 金沢駅間が延伸開業する際、
    JR西日本から、並行在来線として経営分離される北陸本線のうち、
    富山県内の倶利伽羅(くりから)駅 - 市振(いちふり)駅間で
    2015年に運行を開始しました。
    だから、現在の富山駅にはJRは北陸新幹線の他には、
    南下して行く高山本線しかありません。

  • 11時です。「一万三千尺物語」が発車して行きます。<br />その先頭で、あの団扇と「一万三千尺物語」の横断幕を振る<br />駅員さんの姿がありました。<br />

    11時です。「一万三千尺物語」が発車して行きます。
    その先頭で、あの団扇と「一万三千尺物語」の横断幕を振る
    駅員さんの姿がありました。

  • 通り過ぎて行く車輛の窓から、乗務員さんが手を振ってくれました。<br />しっかり宣伝しましたよ!<br />コロナ禍で利用客が減少する中、第3セクターの鉄道員たちが<br />頑張っている姿を、見させてもらいました。<br />

    通り過ぎて行く車輛の窓から、乗務員さんが手を振ってくれました。
    しっかり宣伝しましたよ!
    コロナ禍で利用客が減少する中、第3セクターの鉄道員たちが
    頑張っている姿を、見させてもらいました。

  • まずは泊へ。行ってらっしゃい!<br />

    まずは泊へ。行ってらっしゃい!

  • 次の金沢行きの列車は11:43発です。まだまだ時間があるので、<br />「あいの風とやま鉄道」の本社に行って鉄道グッズを買おうと、<br />行ってみました。<br />HPの実にわかりにくい地図を頼りに、駅からずっと歩いて行って、<br />ようやく見つけたらこれでした。<br />通販以外にも本社で購入できますと書いてあったので、<br />来てみたら平日だけの営業でした。<br />鉄道会社で土日休みとは思ってなかったなあ。<br />駅でも売ってくれればいいのに。本社までは遠い。<br />富山駅では、本当に鉄道グッズとの縁がなかったです。<br />富山地方鉄道の売店に行っても閉店だったし、<br />改札では販売していないし。<br />鉄道会社を応援したいから、せっせとグッズを買おうと<br />思っていただけにがっくり。

    次の金沢行きの列車は11:43発です。まだまだ時間があるので、
    「あいの風とやま鉄道」の本社に行って鉄道グッズを買おうと、
    行ってみました。
    HPの実にわかりにくい地図を頼りに、駅からずっと歩いて行って、
    ようやく見つけたらこれでした。
    通販以外にも本社で購入できますと書いてあったので、
    来てみたら平日だけの営業でした。
    鉄道会社で土日休みとは思ってなかったなあ。
    駅でも売ってくれればいいのに。本社までは遠い。
    富山駅では、本当に鉄道グッズとの縁がなかったです。
    富山地方鉄道の売店に行っても閉店だったし、
    改札では販売していないし。
    鉄道会社を応援したいから、せっせとグッズを買おうと
    思っていただけにがっくり。

  • ところが、「あいの風とやま鉄道」の本社の前に、<br />こんなものが見えました。<br />どう見たって、あれはブルーシートを被せられたSLです。<br />

    ところが、「あいの風とやま鉄道」の本社の前に、
    こんなものが見えました。
    どう見たって、あれはブルーシートを被せられたSLです。

  • ブルーシートの下に「9」が見えます。これは9600型のSLです。<br />調べてみると、これは、9628であることがわかりました。<br />1914年川崎造船所兵庫工場で製造。<br />貨物列車の牽引用として北陸線や高山線で運用。<br />1970年に廃車となり、富山市に無償で貸与、その後譲渡。<br />2017年12月に富山城址公園で保存していたものを搬出。<br />「ジェイアール貨物・北陸ロジスティクス(高岡市)」が<br />ペンキの塗り替えや損傷部の補修、欠如した部品の復元を行いました。<br />2020年11月、台車と、ボイラーと運転席の付いた部分、<br />炭水車の3つに分割され、移設先の牛島公園で、<br />2台のクレーン車で組み立てを行ったそうです。<br />一般公開は牛島公園の整備が終わる2021年度となる見込み。<br />まだ公園の敷地は更地のままで、SLだけが屋根の下に置かれています。

    ブルーシートの下に「9」が見えます。これは9600型のSLです。
    調べてみると、これは、9628であることがわかりました。
    1914年川崎造船所兵庫工場で製造。
    貨物列車の牽引用として北陸線や高山線で運用。
    1970年に廃車となり、富山市に無償で貸与、その後譲渡。
    2017年12月に富山城址公園で保存していたものを搬出。
    「ジェイアール貨物・北陸ロジスティクス(高岡市)」が
    ペンキの塗り替えや損傷部の補修、欠如した部品の復元を行いました。
    2020年11月、台車と、ボイラーと運転席の付いた部分、
    炭水車の3つに分割され、移設先の牛島公園で、
    2台のクレーン車で組み立てを行ったそうです。
    一般公開は牛島公園の整備が終わる2021年度となる見込み。
    まだ公園の敷地は更地のままで、SLだけが屋根の下に置かれています。

  • 2015年に富山城址公園で撮影した時の9628です。<br />ナンバープレートもなく、放置されて、<br />このまま忘れ去られていくのだろうと思いました。

    2015年に富山城址公園で撮影した時の9628です。
    ナンバープレートもなく、放置されて、
    このまま忘れ去られていくのだろうと思いました。

  • テンダー車の後尾にはプレートがあり、<br />これでようやく9628であることがわかります。<br />(運転席のプレートもありませんでした)<br />これを修理・補修して富山駅近くに移設してくれるなんて、<br />思ってもみませんでした。<br />しっかりとした大きな屋根があり、側面がすぐ石垣だったので、<br />風雪による劣化が少なかったのでしょう。<br />「あいの風とやま鉄道」の本社には無駄足だったけど、<br />予想外の9628に再会することが出来ました。<br />今日はついているのか、ついていないのか、分からない日だなあ。<br />きっと、両方なんだね。やっぱり旅はおもしろいな。<br />

    テンダー車の後尾にはプレートがあり、
    これでようやく9628であることがわかります。
    (運転席のプレートもありませんでした)
    これを修理・補修して富山駅近くに移設してくれるなんて、
    思ってもみませんでした。
    しっかりとした大きな屋根があり、側面がすぐ石垣だったので、
    風雪による劣化が少なかったのでしょう。
    「あいの風とやま鉄道」の本社には無駄足だったけど、
    予想外の9628に再会することが出来ました。
    今日はついているのか、ついていないのか、分からない日だなあ。
    きっと、両方なんだね。やっぱり旅はおもしろいな。

  • まだ時間があるので一旦ホームから降りました。<br />富山駅の1階部分は、路面電車が交差しています。<br />北陸新幹線の開業に伴って、駅舎が高架となり、<br />空いた空間に南北に分断されていた路面電車の駅が造られ、<br />相互乗り入れが発展して合同の会社となりました。<br />北部を統括していた富山ライトレールは、<br />2020年に南部の富山地方鉄道に吸収されました。<br />個人的には、日本初の本格的なLRTだったライトレールの方が<br />残って欲しかったな。<br />今でも走っているポートラムのデザインは秀逸です!<br />写真は後に作られたセントラム。シルバーグレイの渋いデザインです。<br />駅構内を路面電車が分断するため、踏切が設置されています。<br />日本では、とても珍しい構造になっているので、<br />わざわざ見に行く価値がありますよ。

    まだ時間があるので一旦ホームから降りました。
    富山駅の1階部分は、路面電車が交差しています。
    北陸新幹線の開業に伴って、駅舎が高架となり、
    空いた空間に南北に分断されていた路面電車の駅が造られ、
    相互乗り入れが発展して合同の会社となりました。
    北部を統括していた富山ライトレールは、
    2020年に南部の富山地方鉄道に吸収されました。
    個人的には、日本初の本格的なLRTだったライトレールの方が
    残って欲しかったな。
    今でも走っているポートラムのデザインは秀逸です!
    写真は後に作られたセントラム。シルバーグレイの渋いデザインです。
    駅構内を路面電車が分断するため、踏切が設置されています。
    日本では、とても珍しい構造になっているので、
    わざわざ見に行く価値がありますよ。

  • ようやく「あいの風とやま鉄道」の金沢行きが来ました。<br />なんだかおもしろいものが、両端に付いています。なんだろう?<br />JR西日本521系電車に設置された「先頭車間転落防止幌」でした。<br />これに乗って金沢まで約1時間。<br />車内で、早速「ますの寿司」をいただきました。<br />

    ようやく「あいの風とやま鉄道」の金沢行きが来ました。
    なんだかおもしろいものが、両端に付いています。なんだろう?
    JR西日本521系電車に設置された「先頭車間転落防止幌」でした。
    これに乗って金沢まで約1時間。
    車内で、早速「ますの寿司」をいただきました。

  • 金沢駅です。<br />「あいの風とやま鉄道」は、途中で「IRいしかわ鉄道」に変わります。<br />JR北陸本線が第3セクターになった時に、<br />県ごとに分断されたのでややこしいことになっています。<br />その「IRいしかわ鉄道」は金沢駅1階の「IRお客様カウンター」で、<br />グッズを販売しています。<br />

    金沢駅です。
    「あいの風とやま鉄道」は、途中で「IRいしかわ鉄道」に変わります。
    JR北陸本線が第3セクターになった時に、
    県ごとに分断されたのでややこしいことになっています。
    その「IRいしかわ鉄道」は金沢駅1階の「IRお客様カウンター」で、
    グッズを販売しています。

    IRいしかわ鉄道 IRいしかわ鉄道線 乗り物

  • 金沢のマスコット「ひゃくまんさん」です。<br />このグッズを買うのが金沢での楽しみです。<br />

    金沢のマスコット「ひゃくまんさん」です。
    このグッズを買うのが金沢での楽しみです。

  • なんと、醤油までありました。<br />金沢の名所に「ひゃくまんさん」がいる絵葉書は、<br />もう売っていなかったのが残念。<br />あれはありきたりな絵葉書よりおもしろくていいと思うのにな。<br />

    なんと、醤油までありました。
    金沢の名所に「ひゃくまんさん」がいる絵葉書は、
    もう売っていなかったのが残念。
    あれはありきたりな絵葉書よりおもしろくていいと思うのにな。

  • ホームに上がる通路の壁に「花嫁のれん」の宣伝がありました。<br />ずっと憧れていたこの列車に、ようやく今日、乗ることが出来ます。<br />

    ホームに上がる通路の壁に「花嫁のれん」の宣伝がありました。
    ずっと憧れていたこの列車に、ようやく今日、乗ることが出来ます。

  • 「花嫁のれん」の発車するホームへの階段には、<br />「暖簾(のれん)」がありました。<br />その脇にあるホームの数字に注目。<br />3・4・5って、あれ?ホームが3つ?<br />そう、階段を上がるとまず、両側に3番線と5番線があります。<br />「花嫁のれん」の発着する4番線は、真っ直ぐ行って、<br />ホームが狭くなった更に先にあります。<br />ちょっとハリーポッターの「9と3/4番線ホーム」のような気分?<br />

    「花嫁のれん」の発車するホームへの階段には、
    「暖簾(のれん)」がありました。
    その脇にあるホームの数字に注目。
    3・4・5って、あれ?ホームが3つ?
    そう、階段を上がるとまず、両側に3番線と5番線があります。
    「花嫁のれん」の発着する4番線は、真っ直ぐ行って、
    ホームが狭くなった更に先にあります。
    ちょっとハリーポッターの「9と3/4番線ホーム」のような気分?

  • 3番線のホームがここでバッサリ無くなって、<br />5番線の延長にあるのが4番線です。<br />2両編成の「花嫁のれん」が停車しています。

    3番線のホームがここでバッサリ無くなって、
    5番線の延長にあるのが4番線です。
    2両編成の「花嫁のれん」が停車しています。

    花嫁のれん 乗り物

  • 3番線を発車したJR北陸線の電車が回送して行きます。<br />金沢から西に向かう北陸線は、福井・米原・大阪方面が<br />JRのまま残っています。<br />北陸新幹線が2024年に福井・敦賀まで延伸されたら、<br />ここも第3セクターになるのかな?<br />

    3番線を発車したJR北陸線の電車が回送して行きます。
    金沢から西に向かう北陸線は、福井・米原・大阪方面が
    JRのまま残っています。
    北陸新幹線が2024年に福井・敦賀まで延伸されたら、
    ここも第3セクターになるのかな?

  • 4番線ホームが湾曲しているので、「花嫁のれん」もちょっと斜め。<br />

    4番線ホームが湾曲しているので、「花嫁のれん」もちょっと斜め。

  • 今回の表紙は、「花嫁のれん」の最後尾です。<br />「ロゴマークは石川の伝統工芸である加賀水引をモチーフに、<br />花嫁のれんをくぐる神聖で幸せな気持ちを表現し、<br />「女性の幸せを願う列車」であることを表しています。」<br />(JRのHPより引用)<br />「花嫁のれん」の魅力は、とにかく他の観光列車にはない<br />特別な優美さです。<br />女性の気持ちをぐぐっと引き寄せる、今までの鉄道にはない美しさです。<br />

    今回の表紙は、「花嫁のれん」の最後尾です。
    「ロゴマークは石川の伝統工芸である加賀水引をモチーフに、
    花嫁のれんをくぐる神聖で幸せな気持ちを表現し、
    「女性の幸せを願う列車」であることを表しています。」
    (JRのHPより引用)
    「花嫁のれん」の魅力は、とにかく他の観光列車にはない
    特別な優美さです。
    女性の気持ちをぐぐっと引き寄せる、今までの鉄道にはない美しさです。

  • 4番線に入るには、この「花嫁のれん」をくぐって行けるように<br />なっています。<br />でも、なんか変???<br />

    4番線に入るには、この「花嫁のれん」をくぐって行けるように
    なっています。
    でも、なんか変???

  • どうもこちらが正面のような気がします。<br />これから列車に乗る人に向けているのではなく、<br />列車で到着して金沢駅に入る人に向けているようです。<br />列車が特別な場所の対象なのではなく、金沢駅が主体なんですね。<br />「ようこそ金沢へ」なんだ。<br />鉄道ファンから見ると反対な気がします。

    どうもこちらが正面のような気がします。
    これから列車に乗る人に向けているのではなく、
    列車で到着して金沢駅に入る人に向けているようです。
    列車が特別な場所の対象なのではなく、金沢駅が主体なんですね。
    「ようこそ金沢へ」なんだ。
    鉄道ファンから見ると反対な気がします。

  • 手前が2号車です。<br />「花嫁のれん」の特徴は、<br />輪島塗や加賀友禅を主体とした装飾で彩られていること。<br />車体の赤と黒は輪島塗。<br />そこに加賀友禅の伝統的な柄を蒔絵のように配しています。<br />「花嫁のれん」という名称でなかったら、<br />「加賀百万石絵巻」とでも言いたいような列車です。<br />

    手前が2号車です。
    「花嫁のれん」の特徴は、
    輪島塗や加賀友禅を主体とした装飾で彩られていること。
    車体の赤と黒は輪島塗。
    そこに加賀友禅の伝統的な柄を蒔絵のように配しています。
    「花嫁のれん」という名称でなかったら、
    「加賀百万石絵巻」とでも言いたいような列車です。

  • 2号車の真ん中は、豪華な蝶と秋の草花の蒔絵です。<br />絵柄がとにかく豪華で、日本の伝統美がここにある!という<br />誇らしい気持ちになります。<br />

    2号車の真ん中は、豪華な蝶と秋の草花の蒔絵です。
    絵柄がとにかく豪華で、日本の伝統美がここにある!という
    誇らしい気持ちになります。

  • 車体はキハ48。

    車体はキハ48。

  • ああ、なんて豪華なんでしょう。<br />金沢は日本の金箔の生産量のほとんどを占めています。<br />金箔の「箔一」が有名ですね。<br />金沢に来て金箔製品を買わずに帰ることなんて出来そうもありません。<br />蝶と紅葉は、先程と同じですが、上部に桜が現れました。

    ああ、なんて豪華なんでしょう。
    金沢は日本の金箔の生産量のほとんどを占めています。
    金箔の「箔一」が有名ですね。
    金沢に来て金箔製品を買わずに帰ることなんて出来そうもありません。
    蝶と紅葉は、先程と同じですが、上部に桜が現れました。

  • 1号車です。まだ閉まっている扉の内側は売店コーナーです。<br />

    1号車です。まだ閉まっている扉の内側は売店コーナーです。

  • 1号車の側面は意外とシンプルです。<br />でも、中は半個室が並ぶ、特別な空間になっています。

    1号車の側面は意外とシンプルです。
    でも、中は半個室が並ぶ、特別な空間になっています。

  • 「花嫁のれん」の先頭です。この角度の写真が一番多いですね。<br />この角の蒔絵の贅沢さ。ため息ものです。<br />

    「花嫁のれん」の先頭です。この角度の写真が一番多いですね。
    この角の蒔絵の贅沢さ。ため息ものです。

  • 一番好きな部分なのでアップで撮りました。<br />この菊の柄は伝統的な柄なので、蒔絵シールにもなっています。<br />かつて携帯電話の裏側に貼っていたものです。<br />

    イチオシ

    一番好きな部分なのでアップで撮りました。
    この菊の柄は伝統的な柄なので、蒔絵シールにもなっています。
    かつて携帯電話の裏側に貼っていたものです。

  • 出発前でまだ誰もいない1号車を撮って行きましょう。<br />1号車の通路は日本庭園の飛び石をイメージした絨毯を敷いています。<br />当初は車両の床に本物の石を敷き詰める予定でしたが、<br />車両が重くなるために見送られました。(掃除がたいへんだしね)<br />半個室になった部屋はそれぞれ友禅のオールドコレクションをあしらった空間になっています。<br />

    出発前でまだ誰もいない1号車を撮って行きましょう。
    1号車の通路は日本庭園の飛び石をイメージした絨毯を敷いています。
    当初は車両の床に本物の石を敷き詰める予定でしたが、
    車両が重くなるために見送られました。(掃除がたいへんだしね)
    半個室になった部屋はそれぞれ友禅のオールドコレクションをあしらった空間になっています。

  • 青の間<br />流水に菊の花びらを組み合わせた「菊水文様」<br />4人掛けのボックス席です。<br />

    青の間
    流水に菊の花びらを組み合わせた「菊水文様」
    4人掛けのボックス席です。

  • 菊の間<br />「菊」は「不老不死」「延命長寿」の象徴で、吉祥文様のひとつです。<br />対面の二人席です。<br />

    菊の間
    「菊」は「不老不死」「延命長寿」の象徴で、吉祥文様のひとつです。
    対面の二人席です。

  • 錦秋の間<br />紅葉が川に流れていく様を意匠化した「竜田川文様」<br />かなり広い二人用のボックス席です。<br />

    錦秋の間
    紅葉が川に流れていく様を意匠化した「竜田川文様」
    かなり広い二人用のボックス席です。

  • 笹の間<br />吉祥文様の笹と梅が描かれています。<br />この席は、珍しい半円形のテーブルを<br />3つの椅子が囲むスタイルになっています。<br />3人でスイーツセットを頼むと、ちょっと手狭かも。<br />もっともコロナの今は二人席になっているようです。<br />

    笹の間
    吉祥文様の笹と梅が描かれています。
    この席は、珍しい半円形のテーブルを
    3つの椅子が囲むスタイルになっています。
    3人でスイーツセットを頼むと、ちょっと手狭かも。
    もっともコロナの今は二人席になっているようです。

  • 鉄線の間<br />「鉄線(クレマチスの1種類)」は、蔓が鉄のように硬く強いことから、結びつきの縁起物として花嫁衣装などに使用されてきました。<br />「花嫁のれん」にはピッタリの絵柄です。<br />対面の二人席です。<br />

    鉄線の間
    「鉄線(クレマチスの1種類)」は、蔓が鉄のように硬く強いことから、結びつきの縁起物として花嫁衣装などに使用されてきました。
    「花嫁のれん」にはピッタリの絵柄です。
    対面の二人席です。

  • 扇絵の間<br />先に広がった形から、将来の展望が広がる「末広がり」を表現する<br />「扇」は吉祥文様のひとつです。<br />3人用のボックス席です。<br />

    扇絵の間
    先に広がった形から、将来の展望が広がる「末広がり」を表現する
    「扇」は吉祥文様のひとつです。
    3人用のボックス席です。

  • 撫子(なでしこ)の間<br />秋の七草で、吉祥文様の笹を加えてあります。<br />4人掛けのボックス席です。<br />

    撫子(なでしこ)の間
    秋の七草で、吉祥文様の笹を加えてあります。
    4人掛けのボックス席です。

  • 桜梅の間<br />この部屋だけは左右の絵のモチーフが異なり、<br />こちらは桜なんだそうです。<br />

    桜梅の間
    この部屋だけは左右の絵のモチーフが異なり、
    こちらは桜なんだそうです。

  • こちらが梅です。<br />売店に一番近い4人掛けのボックス席です。<br />

    こちらが梅です。
    売店に一番近い4人掛けのボックス席です。

  • 1号車の乗降口です。そろそろ乗って来る乗客のために扉が開きました。<br />

    1号車の乗降口です。そろそろ乗って来る乗客のために扉が開きました。

  • 2号車の乗降口です。おお、金箔の壁ですか。なんだか緊張するなあ。<br />

    2号車の乗降口です。おお、金箔の壁ですか。なんだか緊張するなあ。

  • 反対側です。この空間には、トイレと洗面台があります。<br />

    反対側です。この空間には、トイレと洗面台があります。

  • さて、2号車の客室に入ります。<br />

    さて、2号車の客室に入ります。

  • 2号車の通路は流水のイメージなので、金色の渦巻きが奥まで続きます。<br />紅色の生地と背面の木の格子が特徴的なオリジナルの回転椅子が<br />窓の方向を向いています。<br />右側の少し広くなっている部分は、イベントスペースで、<br />「楽市楽座」というイベントが行われているようですが、<br />現在はコロナの影響で休止中です。<br />

    2号車の通路は流水のイメージなので、金色の渦巻きが奥まで続きます。
    紅色の生地と背面の木の格子が特徴的なオリジナルの回転椅子が
    窓の方向を向いています。
    右側の少し広くなっている部分は、イベントスペースで、
    「楽市楽座」というイベントが行われているようですが、
    現在はコロナの影響で休止中です。

  • 床の絨毯の流れに呼応した電燈の形です。<br />こういう形態の電燈は珍しいですね。<br />

    床の絨毯の流れに呼応した電燈の形です。
    こういう形態の電燈は珍しいですね。

  • 奥の方から入り口方向を見ています。<br />奥には4人掛けのボックス席が3つと、二人席が3つあります。<br />そして、入り口付近にも4人掛けのボックス席が1つあります。<br />JR西日本のネット予約では、座席指定が出来ないので、<br />あの1号車の半個室が取れることがあるのか不明です。<br />今回は、なんと一人で4人掛けのボックス席を独り占めでした。<br />

    奥の方から入り口方向を見ています。
    奥には4人掛けのボックス席が3つと、二人席が3つあります。
    そして、入り口付近にも4人掛けのボックス席が1つあります。
    JR西日本のネット予約では、座席指定が出来ないので、
    あの1号車の半個室が取れることがあるのか不明です。
    今回は、なんと一人で4人掛けのボックス席を独り占めでした。

  • トイレの使用中を表すサインが、可愛い和服の子供たちでした。<br />

    トイレの使用中を表すサインが、可愛い和服の子供たちでした。

  • 1号車の売店の前には、能登の工芸品の展示スペースがあります。<br />「加賀水引」の風鈴・箸置き・コースター<br />

    1号車の売店の前には、能登の工芸品の展示スペースがあります。
    「加賀水引」の風鈴・箸置き・コースター

  • 「BOIS」<br />黒柿の、樹齢数百年の木を薄くスライスして、<br />牛革と縫い合わせた伝統工芸品。<br />ブックカバー・がま口財布・眼鏡ケース・定期入れ<br />

    「BOIS」
    黒柿の、樹齢数百年の木を薄くスライスして、
    牛革と縫い合わせた伝統工芸品。
    ブックカバー・がま口財布・眼鏡ケース・定期入れ

  • 「能登上布(羽咋市)」<br />能登上布とは、石川県能登地方に古くから伝わる上質な本麻手織物で、涼し気な風合いとシャリ感があり、<br />薄くて軽いのに長く利用できる丈夫さが特徴。<br />がま口小銭入れ・カードケース・名刺入れ<br />

    「能登上布(羽咋市)」
    能登上布とは、石川県能登地方に古くから伝わる上質な本麻手織物で、涼し気な風合いとシャリ感があり、
    薄くて軽いのに長く利用できる丈夫さが特徴。
    がま口小銭入れ・カードケース・名刺入れ

  • 「加賀繍」<br />加賀繍は、絹糸を熟練の技で繍いあげる伝統工芸。<br />包み袱紗(ふくさ)。<br />こんな上品な物を持っていると、ちょっと品のいい大人の気分。<br />

    「加賀繍」
    加賀繍は、絹糸を熟練の技で繍いあげる伝統工芸。
    包み袱紗(ふくさ)。
    こんな上品な物を持っていると、ちょっと品のいい大人の気分。

  • 輪島に行くと、どうしても買ってしまうのが輪島塗のお箸。<br />夫婦箸って(湯呑もそうだけど)、<br />どうして女性の方は小さくなっているんでしょう。<br />現代女性は背も高くなったから手も大きいです。<br />お茶はたくさん飲みたいです。<br />ペアのものは欲しくても、大小にされると困る人は<br />結構いるんじゃないかな。そろそろ男女平等にして。<br />

    輪島に行くと、どうしても買ってしまうのが輪島塗のお箸。
    夫婦箸って(湯呑もそうだけど)、
    どうして女性の方は小さくなっているんでしょう。
    現代女性は背も高くなったから手も大きいです。
    お茶はたくさん飲みたいです。
    ペアのものは欲しくても、大小にされると困る人は
    結構いるんじゃないかな。そろそろ男女平等にして。

  • 売店のカウンターには3人の若い女性アテンダントがいました。<br />コスチュームが可愛いので写真を撮らせてくださいとお願いすると、<br />この場所に立ってくれました。<br />背後の壁は、「箔一」による本物の金箔なんだそうです。<br />

    売店のカウンターには3人の若い女性アテンダントがいました。
    コスチュームが可愛いので写真を撮らせてくださいとお願いすると、
    この場所に立ってくれました。
    背後の壁は、「箔一」による本物の金箔なんだそうです。

  • 「花嫁のれん」の特徴には、<br />「加賀屋監修の和装アテンダント」があります。<br />和倉温泉で有名な「加賀屋」の仲居さんが直接指導して発足しました。<br />確か、仲居さんが一部同乗していると思ったのですが、<br />この方がそうではないかと。<br />立ち居振る舞いが、ビシッと決まっています。<br />「私より若い人を写してあげてください。」とおっしゃいましたが、<br />和装が自然で、力が入っている訳ではないのに<br />ピッとしているお姿を撮らせていただけて、良かったです。<br />お袖が短く出来ているので必要はないのでしょうが、<br />たすきの幻が見えるようです。<br />2015年に運行を開始した当時、<br />「加賀屋の総料理長が監修した料理が車内で提供されるほか、<br />加賀屋の客室係1名と加賀屋で研修を受けた<br />JRグループ社員2名がアテンダントとして乗務し、<br />車内でサービスを提供する。」と紹介されました。<br />それが「花嫁のれん」に憧れた理由の一つでした。<br />お会いできて嬉しかったです。

    「花嫁のれん」の特徴には、
    「加賀屋監修の和装アテンダント」があります。
    和倉温泉で有名な「加賀屋」の仲居さんが直接指導して発足しました。
    確か、仲居さんが一部同乗していると思ったのですが、
    この方がそうではないかと。
    立ち居振る舞いが、ビシッと決まっています。
    「私より若い人を写してあげてください。」とおっしゃいましたが、
    和装が自然で、力が入っている訳ではないのに
    ピッとしているお姿を撮らせていただけて、良かったです。
    お袖が短く出来ているので必要はないのでしょうが、
    たすきの幻が見えるようです。
    2015年に運行を開始した当時、
    「加賀屋の総料理長が監修した料理が車内で提供されるほか、
    加賀屋の客室係1名と加賀屋で研修を受けた
    JRグループ社員2名がアテンダントとして乗務し、
    車内でサービスを提供する。」と紹介されました。
    それが「花嫁のれん」に憧れた理由の一つでした。
    お会いできて嬉しかったです。

  • 彼は今年から乗車した唯一の男性アテンダントだそうです。<br />竹籠を腕に掛けて、車内で不要物の回収に何度も来てくれました。<br />丁寧な物言い、急がず落ち着いた受け答え。<br />加賀屋の教育はここでも生きています。<br />

    彼は今年から乗車した唯一の男性アテンダントだそうです。
    竹籠を腕に掛けて、車内で不要物の回収に何度も来てくれました。
    丁寧な物言い、急がず落ち着いた受け答え。
    加賀屋の教育はここでも生きています。

  • もちろん、写真だけ撮って帰ったりはしません。<br />「花嫁のれん」では、たくさんのお土産や記念グッズが売られています。<br />でも、もうちょっと買って来れば良かったかな?<br />車内限定デザインの「本金箔しおり」は買いましたよ。<br />「輪島塩柚子ドリンク」を頼めばよかったなあ。<br />車内では、事前予約で、1・3号はスイーツセット、<br />2号が和軽食セット、4号がほろよいセットを提供されます。<br />せっかく「花嫁のれん」に乗ったなら、利用したかったのですが、<br />これらは4日前までで予約は締切りです。<br />私の飛行機が決まったのが3日前の夜中でした。<br />ああ、また乗りに来なくちゃね

    もちろん、写真だけ撮って帰ったりはしません。
    「花嫁のれん」では、たくさんのお土産や記念グッズが売られています。
    でも、もうちょっと買って来れば良かったかな?
    車内限定デザインの「本金箔しおり」は買いましたよ。
    「輪島塩柚子ドリンク」を頼めばよかったなあ。
    車内では、事前予約で、1・3号はスイーツセット、
    2号が和軽食セット、4号がほろよいセットを提供されます。
    せっかく「花嫁のれん」に乗ったなら、利用したかったのですが、
    これらは4日前までで予約は締切りです。
    私の飛行機が決まったのが3日前の夜中でした。
    ああ、また乗りに来なくちゃね

  • 車内で配ってくれる記念乗車証。<br />「花嫁のれん」は指定席特急券が1,390円ですが、<br />チケットレス予約にすると1,190円でした。<br />他に乗車券が必要ですが、今回は「北陸おでかけパス」を<br />利用しているので、特急券だけにしています。<br />

    車内で配ってくれる記念乗車証。
    「花嫁のれん」は指定席特急券が1,390円ですが、
    チケットレス予約にすると1,190円でした。
    他に乗車券が必要ですが、今回は「北陸おでかけパス」を
    利用しているので、特急券だけにしています。

  • 鉄道旅の楽しみは車窓なんですが、桜の時期とは言え、他に緑が無く、ずっとこんな感じの風景で、季節が悪かったかな。<br />

    鉄道旅の楽しみは車窓なんですが、桜の時期とは言え、他に緑が無く、ずっとこんな感じの風景で、季節が悪かったかな。

  • 良川駅の手前で停車しています。<br />単線区間の為、すれ違いの対向車を待っているようです。<br />

    良川駅の手前で停車しています。
    単線区間の為、すれ違いの対向車を待っているようです。

  • 七尾駅には、のと鉄道の「のと里山里海号」が停車していました。<br />「花嫁のれん」はキハ48の改造車です。<br />金沢~和倉温泉間は電化区間なので、<br />ディーゼル車を導入する必要はないのですが、<br />「ディーゼル車なので将来、どこにでも行けることを想定している」<br />のだそうです。<br />のと鉄道は非電化区間なので、<br />ディーゼル車であれば乗り入れも可能ということで、<br />「のと里山里海号」と同じ線路を走る日が来るかもしれません。

    七尾駅には、のと鉄道の「のと里山里海号」が停車していました。
    「花嫁のれん」はキハ48の改造車です。
    金沢~和倉温泉間は電化区間なので、
    ディーゼル車を導入する必要はないのですが、
    「ディーゼル車なので将来、どこにでも行けることを想定している」
    のだそうです。
    のと鉄道は非電化区間なので、
    ディーゼル車であれば乗り入れも可能ということで、
    「のと里山里海号」と同じ線路を走る日が来るかもしれません。

    七尾駅

  • 終点の和倉温泉駅に到着しました。<br />

    終点の和倉温泉駅に到着しました。

    和倉温泉駅

  • わくたまくんは、和倉温泉のマスコットキャラクターで、<br />和倉温泉を発見したとされるシラサギが産んだ「たまご」です。<br />持っているオレンジのバッグには、3つ子の温泉たまごが入っています。<br />「ワクワク、ランラン、ゆっくり過ごそ」が合言葉なのだそうです。<br />

    わくたまくんは、和倉温泉のマスコットキャラクターで、
    和倉温泉を発見したとされるシラサギが産んだ「たまご」です。
    持っているオレンジのバッグには、3つ子の温泉たまごが入っています。
    「ワクワク、ランラン、ゆっくり過ごそ」が合言葉なのだそうです。

  • 終点に着いて一休みの「花嫁のれん」。<br />16:30に4号が出るまで、1時間ほどあります。<br />

    終点に着いて一休みの「花嫁のれん」。
    16:30に4号が出るまで、1時間ほどあります。

  • 乗客たちを見送って、アテンダントたちは車内に戻って行きました。<br />でも、あの加賀屋のアテンダントさんは、<br />私に気づいて深々とお辞儀をしてくれました。<br />ありがとうございました。また、あなたのお世話になりに来たいです。<br />終着駅が和倉温泉だったからこそ、出来たことでしょうが、<br />観光列車で老舗旅館のおもてなしが受けられるのは、<br />「花嫁のれん」だけです。<br />

    乗客たちを見送って、アテンダントたちは車内に戻って行きました。
    でも、あの加賀屋のアテンダントさんは、
    私に気づいて深々とお辞儀をしてくれました。
    ありがとうございました。また、あなたのお世話になりに来たいです。
    終着駅が和倉温泉だったからこそ、出来たことでしょうが、
    観光列車で老舗旅館のおもてなしが受けられるのは、
    「花嫁のれん」だけです。

  • 和倉温泉ののれんが妙に「花嫁のれん」に合っていますね。<br />

    和倉温泉ののれんが妙に「花嫁のれん」に合っていますね。

  • 和倉温泉の温泉街は駅から結構離れています。<br />ちょっと温泉街の雰囲気を楽しもうと思っても、<br />簡単には行かれません。散策は諦めです。<br />

    和倉温泉の温泉街は駅から結構離れています。
    ちょっと温泉街の雰囲気を楽しもうと思っても、
    簡単には行かれません。散策は諦めです。

  • 和倉温泉駅には、金沢駅のホームにあったのと同じ花嫁のれんが<br />置いてあります。<br />「花嫁のれん」とは、幕末~明治時代から伝わる、<br />加賀藩の能登・加賀・越中で始まった婚礼の風習の一つで、<br />嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、花嫁がくぐるのれんです。<br />「花嫁のれん館」は、平成28年春に開館。七尾駅から徒歩8分。<br />花嫁の白無垢または打掛を着て花嫁のれんくぐりを体験できます。<br />体験料金:1着 5,000円 2着 7,000円 男性(紋付袴)3,000円

    和倉温泉駅には、金沢駅のホームにあったのと同じ花嫁のれんが
    置いてあります。
    「花嫁のれん」とは、幕末~明治時代から伝わる、
    加賀藩の能登・加賀・越中で始まった婚礼の風習の一つで、
    嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、花嫁がくぐるのれんです。
    「花嫁のれん館」は、平成28年春に開館。七尾駅から徒歩8分。
    花嫁の白無垢または打掛を着て花嫁のれんくぐりを体験できます。
    体験料金:1着 5,000円 2着 7,000円 男性(紋付袴)3,000円

  • 温泉卵、食べたかったな。<br />

    温泉卵、食べたかったな。

  • 和倉温泉までが、JR七尾線なんですね。<br />電化されていない北部はのと鉄道に移管されました。<br />和倉温泉と七尾間は特急をJRが、<br />普通列車をのと鉄道が運行しています。<br />

    和倉温泉までが、JR七尾線なんですね。
    電化されていない北部はのと鉄道に移管されました。
    和倉温泉と七尾間は特急をJRが、
    普通列車をのと鉄道が運行しています。

  • 帰りは、一般の列車を乗り継いで行きます。<br />発車時間だと言うのに改札が始まりません。<br />なんと、踏切で車が立ち往生したそうで、遅れて来るのだそうです。<br />いくつも列車を乗り継いで行かなければならない時に、<br />列車が遅れると緊張します。<br />幸い、7分遅れでやって来ました。

    帰りは、一般の列車を乗り継いで行きます。
    発車時間だと言うのに改札が始まりません。
    なんと、踏切で車が立ち往生したそうで、遅れて来るのだそうです。
    いくつも列車を乗り継いで行かなければならない時に、
    列車が遅れると緊張します。
    幸い、7分遅れでやって来ました。

  • ホーム脇の桜といいコラボレーションです。<br />

    ホーム脇の桜といいコラボレーションです。

  • おや?女の子たちのラッピング列車です。<br />まるでさっきのアテンダントのような格好をしています。<br />

    おや?女の子たちのラッピング列車です。
    まるでさっきのアテンダントのような格好をしています。

  • 「花咲くいろは ラッピング車両」でした。<br />平成25年から運行していたNT202の方は、<br />2021年5月中頃に運行を終了するそうです。<br />

    「花咲くいろは ラッピング車両」でした。
    平成25年から運行していたNT202の方は、
    2021年5月中頃に運行を終了するそうです。

  • 車内は、広告の代わりにこの漫画の絵でいっぱい。<br />

    車内は、広告の代わりにこの漫画の絵でいっぱい。

  • う~ん、オタクじゃないから、あまり撮りたくはないんだけど・・・<br />

    う~ん、オタクじゃないから、あまり撮りたくはないんだけど・・・

  • これは和倉温泉を意識した場面なのかな?<br />せめて駅前に足湯があったら嬉しかったな。<br />

    これは和倉温泉を意識した場面なのかな?
    せめて駅前に足湯があったら嬉しかったな。

  • ドアのガラスに「喜翠荘」と、おどろおどろしい書体で書かれています。<br />彼女たちの下宿先なのかな?<br />もうちょっと乗るのが楽しくなるような字にして欲しかったな。<br />

    ドアのガラスに「喜翠荘」と、おどろおどろしい書体で書かれています。
    彼女たちの下宿先なのかな?
    もうちょっと乗るのが楽しくなるような字にして欲しかったな。

  • 隣の七尾駅で、のと鉄道は終点。<br />遅れたけれど、乗り継ぎのJRが待っていてくれました。<br />このNT204は、引き続き運行されるそうです。<br />

    隣の七尾駅で、のと鉄道は終点。
    遅れたけれど、乗り継ぎのJRが待っていてくれました。
    このNT204は、引き続き運行されるそうです。

  • この後、七尾~津幡間をJR七尾線、<br />津幡~高岡間を「IRいしかわ鉄道」と乗り継いで行きます。<br />これらは「北陸おでかけパス」を利用しているので、<br />割安で手間いらず。2,580円です。<br />「北陸おでかけパス」は、東は新潟県直江津から<br />「えちごトキめき鉄道」、富山に入ると「あいの風とやま鉄道」、<br />石川県に入ると「IRいしかわ鉄道」、その他JRの七尾線、<br />金沢以西の北陸線で、滋賀県の長浜や福井県の青郷までを<br />カバーしています。

    この後、七尾~津幡間をJR七尾線、
    津幡~高岡間を「IRいしかわ鉄道」と乗り継いで行きます。
    これらは「北陸おでかけパス」を利用しているので、
    割安で手間いらず。2,580円です。
    「北陸おでかけパス」は、東は新潟県直江津から
    「えちごトキめき鉄道」、富山に入ると「あいの風とやま鉄道」、
    石川県に入ると「IRいしかわ鉄道」、その他JRの七尾線、
    金沢以西の北陸線で、滋賀県の長浜や福井県の青郷までを
    カバーしています。

  • 高岡が近付いて来ると、夕焼けに色付いた立山連峰が見えて来ました。<br />明日は雨が降るので、今日見られて良かったです。<br />明日は、JR氷見線・城端線を走る観光列車<br />「ベル・モンターニュ・エ・メール」に乗車します。<br />

    高岡が近付いて来ると、夕焼けに色付いた立山連峰が見えて来ました。
    明日は雨が降るので、今日見られて良かったです。
    明日は、JR氷見線・城端線を走る観光列車
    「ベル・モンターニュ・エ・メール」に乗車します。

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