2020冬・中国（地方）の旅（パート1：プロローグ（北海道から広島まで））

2020/12/17 - 2020/12/17

2020年12月、コロナ禍の収束が見えないどころか、まさに急拡大中の中で、旅立つことになりました。

世の中的には批判されて当然の旅行ゆえ、あまり大きな顔を出来ないのですが、本旅行においては、とにかく繁華街に行かないこと、密が予想される店内での外食は一切しないこと、いかなる場においても、人との距離を意識することを徹底して対処させて頂きました。

正直、これだけ対策を講じても感染してしまったならしょうがない、どうせ、北海道でも広島でも感染は急拡大中だし、みたいな自己正当化の言い訳の中での旅路となりますので、批判的な立場の方に対しては申し上げる言葉はございません。予めお詫び申し上げたいと思います。

今回は、広島県誘客促進支援事業の制度を活用し、中国地方へ。中国に行く、という響きが海外旅行っぽくていいな、という妄想付きで…(-_-;)。日本のナショナルフロッグ（フラッグ）、日本航空様のダイナミックパッケージにて、30000円以上の旅行に対して15000円の補助がある、とのことでしたので、ぎりぎり30000円（実際には30300円）となるように、しかも決済はJLマイル→eJALポイント移行（10200マイル）使用なので、実質的な支払いは0円です。それに該当するホテルを1泊だけつけて、後の6泊は別手配での7泊8日での旅となります。

折しも、周知のとおり、日本国政府様が、12月28～1月11日の期間中におけるGOTOトラベル事業の一時停止を発表されましたので、ある意味、それまでの”駆け込みGOTO”的な旅路となりましたが、きっとこの猶予期間に同じように慌ててGOTO旅を実施された方は多いことでしょうね。まあ、批判される立場の方も多いと思いますので、ここではサラッと流させて頂きます。

本旅行記では、本旅の初日、北海道から広島に至るまでの旅程を取り上げさせて頂きます。

（表紙：国際線発着がすべて停止し、”ゴーストターミナル”状態の新千歳空港国際線ターミナル出発階の様子）

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここ数年は恒例となっている、晩秋～初冬にかけての南瓜の出荷作業を15日に終えて、これまた恒例のお寿司を御馳走になった二日後に本旅の出発となります。

17日朝、まだ暗さの残る中、旭川行きの始発に乗車し、和寒駅を出発します。
（まだ冬休み前なので、高校生の行列が続く列車ですので、このアングルにて失礼致します。）

和寒駅 駅

この朝便は、途中蘭留駅までは旅客利用できるのが2両なのですが、蘭留からは三両目が開放されます（平日の運用）。

という訳で、宗谷本線の普通列車としては珍しい3両運行なんですね。

来春以降は、キハ40さんが激減することが予想されますので、今のうちに沢山撮っておきましょう。

この日は833の子。

730の子。

そして1714の子の3両編成でした。

旭川から普通列車を乗り継いで岩見沢を目指しましょう。

旭川駅構内でここ数年、この時期の風物詩となっている電飾＆ツリーの様子。

旭川駅 駅

周知のとおり、この時期は、札幌のみならず、旭川でも病院を中心としてクラスターが発生して、外出の自粛が要請されていた時期ですので、人影もまばらです。

何か悪いことしてるように感じてしまうな…(;´Д｀)。

途中、豪雪の中を走ってきたと思われるこの子の折り返し運行にて…。

岩見沢を目指しましょう。

この列車も、クモハ、モハとの3両編成となっていましたが、ちょっとモーター音を回避して、こちらで静かに過ごさせて頂きましょう。

今年はコロナ禍の中で皮肉ともいえる南瓜の大豊作、でしたので、10月半ばから12月半ばにかけて、ほぼ休日もなく働かせて頂きました。

コロナ禍の中で、きちんとお仕事させて頂けたのは有難いことですね。
感謝しつつ、自身の労苦へのご褒美（？）として、安ワインとカマンベールチーズで、小宴を開催しましょう。

こんなご時世ですので、車内も閑散としています。
冬の北海道なのに、扉も全開状態で、密にならないように配慮されていますので、安心して（しかも同行者もいないので）、小宴を楽しみましょう。

2020年12月、北海道は各所で大雪に見舞われておりましたが、中でも酷かったのが岩見沢界隈ですね。

その岩見沢が近づいてくる毎に、積雪量が増えているように感じます。

豊沼駅 駅

美唄市域南側の光珠内までやって来ると、12月としてはやはり相当の積雪量を感じるようになりました。

この先が岩見沢市域となります。

光珠内駅 駅

で、岩見沢駅に到着。

岩見沢駅 駅

”豪雪の本丸”、岩見沢駅にはやはり沢山の除雪作業員様が待機しておられました。

皆様のおかげで、大雪の中でもこうして岩見沢まで無事やって来ることが出来ました。本当に有難うございます。
（実は当初、前日は大雪で岩見沢界隈の列車がかなり運休していたので、この日も動かないようであれば、バス利用も考えていました。）

君にも無事逢うことが出来たよ～( ´∀｀ )。

で、今度は北海道内の”コロナ本丸”というべく、札幌を目指します。
最近にしては珍しく、この区間においても、クロスの子に乗車することが出来ました。


それにしても、GOTOが全国一斉停止になった今から眺めると、札幌市や大阪市における先行的なGOTO停止が何だったんだろうか、と思ってしまうな。

てかあの時期にも、近郊の小樽とかでは普通にGOTO予約できたので、棚ボタで喜んでいた札幌近郊の町の宿泊施設とかも多かったことでしょうな…。

江別まで来ると、ガラッと積雪量が少なくなってきました。

そういや、この時点で札幌は殆ど雪がないって言ってたな…。

江別駅 駅

で、いよいよその札幌市域へ。

道内では最大のコロナ感染地に突入しましたので、緊張度が高まります。

森林公園駅 (北海道) 駅

でもやはり、思ったより乗客は少なく、密にはならずに済んだよ。

雪も全然ないし…。

岩見沢とそれ程離れていないのに、なんでこんなに違うねん？？？

苗穂駅もリニューアルされてからもう2年が経ちますね。

苗穂駅 駅

で、道都の中心駅に到着。

札幌駅 駅

ここではちょっとお買い物したいものがありましたので、緊張しながら改札口に向かいます。

でもやっぱり、いつも混雑している札幌駅とは思えない閑散ぶりですね。GOTO先行停止の影響も大きいのかな…。

地下街もガラガラです。

アピアのクリスマス装飾。

何だか寂しげに見えるな…。

札幌アピア 市場・商店街

で、エスタのビックカメラでお買い物を済ませてから、駅に戻りましょう。

因みにこの日の旅程は、勿論１８きっぷ利用です。
和寒では購入できませんので、前日に士別駅にて購入しました。

で、一回目は旭川駅にて入鋏。

で、１８きっぷ旅程ですので、安心して新千歳空港へ。

と言いたいところですが、コロナ禍でレラバスは止まっていますので、鉄道利用の場合は必然的にこの駅経由となりそうですが…。

まあ、昨年のJR北海道運賃値上げ禍（？）の中で、南千歳＝新千歳空港間の加算運賃は値下げになりましたので、少し割安には感じるんでしょうけど…。

新千歳空港駅 駅

もう無理じゃね、東京五輪？

北海道にも来なくて良し。

でここでは何とまず到着階に移動して、モスバーガーにてテイクアウトのオーダー。

４トラ登録がほとんど消えてしまったファストフード系店舗の中で、モスの空港店舗は生き残っているようですな…(^^;)。

モスバーガー 新千歳空港店 グルメ・レストラン

で、中国行きの旅程（妄想）ですので、国際線ターミナルに向かいましょう。

新千歳空港 空港

途中、通路沿いのシュタイフさん。

ゾウさんがステキ。

クマさんもメリクリ～。

で、この通路（ディスカバリーウォークって名前だったのを初めて知ったよ(笑)）上で、ツリー写真を二枚撮影してみせるとお菓子カップが貰えるとのこと。

アラフィフのおっさんでも貰えるのか、後で行ってみましょう(;^ω^)。

きっと貰えるよね～、ケロちゃん。

うん、あげるケロ～(;^ω^)。



何のこっちゃ…。

関係者以外、全く人影の見られない国際線ターミナル。

入場は制限されていませんので、国内線利用時も密を避けるための休憩先としてお勧めですよ～(;'∀')。

タヌキコンビニもあるしね～( ´∀｀ )。

空港従業員様向けに営業してるんだろうな～。

で、ここでは先程購入したモスバーガーを頂きましょう。

何やら、期間限定のダブルハンバーグ入りバーガーですぞ。
赤ワイン入りということで、高級感溢れる私にピッタリザマス、オホホッ。

旅のはじめということもあり、おだってしまって一つ800円もするハンバーガーを買ってしまうなんて、この先が思いやられるわ…(-_-;)。

で、先程購入した品のチェックを。

実はこの旅の少し前に、5年以上使っていた単三・四充電池用の充電器が壊れてしまったんですね～。私は単三電池対応のデジカメが好きなので、これは必須アイテムなんです。

これを機に、充電池4本も併せて買いカエルましたので、これだけで2000円近い出費となります(;´Д｀)。

ドラちゃんも何だか寂しそうだな…。

到着便案内モニターの様子。

一応、”欠航”扱いなんですね…。

皮肉なことに、本当に中国の地名が数多く並んでいますね。

中国地方も良いですが、中国にもまた飛び立てる日が戻ってきて欲しいな…。

で、出発階へも。

当然、この有様です。

出発便案内も、当然キャンセルがズラッと並びます。

一つ良かったのはこちら。

国際線Tの制限エリア手前の電源席、復活したんですね。
最近は出国前の過ごし場所に困っていたので、これは朗報です。
（但し、その肝心の出国が出来ないんだけど…(~_~;)。）

パーティションが設置されているのは最初から？それともコロナ対策から？？？

それでは、国内線Tに戻りましょう。
途中のアミューズメント施設も色々と止まっていますね…(;´Д｀)。

ドラえもん わくわくスカイパーク テーマパーク

キティちゃんも寂しそう…(;´Д｀)。

ハローキティハッピーフライト テーマパーク

サンリオが誇る大スター（？）、けろっぴちゃんも笑顔ですが…。

で、最後にシュタイフさんのショップに立ち寄り、先程の二枚の写真を見せると…。
こんなおっさんでも、無事お菓子カップがゲットできましたよ～。

お菓子貰うだけでは申し訳なく思い、最近のシュタイフさんのカエルぬいぐるみの動向を尋ねてみると、少ないながらも、幾つかを見せてくれました。やっぱりマイナーみたいですね。シュタイフさん、もっとカエルさんを強化して欲しいのだケロ～（願）。

シュタイフ新千歳空港店 専門店

お菓子カップの中身はこちら。

飴ちゃん四つとサンタさん（チョコレート）三匹、という内訳でした(;^ω^)。

では、搭乗口へと向かいましょう。

搭乗機はこちら。

おおっ、何とこれはA350ではないか。
実はこの機材は初搭乗ということになります。

本当は、JLダイナミックパッケージは新千歳＝広島の直行便のみが最安値設定となっていて、経由便は高くなるので使えなかったんですが、コロナ禍でこの直行便が運休となってしまい、自動的に往復ともHND経由便へと振り替えられたんですが、これはちょっと得した気分です( ´∀｀ )。

(JL512/JA05XJ/A350-900)

新千歳空港 空港

では、搭乗しましょう。

通路上からは、FDAの黄色い子が見えました。
雪景色に映えますね～。

A350はパーソナルモニター付き機材です。

国内線では、B787と並んで、今では貴重な機材と言えそうですね。

浅草も長いこと行っていないな…。

でも、コロナ禍が続く限りは、首都圏観光は暫く出来なさそうだな…(~_~;)。

NHさんだと、歌舞伎の映像を期待したいところですが、JLさんの映像は何だかシンプルなアニメーションですね。まあ、それも良いか( ´∀｀ )。

で、機内ドリンク。

実は事前にJL名物のスカイタイムがリニューアルされたとの情報を入手し、それを頼もうと思ったら、何だか提示されたメニュー表に提供停止中の文字が…(;´Д｀)。

仕方がないので、アップルジュースを頂きます。

国内線で映画が観られるのは貴重ですね。

”疑似中国”旅を楽しむのにはぴったりな国内線旅です( ´∀｀ )。

まあ勿論、CTS＝HND間のフライトでは、飛行時間が短すぎて、全部を完全に観ることは出来ませんので、時々早送りしながら鑑賞します。

降機時にはこんなのも見られました。

流石、日本が誇るナショナルフロッグ様だケロ～( ´∀｀ )。

で、東京砂漠に到着。
乗り継ぎ時間が2時間ほどありましたので、コロナ禍がなければ、穴守稲荷にでも参拝させて頂きたいところですが、現在の東京では、そんな行動は許されません。

静かに制限エリア内でPCでもいじりながら過ごしましょうね。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

２０２０に夢を。２０２０に力を。

申し訳ないけど、そんなものはなし。

何はともあれ、令和二年初の東京入り（HNDの制限エリア内だけ、やけど…）を祝して、空港では空弁と名前をカエルていた、こちらの有名な駅弁を頂きましょう。隣の横濱チャーハン、というのにも、お値段から惹かれるのですが…。

やはりここは、ド定番のシウマイ弁当を頂きましょう。

崎陽軒のお弁当、最近は季節限定の商品とか食べていたので、シウマイ弁当を食べるとなるともう10年ぶり位かもしれませんね。

この経木の蓋に付いたご飯粒から頂く、という、クラシカルな駅弁スタイルが変わっていないのにもホッとしますね。やはり、日本駅弁界の横綱といって過言ではない名物駅弁だと思います（空港で食べてるけど…）。

あー、うんみゃかった～(;^ω^)。

最近は胡散臭いゴージャス感ばかりのお高いお弁当が海千山千の中で、こうした伝統を守り続けている崎陽軒さんには敬意を表したいですね。

で、乗り継ぎ便に関してはこちら。

今度は流石にナローボディ機のようですね。
(JL265/JA343J/B737-800)

で、機内へ。

東京→広島なんて、広島空港の立地の不便さをかんガエルと、新幹線利用の方が便利なようにも思いますが、やはり乗客は少ないようですね。コロナも影響しているとは思われますが…。

という訳で、令和二年最初の東京（羽田空港だけ）よ、さらばじゃ！

流石に大都会の夜景は見応えがありますね～( ´∀｀ )。

おおっ、眼下にはスカイツリーが！
こんな真上を通過するとは…。

東京スカイツリー 名所・史跡

で、暫くスカイツリー界隈の夜景を楽しみながら、快適なナイトフライトが続きました。

で、ドリンクの配給を受けます。

ここでも”新・スカイタイム”の配給は止まっておりましたので、リンゴジュースを頂きます。

今度はパーソナルモニターがない機材ですので、機内誌でも読みながらのんびりと過ごしましょう。

頭上のモニターにふと目をやると…。

GOTOトラベルの大々的な宣伝を流していますね。
実は、私の新千歳＝広島往復のダイナミックパッケージに関しては、GOTOと併用は不可の広島県のプラン（？）を利用していますので、このフライトに関しては関係ないんですけどね…。

実は、1月11日に、別件で片道のGOTO利用のダイナミックパッケージを予約していたのですが、何と、丁度11日までがGOTO対象外となってしまったので、解約を余儀なくされてしまいました(-_-;)。無茶苦茶安かったんだけどな～(~_~;)。

迷走を続けるGOTO、この先、どうなることやら…。

途中、名古屋上空も通過。

年末年始は無事カエルことができるのだろうか？？？

関西上空も通過し、いよいよ中国エリアに突入です。

で、広島上空に。

無事、HIJに到着。

広島空港 空港

降機後、到着口に向かう通路上にも、GOTOの告知が…。
何だか痛々しく感じてしまうな…。

という訳で、広島空港に到着しましたので、今回の中国地方旅の導入部分に関する本旅行記はこれにて終了となります。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。