京都桜巡り 原谷苑 二条城 NAKED FLOWERS 2021桜 １泊２日

2021/03/27 - 2021/03/28

３月末にあちこちで桜満開の京都をできるだけ蜜を避けて巡りました。

今回かねてから気になっていた京の桜の隠れ里「原谷苑」をたっぷり堪能する事、二条城で行われる夜のアートイベント「NAKED FLOWERS２０２１ー桜ープロジェクションマッピングを特に楽しみにしていました。

一日目は暑いくらいの晴天に恵まれました。
平野神社、原谷苑、岡崎十石舟くだり（混んでて乗れず）知恩院（目の前まで）祇園、河原町の高島屋でお買い物（主にお土産）
ランチはブリアン平野店にてお総菜パンなどを購入。
休憩&夕食に一旦宿泊先のホテルへ戻る。
夜から二条城でのアートイベント（NAKED FLOEWERS桜２０２１）に出掛ける。

二日目は朝から小雨でしたが、事前にお天気予報で調べていたので、それほどのショックもなく、一日目に予定を集中させたので、二日目は近場でのんびりフラフラする事にする。
朝食はまるき製パンでコッペパンを購入。
東本願寺、西本願寺、東福寺、伏見稲荷大社に参拝。
ランチは東福寺駅すぐのドラゴンバーガーにてワサビバーガーを食す。
夕食は伊勢丹地下で京都料亭のお弁当を購入。
夕方の新幹線で東京に帰りました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

最初に訪れたのは桜の名所としても有名な平野神社。
両側から桜の嬉しいお出迎え。この日は初夏のような晴天で着ていたライトダウンを脱ぎ、夢中で写真を撮って周りました。

園内も桜、さくら。
このところのポカポカ陽気で日当たりの良い場所からどんどん開花。

形の良いしだれ桜もキレイ。
このご時世で御朱印は書置きが多いのですが、こちらは手書きをして下さいました。
アルコール消毒をしっかりしてから御朱印帳をお渡しします。

園内の売店で京都の和菓子屋さんの和菓子を販売していました。
せっかくなので桜あんの入ったものを一つ購入。
縁台が出ていたので間隔をあけて腰掛け、持参したお茶でしたが桜を愛でながらしばしまったり過ごします。

園内の桜にぽっちりとめんふくろうさん。
たまたま近くにお住いの方が連れてきていました。
撮らせてもらうときに名前を聞いたのですが、、男の子の名前でなんとか助くん？？だったかなぁ。桜とふくろう。絵になりますね。

神社のすぐ脇にあったパン屋「ブリアン」さん。こちらでランチのパンを購入。京都は本当にパン屋さんが沢山あり、そしてどこも美味しい。わたしのようなパン好きにはパラダイスです。
こちらもお惣菜系からデザート系までどれも美味！！北山に本店がある人気店でした。

ブリアン 平野店 グルメ・レストラン

神社の脇の通学路になっている道。桜のピンクと菜の花の黄色がキレイでした。
西大路通りからタクシーで次の目的地の原谷苑まで移動しました。
思っていたよりも距離があったのと、結構な坂道を上がっていくので、タクシーをおすすめします。片道２０００円でした。

「京の桜の隠れ里」原谷苑。期間限定で一般公開されている個人所有のお庭。
園内４万坪の敷地に２０種以上の桜が植えてあるそうです。ざっくりと地図の位置は金閣寺の奥の山を一つ越えた山間部。原谷という集落内。入園料は変動制でこの日は１５００円でした。

桜以外（ボケ、雪柳）も色とりどりの花が頭上から足元まで咲き乱れていました。
きっちりとお手入れされている感があるのに、妙な緊張を感じさせないほんわか出来る場所。ちょうどお昼頃でしたが訪れているのは少人数で数組だけ。広い（４万坪）ので密集もなく安心して散策できました。

こちらもいくつか縁台が出ていて、みなさん思い思いに腰かけて桜を眺めながら休憩していました。
「桃源郷」「しだれ桜のジャングル」と表現されているそうです。
こちらは写真もいいのですが、より臨場感の伝わる動画がおすすめかもしれません。

お空も真っ青さくらが映えます。
園内にはお弁当（要予約）を食べる場所、綺麗なお手洗いも数か所ありました。
このご時世で多少変更があるので、詳しくはホームページをチェックしてみてください。

これだけすごいと「キレイ～」しか言葉が出てこない状態になります。そよそよと風が気持ちが良くて、暖かいしウトウトしそうになります。桃源郷ってこんな感じなのかなぁ。

ゆっくりと散策をして後ろ髪を引かれる思いで帰ります。不思議とずっといたくなる場所でした。秋の紅葉の時期も良いそうです。
入り口付近にちょうどどなたかが乗ってきたタクシーにすんなり乗車でき、金閣寺までお願いしました。１５００円くらい。
行き帰りどちらも丁寧な運転手さんで助かりました。

金閣寺からバスで移動して、岡崎の十石舟に乗りたかったのですが船着き場のあまりの混雑に断念。夕方まで予約で満席でした。
気持ちを切り替えて、東山駅までバス移動。下車して途中ふらふら散策しながら辿り着いたのがこの一本橋。
元気な地元っ子が結構細めの橋をダッシュ？！？若者はバランス感覚が優れているんだなぁ。

いっぽんば～しこ～ちょこちょ?という節が浮かぶのはわたしだけ？？
通称 行者橋（ぎょうじゃ）流れる水は清らか。浅瀬で家族連れが水遊びをしているのどかな場所。

知恩院前。途中あちこち寄り道しながらここまでテクテク来ましたが、ここから頑張って行く気が薄れてしまう事態。。今の状態であの階段はかなり手強い、、
あまりに暑くて、、ごめんなさい。今回はこちらで失礼いたします。。次回のお約束をして手を合わせ移動しました。

一旦ホテルに戻って、しばしの休憩と早めの夕食でお腹を満たして、夜の二条城のイベントに備えます。暑い日は特に休憩大事ですね。無理は禁物。

夜になり、事前に購入していたチケットを握りしめて地下鉄で二条城駅で下車。会場まではすぐです。
おしゃべりを控えて距離を保ち列に並びます。係員の誘導に従って無事に入城。

これから始まるものがゴージャスな雰囲気を予感します。どんな演出が待っているのだろう。テンションが上がります。

入り口にはアルコール消毒にもイベントならではの一工夫があります。
入館してすぐに大きな本のページがキレイな花のデジタル画像でどんどんめくられていきます。思わず見入ってしまいますが、次々あるので先に進みます。

雰囲気のある行燈を持っての散策もできますが、数に限りがあるので返却されるまで待つ為の列ができていました。不要ならば並ばずに先に進みます。

もうすぐ出会う本物の桜に繋がる道中にもさりげない演出がされています。

夜桜は綺麗な中に妖艶さがありますね。昼間とは全く違く見えるから不思議。

残念ながらこちらのプロジェクションマッピングは夢中で動画を撮っており、写真に残すのをすっかり忘れてしまいました。それくらい綺麗で惹き込まれる演出でした。城壁に季節の花が次々と映し出されます。変化が速いので動画がおすすめです。

園内は綺麗にお手入れされた満開の桜があちこち静かにたたずんでいます。

こちらは池に映り込んだ建物と桜に音楽と光の演出。

次々に色が変わっていきます。神秘的な音楽を伝えられないのが残念です。是非実際に見て感じてみてください。

夜のアートイベントは初めてで、夜桜の見せ方ってこんな風にできるんだなぁと感動しました。DVD欲しくなりました。

足元にも綺麗なお花のプロジェクションマッピング。無料でアート作品の前で記念に写真撮影できるスペースもありました。参加型のイベント楽しいですよね。

昼間とは明らかに違う見え方の桜。美しくてうっとりします。

たっぷりと堪能して会場を後にします。
イベントは１８時開場と２０時開場（レイトチケット）の二部制。料金が違うのでホームページを要チェック。今回事前に購入したのは、金土日１８時開場のチケットで１８００円。雨天決行。

今回宿泊した京王プレリアホテル　京都烏丸五条。落ち着いた雰囲気のエリアに２０１８年の秋にオープンしたまだ新しいホテル。
お部屋は和モダンで落ち着いた色合いで使いやすく、大浴場も綺麗でした。

一階には京都のイタリアンで人気店イカリヤの姉妹店イカリヤ３６５。ホテルの朝食はこちらを利用します。こちらの美味しいピザをテイクアウトしてお部屋でゆっくりも良いかもしれないですね。

二日目は朝から生憎の雨。小雨なのでまだ助かりましたが、やっぱり観光には晴天が望ましいですね。昨日は夜まで２万歩程歩き回ったので、今日の午前中はのんびり過ごしてホテルをチェックアウト。
京都駅まで地下鉄で移動。荷物をロッカーに入れ、駅から地下道を歩いて東本願寺へ向かいました。地上に出て阿弥陀堂門前でパチリ。

こちらも観光客は少なくて安心してお参り出来ました。駅の近くなのにとても静かな場所です。

端っこにロウソクみたいな京都タワーがちらり。
あぁ、京都に来たなぁと感じる景色ですね。

お天気も良くないし、ここからだと電車の乗り換えがややこしそうだったので、サクッとタクシーで東福寺に移動する事に。たまたま止まってくれたタクシーがレクサスで乗り心地最高でした。穏やかな話し方の運転手さん、お世話になりました。

東福寺通天橋前で下車。ここは紅葉の景色が見事なんですよね。ピーク時は橋の周辺から見物客でごった返していると聞きましたが、この時期は静かなのでゆっくり散策出来ました。

混雑は怖いので、紅葉の時期にはちょっとずらしてまた来れたらいいなぁ。

通天橋反対側からパチリ。本当に静かでした。周辺の小さな寺院のお庭がキレイだったのでチラっと立ち寄りながら駅までテクテク歩いているとお腹が空いてきたので、そろそろランチのお店を探します。時計を見たら午後2時過ぎ。

東福寺駅の目の前のドラゴンバーガーで遅めのランチにしました。ワサビバーガーとアイスティー（１４００円くらい）をオーダーして二階で出来上がりを待ちます。
あっさり和風の味付けでおネギがたっぷり入っていて美味しかったです。関東では鎌倉にも店舗があるようです。

こんな感じの古民家を改装した和モダンな店内。一階で会計を済ませて二階の窓際席を確保。２時過ぎだったので離れたお席に他に２組しかいませんでしたが、人気店らしく１２時前後は満席になるそうです。
注）高身長の方は頭上に気を付けて！古民家あるあるで頭ぶつけます。

お腹を満たして散策再開。東福寺駅から電車に乗って伏見稲荷大社に向かいました。いつもは外国からの観光客で賑わうスポットなので現在は空いていました。あまり混雑は困りますがちょっと寂しい気もしました。

パラっと雨が降ってきたので傘を差しながらパチリ。朱色が目にも鮮やか。

ホントに空いてますよね。以前来た時に比べてびっくりしました。

ここも順番待ちで長い列に並んでましたが御覧の通りでした。
おもかる石はやっぱり、お、おもかった。

お写真撮り放題です。レンタル和装をした可愛らしい学生さんカップルが仲良く記念撮影をしていました。

この脇のステージで小規模ながら御神楽が行なわれていました。しばし静かに見学しました。
これで今回もあっという間に１泊２日の京都巡りおしまいです。名残惜しいですが荷物を取りに京都駅に移動します。あとは新幹線に乗るだけで、毎回寂しく感じる時間です。また来ますね、さようなら、京都。