2021/03/06 - 2021/03/07
52位(同エリア131件中)
果肉さん
青春18きっぷを使い、1人で陸前高田と平泉へ行ってきました
お役に立てれば幸いです
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます
3月6日、土曜日です。今日は春の青春18きっぷを使い、あの日から10年を迎えた被災地、そして2日目は東北随一の観光スポットである、平泉に行く旅です
それではまず、地元の駅の初電、黒磯行きに乗ってスタートです -
黒磯についてこれに乗り換えます
宇都宮から黒磯、そしてこれに乗り換えてもガラガラ具合は変わりません。このご時世、空いていれば空いてるほど良いですから、この調子で行きたいですね -
新白河からはこれに乗ります。黒磯からの電車を降りたら階段やエレベーターには乗らず、ホーム前方に進むと福島行きが待っています。
何人か、階段を上ってしまい、あれ?と言ってる方がいました…
ここからは時間的に高校の朝練、土曜出勤の時間に重なってくるので、人が増えてきます -
郡山手前で、謎の建築物がありました
結構長かったですが、果たして何なんだろう… -
そんなこんなで、郡山に到着!
駅名標を見て気づいた方もいるかもしれませんが… -
はい!浮気します笑
もちろん、別に運賃と特急券は買っております
ここから福島まで、ひと区間だけ新幹線でワープします
ここをワープしないと、今回の行程は組めません
やまびこに乗って次の福島に向かいます
写真を撮るのを忘れましたが、E5系でした -
郡山のNEWDAYSで仕入れてきた、クリームボックスです
郡山の名物ですね! -
いきなりスクリーンショットで申し訳ないです。実は、この旅をしている時、東北新幹線は2月13日の地震に伴う臨時ダイヤ中でした
そのため、被害があった区間は徐行していたんですが、、
なんと、郡山から福島まで終始110キロでした。在来線と変わりませんね笑 -
そしてのんびりとクリームボックスを食べながら、普段の2倍以上の時間(25分)かけて福島に到着!
-
福島からは、東北を支配する通勤車両のもう一つである、701系のお世話になります。E721と違って全車ロングシートなので、混雑時には適していますが旅行者には嫌われ者です…
終点の仙台へ向かいます -
大河原からかなり人が増えて、都心部の混雑並になって、仙台に到着しました。仙台都市圏って地味に混雑しますよね…こういう時は701の本領発揮です!
今日の仙台は晴れですね! -
仙台からもさらに乗り継ぎます。今度はE721です
終点の小牛田まで行きます -
小牛田に到着!この辺りは松島の景色など、綺麗な景色が見られますが、何度も通っているのでカット!
跨線橋を渡ったら、貨物がいました。石巻線の貨物を引っ張るこの機関車、引退間近と言われています。 -
次に乗るのはこちらです。東北旅行をすると必ずお世話になるやつです笑
これのいい所は、ワンマン運転の時、後面展望が出来るんですよね
終点の柳津まで乗ります -
全カットで終点の柳津です
途中は田んぼと畑と集落という、どこにでもある景色でした。柳津駅は単式ホームですが、立派な駅舎もありました
が、お客はどう見ても旅人しかおらず、地元客は誰一人居ません… -
柳津からはBRTに乗りますが、なんと自動運転試験のため、一般道路に迂回するようです
これは遅延を覚悟しないといけません… -
こんな感じで、駅舎の目の前がバスの留置場になっています。タクシー1台客待ちしていましたが、誰も乗せずに営業所に帰っていきました
-
それでは、発車時刻数分前に据付された、このバスで一路北へ向かいます!
車種は日野のブルーリボンシティのハイブリッドです -
車窓から見た海です。あいにくの曇り空になっています…
この当たりは工事も一通り終わっていて、すっきりしていました -
と思ったら、このような大きな重機で今も工事真っ最中の所もありました。
堤防を作っているようです。10年経ってもまだ至る所に資材置き場や重機置き場があり、まだ復興途中ということを思い知らされます -
やがてバスは街へ出て、志津川駅に着きました
ここで地元の方が5人ほど乗ってきました。ここはお店が沢山あるエリアで、かなり賑わっています -
志津川を出て、山をのぼり役場や病院のあるエリアへ。なんとここにNHKの車がぽつぽつ、、。何があるのかと思いきや、なんとのど自慢をやってました笑
こんなことってあるんですね! -
歌津駅手前に、テレビカメラマンがいました
震災前なので、おそらく特番の撮影かと思います
1人で大変ですね -
バスの車内はこんな感じで閑散としています
私の後ろに数名乗っていました -
そして、一つ目の目的地、大谷海岸に到着!
指!!!! -
バス停からは、こんな感じで綺麗に海を見られます
まだ堤防を作っている途中なので、重機や資材が沢山置いてありました -
大谷海岸には、道の駅がありますが今は右の仮設の白いプレハブの建物です。少し経つと右の茶色っぽい建物になるようです
ここではお昼ご飯にサメカツサンドと、ホヤのおにぎりを食べました。サメカツサンドはとても美味しかったです。ホヤは人生初めて食べましたが、少しクセがありました。食べられましたが、好き好んでは食べない味でした笑
なお、イートインスペースなどはないので、建物の脇で立ち食いしました。新しい建物になればイートインスペースできるかなぁ -
迎えのバスがやってきました。30分間隔なので、お昼を食べるとちょうどいい時間です
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そしていよいよ終点の気仙沼に到着!駅名標からわかるように、ここは異様にポケモンを推しています。さらにホームには…
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はい、こんなのがいました。これはポケモンwithYouトレインというもので、一関と気仙沼のあいだを走る観光列車です
車体一面にピカチュウが描かれていて、ポケモン好きにはたまらない車両です -
気仙沼の駅舎です。小さい駅舎で、一応中にNEWDAYSと待合室とみどりの窓口がありますが、どれも窮屈そうです
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ホームにもポケモンが居ました。私はポケモンに興味無いので、ピカチュウ以外の名前はわかりません
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そして、2番線からの大船渡線のBRTに乗り継ぎます
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やってきました!快速の盛行きです
盛にわざわざ振り仮名がふってあるのは、同じ岩手県内の盛岡と混同を避けるため、国鉄時代からやっていたようです。それの名残がバスになっても残っています -
そして、目的地の奇跡の一本松駅に到着!この駅は道の駅高田松原の敷地内にあります
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そして、建物向かって左側の、津波伝承館へ
トイレもこちら側にあります。とても綺麗なトイレでした -
まず入って目を引くのはこのひん曲がった鉄です
これは、陸前高田にあった気仙大橋の橋桁の1部です
川を遡った津波が、橋桁を破壊しました。それがここに移設されています -
その隣にあるのが、消防車です
こちらは田野畑村で避難を呼びかけていた車ですが、津波に流され、めちゃくちゃに壊れてしまいました
このふたつが、ここのメイン展示になっています -
続いて、ガラスケースに収められている、交通関連のものです
左から、バス停、駅名標、国道のおにぎりです
大槌駅もいまは三陸鉄道の駅になり、JRの物ではなくなってしまいました。
確か大槌は火災にあっているので、よく焼け焦げないで駅名標が出てきたなと思います
隣にある、津波注意の看板がボロボロになっているのを見ると痛々しい気持ちになります -
資料館ですが、撮影禁止の場所も多いので気をつけましょう
資料館を出て、反対側の道の駅の建物には、なぜか鳥取が本拠地のすなばコーヒーがあります
この時は人も結構居たのでスルーしました -
そして、外に出ると規則正しく木が並んでいます。ここを真っ直ぐ進んでいきます
-
すると、堤防の上に出て、こんな感じで海が見えます
手前にある、ちょこちょこ出てる緑色は、ここにあった松原を再生するために育てられている、松の苗です。何年かしたら、またここに松原が再生するのでしょう
ここから海が見えるのも、それまでの期間限定かもしれません -
そして、堤防の上を右に進むと、やがて朽ちている建物が目に入ります。これが、震災遺構の陸前高田ユースホステルです。
-
中を望遠で撮影してみました
階段の手すりなどがボロボロになっています
津波の怖さを知ることができます -
そして、その建物に救われたのが、この奇跡の一本松です。いまは中に鉄心が入り、さらに幹の半分より上はレプリカになっており、強風でも一切葉が揺れないという、不自然なものですが、枯死してしまったので仕方ありません
やはり近くで見ると迫力があります。奇跡の一本松と陸前高田ユースホステルを一緒に見ると、どうしてこの1本だけ残ったのか、よく分かりますね -
道の駅を出て、さらに海沿いに北へ歩くと、タピック45という建物があります。これが震災前の道の駅高田松原です
この奇妙な形の建物の、斜辺側は階段になっており、津波襲来時ここの階段をのぼり、三角形の上の頂点付近にいた数名が、助かりました。 -
津波は赤紫色の板で示されているところまで到達しました。
頂点付近に避難した人達はギリギリセーフだったみたいです。ここはまだ工事中で、工事が終わると、今の道の駅高田松原と同じ敷地内で移動できるようになるみたいです -
さらに、道の駅沿いの道を北へ進みます
-
すると、このようなマンションが見えてきます。これは陸前高田の雇用促進住宅で、震災前はここに沢山人が住んでいました
よく見ると、1階から4階までベランダがありません。これは津波で全て破壊されてしまったからです。これを見た時は本当に津波は怖いと思いました -
望遠してみると、5階のベランダまで津波は届いていました。これは屋上に逃げない限り死んでしまいます…
ちなみに、この建物ですが、道の駅高田松原からは徒歩で30分弱かかります。足が悪い人などは気をつけてください -
2つの震災遺構を徒歩で巡ったら、陸前高田の中心部へ向かいました。
既に日が傾いています
ここは陸前高田駅で、BRTになった今も駅舎が再建され、中にはみどりの窓口もあります。窓口は17:20までです -
駅の近くにこんな建物がありました。屋上が展望台になっているようなので、登りました
-
こんな感じで、一面更地のままの陸前高田を見ることができます
おそらく、ここより海側には建物は立てないのでしょう。手前にある古い建物も震災遺構です
そして、奥の細長い白い建物が道の駅高田松原です -
ほかにも、このような似たような建物が並ぶ区域があります。これは飲食店で、この時もお客さんが数名いらっしゃいました。
この建物の見切れた右側には、公園があり子供たちが元気に遊んでいました。賑わいも少しずつ戻って来ています。が、この子たちは震災を知りません。この世代にどうやってこの事実を伝えるのか、これからの課題でもあります -
そして、これが陸前高田1番の賑わいを見せている、アバッセたかたというショッピングモールです。中にはスーパーマーケットの他、市立図書館、ドラッグストア、飲食店、本屋、100円ショップ、ケータイショップなど、生活に必要なお店が一通り揃っています。私もここで夕ご飯を購入しました
-
ご飯を食べて出てきたら、真っ暗になっていました。寒いので駅舎の中で待ちます。窓口はやっていませんが、待合室はやっています
-
そしてバスにのり、終点の気仙沼へ!これが大船渡線BRTの路線図ですが、初見さんお断りのような系統です。
陸前矢作へ行くには、必ず陸前高田で乗り換えになります。また、高田高校と高田病院は快速は経由せず、陸前今泉も通過です。初めての人は駅員さんや運転手に聞いた方がいいと思います -
そして、気仙沼からは大船渡線の列車に乗り、一関へ!この区間は既に真っ暗なので、写真もありません
なお、終電に乗りましたが、お客は二両編成で20人程度でした -
そして駅前の一関グリーンホテルへ。古いホテルでしたが、安いので問題なし
カード払いできないので、現金のみです。気をつけてください
これで一日目は終了。明日に備えてはやめに眠ります。おやすみなさい
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旅行記グループ 青春18で行く、陸前高田と平泉
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