小出川の桜並木

2021/02/22 - 2021/02/22

　2日続きの20℃越えの春の陽気で桜見に出掛けた。
　神奈川県茅ヶ崎市萩園にある小出川の桜並木は、萩園橋と高速道路の中間点から上流の右岸だけの200m足らずの桜並木で、10数本～20本程度の河津桜を中心に2本の寒緋桜と2本の玉縄桜、6本の春めき桜が植えられている。河津桜、寒緋桜、玉縄桜、春めき桜はいずれも早咲きの桜であるが、小出川の土手では玉縄桜は満開に近く、河津桜は4、5部咲き、寒緋桜は咲き始め（1部咲き）、春めき桜はまだ蕾である。
　茅ヶ崎市が開催を予定していた「令和2年小出川桜まつり」は開催中止が決定している。枝垂れ桜でもないのにこの程度の桜並木で「桜まつり」を行っている例は非常に稀である。神奈川県内では松田町の河津桜（https://4travel.jp/travelogue/11461860）や三浦海岸の河津桜（https://4travel.jp/travelogue/11601238）が知られているが、その河津桜の本数は比べるべくもない。堤防の片側だけなのであるから、萩園橋を挟んで桜並木が必要である。最低でも萩園橋から上流には河津桜の桜並木が必要である。すなわち、今より倍以上の桜並木が必要である。
　松田町の河津桜（https://4travel.jp/travelogue/11461444）や三浦海岸の河津桜（https://4travel.jp/travelogue/11601109）も富士山のビューポイントが近くにあるが、ここ小出川の桜並木からも富士山が望める。ただし、鉄塔と電線が邪魔しており、現在の桜並木から富士山のビューポイントと呼べる場所は存在しなかった。土手の先は畑であるが、それぞれの畑にはバラックの小屋が建っており、全くのところ景観を損ねている。「桜まつり」を行えるようにするためにはこうした景観の整備の他にもトイレの設置は必須である。バスも通わぬ（、コミニュティバスが日中は1時間に1本程度はあるが、）場所でもあり、駐車場も必須である。
　ちょっとした桜まつりの会場にもなるほんの短い早咲きの桜並木だけを見たい人なら行っても良いだろう。

エリア 茅ヶ崎(神奈川)

萩園橋から見た小出川の桜並木。

畑のバラック。

畑のバラック。

タンポポ。

小出川の桜並木。萩園橋と高速道路の半ば辺りから上流部にある。

小出川の桜並木。ベンチとイスが設えてある。イスに座ると後ろに富士山が見える。

小出川の桜並木。下には菜の花。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

畑のトイレか？

畑のバラック。

畑のバラック。

小出川に架かる高速道路と鉄塔。

高速道路の料金所。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

立派な鉄塔。最近になって電線が張られたという。

小出川の桜並木。

間に玉縄桜。

もう一本玉縄桜。

玉縄桜。

間に寒緋桜。

寒緋桜。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木に群れるヒヨドリ。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

ヒヨドリ。

ヒヨドリ。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

小出川の桜並木。

河津桜。

河津桜。

小出川の桜並木。

タンポポ。

畑のバラック。

「春めき桜」。

春めき桜。

ビルの屋上に富士山のシルエット。

富士山のシルエット。

小出川の桜並木。