2020/06/28 - 2020/07/18
7位(同エリア138件中)
こあひるさん
5月に緊急事態宣言が解除、6月に県外への移動自粛が解除された。
3~4月には、散歩がてら近所の桜を見に行く位しか楽しみがなかったわが家。
6月以降、それまでのお出かけスタイルがガラリと変化し(変化せざるを得なかった・・・)、もっぱら車でというのが常となった。
今振り返れば、新型コロナ感染者数が最も押さえられていたのがこの頃だったのだが、外に出ればどこかで感染してしまうのではないか・・・という心配がまだまだあって、公共交通機関の利用も外食も・・・もちろん宿泊する気にはなれなかった。
どこなら出かけられるかな?と考え、お花スポットなら屋外だし、東北のスポットなら、自然にソーシャルディスタンスがとれる人出しかない。公共交通機関の利用にはまだ抵抗があるので、車で行き来すれば感染リスクはかなり低い。そんなわけで、天気と開花のタイミングが合えば、連れ合いとドライブ花見にあちこち行った初夏だった。気づけば、お花スポットにしか行っていない(笑)なんて感じだったけれど。
写真が多いので、前後編に分けました。自分の備忘録として記憶をたどってみたというだけの旅行記(旅行記とは言えない)です。
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6月28日。
昨年を含め、何度か訪れたことのある「南くりこま高原 一迫ゆり園」。
初めて行った時には、かなり不便な交通公共機関(バス)を乗り継いて苦労しましたが、一昨年くらいから、私にしては珍しく・・・思い切って車で行くようになっていました。
遅咲き(オリエンタル系)と早咲き(スカシ系)のユリがありますが、園内に入ってすぐのエリアには遅咲きが植えられており、まだ蕾ばかりでした。
奥へ進んでいくと・・・一段低くなったエリアに、早咲きのユリがまさに満開となっていました!南くりこま高原一迫ゆり園開園 祭り・イベント
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昭和63年、特色のある町づくりを始めようと、町の有志15人が立ち上げた「町おこし会」が、栗原市一迫にはヤマユリなどユリ科植物が自生していることから、ユリをテーマに研究・活動をスタートさせました。
そして平成3年、会員手づくりの「南くりこま高原・一迫ゆり園」が完成しました。約3万㎡の園内には、ユリ200種15万株、ヘメロカリス20品種2万株が植えられています。2020年は開園から30周年に当たるそうです。
毎年6月下旬~7月下旬頃、ユリの開花に合わせて、この時期のみの開園です。 -
このゆり園を訪れる時期は、梅雨のただ中ということもあり、いつもいまいちの天気だった印象が強いのですが、この日は晴れました~。
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遅咲きが植えられている小高いエリアから、早咲きが植えられている下のエリアが見渡せて・・・ここからの眺めは一迫ゆり園を象徴する景色です。
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下のエリアへ降りて行きます。
昨年は訪れたタイミングが超悪く、早咲きのユリはほぼ枯れかけており・・・かと言って遅咲きエリアのユリはまだ咲いていない・・・というかなりガッカリな年でした。
今年は早咲きにグッドタイミング! -
ゆるやかな坂道を下り、一面満開のスカシ系ユリの中にやってきました。
新型コロナ感染拡大のため、2020年は開園が危ぶまれましたが、感染防止策を取って6月25日から約1ヶ月開園されました。
コロナ下で、夏祭りやお花畑イベントなど次々と中止された中、ほぼいつも通り開園して頂けてありがたいことです。 -
夏に相応しいヴィヴィッドカラー!
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お上品な白。
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大人っぽいクリムゾンレッド。
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あまり開いていない状態だとチューリップにも見えたりして・・・。
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1本の茎にたくさんのお花がつくんだな~・・・重そう。
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この花畑の中で、気に入った株を販売もしています。声を掛けるとおじさまが掘り起こしてくれます。
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種類や色ごとに帯状に植えられているので、見栄えがいいし、写真を撮る時にバックを色々変えられるので楽しいです。
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今年は3日前に開園しました。スカシ系ユリは早くも見頃です。
7月に入るとスカシ系ユリが終わり、入れ替わるようにオリエンタル系ユリが咲き誇ります。
最初にこのゆり園を訪れた2013年7月初めには、スカシ系ユリとともに、オリエンタル系ユリもある程度咲いていたのだけれど、それはその年にたまたまそうだったみたいで、それ以降は(毎年訪れたわけじゃないけれど)そういう咲き具合に巡り合ったことがないです。 -
この日は、珍しく晴れた週末だったこともあり、訪れる人は多い方だったと思いますが、それでもこの程度で、まったく密は無しです。
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スカシ系ユリとオリエンタル系ユリとで時差があるので、オリエンタル系ユリが咲く頃、もう一度訪れようといつも思うのだけれど・・・閉園する7月下旬までの週末に、天気がタイミングよく合うことがなかなかなかったりして・・・いつも結局1年に1度きりになっちゃう・・・。
車で2時間ほどかかるのも、わたしにとってはやや遠いな~って感じだし。
オリエンタル系ユリは、花が大きく香りも強いと言われています。 -
毎年、植え方のパターンは大体同じだけれど、まったく同じというわけではない。
高いエリアにある休憩所で、今年もユリ根アイスを食べようと思っていたのに、コロナ感染予防のため、売店は営業していませんでした。連れ合いガッカリ。 -
2020年も、7月上旬のオリエンタル系ユリに合わせて再訪しよう・・・と思っていたのに、ほぼ毎日雨続きだったので、行かずに終わってしまいました。
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2020年11月に突然、一迫ゆり園が2020年限りで閉園することになったと新聞記事が出ました。
運営する「町おこしユリの会」会員の高齢化や、新型コロナウイルスの影響で、オランダやチリから球根の輸入の見通しが立たないことなどが理由だそうです。
6月~7月の時点で閉園は決定していなかったと思いますが・・・結局、これが最後の一迫ゆり園となってしまったのです。2020年は30回目の開園・・・という節目だったので、町おこしの会や地元の方々も苦渋の決断だったのでしょう。
オリエンタル系ユリを見に再訪しなかったのが少し心残りですが・・・毎年訪れていたわけじゃないので、今年行っておいてよかったねと連れ合いと話しました。 -
スカシ系エリアとオリエンタル系エリアの間くらいに、アジサイの小径と名付けられた森の散策路があります。
いつも小径の入口あたりまでしか行ったことがなく、そのまま奥へ行くとどんな景色なのかわかりません。虫よけスプレーをたっぷりつけても、蚊に刺されるし。 -
11月の終わりに一迫ゆり園の閉園が決まって、園内のユリの球根を販売する「感謝セール」が行われました(わが家は庭がないから購入できないけれど)。
少なくとも東北地方には、これほどのユリを見られるスポットはない・・・と言うより、ゆり園自体が無いのでは・・・?と思うので、ホントにホントに残念でなりません。 -
6月29日。
時々車で通り過ぎる道路沿いに、毎年この時期になると、見事にタチアオイがびっしり咲いている場所があって、いつもかなり気になっていたのです。昨日、一迫ゆり園に行くときにも通って、あっ!咲いてる!ゆっくり見たいな~!と強く思いました。
県道沿いなのですが、ちょうどバス停はあるものの、車を停めるスペースはなく、そのような雰囲気の場所でもないのです。
歩いて行くには遠いため(自宅から4㎞ほどのところ)、今年こそ!と、わざわざ路線バスに乗ってやって来ました。 -
全体像はこんな感じです。歩道がけっこう広い場所で、県道はもっと右側にあります。左手は高台になっていて住宅地が拓けています。
タチアオイの場所は、ちょうど土手の斜面のようになっていて、その上を住宅街に入って行く道が走っています。 -
住宅街は上へ上へと広がっているようです。
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タチアオイの花は、梅雨入り頃に咲き始めますが、茎の下の方から咲き始め、順々に高い位置へ上がっていき、てっぺんのお花が咲く頃に梅雨が明けるといわれています。
ここのタチアオイは・・・だいぶ上まで来ているけれど、てっぺんに近いところはまだ蕾なので、梅雨明けはもう少し先かな。 -
タチアオイは一重から八重まであるそうです。たくさんの色があるな~と思っていましたが、花の形もバラエティに富んでいるんですね。
二年草または多年草だそうなので、毎年あるいは数年に1回、住民の方々が種まきなどの手入れをなさっているんでしょうね。 -
初夏のお花は、色も姿も元気いっぱい!開花時期は梅雨中なのだけれど、アジサイと違って青空がとても似合います。
まち歩きしていると、よく見かけるお花でもあります。 -
みっしり立ち並んでいるのは圧巻ですが、どう撮ればバランスがいいのか意外と難しい。
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わたしと・・・おじさん一人・・・撮影に勤しんでいます。わたしの方がしつこく粘ってしまったようですが・・・。
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梅雨の晴れ間・・・本格的な夏はどこまで来ているんだろう。
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ひらひらと透けるような花びら・・・ポピーを思い出します。
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県道と、土手の上にある道を繋ぐ階段が設けられていて、回り道しなくても、上の道に直接上ることができます。その1本上の道から県道を見た画です。バス停(向原)の真ん前です。
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県道に架かるすぐそばの歩道橋の途中から・・・。
何年も気になっていたタチアオイ群・・・ゆっくり堪能できて満足しました。 -
グーグルマップで、タチアオイ群の場所などを確認している時、1本上の道を100mほど進んだところに「仙台藩刑場跡」という場所を見かけたので、寄ってみることにしました。
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仙台藩刑場跡は、住宅街の合間に取り残された小さな空間でした。
この刑場は、元禄3年(1690)米ヶ袋刑場から移されたもので、牢舎は片平丁(ここから10㎞弱離れている・・・この刑場まで、罪人は引き回しされた)にありました。
百姓や町人などの罪人が対象で、明治維新まで178年に渡り、はりつけ、火あぶり、斬首、獄門などの刑が執行されました。処刑された人は、のべ5300人とも7000人とも言われています。刑死者は、葬儀も墓碑も立てることは許されませんでした。 -
入口近くにある石の地蔵は、奥州街道の東側に置かれていたもので、昭和54年に道路拡張により現在地に移されたものです。
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仙台藩五代藩主・伊達吉村公夫人の長松院が、それまで死者を弔う仏堂がないことを憂いて、遺言により、延享3年(1745)、刑場の南に可南堂、北に河北堂という常念仏堂を建てました(現在は残っていないようです)。刑が執行されるたびに、山の寺洞雲寺(ここから4㎞ほど離れたところに今もある寺)から派された僧が読経供養したそうです。
河南堂に掲げてあった「抜苦」の額は、山の寺洞雲寺に保存されているそうです。河北堂にあった「与楽」の額は紛失してしまったようです。 -
この地では、オランダ医学を学んだ木村寿禎が、寛政10年(1798)に腑分け(解剖)を行ったといわれ、腑分供養碑も建てられたそうです。
現在は、周りの住宅の合間にひっそりと、ほんのちょっと残されているだけですが(奥へ行ったら、隣の住宅のお庭でした)・・・ここから、タチアオイ群と反対側へ100mほど降りて行くと七北田川ですので、このあたり一帯がそういう場所だったのでしょうね。
なんとな~く・・・気持ちのいい場所ではありませんね・・・。明らかに刑場跡だとして残っている場所なのに・・・私だったらこの周りに住みたくないなぁ・・・怖いよ・・・。 -
7月2日正午過ぎ。色麻町の愛宕山公園にアジサイを見に来ました。昨年初めて来て、想像以上の規模と美しさに圧倒され、今年も再訪しちゃいました。
愛宕山公園は周りを一望できる高台にあり、公園内にも起伏があります。
アジサイ園の駐車場は高台にあり、そこからのどかな田園風景を見渡せます。
愛宕山公園といえば、5月下旬~6月初め頃に開催される「シャクヤクまつり」に何度か行ったことがあり、その時、シャクヤクとは別の(隣の)エリアにアジサイ園があると知り、行ってみよう!と思っていました。
シャクヤクまつりの方は、残念ながら2020年は中止となりました。シャクヤクの花芽は摘み取られたようです(公園の入口および駐車場も閉鎖されたらしい)。でも、シャクヤクまつりには何度か行きましたが、飲食処以外は、密になるほどの混雑なんて全然ないんだけどなぁ・・・。愛宕山公園 公園・植物園
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駐車場の端から、アジサイの斜面を挟んで、青々とした田園を見渡せるこの光景がとても好き。
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仙台に来てから車を使って遠出することがほとんどなかったわが家ですが、一迫ゆり園と愛宕山公園にだけは行くことができました(とてもシンプルなルートなので)。
シャクヤクと違ってアジサイは開花情報が無く、まつりもなく、あまり宣伝もしないので、穴場的に人が少ないのは有り難いのですが、行ってみないと開花状況がわからないのです。まぁアジサイは、多少早めでも遅めでも、長い期間鑑賞できるのでいいのですが・・・。
やっと雨がひと段落・・・みたいな天気になったので、連れ合いが出社したのをいいことに、今年もひとりで来てみました。この頃の連れ合いは、基本リモートワークになったとは言え、週に1、2回は出社していました。 -
駐車場の端から、近くに目をやると・・・急斜面が色とりどりのアジサイでびっしり覆われています。アジサイの畑みたい。
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駐車場と斜面との境目に柵はあるのだけれど、足を踏み外さないように気を付けないと・・・。
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一面一色ってのも素晴らしいけれど、こんなふうにカラフルな斜面もワイルドでいい。
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斜面に1ヶ所設けられた階段を下ります。
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上から眺めるのと、花畑に自分が入り込んでいるのとでは、景色がまったく違います。
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6月半ばに梅雨入りしてから、ほぼ毎日雨・・・。
この日もかなり怪しいお天気でした。
お花の中で、アジサイだけは青空より曇天が似合うと思うので、こんな天気でも良いのだけれど・・・。傘を差すほど降ってきちゃうとゆっくり撮影ができない。 -
色のバラエティーなら、アジサイ園の中央あたりがキレイかな~。
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この写真は、帰り際の14時頃に撮ったものですが、正午過ぎ頃、ポツポツと雨が降り始めちゃったかなという天気だったのに、帰り頃には時々陽まで射してきました。
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斜面の階段を下り切ると、整備された遊歩道につながります。
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遊歩道の周りももちろんアジサイだらけ。
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階段を振り返るとなぜか鳥居があるのですね~、愛宕神社。
散策を始めた途端、ポツポツと雨が・・・。 -
様々な色のアジサイが咲いているため、少し場所を移動するだけで、まったく雰囲気の違う鳥居が撮れます。
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駐車場のある高台から見ると、窪地みたいなアジサイ園ですが、その中にも緩やかな起伏があり、元々は山林だったんだろうな~という感じです。
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遠目で見てもアップで見ても、ワイルドでダイナミックなアジサイ。
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更に低い方面・・・起伏のお陰で、アジサイ群を見晴らせるので・・・なかなか圧巻です。
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青一色の清々しい美しさ。
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雨が降ってきちゃったかぁ・・・と思ったけれど、しばらくしたら止んだみたい。
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ぎっしり詰まってる・・・。
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起伏の中腹あたりに東屋があります。
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アジサイの波が押し寄せてくるようです。
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池もあります。
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藤色アジサイの垣根。
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遊歩道から外れて、思わず入り込みたくなるすき間があちこちに・・・でもこういうところを通ると、蚊に刺されちゃう・・・。
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アジサイ園のやや西側を通る遊歩道に戻りました。
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遊歩道の先には階段と鳥居。鳥居の向こうが駐車場です。
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もうしばらく徘徊します。
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先ほどまで遊歩道から東側を歩いたので、今度は西側を歩いてみます。
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どうしても西洋アジサイが主流で目立ちますが、ところどころにガクアジサイやヤマアジサイが混じっています。
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ピンクからパープルへ・・・グラデーションの妙味。
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アジサイ園の西端は、道路に繋がっていました。
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そろそろ帰ろうかな・・・。
駐車場の敷地に、「味彩館ふるさと」という洋食レストランがあり、昨年はひとりでランチしたのですが、今年は外食するのがまだ心配なので帰ります。 -
7月10日。
TVのローカル放送でステキなアジサイスポットがあるのを知り、ひとりで車でやってきました。
駐車場の南側に二の鳥居があります。 -
美里町にある「山神社(やみのかみしゃ)」。
崇徳天皇の永治元年(1141)、摂津国の現宮司家の祖先が、家の神として勧請したと伝えられています。
明治になり、小牛田町の総氏神として国から指定を受けました。
明治41年、町内大火の際に全焼しましたが、大正から昭和初期にかけて、現在地に本殿、幣殿、拝殿、社務所などが新築され、神域の整備も行われました。
御祭神は、山をお守りし、山より物を生み給う山の女神(コノハナノサクヤヒメノミコト)です。
江戸初期には、伊達家一門の奥方たちがお産をするとき、家臣を代参させたように、武士や庶民の区別なく、仙台藩領内外に信仰されていました。 -
社殿に隣接する社務所。
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本殿。
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そして社務所の隣にある参集殿。
ずっと車が停められていてちょっと残念でした。 -
参集殿の東側は日本庭園に面しています。
この時期、日本庭園はアジサイで溢れています。アジサイと参集殿のコラボの画がTVで紹介されており、何だろう?この日本家屋!是非行ってみたい!とチェックしたら、自宅から1時間余りで行ける場所だったので、早速来てみたわけです。 -
昭和初期の建物・・・渋いレトロな雰囲気が、艶やかなアジサイとよく似合います。
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少し雨が降っています。傘はまだ差していませんが・・・。
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お天気が良くないせいか、時々人と会うくらい・・・その人たちもすぐに引き上げていきますので、ほとんど無人でした。
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参集殿の廊下を覗いてみました。庭園を愛でながら寛げそうです。
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なんてフォトジェニックなんでしょう・・・来てみて良かった~!
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アジサイ園とも称される日本庭園を散策してみます。
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さほど広い庭園というわけではないのですが・・・かなり種類が多くて驚きました。
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池もあり朱い橋が架かっています。
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アジサイの色の配置も計算されているのでしょうか。
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雨が酷くなってきました。ついに傘を差しながらの撮影・・・難儀です。
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ガクアジサイも、西洋アジサイに負けじと主張しているように見えます。
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日本庭園は、回遊式庭園にありがちのデコボコした小路ではなく、歩きやすく整備され池をぐるりと周るようになっています。
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雨にしっとり濡れたアジサイ・・・生き生きしています。
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いったい何種類のアジサイがあるのだろう。
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濃ピンクに白い縁取り・・・そして真ん中に青い小玉の絶妙な組み合わせ。
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参集殿の反対側に来ました。
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太鼓橋の上から参集殿全体を見ることができます。
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縁取りのあるアジサイ。可愛い!
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細かく集まって不思議な形を作り出しています。
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日本庭園とは別に、あじさいの細道という林のようなエリアがありました。
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計算された日本庭園に比べると野趣があります。アジサイ自体もやや小ぶりなものが多いように見えました。
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天気のせいもありますが、鬱蒼とした林の中のアジサイは神秘的な感じがしました。
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ウズアジサイ・・・縁がくるっと巻き上がり可愛らしいです。ガクアジサイが原種で、江戸時代に、病気によって形が変異したものを園芸品種に改良したそうです。
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駐車場から、社殿や日本庭園のエリアにいきなり入ってしまいましたが、駐車場の二の鳥居よりも南側に一の鳥居があります。
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一の鳥居からの参道。その周りにもアジサイがあります。
日本庭園ほどビッシリあるわけでもないし、計算された感はありませんが、神社らしいショットが撮れます。 -
ブルーが多いようだけれど、西洋アジサイもあればガクアジサイもあります。
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パープル系もありました。
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参道から一の鳥居方向を振り返った画。
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雨のせいか人もいなくて、思いっきり浸ることができました。
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参道で売られていた山の神まんじゅうを、連れ合いのお土産に買って帰りました。
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7月18日。
いくら梅雨だからって・・・どうしちゃったんだろうってくらい毎日雨・・2020年の梅雨はあまりにも雨が多すぎ・・・日照不足で、農作物などにも多大な影響を及ぼしました。
それでも合間を縫って、運動がてら連れ合いとご近所散歩に出たら、いつの間にかあじさい寺=資福寺に出てしまいました。自宅周辺って、道が変に入り組んで曲がりこんでいて、予想しない方向に出ちゃうことがよくあります。
今年は資福寺どうしようかな・・・行かなくてもいいかな~とウダウダしているうちに、アジサイ時期も終わり頃になっちゃったと思い、諦めていました。
資福寺に行くことになるとは思っておらず、カメラも持っていかなかったのですが・・・思いの外、まだキレイなアジサイがたくさんありました。スマホ撮りです。慈雲山 資福禅寺 (資福寺) 寺・神社・教会
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枯れた色になっているものもありましたが、意外とまだまだキレイです!遠目で見ると余計に・・・。
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どちらかというと、いつも(待ちきれず)早めに訪れることが多かった超ご近所の資福寺ですが・・・今回は、もはや遅すぎ・・・と思われたタイミング。こんなに遅く見に行ったことはなかったです。
そのせいでピークを過ぎ色褪せ始めたものもありましたが・・・全体的にはいつもより満開感があって、色の濃さやボリューム感を感じました。
本殿前の参道には、アジサイとともにヤマユリも咲いていました。 -
資福寺のド定番ショット。
参道の石段を縁取る青いアジサイ狙いで、いつもここには人が集いますが(と言っても、いつも全然密ではない・・・)、ちょうど誰もいなくなるタイミングが何回かありました。 -
驚いたことに・・・もう遅かった・・・と思うくらいのこのタイミングの参道には、今まで見たこともないほどの数・・・満開になった青いアジサイが溢れていました。
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参道の青いアジサイが、これほど全てが満開なのは初めてでした。
石段のアジサイは、石段手前側の大きな西洋アジサイは早くから咲きますが、門の方へ向かうにつれて、疎らになる(ガクアジサイが多いので)感じで、門の近くまで行くとあまり満開感がない印象でした。
資福寺のアジサイってこうだったの~?こんなにゴージャスだったの~!?と、ほぼ毎年見てきたはずなのに、2020年になって知りました。わたしにとって、今さらながらの衝撃的な発見でした。
2021年には、もう終わりかな?というタイミングにも行ってみよう! -
7月のわたしの誕生日数日前・・・基本的にリモートワークとなっている連れ合いですが、出社する日がありました。
その時にD払いで(同僚にやってもらったわけですが)誕生日のお花をオーダーしてくれたようで、自宅にお花が届きました。ありがとう!
誕生日の前後1ヶ月に、運転免許の更新がありました。嫌だなぁ・・・特に講習の時が心配・・・と思いましたが、更新を延ばしても、コロナはこの先もっと酷くなるかもしれないと思い、どうせなら早めに行っちゃおう!と、更新できる日になってすぐ・・・平日の午後一番に行きました。平日なのに意外と人がいるんだな~とビックリしました。
でも、窓口はビニールシートで仕切られ、行列もソーシャルディスタンスが守れるようにマーキングされ、講習の教室も窓が開放されており(夏なので窓を開けっ放しにできたのと、雨も酷くなかったのと・・・いいタイミングだったのかな)、思った以上にキチンと感染予防されていたので安心しました。
非常事態宣言の効果で、せっかく押されられていたコロナ感染者数でしたが、6月後半から少しずつ増えていきました。
後編に続きます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- たらよろさん 2021/02/03 12:34:37
- 季節感
- こんにちは、こあひるさん
昨年は季節感を感じぬまま終わった感じがあるので、
こうして、夏のお花を楽しめただけでも良かったですね~
でも、ここまでの春の花。
本当に何もなかったもんな。
今年はそのころには桜を愛でに行って、
そして夏へと繋がっていきたいなぁ。
たらよろ
- こあひるさん からの返信 2021/02/08 17:32:40
- RE: 季節感
- たらよろさん、こんばんは〜!
ホント、昨年は季節感がほとんどないまま終わってしまいましたね〜・・・何もしないまま終わった1年だった・・・。
春には緊急事態宣言や外出自粛があったので、夏から少しずつ、(珍しくついに)車で、混んでいないところに出かけるようになりました。振り返ると、お花を見に行くだけのお出かけばかりだった・・・なんて結果になりましたが(笑)。
今年も・・・雪イベントはほとんどが中止になっているけれど・・・お花見はできるのかな・・・と期待はありますが・・・。早くもさくらまつりの中止を決めたところもあるので(外出自粛などがなければ、見に行くのは自由だそうですが)、今のところ、出だしはあまり良くないようです。
でも、情報も知識も1年前より増えてきたので、気をつけながら、自分たちなりに安心して動ける範囲で楽しみたいですね。
こあひる
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- aoitomoさん 2021/02/02 22:00:15
- 花三昧~
- こあひるさん こんばんは~
周辺の花の開花時期をほぼ完ぺきに把握しているこあひるさんですから、
2020年コロナに影響されない花は上手に観賞撮影されているのだろうな~
なんて想像してましたが、当たってましたね~
一方で、『一迫ゆり園』など、新型コロナの影響で球根の輸入が難しくなったり、
花を育てるにはそれなりの人手が必要だったりと、色々な問題で花園が閉鎖されるなど、そこまでは考えていませんでした。
考えてみれば当たり前ですが、芝桜なんかも綺麗に咲かすには手入れが必要といいますしね。
そう考えると、集客もなければ経済効果も無くなりもし各地で花園の閉園が起きるとなると残念です。
タチアオイ群も見事ですがこちらも種まきなど手入れがあっての美しさなんでしょうね。
ゆり園同様、青空に映えて素敵な写真です。
仙台藩刑場跡、こんな場所も残されているのですね。
刑場があれば受刑者の遺体解剖が医学のために行われたというのもよくある話です。
愛宕山公園のアジサイ。
こちらも見事なアジサイが見れましたね。
和歌山にもアジサイ寺があったりして昨年訪れました。
そのとき新型コロナの影響で積極的な案内もありませんでした。
『開園はしてませんが、良かったら見て行ってください』的な看板があり、とりあえず見ることができました。
しかし、さすがに手入れがされていないせいか以前見た時よりも花は少な目でした。
『資福寺のド定番ショット』
坂の石畳が隠れるほどのこのアジサイ。
私もこあひるさんの過去の写真を見ているだけにびっくりです。( ´艸`)
後編も期待してます~
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2021/02/08 17:22:57
- RE: 花三昧?
- aoitomoさん、こんばんは〜!
いつもありがとうございます!
コロナ下で色々心配が大きくて、お花を見に行くくらいしか行くところがないわが家の夏でした〜(笑)。
でもコロナがきっかけで車を使ってお出かけするようになり、行動範囲が細かく広がりました・・・面積が広がったというより、今まで行けなかったスポットにも行けるようになったのが大きな変化で、とても楽しみました。
一迫ゆり園の閉園決定はとてもショックでした。2020年が最後とわかっていなかったので・・・まさかあんなにステキなスポットが閉鎖になるなんて・・・。
個人や地元の小規模で営むお花畑は、継続してくれる人がいないとダメですね・・・。ユリの球根を輸入しているのは意外でしたが・・・。
タチアオイは、観光スポットでもない通りすがりの場所に過ぎませんが、それにしては見事ですよね?毎年気になっていて・・・やっと見に行けてよかったです。
仙台刑場跡・・・思いの外ハマりました。こういう場所ですから心霊スポットとしても知られているようです。
愛宕山公園のアジサイ・・・なかなかの規模でとてもステキなところです。空いているのがいいな。aoitomoさんもアジサイを見にお出かけされたのですね〜・・・というか、本当はけっこう色々出かけていらっしゃったんでしょうね。
2020年は、お花のイベントを中止しても、閉鎖せずに開放してくれているところもあり癒されました。今年は、昨年よりも知識も情報も色々ありますから、感染予防をしながらも、皆に出来るだけ楽しんでもらう・・・という姿勢がより強くなりそうですね。期待したいです。
資福寺のアジサイがあれほど満開感いっぱいに咲くなんて・・・今さらながらホントにビックリでした。
後編はイエロー系ガンガンです。
こあひる
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