茅ヶ崎市の海抜表示－2021年

2021/02/22 - 2021/02/22

　マンホール蓋のデザインが烏帽子岩（https://4travel.jp/travelogue/11678752）であり、茅ヶ崎市は海（相模湾）に面した町である。10年前の大震災以降、海がある市町村では海抜表示するのが一般的であり、土木事務所や国道管理事務所や警察等でも海抜表示がなされることになって久しい。
　ここ茅ヶ崎市でも市が設置した海抜表示（https://4travel.jp/travelogue/11268995）が各所に見られる。一般に海抜が1桁程度と低いことは一見して気が付くが、こうした海抜表示の設置が平成31年（2019年）3月とあり、令和になる直前、一般には平成31年というよりは令和元年の印象が強い年である。こうした海抜1桁の地区に設置された海抜表示には「津波注意」が一体となったものが多いようだが、海岸から遠いこの辺りでは「津波注意」の表示はない。
　横須賀市の海抜表示のように紙の簡易なものででもなければ、こうした金属板製の海抜表示であれば10年やそこらは持つはずで、おそらくは、こうした茅ヶ崎市の海抜表示は最近になって新に増設されたもののようだ。
　海岸から遠いこの辺りでも脇に相模川が流れ、現実には津波があればこうした海抜1桁の地区は浸水の可能性がある。そうした理由で海抜表示が増設されたのであろう。
（表紙写真は西久保地区の海抜表示）

エリア 茅ヶ崎(神奈川)

西久保地区の海抜表示。

西久保地区の海抜表示。