2020/12/25 - 2020/12/28
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Pomfiさん
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2020年冬、にっぽん丸の運航再開後初の乗船となった「別府・瀬戸内海周遊クルーズ(12/25-28)」の後半部の記録です。26日の夜以降はどこにも上陸せず瀬戸内海をゆっくり回るコースになっていました。これはある意味、気楽です。また、船内イベントはいろいろな安全のための制限で寂しくなっていましたが、食事は相変わらずおいしいかったし、海の上というのはそこにいるだけでとても楽しいものです。
なお、このクルーズのあと新型コロナで一部の地域に緊急事態宣言が出たことを受けて、日本でもクルーズ船各社がまた運航休止を発表し、にっぽん丸でも2021年1月17日発~2月4日発のコースが中止となりました。本当に、行けるうちに行っといてよかったです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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2日目のディナー。2デッキの「瑞穂」には、18時40分ごろに行きました。入り口には今晩のオススメのドリンクが並べてあります。
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オードブル。これは旧大阪商船の初代あるぜんちな丸が1939年7月11日に横浜を出港した日の料理の復刻版とのことです。
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妻は白ワイン、私はジンジャーエールを。
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スープ代わりには、初代あるぜんちな丸が香港に寄港したときに出たという「合鴨真薯のコンソメ小籠包風」と称して、透明なセロファンに包まれた一品が出てきました。この時点では、「なんだこりゃ?」と思っていましたが。
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その包みを開くと、真薯、椎茸、白舞茸、白シメジの入ったトリュフベースのコンソメスープの香りがパーッと広がりました。
そしてその味は、なんと最高。これは大きなサプライズです!!さらに合鴨真薯には刻んだサクサクのクワイも入っていて、食感まで素晴らしいという芸の細かさも。
この料理、写真で見ると単色で地味ですが、実物のインパクトは本当にすごいものでした。 -
パンは通常モード。
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魚料理は初代あるぜんちな丸がケープタウンに寄港したときに出たという「真鯛とパパイヤのグリル ハーブ香る南アフリカワインのソースにて」でした。にっぽん丸ならではの優しい味がよかったです。
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肉料理は初代あるぜんちな丸が横浜出港から40日目のブラジル、アルゼンチンに着く頃に出た牛フィレのステーキとのことです。
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デザートには「南アフリカのプレート」と称して、りんごとバナナのエンパナーダとドゥルセ・デ・レチェ(何のことだか分かりませんが)、コーヒー味のアイスとサワーソップのソース、苺、ブラックベリー、ブラジルナッツ、ミントの盛られた皿が出てきました。
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そして最後はコーヒーを。
以上、今晩はクルーズの中日なので料理への入魂も一休みかと思いきや、「食のにっぽん丸」らしい意匠でグイグイ攻めてくるディナーでございました。おいしかっただけでなく、とてもとても楽しい食事でした。
なお、昨夜と今夜のディナーのドレスコードはカジュアルだったのですが、お客の中にはジャージとスニーカーみたいなカジュアル過ぎの人も見受けられたと妻が言ってました。神戸-別府のにっぽん丸ではここ数年、確かにごく一部でマナーや服装にそういう傾向が見られます。神経質な方はあまり回りを見ないようにしましょう。気にしない人は従来通りでOKです。 -
夕食のあとは6デッキのラウンジ「海」で柳亭燕路師匠の落語(観客は10人程度)を聞いたりしてすごし、21:40頃には船が出る様子を見ようと思って7階のスポーツデッキに出てみました。
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しかし別府出港まではまだ20分もあったので、いったんリドカフェーに入ってショコリキサーを飲みながら時間を潰しました。寒い季節に冷たい飲み物で体は少し冷えましたが、まあいいでしょう。
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22:00になってもう一度デッキに出てみると、タグボートがにっぽん丸を引っ張っていました。
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にっぽん丸は少しづつ岸壁を離れます。
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さようなら~、別府!
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夜も遅いので、にっぽん丸は汽笛を鳴らさず、静かに港を発ちました。
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タグボートは朝と同じく2隻でした。お仕事、ありがとうございます。
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別府港を発って約10分後。1隻のタグボートがまだお見送りをしてくれてるようでした。
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23時すぎには夜食タイムでまた「瑞穂」へ。
今回のセットメニューのひとつは、大分のあつ飯でした。地元の漁師さんのまかないごはんだそうです。 -
あと、大分のだご汁(小麦粉の団子を豚汁の具材といっしょに似た家庭料理)と別府の郷土料理の石垣餅も。
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デザートにはフルーツのほか、由布院のチーズケーキも出ました。
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3日目の朝も日の出の約20分前には起床。窓外の左側の島に灯る白い電気の光がちょっとメランコリックな感じでした。
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7:27の洋上。陸の上には小高い丘があるため、朝日が出て来たのは天気予報の日の出の時刻より10分くらい遅めでした。
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朝日のアップ。
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太陽が完全に昇りました。
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余談ですが、私の故郷(京都から1,000km以上も離れた北国の太平洋側)では、大気の湿度が低いせいか、朝日と夕日が西日本とは全然違います。上の写真は故郷で1年前の年始に撮った朝日なんですが、太陽も雲もかなりクッキリしています。この太陽を船の上から眺めるのはすごくオススメです。
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日の出を見たあとはホライズンラウンジでモーニングコーヒーに。
昨日の朝おいしかったカプチーノをまた頂きました。パンのほうは朝食前ということで、今朝は2人で1個にしておきました。 -
ホライズンラウンジの窓の外には2隻の船が。
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そのうちの1隻は胴体にJOSCOと書いてあったのでネット検索したところ、香港の船会社のコンテナ船で日本と蘇州を直通で結ぶ「JOSCO STAR」のようでした。その検索情報が正しければ、総トン数は9,510トンでにっぽん丸の半分弱、全長は142.7mでにっぽん丸より14%短いだけ、全幅は22.3mでこれもにっぽん丸より7%短いだけで、見かけより大きな船ということになります。
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本日のにっぽん丸はどこにも寄港せず、瀬戸内海の島々の間を縫って航行の予定です。海のドライブですね。
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モーニングコーヒーの約20分後、「瑞穂」で朝食に。
今日は妻も私も和食セットで白いごはんの代わりにカレーという組み合わせにしました。 -
焼き鮭、だし巻き、沢庵。
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野菜天の含め煮と揚げ茄子の肉味噌餡かけ。
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五目野菜のひじき和えと煮干し出汁の味噌汁。
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にっぽん丸の特製カレー。昨年あたりから味がとても安定しています。
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サラダとフルーツ。
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仕上げはコーヒーに。
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「瑞穂」の中の花。毎日こまめに入れ替わってます。
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復路のにっぽん丸は別府~神戸の約420kmの距離を35時間もかけて航行することになっています。つまり、平均速度は6.5ノット(時速12kmくらい)ですね。
しかし現在の速度は8.2ノット(時速15kmくらい)で、ちょっとペースが速い気も。
が、船内テレビで航路を見たら、船は神戸に向かったり逆方向に遊覧航行したりでした。これなら納得です。 -
8:50、船の左舷。広島県側のどこかの島です。
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船の前方。
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船の前方右。
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船の後ろのスポーツデッキから右前方を見たところ。
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スポーツデッキから右舷の後方を臨む。
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速度が遅いので、船の軌跡はうっすらです。
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ずっと向こうの橋は来島大橋だったような・・・。
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広島県東部のどこか。
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鉄塔のあるあたりをズームするとこんな感じ。
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にっぽん丸の屋上を散歩。誰もいませんでした。
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いい天気です。
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東に進行中のにっぽん丸の左舷前方に「瀬戸内海の軍艦等島」と呼ばれる契島(ちぎりしま)が見えてきました。
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契島の横を通っています。
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9:30からリドカフェーでおやつ系のパンが出るので、いったんデッキから撤収。この日はいつものフランスあんぱんと違うパンが出ました。
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9:45~10:05はドルフィンホールで開催の「シェフのデモンストレーション」へ。この日は今回のクルーズの初日のディナーに出た前菜を作るところが披露されたほか、それと同じ材料にチョコレートソースを足してバレンタインバージョンの前菜を作るところも見せてもらいました。これはいい催しです!
そういえば今回のクルーズでは昨日「Chef's Table」というタイトルで、にっぽん丸の総料理長によるトークやデモンストレーションを拝見しながらディナーをいただくイベント(有料)もありました。で、これは16名の定員に48名もの応募者があったそうです。私たちも応募はしていましたが、落選でした。今後もにっぽん丸に乗るときは、当たるまで申し込み続けるつもりです。 -
10:10、にっぽん丸は広島県竹原市の沖を航行中。
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前方の島の名は全然分かりません。
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航路を見たら、また西に行って東に戻っていました。
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このあと、5デッキの廊下にある船内アートコーナーを鑑賞。
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アートコーナー・その2。
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アートコーナー・その3。
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このコーナーでは、小さな作品が5点売れていました。
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アートコーナーの近くのショップ「アンカー」でおみやげを少々購入。今年から「ブロンズ会員」に昇格したため、5%引きでした。
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昨夜のディナー時の記念写真も買っておきました。1枚1,000円(税込み)です。この時は無人販売でしたが、有人販売の時間もあります。
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たぶん大久野島(戦前は毒ガス工場があった島、今はウサギの島)とその手前の小久野島。
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前方から小さなフェリーがやってきました。
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ズームアップしたら、大三島フェリーの「第三おおみしま」(298トン、全長49.9m、全幅11.0m、旅客定員300名)でした。忠海(竹原市)~大久野島~盛(大三島)のルートで運航されてるそうです。
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右舷前方の海と島。
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左舷から後方を眺めたところ。
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左舷から後方を眺めたら逆光で海がほどよく光っていました。
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広島県三原市の沿岸西部かと思います。
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向こうの陸は三原市の中心部のほうでしょうか。
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前方の右奥は尾道水道だったと思います。
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前方の町をズームアップ。
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たぶん左舷後方の三原市東部を臨んだところ。
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尾道市の西部でしょうか。
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橋が現れました。尾道沖から10分ちょっとですから、因島大橋でしょうか。
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もうすぐ橋をくぐります。
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この日は橋の下のどこかで当船に挨拶の旗信号を送る人がいました。にっぽん丸は汽笛で返答です。いい光景ですね。
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只今、橋の下を通過。
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この日はドルフィンホールでビンゴゲームがありました。密を防ぐため、2回に分けて開催です。私たちは11:50スタートの部に参加しました。
今回のにっぽん丸には170人の乗客がいたので、単純計算なら1回のビンゴゲームに85人が来るはずですが、実際の出席率は50%ちょっとで、45人くらいしかきていませんでした。
一方、景品のほうは15個はあったようです。そのため、当たる確率はかなり高くなっていました。
それと、今日のビンゴカードは使い捨ての紙製になっていました。 -
今回はラストから2番目か3番目で妻がビンゴ。熊のストラップが当たりました。人が少なくて熱気はないビンゴ大会でしたが、当たりやすいことが十分その埋め合わせにはなりました。
ちなみに従来のにっぽん丸のビンゴは当たった人から順番に好きな景品をもらうスタイルでしたが、今は当たったあとにくじ引きで景品を決めるという方式(飛鳥Ⅱが従来から行っているスタイル)になっていました。 -
ゲームのあとはお昼ごはん。今日は6デッキの「春日」の洋食を頂きくことにしました。上の写真は「春日」の入り口の花・その1です。
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入り口の花・その2。
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入り口の花・その3。
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「春日」では2人掛けのテーブルごとに透明なアクリルの遮断版が置いてありました。ただし、ほぼ全テーブルが稼働していたうえ、食後もマスクをはずしてけっこうペチャクチャお話しをするお客さんは多めでした。乗船前にPCR検査をしているから強気なのでしょうか?
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パンをくりぬいた器に入ったクラムチャウダースープ。おいしかったです。ただし、このあとに炭水化物がまだ出るので、パンのサイズはもっと小さいとさらによかったかな、とも思いました。
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和風きのこのスパゲッティ。パスタの量は茶碗に1杯くらいと軽くてよかったです。
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サラダは今日も新鮮。
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フルーツとカプチーノ。コーヒーは「春日」のもおいしくなっていました。
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午後、妻は部屋でごろ寝をしながら読書。私は14時頃からマーメイドシアターで開催の「船クイズ」に行ってきました。クイズの席は20席くらいに限定でしたが、なんと満席でした。
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クイズの正解は8問中3問で、過去最低でした。ありゃありゃ!
紫の○が私の回答、緑の○は正解です。
なお、今回1位の人にはマスクのプレゼントがありました。 -
このあとまたデッキに出てみたら、空は曇りになっていましたが、その雲の隙間からうっすらと後光のような光が出ていました。
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にっぽん丸は広島県沖の島巡りを終えて、香川県西部沖のほうに来ました。
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にっぽん丸の後方を小舟が横切っています。
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只今の時間は14時51分、位置は六島の南を通過して粟島の北に向かっているところ、速度は9.6ノット(時速約18km)です。このスピードなら明日の朝9時ではなく、今晩の21時までには神戸に着きそうですが。
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昨日も今日も、海はとても静かです。
そういえば今回のクルーズでは初日の神戸沖が一時風速12mの強風でした。しかも、それが正面から吹いたため、船首では船の速度との相乗効果で風速30m以上となり、デジカメが飛ばされそうになるほどでした。
しかし船の揺れはさほどでもあらず。デッキに出なければ強い風には全然気が付かない感じでした。 -
16:20、前方に瀬戸大橋が見えてきました。
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もうすぐ橋をくぐります。
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くぐり始めました。
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通過です。
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坂出か丸亀の工場地帯。
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そんなに遠くの景色じゃないのに霞んでいます。
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17:25。もう小豆島かな、と思ったら、旅行メモには直島沖と書いてありました。日はとっくに沈んでいます。
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日没後のフェリーの明かりというのも趣があります。
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18:05、2デッキの「瑞穂」へ。今晩は早めのディナーです。
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ちなみに、今回のにっぽん丸における夕食時の「瑞穂」の中の席の埋まり方は上の写真のような感じでした。新型コロナ前との比較ですと、ややゆったりめといったところです。また、ところどころ真ん中あたりにアクリルの遮断板を置いているテーブルもありましたが、全テーブルがそうだったわけではありません。
なお、にっぽん丸は数字の上ですと、従来なら1航海で約350人くらいの乗客がいて、「瑞穂」ではそのうち約310人が2回制で夕食をとっていました。よってここでの1回あたりの食事人数は155人くらいだったということになります。
一方、今回は乗客総数が170人で、たぶんそのうち130人~140人が「瑞穂」で夕食だったと思うのですが、その食事は2回制ではなく1回制でした。
ついでにご参考ですが、先々週の飛鳥Ⅱでは乗客を通常の半分程度に絞るところまでにっぽん丸と同じでしたが、2回制は維持だったので、船内レストランの人の密度はにっぽん丸の半分でした。
また、飛鳥Ⅱでは隣りのテーブルに人が来ないため、同一家族以外では食事中に会話ができなくなっていました。
まあ、にっぽん丸も陸の上のホテルや旅館(私が見た範囲の宿ですが)に比べると、新型コロナへの意識と対策はかなり高いレベルにあると言えるのですが、飛鳥Ⅱはさらにその上を行っており、さすがは証券コード01銘柄(日本郵船の証券コードは9101、商船三井は9104)という感じでした。 -
それでは、本日の食事のレポートです。
まず、今晩は和食なので妻は日本酒(秋田米使用の「大平山 別誂」)をセレクト。私は和でも洋でもジンジャーエールです。 -
食前酒は生姜のカクテル。先付は「淡路玉葱のオニオングラタン」と「鴨の山椒焼き」でした。
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煮物は「蟹身、揚げ海老芋、一文字野菜の白味噌仕立て」でした。上に載っている紅葉おろしはかなりピリ辛が効いています。
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焼き物は「徳島県産子持ち鮎のコンフィ」でした。
この鮎は骨までラクラク食べられるように9時間もかけてコンフィにしたそうです。すごい執念ですね。おかげさまでこの鮎、すごくおいしかったです。この夜の食事のベストはこれでした。 -
温つ物は「宮崎牛と瀬戸内野菜のしゃぶしゃぶ」でした。野菜はおいしいし、ポン酢も最高でした。
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宮崎牛は上品系の味でした。
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また、通常ですとにっぽん丸の夕食にはぽ替りというものがないのですが、今回はこれがOKとのこと。
というわけで、お言葉に甘えてお替りをしました。 -
ここで妻は新たに別な日本酒(山形県のスパークリング日本酒「出羽 桜咲」)をオーダー。
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ごはんは「冬の吹き寄せ寿司」でした。ごはんはちょっと堅めでしたが、魚介類は新鮮で色合いもきれいでした。
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お椀は「青さ海苔の赤出汁」、香の物は「大阪漬け、白葱明太子」でした。
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食後のデザートは「愛媛みかんの葛よせ、紅まどんな、ゴールデンパイナップル」で、ラズベリーと煮豆も添えてありました。このクオリティーのフルーツも、にっぽん丸ならではです。
以上、今晩の夕食もちゃんとおいしかったし、たぶん末永く心に残るであろう料理もありました。
なお、このクルーズにおける3回の夕食の中で最も印象に残る一品となったのは、昨日のスープ代わりとしてえ出た「合鴨真薯のコンソメ小籠包風」です。これは本当に素晴らしい傑作でした。こういう食のサプライズに出会えるのは、にっぽん丸の最大のよさです。 -
夕食のあとは20:00からドルフィンホールで行われた元宝塚の姿月あさとさんのコンサートを船室内のテレビで鑑賞しました。
で、今回のクルーズには宝塚ファンと思しき方がけっこういらっしゃったのですが、みなさん大声援は自制しているもようでした。
あと、このコンサートのあとは6デッキのラウンジ「海」に柳亭燕路師匠の落語を聞きに行きました。聴衆は8人くらいで、昨夜とまあ同じくらいでした。
この師匠は落語の前振りで「にっぽん丸は初めてなんですが、昨日の夕食の合鴨真薯のコンソメ小籠包風は最高でしたねえ」とおっしゃってて、さすがはお目が高い!と思いました。 -
落語のあとはドルフィンホールでにっぽん丸のハウスバンドのコンサートを鑑賞しました。
また、そのあとの三密回避ディスコというのが何なのかもちょっと気になって見てきました。で、マスクをしてあまり動いたらよくないんじゃないかと思いながらテキトーに手を抜いて踊りの真似事程度のことをしてたら、それはそれでけっこう楽しかったです。 -
ドルフィンホールに長居をしたたため、夜食のラストオーダーの時間には滑り込みになってしまいました。というか、実はちょっと遅刻したのですが、大目に見てもらいました。スタッフのみなさん、優しいですね。
で、まずは讃岐の釜揚げうどんを。あと、広島の蛸飯のおにぎりというのもあったのですが、遅刻してもうどんが食べられただけで十分に満足だったので、これはパスしました。 -
小豆とホワイトチョコのパイ。
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フルーツもいただきました。
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夜食を終えて、この日は24時前に就寝。明日は下船が早いので。
なお、この夜中の時点でにっぽん丸はすでに淡路島の西側に到達していました。で、これなら午前1時半には神戸に着くなあと思っていたら、その速度はたったの1.9ノット(時速2km)でした。そこまで徐行するのなら、潔くエンジンを止めてしまうのもよかったかも知れませんね。 -
12月28日も日の出のちょっと前に起床。しかし外は雨で、朝焼けはありませんでした。
夜明け直後、取り残されたように灯る道の明かりが、なんだか情緒ある静寂感を醸し出しています。 -
島の明かりをズームアップ。
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そしてにっぽん丸は明石海峡大橋をこっそりと通過。
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7時半すぎ、7デッキの丸窓が並ぶ通路を通ってビスタラウンジへ。
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ビスタラウンジの花もお正月モードです。
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ちょっと遅かったのでもうクロワッサンとデーニッシュは終わっていましたが、おいしくなったカプチーノはまだいただけました。
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モーニングコーヒーの数分後、「瑞穂」で朝食を。
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妻はこれ以上の体重の増加を防ぐため、カレーとサラダとフルーツだけにしました。
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私は昨日やおとといと同じく、和食セットで白いごはんの代わりにカレーをセレクト。ふだんは朝からこんなに食べることはないのですが、にっぽん丸の中では大食になります。
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8:18、デッキに出ると、眼前には神戸の町が。
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お迎えのタグボートがやってきました。
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屋上に上がってみます。
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にっぽん丸はさらに前進。
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神戸大橋が見えてきました。
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9時、にっぽん丸は神戸のポートターミナルに着岸しました。
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船の大きさの割に細く見えるロープ。
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着岸してもすぐに下船ではないはずなので、6デッキのラウンジ「海」でもうちょっと粘ってピアノを鑑賞。ふだんならここからあと30分は粘れるところですが。
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しかし今回は作業が早めで、9:20に3デッキのお客の下船が始まりました。名残り惜しいけど、降りましょう。また来ます!
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9:30、船を降りてポートターミナルの外に出たら、そこで妻はにっぽん丸名物・南京玉すだれのリーダーのお兄さんを発見!私はこの南京玉すだれ保存会の大ファンです。クルーズの最後の最後でにっぽん丸一のスーパースターにお会いできて、本当によかったです。
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なお、今回の船旅はこれで終わりですが、GoToのクーポン券は兵庫県の分がまだ残っていて、それの消化をしないといけませんでした。
そしてそのクーポン券は日本海側で兵庫県に接する京都府でも使えるため、JR京都伊勢丹でおせち料理の材料の購入に使いました。 -
ちなみに、今回の船旅のついでにGoToのクーポン券で買った食材(それ以外で買った食材やふるさと納税の食材も)を使ったら、おせち料理は重箱で6個分になりました。で、正月にはこれを妻の実家や兄弟、友人にも配布。これはこれでいいおみやげになったと思います。
おしまいに、今回のにっぽん丸では必然的に船内イベントがどれも人が減って以前より寂しくなっていたのですが、やっぱり食事がおいしいとまた乗りたいという気持ちは全然衰えません。春以降(4月以降)に関西発着のコースがあれば、またすかさず予約を入れたいと思います。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mabuyakunさん 2021/01/23 18:30:31
- にっぽん丸旅行記、ありがとうございます!
- Pomfi 様
にっぽん丸の旅行記、心待ちにしておりました。
12月から運航中止が多かったようなので、催行されて(そして、GO TO の期間内で)、本当によかったですね。
うちは2月の瀬戸内クルーズを申し込んだら、その後に緊急事態宣言が発令され、ちょっと無理かな・・と思っています。
Pomfiさんの旅行記を参考ににっぽん丸に乗れる日が来ることを願っています。
どうぞ、これからも楽しい船旅をなさってくださいね。
Mabuyakun
- Pomfiさん からの返信 2021/01/23 23:04:15
- Re: にっぽん丸旅行記、ありがとうございます!
- Mabuyakunさん、
ご期待いただき、ありがとうございました。運航中止にならなくて、本当によかったです。
2月の瀬戸内クルーズ、無事に催行されるようにお祈りしております。新型コロナの新規感染者数は1月12日から前週比減少の傾向が続いているし、今週末からはその減少ピッチも上がってきましたから、まだ望みはあると思います。
ところで、Mabuyakunさんの直近の富山・飛騨の旅行記は数日前から、フォートラベルの国内オススメ旅行記のコーナーに出ていますね。おめでとうございます!私も春になったらその方面に行きたいと思って拝見いたしました。まだ食べたことのない富山のお寿司がおいしそうでいいなあ、と思いながら。また飛騨といえば、うちは高山の「糀屋柴田春次商店」の味噌を常時お取り寄せしています。食べ物のおいしいところっていいですね。
次はManuyakunさんの乗船記を楽しみにお待ちいたします!
Pomfi
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