県内旅行でまたまた箱根へ。今回は名湯の芦之湯の松坂屋へ。③老舗旅館である松坂屋を堪能。

2020/12/04 - 2020/12/05

箱根芦之湯は、いつも車で通り過ぎていた所。
正月の箱根駅伝でもよくテレビに映る場所ですよね。
そこの歴史ある有名な松坂屋に初めて泊り、老舗旅館を満喫してきました。
お湯も毎分200l出るような源泉かけ流し。
白濁の温泉が気持ち良かったです。
特に貸切露天風呂が良かったな～
露天風呂付の部屋に泊まりたかったのだけど、その必要は無かったみたい。

平日限定の１泊2日2人で48,620円の一番安い部屋でしたが、満足でした。

夕食朝食共に、お料理も最高でした。
リピありですね～

2020年、最後の旅でしたが、素敵な老舗旅館で過ごすことができました。

エリア 芦之湯・大平台・宮城野(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

貸し切り露天風呂の予約時間になり、フロントに行ってカギをお借りしました。

ココがこの旅館の自慢の温泉施設である「万右衛門の湯」です。

草履をはいて、このような所を歩いて行きます。

敷地が広いことがココでも判りますね。
4000坪ですからね。

「万右衛門の湯」はこの建物ですね。

2019年4月、5つの貸切風呂が新たにオープンしました。

硫黄の匂いがします。
いい感じ。

５つの貸し切り露天風呂があります。

いくつかの貸し切り露天風呂のドアがあります。

私達の予約した貸し切り露天風呂は５つのうちの中の清右衛門。
フロントでお借りした鍵で中に入ります。

入るとこんな部屋。
暖房も効いてます。

ソファもあります。
ココは脱衣場です。

部屋のガラスドアの向こうに露天風呂が見えます。

部屋の隣は洗面と

シャワー

さあ夫婦で貸切露天風呂へ。

硫黄の匂いがプンプンしてます。

宿泊者は無料で45分、利用することができます。

100％自家源泉のかけ流しです。

少し白濁。
湯の華も浮いています。

なめらかで気持ちのいいお湯です。

露天風呂の中の大きな木。

45分間、ゆっくり堪能しました。

さあお部屋に戻りましょう。

ラウンジの隣のフリードリンク。

生ビールだってあります。
お風呂上りにはまずこれを戴かないと、、、

焼酎やサワー、チューハイのサーバーもあります。

このようなお酒も。

冷蔵庫にはソフトドリンク。

これはお菓子。

このようなスペースに座ってゆっくりビールを戴きます。

風呂上がりの方々がココ又はラウンジでゆっくりビールを飲んでいらっしゃいます。
皆さん部屋にあった作務衣を着ていらっしゃいます。
浴衣みたいにだらけなくていいですね。

庭を見ながらかんぱ～い！

部屋に戻って暫くゆっくりしていたら夕飯の予約時間に。

お食事処　えん　

直ぐにスタッフが出てきて、
「いらっしゃいませ。お部屋は？」

奥に案内されます。

夕食のお品書き

予約していたのは宿場懐石。

食前酒で乾杯！

写真に撮るのを忘れましたが、この後、日本酒を冷で１合オーダーしました。

バーンと出てきた前菜

順番に説明を受けます。

小町蕪　飛子

秋茄子翡翠煮
練胡麻
花穂紫蘇

いくらお浸し

虹鱒有馬煮
筍
三度豆

南瓜　
胡桃
枝豆
鼈甲飴

どれも美味しくて、日本酒が進んじゃいます。

松茸
才巻海老
銀杏
東寺蒸し

お造り

真鯛
間八
伊佐木

本鮪塩麹漬け

みんな美味しかったのですが、特に間八はプリプリでした。

揚物

太刀魚俵揚げ

これはサクサク！

夫婦共に白ワインをグラスでオーダー。

焼き物

糸縒鯛黄身酒盗焼き

これは風味が最高。

足柄牛です。

柔らかくて美味しかった～

次は？

栗入りの釜炊ご飯。

鶏つみれの椀と一緒に戴きました。

デザート

シャインマスカット
キュウイ
梨

どれもこれも最高に美味しかったです。

夕食後、暫く部屋で夫婦共に休憩。
お腹がいっぱいで、、、

で、暫くしたら、宿の内湯に行きました。

権現の湯。

スタッフがお湯のチェックに来ていたようです。
私「他のお客さん、誰もいないうちにお風呂の写真撮ってもいいですか？」
スタッフ「どうぞどうぞ。今のうちですね。」

女湯もどなたもいらっしゃらなかったようです。

源泉から加温・加水・循環することなくお湯が注がれてきます。

湯の華が浮いています。

結局出るまでどなたにもお会いしませんでした。

昔のお湯の入り方説明書

この後、ラウンジで家内と2人でフリーの生ビールを戴いてから部屋へ。
ゆっくり寝ることができました。

翌日早朝、朝風呂へ。

６時過ぎに夫婦それぞれ内湯に行きました。
昨日と男湯と女湯が入れ代っていました。

私が入る時に丁度数人の方が出る所でした。

昨夕と同じスタッフ(湯守？）がいらしたので、写真撮ってもいいか聞いたら、
「今、お客さんがいないので、今のうちにどうぞ。」

ここも湯の華が浮いています。
いいですね~

ゆっくり浸かりました。

外は雨。

7時30分になり、朝食へ。
部屋の名前を伝え、

昨日と同じ半個室に案内されました。

半個室の窓から宿の入口が見えます。

それにしても凄い雨です。

朝食のお品書き

箱根の老舗のお店の食材が並んでます。

この木の箱には強羅銀豆腐の桶豆腐が入っています。
下のコンロに火が入りました。

朝からこんなに食べれる～？
と言いながら全部戴きました。

自家製納豆

小田原籠清の蒲鉾
伊豆天城山山葵漬け

温泉卵

旬の茹野菜色々

足柄牛の有馬煮

相模湾の地魚

南足柄産自然薯とろろ汁

建長五目汁

部屋でゆっくり美味しいコーヒーを戴きながら、

雨が降ってる庭の景色を眺めてました。

チェックアウトの11時まで、

シニア夫婦は部屋でまったりしていました。

さあそろそろチェックアウト。

ショップによって、いろいろお買い物。

獅子文禄はココに宿泊していた事実を初めて知りました。

獅子文禄作「箱根山」を購入。
学生の頃に読んだ小説ですが、この宿も舞台になっていたことを初めて知りました。

木工手つくりのｉＰｈｏｎｅの音の増幅装置。
これ、電源いらずで優れもの。
お部屋にあって思ったより音もよく、重宝したので買っちゃいました。

皆様11時少し前にチェックアウトのようです。
少々込み気味のラウンジですが、そもそも広いラウンジですのでゆったりしています。

お世話になりました。

紅葉のお山にも雨が降ってます。

車までスタッフが荷物と傘を持ってくれて、その傘をくださるとのこと。
「松坂屋本店」のロゴが入ったオリジナル傘。
記念にはなるのですが、家には多くの傘があるのでお返ししました。

また訪れることもあると思われる素敵なお宿でした。