絶景が広がるアルプスの山歩きと鉄道の旅：スイス、リヒテンシュタイン旅行【３６】（2019年秋 ７日目① 朝焼けの鋭鋒）

2019/09/18 - 2019/09/18

ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京
2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動
6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京
11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田
　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス

今回は７日目①です。

エリア ツェルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝になりました。今日の最初の予定はスネガへのケーブルカーの始発8:30に乗れればいいのでゆっくりです。ホテルの部屋からマッターホルンは見えませんが、代わりにゴルナーグラート鉄道の線路が真下を走っています。

ちょうど昨日乗った始発7:00のゴルナーグラート行きが通って行きました。

食事の前にマッターホルンを拝みます。

ちょこっと朝焼けの赤みがあります。雲が多いのが残念です。

ということでまずはゆっくりホテルでモーニングバイキングです。品数も多く目移りします。

こちらはハチミツ。巣から取って来たような感じです、まあそんなことはないでしょうが美味しく見えます。

野菜類は少な目ですが、肉の種類はたくさんあります。

この辺は定番ですが調理の仕方も上手です。

取って来たのはこんな感じ。今日も短いながらハイキングがあるので腹八分目にしておきます。

食事とチェックアウト手続きを終え出発です。
（ﾎﾃﾙ7:37 ⇒ 7:44ﾂｪﾙﾏｯﾄ・ｹｰﾌﾞﾙｶｰ乗場）

朝焼けでほんのり赤かったマッターホルンの色は戻っていました。

今日の午前中の予定は、当初ケーブルカーでスネガまで行き、そこからハイキングでライゼーを回ってツェルマットに降りて来ようかと考えていたのですが、下山ハイキングコースが昨日と似たようなところかと思ったのと、時間的余裕がありもう少し行程に変化が付けられそうなので、予定より追加料金がかかりますが、ケーブルカーで登ったスネガからさらにロープウェイでブラウヘルトまで行き、そこからステリゼーまで往復ハイキングし、ブラウヘルトからスネガを通りツェルマットまでは行きと同様、ロープウェイとケーブルカーで戻る行程に変更しました。ちなみにスネガへの切符は当日買うことにしていました。

歩いているとバスが。これも電気自動車です。こんな大きなのもあるようです。

スネガ行きケーブルカーの駅に到着。当日購入のため窓口が混雑すると困るので早めに来ました。

幸い混雑はなく8:00に窓口は開き切符を購入、ブラウヘルトまで半額パスを使用し、往復CHF19.5（約2,300円）でした。ケーブルカーは地中を行くため、乗場へは長い通路を歩いて行きます。

ようやく到着したのですが改札はなかなか開けてくれず直前になって開きました。

ケーブルカーなので斜度がきついのは当然ですが、この路線は飛びきり急斜度です。

トンネル内走行のため眺望は望めませんが、とりあえず一番前へ。

発車、真っ暗な中登って行きます。
（ﾂｪﾙﾏｯﾄ8:30 ⇒ 8:35ｽﾈｶﾞ）

ゆく手の小さな光がだんだん大きくなってきます。

僅か5分で終点スネガ、ここは2,288mと地下駅の1.605mから一気に683m駆け上がって来たことになります。車両もこんな感じで新しく快適です。

列車を降りると地上の展望台です。

市街地から10分程度でこの眺めが得られるとは。と、ここで満足してはいけません、この展望台にはまた後で来るとして先を急ぎます。

続いてはゴンドリフトに乗換えます。案内板が整備されているのでわかり易いです。

ゴンドラリフトは次々来るのですぐ乗れます。
（ｽﾈｶﾞ8:38 ⇒ 8:45ﾌﾞﾗｳﾍﾙﾄ）

快適に高原の奥へと運んでくれます。

振り返るとマッターホルン。

ブラウヘルト、こちらも7分ほどで到着しました。

駅を出てさあハイキングの始まりです。

この旅行記へのコメント （2）

• ニコニコさん 2021/09/22 08:50:34

  コムハニー

  とーりさん
  
  おはようございます
  
  ホテル朝食にコムハニーがあるなんて良いですね！
  このホテルもアリだな^^
  
  マッターホルンは一度は観てみたいので、そろそろ予定を立てているのですが、いつ行かれる様になるかしら？
  
  ニコニコ

  とーりさん からの返信 2021/09/22 23:08:43

  そうなんですね。

  ニコニコさんこんばんは、とーりです。いつもありがとうございます。
  
  朝食会場のはちみつのはコムハニーというのですね。あまり食べなれないもので知りませんでした。教えていただきありがとうございます。
  
  私の場合、旅行先では朝食が付かない場合はまず食べないので、たまに付いているホテル、しかもバイキングとなると、どれもこれも食べたくなってしまうのですが、外国の場合はトイレが気になって自重気味です。でもここのは久しぶりに「もっと食べておけばよかった」と思える内容でした。
  
  そろそろ海外渡航も解除され、色々行きたいですね。
  
  
  
  とーり