旅の途中、『四国まんなか千年ものがたり』を太鼓叩いて出迎えた私～大歩危駅、雪のかずら橋

2021/01/09 - 2021/01/11

足摺岬から高知に、桂浜、はりまや橋を見て、レンタカーで高松まで向かう予定でした。でも、大歩危が雪で普通タイヤでは無理って判断して、高知からJRで大歩危駅で途中下車、タクシーでかずら橋にいきました。
岡山まで帰るため大歩危駅で待ってると、地元のおばちゃんに「時間があるなら手伝って」と言われ、あの憧れの観光列車『四国まんなか千年ものがたり』が到着するのを、旗振って、太鼓叩いて出迎えちゃいました。
列車から降りてきた乗客の方々が、私達をパチパチとカメラで撮って、(おいおい、私達って観光客なのに、観光客に写真とられちゃったよ)って可笑しくて、恥ずかしくて、マスクしてて良かったー。なかなか出来ない貴重な体験できましたよ。

エリア 徳島

高知駅そばに泊まり、夕食はこのひろめ市場でと思ったのですが、コロナと、寒い中外出するのは危険と感じ、食事付きのホテルにして、ひろめ市場は見るだけにしました。沢山のお店があって、楽しそうな所です、コロナでなければな。ちょうど成人式で、若者達でいっぱいでした。

で、予約したのはこの国内宿舎桂浜荘です。国民宿舎って、古そうだなって期待してなかったけど、予想外の鉄筋コンクリートの建物で、カツオみたいなフォルムでなかなかいい感じじゃない？必ず行くであろう桂浜の近くだったので予約したけど、地図ではわからなかった高台にありました。

国民宿舎桂浜荘 宿・ホテル

隣には、坂本龍馬記念館があって、龍馬さんもマスク着けてました。

高知県立坂本龍馬記念館 美術館・博物館

夕食は、もちろん鰹のたたきがあって

クジラがでてきました。お鍋です。クジラってこんな色してるんですね。あ、皮の部分だからでしょうか？お味は淡白、ほとんど脂肪みたいな感じ。

ふたつきのこのお料理は何かしら？

ジャーン、蒸し物

お魚の焼き物

鰹、揚げ物

ホタテご飯です、ホタテが一番好きなのよ。お食事も様々なプランが選べて良かったし、お部屋からの眺めも最高でした。大きなお風呂があって、そこからの景色も最高でした。

朝日が出てきました。

朝食は、普通かな。

お魚は自分で焼きます、このお魚、沖ニロギとか。高知名物らしくって、この時期に食べられるとか。ニロギって、一般的にはヒイラギって名前です。一夜干しみたいでしたが、骨まで柔らかくて美味しかった。

今日の天気はどうかな？昨日は途中吹雪だったから、晴れてくれ。

お隣の龍馬館のガラスに太陽が写って素敵

桂浜までお散歩しましょう。ホテルのある高台から歩いて坂を下るともう桂浜です。

桂浜 自然・景勝地

まだ、曇ってるけど、一応撮っとく。

雑誌で見る龍馬像は砂浜に建ってると勝手に思い込んでいましたが、やはり、少し高台に建ってました。そして、ものすごーく大きい、下の台座部分だけで8m位あるんです。

坂本龍馬銅像 名所・史跡

帰り道、そばに桂浜水族館があって、カピバラがいました

桂浜水族館 動物園・水族館

水族館にはいらなくても、こんなに近くでみれるなんてお得。

ホテルをチェックアウトして、はりまや橋を見にきました。日本三大ガッカリスポットと言われ、高知に来たなら見て帰らなければ。でも、それほどガッカリでもなかったよ。

はりまや橋 名所・史跡

江戸時代に商家の『はりまや』と『ひつや』が両家を往来するために架けた橋。朱塗りで綺麗でした。

そばの、あの時計が気になるー。あとで調べたら、カラクリ時計で、色々な名所が出てくるんですって。見たかったぁ。

予定ではレンタカーで大歩危経由で高松まで走るつもりでしたが、昨日の命がけの走行で、もう車で雪道を走る勇気はなくなりました。ここ高知駅からJRで帰リます、大歩危駅で途中下車して、かずら橋を見に行きます。高知駅はアンパンマンの絵がかわいい。

高知駅 駅

特急『南風』で50分、あっという間に大歩危駅に到着、お出迎えは妖怪駅長の『こなき爺』。この地方は妖怪伝説が沢山あるそうです。
特急が止まる駅なのに無人駅なんですよ。

大歩危駅 駅

こちらは、木彫りの妖怪、カッパの『エンコ』と『一つ目入道』。かずら橋まではバスもありますが、昨日のうちにタクシーを予約しておき、駅で待っててもらいました。

大歩危駅からかずら橋までは、山を登ったり下ったり道中大変な道でした。雪もまだ残り、普通タイヤではやはり無理だったので、電車にして正解。タクシーの運転手さんと話をすると、雪が降ると思わない観光客が多くて、レンタカーの事故が多く、最近では外国人も多く訪れるそうです。バスも、雪の日は運休する時もあるらしい。かずら橋が見えました。

川には、雪が。雪景色のかずら橋は本当に風流。いい感じ。

かずら橋は、5トンの『シラクチカズラ』を編み重ねて作られています。安全確保と技術伝統のために、3年に1度かけかえるそうで、今年がその年でした。1/15頃から１ヶ月ほど通れなくなります。今日はあって良かったぁ。

祖谷のかずら橋 名所・史跡

料金は550円。歩いている時はわりと大丈夫でしたが、立ち止まるとユラユラ揺れて、とても怖かった。一方通行で、45mの長さがあります。手袋してるし、スマホ落としそうなのでしまいました。

でも、途中の風景をやっぱり撮りたくなって、1枚だけ撮って。またスマホしまって。川からの高さは15m位といいますが、下が見えるので予想以上に怖いです。

雪のかずら橋も最高でした、かずら橋でタクシーに待っててもらい、大歩危駅まで戻りました。駅前にお蕎麦屋さんがあったので、ここで昼食にしようと思います。

かかしも置かれてかわいい。

お蕎麦屋さんの向かいに『歩危マート』があり、ここでお蕎麦の食券を買うようです。

歩危マート 専門店

食券をこちらに渡し待ちます。店内はそれほど広くありません、10人位で満席でしょうか？

コロナ対策で換気がされてて、少し寒かった。

こんな記事もありました。大きな油揚げ。

メニュー、お安い、記事にあったお揚げも試しに頼んでみました。

来た来た、本当に大きな油揚げ。香ばしくて、でもジューシーで美味しい。少し太めの祖谷蕎麦は暖まったぁ。おばちゃんとの会話も楽しく、また、コロナで観光客が減って大変だろうなって思った。

昼食後、電車の時間があったので少し歩きます。橋まで歩いて大歩危駅を撮り

雪が残っている吉野川を撮り、大歩危駅に戻ると、さっきのおばちゃんが、「まだ電車の時間があるなら手伝って」って。「どれでも好きなの取って」って。何でも「今から電車が到着するから旗を振って太鼓叩いて一緒にお出迎えしてくれる？」という訳で、何か知らないけど、旗持って、相方は太鼓持って駅のホームで待ってました。

来た来た、やって来たのはなんだろう。わからないけど、旗振ろう。

何かすごい列車だわー。中で食事もできる様子、豪華列車だわ、これは。ここが終点らしく、乗客が次々と降りて来た、私、地元民じゃないけど、何かすごーく歓迎する気分になって来ちゃった。ますます、旗振って、笑顔でお出迎え。

大歩危駅 駅

そしたら、降りて来た乗客が私達をパチパチとカメラに収めるわけ。(えー、私達、あなたと同じ観光客なんですがー)１人が写真撮ると、また何人か写真撮るのね。(だからー、私は旅の最中なのよー)って、可笑しくて可笑しくて。コロナで、マスクしてて良かった。

ようやく、みんなが去りました。この豪華列車を撮りたいなぁ、素敵じゃない。色も号車ごと違うし、左右でも違うのかなぁ？

なんでも、この列車『四国まんなか千年ものがたり』って、いうんだって。予約がなかなか取れない人気列車らしい。もっと撮りたいなぁって、思ったのに、私達の乗る電車が来ちゃったよー。

えー、まだ撮りたいなぁ、でも電車乗り遅れちゃう。あれ？私達の電車も、アンパンマン電車だわ。かわいい。

電車の中の天井もアンパンマンでしたよ。四国の電車、アンパンマン電車が至るところ走ってるって。孫が喜びそう、今度、四国来る時は『四国まんなか千年ものがたり』や、孫と一緒にアンパンマン電車に乗りたいなぁ。旅にハプニングはつきものだけど、今回は、ハプニングだらけの四国行きとなり思い出に残る事でしょう。