年末は和歌山へ（マリーナホテル、ポルトヨーロッパ編）

2020/12/28 - 2020/12/29

ここ数年、年末は京都で過ごす事が多かったですが、今年は「家から2時間程度の近場巡り」で残っている和歌山に絞って、何処か良い所はないかと探しておりました。
丁度、近ツーからのメールが来て和歌山市から程近いマリーナシティのホテルで、良さげなプランが紹介されていましたので、マリーナシティは聞いたことがありましたが初めての場所で、料理も美味しそうという事で予約いたしました。

ホテル隣接のポルトヨーロッパという遊園地では、光の祭典「フェスタ・ルーチェ」も開催されており、光り輝く冬のイルミネーションも楽しむ事ができました。

翌日は、30数年振りの和歌山市内を少し歩き、夕方に石切に立ち寄り年末の墓参りも済ませて、気持ちよく新年を迎える準備が整いました。

コロナ禍で大変な一年となった2020年、最後の旅です。

エリア 和歌山市(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

川西木部ICから阪神高速～関空連絡道～阪和自動車道経由で、90分程で目的地に到着できるようです。
家を昼前に出発し、阪神高速道路湾岸線　泉大津パーキングエリアで休憩＆軽食ランチです。

こちらは海側（神戸方面）と山側（和歌山方面）のＳＡが、阪神高速の上を通る通路で結ばれているという、不思議な構造でした。

展望台もあるようですが、コロナカ対策で閉鎖されていたのは残念でしたが、眺めの良いレストランがありました。

奥様は、ガッチョ（天ぷら）定食。

大和川より南、泉州方面ではメゴチをガッチュと呼ぶらしいです。
サクサクして美味しいですね。

私は夕食を考慮してタヌキ蕎麦。

思いの外、揚げが美味しかったです。

海南ICまで、家から本当に近かったです。

ICを降りてマリーナシティに向かい、ホテルにチェックインです。
本日の宿は、和歌山マリーナシティホテル。

ホテルは、1994年に開催された世界リゾート博に合わせ、松下興産が主体となり造成された開発総面積65ha（陸地49ha・水面16ha）の人工島にあり、隣接してテーマパークの「ポルトヨーロッパ」や、リゾートマンション、ヨット倶楽部（わかやまマリーナシティ海の駅として国土交通省より海の駅の登録を受けている。）黒潮温泉等があります。

部屋は、オーシャンビューバス・バルコニールームです。

客室は全部で99室、イタリア製のインテリアで統一され、全て異なるデザインとなっており、ホテルのコンセプトは、「イタリアの風を感じる、オーシャンリゾートステイ。」との事です。

目の前の海に沈む夕陽や緑のガーデン、各所に散りばめられたイタリアのエッセンスにより、海外リゾートのような風景を演出されているらしいです。

客室バルコニーからの景色。
海を正面に臨む絶好のロケーションで、今回は曇り空で見れなかったですが「日本の夕日百選」に選ばれた美しい夕日が望めるらしいです。

これからの予定ですが、先ずテーマパークのポルトヨーロッパに向かいます。
遊園地の乗り物で燥ぐ齢でも無いので、各所の演出を見ながら夜との違いを見つけるつもりです。

次に黒潮市場とわかやま館で、柑橘類等を見定め、天然温泉の黒潮温泉に浸かり、17時からの「フェスタ・ルーチェ」を見た後に、19:30からの夕食に向かいます。

ポルトヨーロッパの園内は、地中海をイメージした造りのポルトヨーロッパゾーンと遊園地ゾーンの2つの地区に分かれています。

こちらのクリスマスツリーが、「フェスタ・ルーチェ」でどのようになるのか楽しみです。

奥様、黒潮市場で有田ミカンを購入し、袋を下げて開場した「フェスタ・ルーチェ」に入場です。

今年は、コロナ禍で我慢の絶えなかった子供達にしっかり楽しんでもらえるようにとの想いから、中学生以下は無料、高校生以上の学生は半額との事です。

公式HPのマップです。
思っていた以上に見ごたえがありました。

昼間に見たツリーはこのようになって光っていました。

「フェスタ・ルーチェ」は、クリスマスを迎えるまでのワクワク感や、クリスマス当日のありったけの楽しい気分を表現したイルミネーションとなっているようです。

遊園地ゾーンとの橋の上も、綺麗なツリーが出現していました。

Present Tree、サンタクロースからみんなへのサプライズプレゼントとの事です。

Drop of Light、「光のしずく」という噴水から溢れ出た「しずく」が、周辺に
ちらばり次々に光りだす演出です。

光と水が作り出すロマンティックな空間となっていますね。

ウェーブスインガー、俗にいう回転ブランコもライトアップされています。

回転しながら見る夜景は綺麗でしょうね。

クリスマアーチ、光の世界へ誘ってくれます。

テレポートアーチです。
40mを超える光のアーチ、「若い二人の未来への道」って感じでオジサンは見ていました。

光の万華鏡。
点在する光るボールやキューブで、無数の光に囲まれ様々に変化する空間が表現されています。

プリズムケイブ。
中央のミラーボールが作る光と、音楽により幻想的な空間を創造しています。

私の世代では、この形を見ると大阪万博の「みどり館」、アストララマを思い出します。
中学生の時に見た、蒸気機関車が四方から迫ってくる映像を、今でもはっきり覚えています。

90分程「フェスタ・ルーチェ」を楽しみ、冷えた身体をタリーズで暖めてホテルに戻り夕食です。

ホテル1階の、イタリアンレストラン「カーロ・エ・カーラ」で頂きます。

いつもの如く、一杯のビールを2人で分け合いながら、無事一年を過ごせたことに感謝です。

「マーレ」のコースです。

先ずは「シェフからのエントラータ」

続いて「本日の前菜盛り合わせ」

魚介類が美味しいですね。

このホテルの看板料理のようです。
「活け鮑のスパゲッティ」

「本日の魚介のカチュッコ」

「牛フィレ肉のステーキ　バローロの赤ワインソース」

最後は「本日のドルチェ」と珈琲

淡々と運ばれてくる流れですが、美味しい料理でした。

翌朝は2階、大空間でのビュッフェ。
このホテルは朝食に力を入れているようで、「まるごと和歌山の朝ごはん」と銘打っています。

10種類の梅干、4種類の湯浅醤油に果汁100%のストレートみかんジュース、や梅ジュース、和歌山ラーメンも用意されていました。
奥様は、灰干し秋刀魚やシラスの海鮮系が好みのようです。

温泉ではありませんが、マリーナを見ながら入るお風呂は私のお気に入りポイントです。

朝夕、好きな時間に何度でも入る事が出来て幸せです。

本日これまで。

この旅行記へのコメント （2）

• Antonioさん 2021/02/04 23:09:45

  ポルト ヨーロッパ

  こんばんは。和歌山も中国の大連にあるような擬似ヨーロッパのアトラクションがあるのですね。和歌山市内は観光したことがなく、和歌山にある吉野シェフのフレンチは、評判がいいので、ぜひ訪問したいですね。

  まつじゅんさん からの返信 2021/02/05 09:17:46

  Re: ポルト ヨーロッパ

  Antonioさん
  
  いつも私の拙い忘備録へのご訪問＆コメントありがとうございます。
  ポルトヨーロッパは良く出来た街並みだと思いましたが、悪く言えば博覧会などのイベント後の虚構なのかもしれません。
  入場料は当初から無料化の予定だったようですが、アトラクションは昭和の遊園地という感じで、豊島園等の閉園のニュースを見て、遠からずそのような運命になるのかなという危惧を覚えました。
  次にアップ予定ですが、和歌山市内って本当に何もない街という感じです。
  吉野シェフのお店は、私も興味があります。逆に何故和歌山市なのかなという気もしますが、地方にも美味しいお店は沢山ありますから、中核として成り立って行って欲しいと思いますね。
  ありがとうございます。
  
  matujyunn