2021/02/13 - 2021/02/14
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アジア好きの晴れおじさんさん
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緊急事態宣言に伴いGoToトラベルキャンペーンは停止されたまま。「せっかく近場の温泉巡りを始めたところだったのに…。」と意気消沈していた晴れおじさんに、先般、朗報が届きました。
私の住む山形県独自の「県民泊まって応援キャンペーン」が山形県民限定で再スタートしたとのこと。ならば、温泉巡りを再開してお籠り生活のストレスをパアっと発散、ついでに連日の除雪作業による筋肉疲労も癒すことにいたそうぞとて、武家屋敷の残る「かみのやま温泉」に向かいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は久々の晴天。気温も上がって、過ごしやすい旅行日和になりました。
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自宅を出発して1時間弱。上山城の駐車場に到着。
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坂道を3分ほど下ると、
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武家屋敷通りに至ります。
武家屋敷は4軒残っていて、うち2軒は現在も御子孫の方が住んでいらして非公開、残り2軒が公開されています。 -
1軒目の「森本家」。ここは非公開。
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2軒目の「三輪家」。有料で内部を公開していますが、以前見学しているので、今日は外観のみ。
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今日入るのは、向かいのこの店「厩戸(うまやど)」。
近年開店したようですが、口コミ評価が良かったので、自宅を出る前に電話でランチを予約していました。 -
中は板敷のスペースと四畳半ほどの和室に分かれていて、和室に案内されました。
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歪みのある窓ガラス越しに武家屋敷が見えて、なかなか風情があります。
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お膳ランチ。税込み1,200円。
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もちきびと冬野菜の豆乳シチュー
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左:人参と生姜の玄米おにぎり 右:酵素玄米おにぎり
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左:車麩のフライ 中:キヌアとひよこ豆のサラダ 右:苺と柑橘の寒天寄せ
添加物にうるさい妻も納得の健康食で、おいしくいただきました。
若い御夫婦で5年位前に埼玉県で始めた店を3年前にご主人の出身地であるこの地に移転したとのこと。古民家を改装した建物の雰囲気も良く、お勧め度二重丸です。 -
駐車場への帰り道、
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こんなマンホールの蓋があることに気付きました。
上山市では毎年、上山城に隣接する月岡公園で「かかし祭り」が開催されています。 -
さて、午後3時過ぎ、今晩の宿「古窯(こよう)」にチェックイン。
※玄関に出迎えのスタッフがずらりと並んでいたので写真撮影を遠慮しました。この写真は翌朝撮影したものです。 -
若い仲居さんに案内されたのは、五階の12畳の和室。
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比較的簡素な造りながら安っぽさはなく、東側に窓があるので、蔵王連峰が見えて眺望良好。
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ズームアップ
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洗面所
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アメニティーはすべて女性用。男性用は、整髪料も櫛(コーム)もなし。
※後で行った大浴場も男女共用のヘアブラシが置いてあるほかは同様でした。昨今、何かと女性差別が問題視されているけれど、これでは男性差別になるのでは?
「女性優遇は男女平等の理念に反しまするぞ!」と女将さんに内心抗議する晴れおじさんでありました。 -
バスルーム
※温泉ではありません。 -
お茶菓子。
茶葉は煎茶と番茶の二種類で、ともに未開封。封切りの香りが楽しめるようになっていました。 -
足袋形態の簡易ソックス。
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入浴前に一階に降りて、著名人が色紙替わりに絵付けした楽焼の皿を観賞。
この旅館には、現役時代、職場の忘年会や送別会で数回宿泊していますが、宴会に時間を取られて皿を観賞したことはありませんでした。妻も同様だったようです。 -
いくつか、目に止まったものをアップしましょう。
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同上
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同上
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同上
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同上
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同上
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一般客も有料で絵付けを体験できるようになっていたので、
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夫婦で体験。
絵付け後スタッフが釉を塗り焼成したものを、翌朝、受け取るようになっていました。 -
夕方、八階の大浴場へ。
広々とした内湯に久しぶりに浸かった後、展望露天風呂へ。
露天風呂はあまり大きくなくてイマイチの感じがしましたが、翌朝、男女入れ替えで妻が入ったときは、朝陽を浴びることができて爽快だったとのこと。これも女性優遇なのかな?
※写真は公式HPから借用 -
18時半から夕食。
会場食ですが、15分ごとに開始時間を分けて密集しないように配慮されていました。 -
二段の重箱に入った前菜からスタート
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盛り付けも美しい。
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このアワビの柔らか煮は絶品でした。
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鮪トロ、牡丹海老のお造り
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ホタテ、舞茸などの土瓶蒸し。
すごく良い出汁が出て旨い! -
山形牛のパイシチュー
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メインの特選牛すき焼き。温泉卵に漬けてじっくり味わいました。
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御飯は、山形産「つや姫」
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漬物は、山形名物の「おみ漬」「さくらんぼ漬」など。
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デザートの窯プリン
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バレンタインデーチョコがオマケで付いていました。
配膳スタッフは入社したばかりのような若い女の子で、最初にマスクケースを配るのを忘れていたらしく、食後のお茶の時に慌てた様子で持ってきました。なので、マスクケースは役に立ちませんでしたが、それも御愛嬌。可愛かったので、おじちゃん許しちゃいます。 -
夜中に震度5弱の地震が発生するハプニングがあったものの、翌朝は、少し朝焼けも見られて、気持ちよく起きられました。
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寝起きに一階の大浴場で朝風呂。
※写真は公式HPから借用 -
脱衣所に掲示されていた山形弁一覧。
山形県は、東京都、千葉県、神奈川県の一都二県に相当する面積があるので、方言も地域によって異なります。この一覧は県内4地域の方言を混ぜて書いてあるので、村山地域ネイティブスピーカーの晴れおじさんも使ったことがない方言がいくつかありました。山形県は広いんだっす。 -
朝食はビュッフェ。
品数、量ともに十分で、文句なしでしたが、 -
やはり、山形の郷土料理「いも煮」が光りました。いも煮も地域によってバリエーションがありますが、提供されたのは、晴れおじさんが子供の頃から食べている、牛肉に醤油味の村山バージョン。
山形に旅行に来て「いも煮」が出たら、ぜひ食べてお帰りください。
「いも煮を食べずして山形の食を語るなかれ。」だっす。 -
ホテルをチェックアウトして、まず向かったのは上山市中心部にある博物館「蟹仙洞(かいせんどう)」。
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私は過去2回来ていますが、妻は初めて。
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中には、日本刀、郷土玩具、彫漆などの膨大なコレクションが展示されていて、見応えがありました。
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同上
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同上
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同上
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同上
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同上
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同上
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特に、これは明時代に北京の紫禁城で使われていたという漆塗りの箪笥で、国指定重要文化財。
こんな貴重なものまで写真撮影が自由とは、創立者(初代当主)の懐の深さが偲ばれます。 -
もうひとつ創立者(初代当主)の趣味の良さが感じられるのは採光の良い廊下。
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歩きながら美しい庭を観賞することが出来ました。
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次は、上山市郊外の「楢下宿(ならげじゅく)」へ。
江戸時代の茅葺屋根の宿がいくつか保存されています。 -
旧武田家
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内部
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大黒屋
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内部
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庄内屋
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内部
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この脇本陣は庄内藩の定宿だったとのことで、
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殿様の泊まる奥の部屋は、床が一段高く作られていました。
百姓の子孫がずかずか上がり込んだので、世が世なら無礼討ちにあっていたことでしょう。 -
帰り道、「こんにゃく番所」こと、「丹野こんにゃく本店」に立ち寄り。
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もうお昼だけれど、朝食をたらふく食べてあまり腹が空かないので、レストランでなくカフェに入りました。
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内部
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竹林が見える窓際の席で
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こんにゃくパイケーキとこんにゃくソースのソフトクリームを食べて、地元応援旅を締め括りました。
完
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