2021/02/20 - 2021/02/21
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ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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高山本線については、美濃加茂~鷲原間について以前旅行記を書きましたが、今回はその続き、下呂を越えて次の禅昌寺まで観てきました。中でも土木遺産にも認定されている六見橋は必見です。
◆美濃加茂~鷲原 高山本線沿線の橋梁とダムを巡る旅◆その1 はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11395600
New! 彩雲橋が2021年度土木学会選奨土木遺産に認定!追記しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 徒歩
-
名鉄の座席指定特急に乗って犬山の先、新鵜沼まで乗車。そこからカーシェアで下呂方面へ向かいます。
この近辺まで来ると標準でスタッドレスタイヤを装着しているので、凍結した路面も安心です。今回はかなり暖かく、結果的にスタッドレスの有り難みを感じることはありませんでしたが、現地の状況が分からなかったので万全を期しました。
実際に廻った順序とは異なりますが、分かりにくくなってしまうので、ここでは高山本線起点の岐阜駅寄りの方から辿っていきます。名鉄名古屋駅 駅
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イチオシ
【高山本線 第ニ飛騨川橋梁】
1928年(昭和3年)開通、下路プラットトラス橋+上路プレートガーダー橋。
以前も観てきた橋からスタート。有り難いことに樹木が伐採され、見通しが良くなっていました。 -
【廣島横坑】
1987年竣工。
新上麻生発電所取水元の名倉ダムと発電所を結ぶ導水路の横坑がありました。 -
【高山本線 第三飛騨川橋梁】
1928年(昭和3年)開通、下路プラットトラス橋+上路プレートガーダー橋。
トラスは第二飛騨川橋梁と同じく、1926年川崎造船所製の150ftトラスです。 -
イチオシ
野原城址へ登ると上から見下ろす事ができるのでお薦めです。眺望を邪魔する木々はどうも伐採してくれているようです。感謝!
増水時には石積橋脚の白い部分まで水位が上がるようです。 -
【飛騨金山駅 跨線橋】
1961年(昭和36年)竣工、下路フィーレンディール橋。
こんな所に目黒橋や保津峡橋と同形式のフィーレンディールがありました!飛騨金山駅 駅
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真っ黒な桁下にSLの面影が残っていました。
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【大船渡ダム】
1929年(昭和4年)運用開始。 -
【鉄塔】
ダムから発電所に向かう導水路上に、古めかしい鉄塔がありました。渋い! -
【金山橋】
1965年(昭和40年)竣工、2径間連続下路平行弦分格ワーレントラス橋他。
ワーレントラスに所々斜材が追加されて分格ワーレントラスになっていて、前から気になっていた橋です。 -
イチオシ
ガセットプレートがボルト留めとそうでない物が混在しているので、元々普通のワーレントラスだった物を後から斜材を追加して補強し分格ワーレントラスになったようです。元々の斜材は両端部を除いてプレートをボルト留め、下弦材は外ケーブルにより補強しています。
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補強前の画像を発見しました。やはり元々は普通のワーレントラスだったようです。
出典:中部電力 -
イチオシ
【境橋】
1930年(昭和5年)竣工、中路ブレーストリブアーチ橋。
境橋というと那須や広島の橋が有名処ですが、こちらも見応えのある古橋。現存する戦前の中路ブレーストリブアーチ橋は、飛鳥山下跨線人道橋・常願寺川水路橋・桜橋(広島)とここの4橋のみ とも言われています -
【高山本線 第一益田川橋梁】
1929年(昭和4年)開通、下路プラットトラス橋+上路プレートガーダー橋。
こちらは横河橋梁製。
ちょっと木が邪魔です。 -
【地蔵野の吊橋】
牙岩や甌穴群の脇に吊橋がありました。川を使って木材を運搬していた時代には大変な難所だったそうです。 -
【高山本線 第二益田川橋梁】
1929年(昭和4年)開通、下路プラットトラス橋+上路プレートガーダー橋。
ここはタイミングが悪く、列車が写せていません。見通しも日当たりも良く、絶好のスポットなのに・・・ -
【下原ダム】
1938年(昭和13年)竣工、重力式コンクリートダム。 -
【高山本線 下原橋梁】(正式名称不明)
1929年(昭和4年)開通、上路プレートガーダー橋。
有名な撮影地です。雪が少しでも残っていると良い雰囲気だったのですが、既に全て融けていました。おまけに少しガスっています。下原ダム湖 自然・景勝地
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【中山橋】
1955年(昭和30年)竣工、下路ワーレントラス橋他。
この橋も含め、あちこちに遮断器(通行止装置)が設置されていました。 -
【高山本線 久野川橋梁】
1930年(昭和5年)開通、上路プレートガーダー橋。 -
【高山本線 第三益田川橋梁】
1930年(昭和5年)開通、上路プレートガーダー橋。 -
対岸からも撮りましたが、見晴らしはイマイチです。
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【高山本線 第四益田川橋梁】
1930年(昭和5年)開通、上路プレートガーダー橋。
むしろこちらで撮り鉄するべきでした。 -
【門原吊橋】
無補剛吊橋。
地蔵野の吊橋もそうですが、こちらも門扉を設置、施錠され通行できませんでした。
もう一箇所洞門脇に吊橋がありましたが、駐車スペースから遠そうだったので省略しました。 -
イチオシ
【高山本線 第五益田川橋梁】
1930年(昭和5年)開通、上路プレートガーダー橋。
中央3本の石積橋脚はRCで巻かれ補強されています。 -
対岸から。
すっかり撮り鉄の旅になってしまいました。 -
【大渕水管橋】
2002年(平成14年)竣工、中路ローゼ橋。
駒井鉄工の製造です。 -
【帯雲橋】(右)
1968年(昭和43年)下り・1984年(昭和59年)上り竣工、下路ワーレントラス橋他。 -
旧橋は中路曲弦プラットトラス橋という珍品でした。
出典:土木学会戦前土木絵葉書ライブラリ -
左岸に残る立派な石積み橋台が先人の努力を今に伝えています。
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この地を詠んだ野口雨情の歌碑がありました。
『紅葉見るなら帯雲橋で 山も谷間もひと眺め』 -
【縄文橋】
1998年(平成10年)竣工、上路アーチ橋他。
この付近で縄文~弥生時代の石器・土器など数百点が発掘されたそうです。 -
【六見橋】
大阪鐵工所製1931年(昭和6年)竣工、下路ボーストリングトラス橋。
左岸側1連が塗り替えられ、紫/緑の2トンカラーになっていました。
【土木学会選奨土木遺産】 -
国鉄の下呂延伸開業が1930年、その翌年に吊橋だった旧橋を架替えており、温泉街下呂の発展の礎となりました。
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塗り替えられた桁の上弦材には八幡製鉄所の刻印も確認できます。
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【高山本線 第六益田川橋梁】
1931年(昭和6年)開通、上路プレートガーダー橋。
河道部の橋脚基部は鋼板/コンクリートで根巻きされ、洗掘防止ブロックも設置されています。
疲れたので宿へ向かいます。 -
宿は川沿いの望川館。
飛騨牛の朴葉味噌焼きが美味しかったです。南側は撮り鉄に持ってこいのロケーション by ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん下呂温泉 望川館 宿・ホテル
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部屋から第六益田川橋梁が見下ろせます。
肝心の温泉も源泉掛け流しで、ツルツルした良いお湯でした。 -
温泉に浸かって朝食を食べたら出発です。
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【高山本線 第七益田川橋梁】
1931年(昭和6年)開通、上路プレートガーダー橋。 -
【中呂発電所 放水路橋】(正式名称不明)
発電に使った水はこの橋を通って山を抜け、飛騨川の支流、馬瀬川の岩屋ダム貯水池へ放水しています。
その馬瀬川へ向かいます。 -
【日和田隧道】
1937年(昭和12年)開通、1977年(昭和52年)廃止。
坑門はコンクリート造ながら石積み風に溝が刻まれています。新日和田トンネル開通に伴って廃止されました。 -
【旧井谷橋】
1956年(昭和31年)竣工、上路ワーレントラス橋他。
上路のトラスが残っていました。新橋架設に伴い歩行者用として活用されています。 -
【川上第二隧道】
1933年(昭和8年)竣工、1973年(昭和48年)改修。
川沿いの道を北上すると、突然渓谷に突入、面白そうなトンネルがあったので、車を止めました。谷へ突き出た岩盤に素掘りのトンネル、モルタルを吹付ています。 -
反対側の坑門はロックシェッドに繋がっています。
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【川上第一隧道】
1933年(昭和8年)竣工、1970年(昭和45年)改修。
1969年に被災し災害復旧工事により現在の姿に改修されたようです。
第一・第二共に扁額がないので、ひょっとしたら逆かもしれませんが、元々素掘りのトンネルが「被災してコンクリート造に改修されたのが1号」との史料から判別しています。 -
【出合橋】
1954年(昭和29年)竣工、下路プラットトラス橋。 -
細い上横構が3つだけ付いたトラスです。上弦材の配置が微妙に円弧からずれており、ボーストリングと呼んで良いのか迷う所。ボーストリングポニートラスから曲弦トラスへの過渡期の典型的作品と言えそうです。
水が集まり腐食しやすい下弦材や縦桁・横桁付近のみ塗装を塗り替えています。 -
おまけ
【東海環状自動車道 木曽川橋】
2005年(平成17年)竣工、ブレーストリブアーチ橋。
木曽川水系の橋も観てきました。
橋の袂から見上げられます。 -
【刎橋】(はねはし)
1939年竣工、RC開腹アーチ橋。
以前は名前の通り、山梨の猿橋等と同様の刎橋だったようです。
2010年7月洪水時は橋面を越水、対策として崖の上部が削られ河道が拡大されました。 -
【彩雲橋】
1929年(昭和4年)竣工、スパンドレルブレーストアーチ橋他。
犬山城の北東に架かる橋。鋼材にレールを使っています!
【土木学会選奨土木遺産】※2021年度に認定されました! -
イチオシ
右側のスパンはアーチ桁2連を並べているのに対し、左側のスパンは川側がアーチ、陸側は桟橋のような構造という変わった橋です。左側は親柱の位置もずれています。
-
今回の旅は以上です。
前から観たかった六見橋や金山橋が観られ、下呂温泉にも入れて良い旅になりました。雪景色が観られなかったのが心残りですが、近いですしまた来たいと思います。
緊急事態宣言発令下ではありますが、誰も居ない場所へは積極的に旅行して、経済活性化の一助になればと思います。Gotoトラベルを潰そうと企む反日マスゴミにめげずに頑張りましょう!
トータル 橋27 トンネル4 ダム2 他1 を巡る旅でした。
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