島旅エネルの２０１９　１０月　西表島　船浮

2019/10/21 - 2019/10/29

島旅エネルの２０１９　秋編

１０月はいよいよ通算１２回目の八重山訪問

八重山集大成！そんな位置づけで、なんと９日間の旅程を企画してみました


それにしても、そんなに仕事休んでいいのかい？　９日間休むなんて人生初めてです

前回４月は友人と一緒で、石垣島の白保でのんびり過ごしたからあんまり行動しなかったんだよな
（のんびりとはいえ３泊４日・・・）

まぁ黒島探索はしたんだけどね


でも今回は１年ぶりのひとり旅　思い残すことのないように、見たかった場所に行ききりたいと思います！

見たいところがたくさんあるのです　９日間でもたりません

ブログが長くなりそうです・・・


今回の旅、ざっくり説明すると西表島と与那国島、この２つの島の気になる場所をしっかり見ながら周ってくる

それにつきます　この２つの島を周るのは島の大きさや、渡る難易度を考えたらなかなか大変なことですからね

島の文化などに触れながら、調べまくったところをしらみつぶしに周っていきたいと思います

日程的には、まずは西表島の船でしか行けない最果ての集落、船浮で２泊して船浮探索します

そしてそのあと、同じ西表島なんだけど上原港の近くの宿で２泊して西表島探索のスケジュール


まずは船浮から～

羽田→石垣（３時間）→バスで離島ターミナル（４０分）→船で西表島上原港（４５分）→バスで白浜港（３０分）→船で船浮港（１０分）

とまぁ、移動時間が半端ない・・・船でしか行けない、陸の孤島といわれる場所です


それではいってみましょ～！

エリア 西表島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはいつもの羽田から朝イチ直行便で石垣空港へ

すぐさま離島ターミナルに向かい、西表行きの１１時の船に乗り込みます

ここで早速問題発生・・・

船浮に行くには西表島西側にある上原港に向かう船に乗るのが通常です

それがその上原行き・・・欠航してる・・・

お天気はよかったのですが北風の影響でまさかの欠航
（１０月後半からはミーニシとよばれる北風が吹きだし海が荒れる）

ホント毎度毎度なにかありますね　もってます

まぁそれでも大原港行き(仲間港とも言う）の船は通常運行してるから

大原港から臨時のバスで上原港を周って白浜に行くことになりました

これで予定より大幅に遅れて到着することになりそうです・・・
（大原港から白浜港へはバスで１時間半かかる）

通常白浜港に行く場合、安栄観光さんで船券を買うときにバス券をくださいというと

白浜行きの無料バス券をくれますが、今回のように上原が欠航したときに

安栄観光が臨時運行するそのバスは大原港から無料で乗れます

元々、安栄観光で船券買った場合は安栄のバスに乗れるんだけど、八重山観光フェリーで買ったときには安栄のバスには乗れないんだよね（西表島交通のバスには乗れる）

１１時の船は八重山観光フェリーの船だったけど、安栄でチケット買ってたので安栄のバスに無事乗れました

（２０２０年１０月からは八重山観光フェリーとの共同運航の船がなくなり、運航会社それぞれのチケットでそれぞれの船しか乗れなくなったのでバスも乗れないかもしれません）

大原港からぐるーっと島を４分の３周する白浜港まで、外周道路を１時間半かけてタダで乗ります

同じように上原港に向かいたい人が結構いたのでバスは混んでます

大原港を出て途中途中で乗客を降ろしながら進み、上原港を過ぎて星砂の浜の停留所に着くと

僕をのぞいたすべての人が降りて行ってしまいました

・・・ここから白浜港までのほぼ２０～３０分？安栄バスの運転手さんと二人です

前にこの安栄バス乗ったときも同じ運転手さんでした　（その時はただのワゴン車でしたw）

残念ながらこの運転手さん、なまりがキツすぎて会話にならない・・・

何をいってるのかまったくわかりません・・・　これホント

そんな中、西表島最西端、無事白浜港に着きました

ここから先に道はありません

今にも倒れそうなバス停


白浜港に着くと時間は１３時半を過ぎていました

１３時２０分に船浮行きの船は出航していて（順調ならこの船に乗れた）　次の船は１５時５０分です

２時間半もあります・・・

とりあえず、すぐ近くの屋良商店でオリオンビール６缶パックとWATTA９％チューハイ２缶と八重泉の紙パックを買い込み

（船浮集落には商店がないので２泊分買い込むw　そして旅に行くときは必ずガチな保冷剤入れた保冷バッグを持っているので酒を備蓄して移動するw）

ビール片手に白浜港付近の散策にでかけます　白浜集落も調べてあります

子午線モニュメント

日時計になってるんですね～　　１時間で１５°動くんだっけ？

東経１２３度４５分６.７８９秒　　ものすごい並びですw

日本最西端の与那国島が東経１２３度のはずです

日本標準時の基準となるのが東経１３５度ですから

１２度西よりでやっぱり１時間くらい時差でるわけなんだね～

沖縄県道２１５号線の起点　終点じゃなく起点なんですね

振り返ると　白浜小中学校

白浜港から見える外離島（そとぱなりじま）

上原行きの船が欠航するくらいだから風が強いね　結構白波も立ってました

東屋でビール飲みながら昼寝します　　のんびりしてなかなかいい時間でした

船浮海運の船が来て、ようやく１５時５０分　船浮へ向け出航です

そして１０分くらいで船浮に到着

海側から見える戦争遺構で、特攻艇震洋の格納庫などにも使われた洞窟

今日から２泊お世話になる「ふなうき荘」さん

シンガーソングライターの池田卓さんのご実家ですね

とりあえず荷物を置かせてもらい、まだ日が高いので早速散策にでかけます

まずはさっきの洞窟いってみます

ここに来るのは３回目なんだけど、１回目は怖くて中に入れず・・・

前回２回目来た時に勇気をだして真っ暗な中、トンネルの向こう側まで行けたんだけど

抜けた先が藪がひどくてハブも怖くてその先行けず・・・

そして今回、懐中電灯と勇気を持ってきましたw

このトンネルの向こう側にある、弾薬庫跡、発電所跡までどうしても見たい！

というわけで潜入・・・

途中、さっきの海側に抜ける洞窟の曲がり角があって

ふさいであったはずの盾や金網なんかは崩れてたんだけど

懐中電灯をあててみると、おびただしい数のコウモリが天井にとまってました

鳥肌・・・　そしてやっとトンネルぬけました

今回は少し道らしきものができてます

そして少し進むとありました

弾薬庫跡

発電所跡

向かい側はすぐに海でした

見たかった遺構が見れて満足です　ただやっぱり長靴じゃないとハブが怖いよね

このためにわざわざ長靴持って行くのもなーって思ってしまうんだよな

また次回は考えます

さて次はイダの浜に向かいます

おー！やっぱり綺麗だねー

風があるせいでちょっと波があるけどねー

午前中ならもっと綺麗にみえるだろうね

そしてイダの浜での目的をはたしましょうかw

イダの浜のずーっと右はしに珍しい岩があります　見えるかな？

干潮のときには岩の上をずっと歩いていけるんだけど

潮が満ちてるときは岩の上とジャブジャブ海に入って歩いていきます

これすごくない？w

落ちそうで落ちない岩w

絶妙なバランスでとどまってますw

押してもまったく動きませんw

受験生のみなさん！落ちそうで落ちない！ご利益ありますよ！

そしてさらにその先にあるトンネルをくぐると、向こう側へ出られるらしいのですが・・・

満ちすぎてて行けないw

泳いでいくのもなー・・・　まぁまた来ればいいか？

これがいつまでたっても集大成が終わらない理由ですねw

流木に座って海を眺めていると、だんだんと日が傾いてきました

いやー・・・最高な時間　この上ない時間

時間は１７時半　誰もいないイダの浜でゆっくりした時間が流れてます

日が沈むまではあと少しかかりそうですが

日が落ちたら帰れないくらいの闇になりそうなので、そろそろ宿に戻ります

明日は朝からじゃじゃ丸ツアーです


第二話
https://4travel.jp/travelogue/11666531