2020/11/14 - 2020/11/14
127位(同エリア169件中)
まりも母さん
「紅葉探し2020大子編 あえて袋田の滝を外し 紅葉絶景とレトロ見物」
https://4travel.jp/travelogue/11667226
の続きになります。
大子を離れ 車で向かった 紅葉探しの場所は「矢祭山」
もうひとつの奥久慈紅葉名所です。
矢祭山公園から久慈川あたりの紅葉を見終えた頃
たまたま話しかけて来られた男性に 別の紅葉ポイントを教わり そちらへも行ってみる事になりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
奥久慈 矢祭山 もう茨城県ではなく福島県内です。
目的地の矢祭山公園に着く手前には「ここからみちのく」みたいな看板があります。
確かに、東北地方に突入で、みちのくまで来てしまった訳です。
久慈川にかかる JR水郡線 第9久慈川橋りょう
紅葉の季節は、緑の鉄橋とバックの赤いもみじが良い眺めとなります。 -
国道118号脇の駐車場に車を停めて 公園内へ歩きます。
公園入口のスロープあたりのもみじは、見頃です。 -
大子より 紅葉の進みはまだって感じですが、
美しいグラデーションの葉っぱが見事でした。 -
坂を登ると高い位置から さっきの鉄橋が見えます。
電車が通るのを待ってカメラをスタンバイしている方も居ましたね。
この景色の中 電車が走ってくれればいいのに、とダンナが時刻表をチェックすると・・・。
まだ、電車が来るまで30分どころじゃない時間がありました~。
待っては居られないのであきらめます。 -
公園の中 赤い太鼓橋があり、数年前 橋の上のもみじが色づき 赤い落ち葉が絨毯のように散っているのを写真に撮ったのですが・・・
残念。この日はまだ色づきが 全然でした。(2012年の訪問でした)
8年前のその時も登りましたが、およそ30年前お弁当を食べた岩まで上がってみました。
ダンナと私 それに都内から来た私の友人の3人で
ここから 真っ赤な紅葉を見ながらお弁当を食べたのは
いつになっても忘れられない程の紅葉絶景なのです。
8年前も今日も あの時のような真っ赤な紅葉ではないのは・・・木が育ったり 枯れたりして
風景が変わってしまったからなのかも。
ここからの景色をLINEで友人に送り 懐かしさを感じてもらいました。 -
矢祭山駅とその向こうに吊り橋が見えます。
ここを降りて 吊り橋を渡ってみようと思います。 -
久慈川沿いの木々も紅葉しています。
数年ぶりに来たら、少し様子が変わっていました。
あゆの吊り橋の手前側に駐車場と芝生の広場が出来ていました。
が、1年前の台風で久慈川も増水し町内では 橋が流れた場所も。
張った芝生は流されてしまったそうで、この日も張り替えた芝あたりは まだ立入禁止となっていました。 -
あゆの吊り橋を渡った先 「夢想滝」の案内があります。
まだ見たことのない滝なので今日は行ってみます。
遊歩道が敷かれています。一部滑りやすそうな場所もありますが、
吊り橋から滝まで約5分です。 -
小さな滝がありました。
吊り橋からここへの道は岩と木にかこまれた 少し薄暗い場所で、もみじは無かったです。
数人の方が滝見物に来られていました。
皆さん 滝を見るとすぐにUターンでしたね。 -
滝への道の途中には「おりこうさん」「合格さん」というお地蔵様があります。
他にも苔を衣のように纏った この石仏も。 -
あゆの吊り橋を戻り 久慈川方面から 矢祭山駅を
小さな田舎っぽい駅舎です。
矢祭山は 桜の名所でもあります。駅向こうのすでに葉を落とした木々はきっと桜の木なのでしょうね。
そういえば・・・北茨城に桜を見に来た事ってなかったなぁ。
来年は来てみようかな。 -
橋のあたりから矢祭山方面を眺めていると 鷹っぽい鳥が2羽飛んでいるのが見えました。
岩の先端に停まったので、ダンナが写真に撮っていると・・・
「遠目の紅葉もいいですよね~」と話しかけて来られた男性が。
「いや、鳥を撮ってるんですよ。」なんて 話から
「山本不動尊の紅葉がすばらしいですよ 近いから行ってみたら?」と いう話に。
「近い」と言われたら行くしかないです。
車に戻って、まだ少し明るいうちに と 急ぎ行くことに。
ちなみに、岩にとまっていた鳥はハヤブサでした。 -
「車ならすぐだよ」と言われた 山本不動尊 ナビで調べると車で30分程でした。
これを近いと言うかどうかは、個人の感覚でしょうが~。
まぁせっかくだし この機会を逃すと二度と行くことも無いかもって気もするので
おじさんの情報を信じ「紅葉絶景」を見に行きました。
山の中のキャンプ場や公園のような場所に駐車場がありました。
おじさんは「結構 混んでたよ」と 言ってましたが、もう夕方に近いので、そんなに人が多いって感じでもなく。 -
参道は紅葉の屋根で真っ赤でした。
石堂山徳善院 山本不動尊
まりも母・・・最初おじさんが「やまもとふどうそんのもみじ きれいだよ~」って言った時
「山本不動産」だと思って「どこの会社の敷地だよ?」って~思っちゃった訳さ~。
他所の会社の敷地じゃ~見れないじゃん。みたいに~ スルーしそうになりましたが・・・。
ダンナがちゃんと「山本不動尊」って聞いていてくれてよかったっす。 -
まっすぐ進むと右手に建物がいくつかあり その先が右へ曲がって。
この庫裡のあたりは 石畳に苔のお庭が美しい明るい場所でした。 -
お寺の建物にもみじは合いますねぇ。来てよかったです。
-
時間はもう2時半過ぎ。
日は傾き 石灯籠がもみじに照らされピンクに染まっていました。 -
谷にかかる赤い開運橋を渡ると 護摩殿。
丁度七五三参りの時期でしたね。
護摩殿の左側に進んでみると・・・ -
超急な長い階段の先に奥の院があるようです。
ものすごい石段です。
奥の院は 上の岩山の洞窟状の場所にあり 岩肌の風化により石片が落下していたようです。
その為 洞窟上部を金網で覆う工事が行われ、その足場と資材荷揚げ用の索道が設置されているのでした。
今は、工事中で奥の院に行かれませんが、行けなくて良かった。
この階段を登り降りするにはザイルでビレイ取らないと死ぬかもしれん・・・と思ったまりも母。
(工事は12月中旬に完了予定) -
鐘楼も菊の花が飾られています。
見損なっちゃったけど 鐘楼堂の天井には雲竜画があったようです。 -
境内来た道を戻ります。
奥の院は岩山の上の方 また境内には谷になった場所 川も流れています。
春はシャクナゲ、ツツジの花も咲くそうです。 -
秋の終わり 咲き残りのリンドウ。
-
山本不動尊 紅葉が美しいのは 庫裡・本堂・薬師堂など建物前の参道辺りでした。
石灯篭、苔の景色と相成って日本の良い景色。 -
今日ふたつ目のお寺と紅葉の景色。
お寺の紅葉は 自然の景色とはまた違った 紅葉絶景ですね。 -
紅葉参道 あっという間に薄暗くなってきてしまいました。
手水鉢の落ち葉もちょっと寒そうに。 -
全く知らなかった福島県南の紅葉名所。
今日 矢祭山で出会ったおじさんに教わらなかったら、知る事もなかったかも。
ここに来られたのも コロナ禍でありながら 人との縁ですね。 -
陽が陰り 鮮やかさも失われてきたもみじ。
山の中は日が暮れるのが早いです。 -
金魚と鯉も浮かんだ落ち葉で紅葉狩りですね。
ちょっと遠回りして来てみた山本不動尊 良い景色が見つかりました。 -
予定外に遠くまで来てしまい 帰り道は袋田の滝、龍王峡などの紅葉見物帰り客と混ざって混むかもしれない。
と、言う事で、のんびり下道で行けるところまで。
進む途中 そうだ、里美のかかし祭り!とまたもや 10年近く前に行ったのを思い出しました。
通りがかりだし、と寄ってみます。
第33回里美かかし祭 (里美ふれあい館イベント広場)
もう祭の時間は終わっていました(15時まで)
ですが、会場に入って見る事はできます。 -
トラディショナルな「案山子」は案外少なく 世相を反映したモチーフのかかしが多いです。
そのあたりは、世相を反映の変わり雛と同じ感覚。
これは、キョエちゃんかかし。
なんか竹みたいなのをくわえているのは 鬼滅バージョンって事かいな? -
こちらは 土下座指南。
やっぱ 半沢なんですな。
ですが、田んぼで土下座じゃ~低くて目立たんな・・・。
隣には首はマネキン?なのか 顔が全く別人のなんちゃって炭治郎。 -
会場内にもいくつもあった やっぱ、今年は アマビエ様ですね。
染めた三つ編みで飾られている所も良い出来です。 -
そして・・・これ!昨年末から新年の頃の出来事だったのをすっかり忘れてました~。
コロナのあれこれがずっと続いて 今年の初めの頃の事なんてどっかに行ってた~。
微妙に顔も似ていて、ワロタ。 -
今日の昼間 かかしコンテストの表彰式もあったよう。
入賞者のかかしには札があります。
これはグランプリの「なおみかかし」
私も、これが一番良くできていたと思いましたー。
ポーズもラケットも良く出来てる。
ちゃんと全部が藁で出来てる所もいいですね!
今日は朝からあちこち車で廻って、紅葉絶景も レトロタウンも
最後は田舎のまつりも楽しめました。
コロナ禍で閉塞感のある毎日でも こうして屋外に見どころを探せた楽しい一日でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34