初奄美訪問

2021/03/27 - 2021/03/28

初めての奄美大島は、補助が出て4割引、宿込みで3万円で行けるJALのダイナミックツアーを利用することに。このお値段なら大阪行く感覚で行ける！ってことで即決。

旅仲間のSさんと行くことになりました。

3月まで奄美へJALマイレージ会員の利用者は奄美群島航空・航路運賃軽減協議会の助成金が出て無料でPCR検査が受けられました。

離島という環境と観光とを両立する良い制度(と思います。PCR検査の精度、来島者全員を網羅していないという点で完全性はないけれど、(来島自粛要請で経済が死ぬ事と比べた場合のバランスの良さという点で)申込が複雑で申し込んだのに検査しそびれました。

具体的にいうと、JALのサイトで(フライト乗らなかった場合は費用請求されるので)クレジットカード情報や住所入力して申し込んだのでそれで終わりかと思ったら、別途メールが来てそのリンクから検査そのものを申し込む段取りとなっていたのにメールがスパム分類されて気がつかず、2ステップ目にいかなかった、という次第。

この辺ワンストップにして欲しいなぁ、、、
結果的に検査しないで飛ぶ羽目になりました。

エリア 奄美大島(鹿児島)

奄美に行くのに一番安く、かつ時間が良かったのは羽田発8:30からの伊丹乗継便。故にまず伊丹空港まで飛びます。

伊丹までのきざいは787-8。JALの、787の国内線は初めてなので、テンション上がります。

ANAの787と違って電源やモニターも装備されていて、ハードは良いのですが...横柄なCAさんに当たり、気分萎え萎え。

やはり私は青組派みたい。

本日の富士山

本日の富士山アップ。今年は雪が明らかに例年に比べると少なかったですね。

朝ご飯は羽田のゲート脇で買った空弁、「じんカラのり弁」じんカラとは神宮球場の唐揚げらしいけど、特にうまくない、むしろ唐揚げ好きな私でも、好みではなかったかな？

東大阪を越えて伊丹にアプローチ

伊丹に到着。乗り継ぎまでは余裕があった...はずなんだけど

もともと遅れ＆最後尾座席のため降機に時間がかかったということもあり、一旦外に出て、551の豚まんの列に並んでいると、あれ？セキュリティ締切の20分前までに5分切っている、、、という事態に。

慌ただしくセキュリティを通り奄美空港行きに乗り込みました。

伊丹を離陸、羽田へは大阪方面へ左旋回していきますが、今回は神戸方面へ。聖地、甲子園を上から

神戸の町と

明石海峡大橋を見ながらさらに上昇

睡眠不足だったため途中は寝落ちして"ワープ"状態でした。
目を覚ますとこの機窓。

美しい青い海が出迎えてくれました。

着陸時の機窓

https://youtu.be/wPcifnhD0V8

奄美空港に到着。

小さな空港なのに、どうしてこんなに荷物が出てくるのに時間がかかるのかと思うほど待ちましたが、やっと出てきて外へ。

レンタカーのカウンターはなくて、プレートを持った人にピックアップのミニバスが停まる場所を指示されて直接ミニバス、そして営業所に向かいます。

奄美空港 空港

ウエルカム看板＠奄美空港

レンタカーは今回ナショナルブランドでは最安値だったタイムスレンタカーを利用。

同時に出発して行った車はみんな青青青。ノートを当てがわれたけど、前の車はビッツといろんなメーカーを使っているけど色は同じで笑ってしまいました。

我々は表通りの駐車場に車を停めましたが、ハートロックへ向かう道のすぐ近くにはこんな土産物屋があり、駐車無料と。我々も結局帰りにここに寄ったくらいなので、最初から遠慮しないでここに停めればよかった。

奄美大島に行きたくて来たはずなのに、2人とも見事にノー予習、ノープラン。ちょっとは真面目に準備して、、って、お互いが思っていてお互いがお前もなとツッコミを入れざるを得ない状態。

どこ行く？というより何か行くとこある？状態。に笑うしかありません。

そのままでレンタカー屋を出ることができないので、飛行機で降りてくる時見えた海はかなりの干潮だった、ということもあり、まずは干潮時のみ現れるというハートロックを目指します。

車を10分走らせ、空港前の大通りに面した駐車場に車を停めて少し歩くとこんな看板があり、

こんな道を行くので、ややこれであっているのかと、不安になりながらも林の中を抜けて、

砂浜を更に南に歩いたところの岩場を目指し、

岩にボコボコ穴が空いているような地形の片隅にハートロックはありました。

ハートロック 自然・景勝地

うん、確かにハート。ちょっと無理やり感は否めないけど。

ハート型の岩（沖縄）、ハート型に穴が空いている岩（隠岐）そしてハート型に水が貯まる岩とハートロックのパターンを制覇。

自然が作るハート形の地形を見ても、ロマンチックな気分になれない性格は残念です。

帰り道先ほど前を通りかかったそれいゆファームに寄り、ヤギミルクソフトクリームをいただきましたが、そんなに普通のソフトクリームとの差は感じられなかったです（つまり普通に美味しかった）。

それいゆふぁーむ グルメ・レストラン

ドーナツもハート形

空港からの道を引き返し、途中、土浜展望所で一休み。

遠くに特徴的な形の岩を仰ぎ見て、、

空港を通り過ぎて島の北端近くのあやまる岬へ。

綺麗な鳥に見惚れてしまいました。調べたらイソヒヨドリと言う鳥のよう。

きれいな海の眺めが良いスポットで気持ちが良い！

別の方角

何やら桟橋なのかよくわからないコンクリート構築物があるので行ってみましょうか。

トイレも最高の爽快感で用をたせます。

先ほどは上から遠くを見る位置だったので海岸線まで降りて行きます。

あやまる岬の崖から下に降りて行き、コンクリートの埠頭の跡のようなところに行ってみます。

しかしこの写真のように岩を飛び飛びに伝って行ったのですが、その内の一つはしっかり埋まっていなく、動いてしまい、転倒。そのまま海水にダイブしてしまいました。首から一眼レフカメラを下げ、手にはスマホを持っていたのですが....

一眼レフカメラは電源が入らなくなり、スマホもなんとか動いたものの、ボタンが効かなくなってしまいました。

こんなに景色は良くてきれいな海なのに、もう泣きそうで、泣きそうで...

腕をすりむいて物理的にもイタタなんですが...

あやまる岬 自然・景勝地

最北端の笠利崎灯台。
灯台へ向かう階段がありましたが、軟弱ゆえにあっさり断念。ズボンが濡れて脚にひっつき、歩くのさえ億劫になっていたし。

笠利崎灯台 名所・史跡

途中の景色。
しかし心折れててぼんやり眺める感じ？

運転をSさんに代わってもらいます。
奄美大島は案外車の交通量がある割に、マイペースでちんたら走っている車が多い印象。

先程海に浸かったカメラとスマホをもう一度確認してみますが、やはりカメラは電源が入らず、スマホはセンターボタンが効かなくなってしまってショボーンです。

先っちょまでの道を引き返し、空港と島最大の街の名瀬を過ぎて西へ向かいます。明日、というより今から雨の予報なので、今日中に行けるところはなるべく多く回りたいところです。

気まぐれで大浜海浜光線見晴広場の展望台に寄り道してみます。

取り敢えずマテリヤの滝まで行こう、ってなんとなく決定。

大浜海浜公園 公園・植物園

マテリヤの滝へは駐車場から階段を降りて行きます。
国立公園の看板があったので、ミッションとしてパチリ。

階段を降りてすぐ巨大なヘゴシダが迎えてくれました。去年種子島に行った時は自生地が保護されていましたが、この辺りはそれほどは珍しくない扱いなのかも。

石段を降りていくと現れたマテリアの滝。
案外可愛い滝でした。

マテリヤの滝 自然・景勝地

途中眺めの良い展望台で一休み、、、

ここで前日睡眠時間2時間だったツケが来て睡魔に襲われたため、運転をSさんに代わってもらいました。
助手席に座った途端に昏睡状態…

名瀬の中心部に着いた頃には雨は本降りに。

そして、今宵のお宿、ホテルニュー奄美にチェックイン。
JALのダイナミックパッケージで選べる宿で一番安い宿でしたが、部屋は割と普通むしろ居心地が良い部屋でした。

ホテルニュー奄美 宿・ホテル

いけてないのが喫煙室しか取れなかった事と、せっかく大浴場があるのに、ひとつしかなく男女入れ替え制な事。

土曜日は男性が夜遅い時間だったので、私は良かったのですが違う曜日だと、いつ入るのだというような時間しか入れない事。しかも朝はやっていないのは大きなマイナス。お風呂自体は極めて気持ちよく(この種の類の大浴場はいつも私にはヌルすぎることが多いのですが、ここは珍しく適温)入れたのですがね。

天気は悪かったけど、夕食を食べに街に繰り出すことに。

名瀬は街の規模の割にお店が多いのですが、入り口でタバコ吸っている人がたむろしたり、超ローカル向けか超観光客向けだったりとなかなかちょうどいいお店はありませんでした。

で、適当に入った小料理屋へ。乾杯！
カメラが壊れて心折れていましたが、少し救われました。

割とメニューのバリエーションは少なかったけど、青さの天ぷら、刺身、豚足などを頼み

小料理木の花 グルメ・レストラン

名前に惹かれて注文した「とびんにゃ」。「にゃ」とは貝の事で、水中で飛ぶように移動することからついた名前、だそうです。
コリコリしてて美味しかった。それほど可食部は多くない割にお値段600円なので、コスパはあまりよろしく感じなかったけど…

そうめんは塩味が効いていて美味しかったです。Sさんは沖縄で食べた方がお好みだったみたいですが...

島野菜とあったので頼むと野菜の煮込みでした。美味しかった！

小料理木の花 グルメ・レストラン

手作りおかしというキャッチフレーズに惹かれてお菓子屋というか和菓子も洋菓子もやっているお店でスイートポテトをデザートに買ったり、

手造りおかし すすむ グルメ・レストラン

24時間やっているスーパーを冷やかしたり。
お腹いっぱいだったから買わなかったけど、魚が安い上に半額シール貼られています。

先程食べたトビンニャも売られていました。お店で食べたとき9個で600円と、割高だなと思ったのですが、もともと結構高い素材と判明。

グリーンストア (入舟店) スーパー・コンビニ・量販店

名物のタンカンも土産に買いました。

クレジットカード使えないのが残念だけど、醤油の品揃えも独特で面白かったです。

朝食はオーソドックスなホテルの朝食、、、ですが鶏飯があるのはポイント高い！

今日のお昼に食べることになっていますが、お茶漬け感覚で疲れた身体に優しいです。

ホテルニュー奄美 宿・ホテル

車を取りに駐車場へ。この瞬間は雨が上がっていたのですが、乗り込む頃には降り始め。

今日は一日雨、の予報なので、どこに行くか迷ったのですがそれほど歩く距離がないと思われるフナンギョの滝でもみようということで、島の南側に車を走らせます。

道の駅もどきの「三太郎の里」という施設があったので一休み。

コロナ対策でうるさいこと言っておきながら、電子マネーやバーコード決済は1000円からと、いけてません。

コロナ対策うるさくいうなら、コンタクトレスな電子マネーオンリーにしても良いと思うぞ。

そして少額決済が電子マネー類のメリットなのに、理解しないのは困ったものです。

三太郎の里 グルメ・レストラン

良い景色もなんだかケチがついた感じ。

三太郎の里 グルメ・レストラン

そのうち雨も台風並みに激しくなってきました。

フナンギョの滝に行くつもりだったのですが気がついたらとっくの昔に分岐を過ぎていだことが判明。

というか既に西南の端っこの古仁屋の集落の手前で、手っ取り早い名所ということで高知山展望台というのが目に入ったので行ってみる事に。

しまった、展望台は天気が悪ければ見通しが効かないことを、来て初めて気がついた、、、

展望台→
と読める看板がありますがどうみても下へ降りる階段

少し先のこちらが本当の展望台の入り口でした。

高知山展望台 名所・史跡

展望台も霧の中

高知山展望台 名所・史跡

案の定視程が悪くあまり良い景色ではなかったですが、

少し待っていると少しずつ晴れてきて

対岸の加計呂麻島まで見れました。

眺めを堪能（というのは大袈裟だけど）し、そろそろ空港へ戻ることとします。

駐車場のトイレのマークがシュールでした。

あとは事前にクーポンを購入していた鶏飯を指定の4箇所のお店のどこかで食べるミッションを残して空港へ向かうだけです。

うち一つは日曜定休日。もう一つは道が外れているので、消去法で一番の老舗と思われる「鶏飯ひさ倉」に行きましたが、ものすごく多くの人が待っている上に、材料がなくなったとのことで、店の入り口を閉めてしまうほど。

我々は店の中にいて、順番待ち表に記入したけど、けど、これではいつありつけるかわからないということで、リストに載っていて一番空港寄りの最後最後の1軒にかけました。

というわけでやってきた「AMAネシア」いかにも観光客相手のお店の雰囲気でしたが、これはこれで落ち着けたし、何よりクーポンが無駄にならなくてよかった。

AMAネシア グルメ・レストラン

というわけで鶏飯をいただきます。
個人的には鶏茶漬けのような感覚で、あまり「ご馳走」という感じはしないのですが、あっさりしている分なんだかんだ言って炭水化物過剰摂取になりがちです。

レストランからの眺め、天気が良ければさぞ綺麗な海なんだろうな、と恨言のひとつも言いたくなってしまいます。

給油してレンタカー返却。今回は2日間で走行距離269.3キロ、16.69リットル給油したので、燃費はリッター16.14キロでした。

この規模の空港の割には土産物屋は充実していました。

奄美空港 空港

セキュリティを通りゲート前で待機します。

奄美空港 空港

雨はまだ激しく降っていました。
こんな中送り出してくれる整備さんには感謝です。

離陸後もかなりの時間激しく揺れていました。
そのせいか、小さなお子さんが派手に戻してしまったようで、CAさんがかなりてんわやんわ。

新スカイタイム大好きなので、ダブルで頼んでしまいました。

先程子供が戻して、席が汚れた関係で、CAさんから席を変わって私の座っていた席にその親子を移らせて欲しいと依頼されました。快諾する、、つもりでしたが、個人的には窓際に拘っていたので、窓際って空いていたりします？と聞いてみると、結局席を移るのはやめになり、悪いことをしたなと思ってしまいました。

窓際にこだわったのは、羽田空港の着陸が新都心ルートであることがわかっていたから。
そのときの映像はこちら。
https://youtu.be/8PeLb3RpXUk

無事羽田に着き今回の旅は終了。

補助金が出て安くパッケージが出されている事に目が眩んだバチとしてカメラやスマホが水没しかえって高くついてしまったあまみですが、天気にも恵まれなかったし、見切れていない観光地あるのでまた来たいな、と思った次第です。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

この旅行記へのコメント （5）

• yuriさん 2021/12/18 21:58:22

  奄美大島情報～♪

  Matt Yさん
  
  こんばんは。
  
  来年、奄美大島に行く予定なので
  日記を興味深く拝見させていただきました。
  ただ今回の私の旅行は、観光というよりリゾート滞在メインなので
  現地での食事や飛行機を参考にさせていただきました。
  私はだいぶ久しぶりのJAL搭乗になるので・・・そうですか、、、確かにそうですね、ANAとは色がだいぶ違うのは、以前にも乗って感じています。
  
  YOUTUBEの動画も面白いですね。
  私も来年はUPしてみようかな(^^)

  Matt Yさん からの返信 2021/12/21 14:16:21

  Re: 奄美大島情報～♪

  コメントありがとうございます。
  奄美大島は雨が多くて日照時間が日本でも一、ニを争う少なささなので、のんびり滞在方が良いかもしれません。私も次行く時はそういう滞在にしたいと思います。
  
  ANAとJALは感染症に対する考えも違っていて、JALは機内販売有り、手袋しないCAさんがいたかと思うとゴーグルで完全防備がいたり、いろいろくらべると新鮮なので細かいところ要チェックです。
  
  YouTube併用は写真で伝えにくい動きやパノラマや音を伝えるのには便利と思っています。

  Matt Yさん からの返信 2021/12/21 14:18:03

  Re: 奄美大島情報～♪

  （途中で送信してしまいました）
  
  　
  奄美は本土と沖縄と比べるとこれは本土より、この要素は沖縄寄りとかな要素もあるのでその班の比較も楽しみながら滞在楽しんでください！

• れいろんさん 2021/05/11 08:23:21

  トビンニャ~

  Matt.y さん、お元気ですか？
  お仕事も忙しいようですが、国内旅行もいろいろ行かれていますね。
  
  私も奄美大島には３月、４月と２度行ってきましたが、３月は片道フェリー、４月は直行便利用が増すとな日程だったので、４０％割引の恩恵は受けられず・・・。
  
  ところで、トビンニャ（貝）、お値段の割に食べる所が少ないし、味も悪くはないけれど、特別場美味でもない・・・。（個人の見解です）
  奄美大島の名物貝らしく、空港でも真空パックで売られていましたね。
  
  タンカンは美味しいですよね。
  重いのでお土産には不向きと思いましたが、Matt.y さんは買ってきたんですね。
  流石です。
  
  　　　　　　　　　　　　　れいろん
  
  
  
  

  Matt Yさん からの返信 2021/05/11 19:54:37

  Re: トビンニャ~

  とびんにゃ、確かに言われてみればそうですが、爪があるのもある意味記憶に残る食べ物なので、まぁ名物とはそんなものでは無いかと、そしてそんな中ではそんなに高くなくて良いかとは思います。
  
  驚いたのは貝を売っていた時の値段で、お店の原価率が高いというか、良心的だったんだ、と後で気がついた次第です。
  
  フェリーで奄美、ちょっとやってみたかったりします。