2019/10/26 - 2019/10/29
386位(同エリア495件中)
エネルさん
与那国島に着いて早速バイクで島を周っております
今回は久部良の集落から反時計回りに島を巡って
お昼は比川集落のわかなそばでランチ
Dr.コトー診療所からイランダ展望台を周って、これから人面岩を見に行きます
さてさて人面岩に向けて、西側の入り口から山道を登っていきます
人面岩に到達するには二か所の入り口がありまして
前回来た時は東側から登って、途中、立神岩西展望台という
立神岩を西側から望める、台風でほぼ破壊されている展望台wを経て人面岩に到達しました
今回行ってみると、立神岩西展望台と呼ばれていた場所が
人面岩展望台と名前も変わっていて看板までできていました
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
観光化に向けて整備するにあたって、人面岩も売りだそうとしてるのがわかりますw
大きなクバの木に囲まれた広い道が終わり
藪が生い茂る獣道を進んでいくと少し開けた場所にでました
すると・・・ん!? -
こんな場所にあの柱が・・・w マジで驚いたw
一人でツッコミましたよw -
ピースポールというらしいw こんなところにまですごいね~w
本当に世界人類が平和でありますように・・・ -
そしてそこからまた藪に囲まれた道を登って行きます -
いや~なかなかすごいねw -
かろうじて道はわかる感じw -
あと少しかな~ 地図は頭に入っているのでイメージで登って行くと -
ようやく藪の登りの雰囲気が変わり、クバの木の生い茂っている場所にでました
その隙間の中に分け入っていくと・・・ あった~w -
久しぶり~ 人面岩ちゃん 反対側の道から来てもすぐに見つかってよかった~ -
まぁさして変わっているところなどもありませんw (僕のガラの悪さも変わってないw) -
とりあえず上にあがって・・・ -
東崎方面 風力発電の風車までよく見えます -
南側海底遺跡方面 めちゃくちゃ晴れてきましたね~ -
さぁてそろそろ戻って次の目的地に向かおうか -
また僕の背丈ほどの藪漕ぎをしながら、もと来た道を下っていきます
今度は宇良部岳に登ります もちろんバイクでですw -
あの電波塔の立ってるところが頂上です -
難なく到着・・・ もちろん立入禁止
なにやら怪しいレーダーが回っていました・・・ -
脇に階段があったので登ってみると -
・・・藪 ・・・道ある?w -
無理やり突き進みます -
少し開けた場所になっていて、展望所みたいになってました
とはいえ畳一畳くらいなもんです・・・ -
景色はというと、イランダ線も人面岩も宇良部岳も少しづつ東に移動してきてますが
見える景色に変わったところはありませんw -
山を下って宇良部岳の麓にあるアヤミハビル館という博物館に行くことにします -
山の麓から見上げると、なかなかの山まで登りましたね
アヤミハビル館までは山を下りたらすぐです
与那国といえば、「どなん」という泡盛が有名ですが、その国泉泡盛合名会社さんの横を通ります
工場見学で立ち寄れば泡盛飲めるんじゃなかったかな?
バイクなので寄りませんが・・・
アヤミハビル館 -
アヤミハビルとは日本最大の蛾、ヨナグニサンの与那国方言です
(世界最大と言われていたが、近年の研究によりオセアニアに分布するヘラクレスサンに次ぐ2位の大きさであることがあきらかになった)
それでも雄は、体長48-51mm、前翅長100-130mm、雌は体長50-53mm、前翅長130-140mmと、かなりの大型です
アヤミハビル館はヨナグニサンの生態を科学的に解剖して
亜熱帯の自然の素晴らしさを体感させてくれる施設になってます
与那国の人々とアヤミハビルの関わりやその他の昆虫、
動物などの紹介、絶滅危惧種(レッドデータ)の展示など
体験学習の機能を備えています(与那国観光WEBより) -
日本では初めて与那国島で発見されたのでヨナグニサンと名付けられていますが
石垣島や西表島にも生息はしているようですね
前回来た時にはあまり興味もわかなかったのでスルーしていましたが
その後いろいろ調べていると、ここは見ておかないと与那国を語れないので見ておくことに
入ってみたら、館の方がとても親切でいろいろお話してくれて優しかったです(こんな見た目の僕にまで)
蛾とかちょっと苦手なので敬遠していましたが、入館するなり是非にとヨナグニサンの生態の短い映画なんかも見せてもらい
それがまた意外と面白くてw とても楽しめましたw -
生きたサナギの展示などもあって、時期と運がよければ実際に羽化するとことも見れるらしい -
アヤミハビル館で羽化した生体の写真なんかも見れました
ケースに入っていない標本なんかもあって、じっくり観察できます -
前の羽の先端がヘビの横顔に見える模様をしています 不思議ですね~
標本では色がだいぶ褪せていますが、実際はすごく色が濃くてはっきりしています
与那国島産のものは羽の模様とか微妙に違うらしいです
でも成虫になると身体が大きすぎて重いため、ほとんど飛ぶこともないのだとか
そのうえ成虫は進化の過程で口が退化したため、何も食べずに1週間ほどで死んでしまいます
交尾と子供を産むためだけに成虫になるんですね~
他にも与那国島固有の生物に関する資料も充実していて、島の豊かな自然を体感できます -
カブトムシやクワガタと一緒に、ゴキブリ、バッタなどの標本もあったけど苦手な人のために敢えて載せませんw -
与那国固有のヘビ、ヨナグニシュウダ 毒はないそうです 与那国はハブはいないので安心ですね -
あとはセマルハコガメも展示してありましたが、実は与那国にはいない種で
誰かが持ち込んだんだそうです・・・ 生態系への影響もあるのでここで育てているということです
勝手に生物を移動したりはいけないことなんですね~
(虫とかヘビとかねずみとかは船便の荷物にまぎれて入ってきてしまうこともあるそうです)
アヤミハビル館、なかなか楽しかったです 次、与那国に来た時もまた来ようと思います -
余談ですが・・・
アヤミハビル館の入り口に立てかけてあった看板・・・w
与那国方言、めっちゃ面白いですね~w -
そしてそこからほど近い祖内の集落を探索します
まずは与那国町役場 ドラマDr.コトーでも役場としてロケ地になってましたね -
そしてこれがホントの与那国診療所 -
十山神社 ?(十山御嶽 トーヤマウガンともいう) -
十山御嶽は、島内13カ所の御嶽の総本山で、島の安泰、無病息災、豊年満作、航海安全、大漁を祈願する大切な場所で
前の拝殿は1948年10月6日に建築され、長らく風雨に耐えてきてはいたが
最大瞬間風速64.7㍍を観測した2015年の台風13号で
屋根が大破するなど甚大な被害を受けたことにより、翌2016年に再建されたんだそうです
島のシンボルとして綺麗になってよかったね -
そしてティンダバナは前回も行きましたが、そのティンダバナの頂上にある石碑?に行ってみたいと思います
巨大な切り立った崖のような岩肌の一番上、真ん中よりやや左に、下から見てもちょこんと突起物が見えますね あそこです
標高は85メートルほどあるそうです -
真下から見上げたティンダバナ もの凄い高さと怖さを感じます
崖崩れみたいに岩が落ちてきそうなんだよね
見れば見るほど不思議な地形ですよね~ -
バイクで行ける所まで行ってみましょう
ティンダバナに登るくねくねした道路を上がっていって、ティンダバナの入り口も通り過ぎます
もう少し登って北側に曲がる道を入っていくと右手に国土交通省管轄の航空保安施設があります
そしてその目の前に、まさにあの断崖絶壁ティンダバナの頂上が牧場となっている光景が広がっているのです
Google mapでも確認することができますw なんなら牛も写ってますw
ただ・・・Google mapの写真とはまったく違う背丈の牧草が広がってました・・・
風で倒れてても、ほぼ僕の腰くらいまであります・・・ 下半身は完全に埋まって足元はまったく見えません -
Google mapではあの石碑っぽいものまでの道のりも地面がはっきり見えています
今、目の前では石碑は見えるものの、道のりはまったく見えません・・・
この草むら入っていくのか~・・・ めっちゃ気が重い・・・ 嫌だな・・・ やめようかな?
だっていきなり落とし穴みたいになってたらどぉすんの!? -
足元まったく見えへんで!?(謎に関西弁)
でもせっかくここまで来たんやし、計画したミッションやし、本当にここで止めてもええのんか!?
後悔せぇへん?・・・
いや、後悔するだろー!!!
と、いうわけで突き進みましたよ 全く見えない道を! -
こうやって見るとね、足首くらいの草原に見えるでしょ!? -
とんでもないんだよ!それがー!!! -
よーやくたどり着きました・・・ 達成感MAX!
そしてそこからの眺めは~~~ -
うぉ~~~~85mの景色最高~~~~!!!
下にあるティンダバナの遊歩道からの眺めよりもはるかに素晴らしい眺望です!
崩れかかっていてだいぶ危険ですがw また一つミッション完了!
それにしても風でも強かったりしたら完全にアウトですw 落ちたらサスペンスばりの最後です -
ナンタ浜と祖納漁港、祖内集落が一望できます
同じ「そない」ですが、漁港は祖納、集落は祖内なんですね
西表島には祖納集落がありましたw ややこしいw -
綺麗で穏やかなナンタ浜 明日泳ぎにいこうかな? ナンタ浜で泳ぐのもミッションの一つです
ナンタ浜の海側からティンダバナ見たいんだよな
南側にはティンダバナの崖に沿った地形と、その向こうにはさっき行った宇良部岳の電波塔が見えます -
行ったところが色々見えると制覇していってる感じで嬉しい 制覇萌え~
そしてティンダバナを後にして、アイランドホテルを比川集落方面に左折して
しばらく行った右手に、与那国岳北側にある森林公園に向かう道があります
満田原森林公園 -
だぁ~れもいません・・・w ここも初めて来たのでミッション達成です -
ちょっとキャンプ場みたいにも見えますが、キャンプは禁止なんですかね?
自然を活かした感じの遊具も沢山あります -
この滑り台なんてかなりの長さと勾配で乗ったことに後悔しました・・・
めっちゃスピードでます・・・ 焦った・・・ -
もはや巨大アスレチックパークみたいになってますw だぁ~れもいないけどw -
ジジイの一人遊びを、知らない人が来て見られても恥ずかしいので、そろそろ退散しましょう
大勢で来たら楽しいだろうね 地元の人はまったく来なかったけど遊びに来たりするのかね?
そして日本最西端の地、西崎へ向かいます
久部良岳を通って久部良ミトゥという湖?池?の脇を通ります
(ちなみに久部良ミトゥは特殊な水生植物の生息地でもあり、与那国町の天然記念物です) -
久部良集落に入ると久部良の駐在所の前を通って、島に二つだけある信号にぶつかります
なるほど~ ここに出るのね? 地理を把握します Google mapとのすりあわせ完了です
そして最西端に着きました なんだか久部良岳通っている間にずいぶん曇ってきたな -
最西端の碑と西崎灯台 さっきまであんなに晴れてたのにね -
あっという間の曇り空です
最西端之地の石碑の、後ろの柵からさらに西側に見えるトゥ石 -
国土地理院が2019年にこのトゥ石を、日本の国土を示す最も基本的な地図とされる「2万5千分の1地形図」に
新たに記載した結果、日本最西端の地点がこれまでより北北西に約260メートル先になったんだそうです
正確に言うと、これからは日本最西端の地はたどり着くことのできない岩礁になったということですね?w
西に向いて右手には久部良漁港と久部良集落、その向こうに久部良岳が見えます -
西崎から集落に戻ってきました
久部良コミュニティセンター -
映画「老人と海」で実際に使われたサバニ(笹船のような細長く小さな船)が展示してあります -
その隣には久部良御嶽があります
旧暦5月4日に久部良集落ではドゥガヌチという海神祭が行われます
その祭りの祈願の場所がこの久部良御嶽だそうです
ドゥガヌチは、久部良でも最大の行事で、久部良集落が北、中、南の3組に分かれてハーリー競争が行われます
(ハーリーとは元来、航海の安全や豊漁を祈願し、サバニと呼ばれる伝統漁船で競漕を行う行事です)
久部良御嶽では海上安全と豊漁の祈願を行います -
だいぶ日も傾いてきましたね
与那国島に二つしかない信号の一つ -
宿にバイクを置いて、呑みに行きます
居酒屋の予約時間まで少しあるので散歩しながら時間つぶしします
久部良駐在所 -
しまった・・・ 祖内集落の駐在所と、祖内の信号の写真を撮り忘れました・・・
また次回のミッションになってしまいました・・・
今夜の夕食を予約している「まるてい」さんです -
久部良集落は祖内集落よりもお店が少ないので、夕食のお店の予約は必須です
(地元の方も多いので、予約していないとほぼ入れません)
まぁ今は3つの集落間を循環バスが運行しているので、祖内の集落まで呑みに行くことも可能です
祖内には沢山呑み屋もありますしね (呑み屋が送迎してくれるところもある)
今夜の「まるてい」さんは初めて行きます
事前に調べておきましたが、沖縄料理屋というよりなんでもある食堂って感じのお店です
口コミ見ても安心感あります
一人ですが四人掛けのテーブルに通されましたw
餃子とそーめんチャンプルーつまみにビールから泡盛の与那国水割りをいただいて順調に酔っぱらいます -
箸の割り方がめっちゃ下手くそ なんか恥ずかしいですよねw
イカスミチャーハン これは旨かった~!!! 一人で全部食べれて幸せでした -
酔うと満腹中枢がやられていくらでも食えてしまいます・・・
他にもいろいろいただきました・・・ 写真はありませんが・・・
鮮烈に腹いっぱいです・・・
日本の西の端っこで東京と変わらない、とても美味しい料理とお酒を堪能しています
そうして与那国島1日目の夜もふけていきます・・・
続く・・・
https://4travel.jp/travelogue/11678370
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