2020/11/26 - 2020/11/26
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akkiy363672さん
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毎年、春の「円山公園 枝垂れ桜」と、秋の「嵐山 宝厳院 紅葉」は、必ず見るように努めています。
今年はコロナで、春の円山公園ライトアップは中止になってしまいましたが、あと何回、10回…20回…30回 見ることができるか…という思いを、毎年持ちながら通っています。
京都も、今年の紅葉は早いようで、「宝厳院」「鹿王院」とも晩秋といった風情の紅葉でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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午前9時30分、天龍寺に車を止めて、真っ直ぐに「宝厳院」へ向かいました。
山門前のモミジのトンネルです。
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少し盛りを過ぎた感じですが、この風情もまた良しです。
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入ってすぐの築山と枯山水て、人生の苦海を表わすとか。
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苦海を振り返って…。
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右手にある、松の木の根っこ。
しかし、「宝厳院」ほどの名刹になると、木の根っこにも由緒があって(汗)、この根っこは「破岩の松」と言われ、「願心」の大切さを表わしているとのこと。 -
園内には「獅子岩」「碧岩」などと名付けられた巨岩が、あちらこちらに見られます。
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回遊路のすぐ横にある「獅子岩」。見る角度によって、獅子の姿に見えます。
この庭を「獅子吼の庭」といい、獅子吼とは仏が説法するの意で、庭園を散策し、鳥の声・風の音を聞くことによって、人生の真理・正道を肌で感じることができるそうです。これを「無言の説法」と呼ぶそうですが、ただ歩くだけで心が癒される庭であるとのことです。 -
もう10年ほど、ほとんど毎年、新緑と紅葉の時期にこの庭を訪れているのですが、今だ人生の何たるかは解らず!
どうしようもない、煩悩の塊りということですかね。 -
モミジ越しに本堂・庫裏を…。
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ここ「宝厳院」は天龍寺の塔頭寺院で、1461(寛正2)年、室町幕府の管領細川頼之により創建、広大な敷地を有した巨大寺院でした。その後、変遷・移転を繰り返して現在に至りますが、500有余年の歴史ある寺院です。
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11時、また来年…ということで…。
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「宝厳院」から桂川河畔に出て、亀山公園に登り、竹林へ…。
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11時30分、お菓子司「老松」に入り、お汁粉でひと休みしました。
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「老松」のあと、渡月橋へ。今日は、全くのガラガラ…。
この3日ほど前の3連休には、コロナ禍をものともせず嵐山界隈は観光客でごった返していて、ここ渡月橋も車道が見えないほど人々々に溢れていました。
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渡月橋から徒歩10分。足利幕府3代将軍足利義満が勧進創建した禅寺「鹿王院」を訪ねました。
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外門を入ったところの受付です。
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外門から総門に至る参道…。
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総門。切妻造、本瓦葺き。創建時に近い南北朝時代の建立と推定されます。建立時から現存していて、義満の筆「覚雄山」の扁額がかけられています。
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方丈・庫裏と前庭
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客殿(右)の縁側から、本庭(枯山水庭園)と舎利殿(屋根が見えています)をパチリ。
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舎利殿。 本庭の中心にある、方三間、宝形造(大棟のない四角錐状の屋根)桟瓦葺き、裳階付きの堂。宝暦13年(1763年)の建立。
堂内の厨子には、源実朝が宋から招来したと伝えられる仏牙舎利を安置した多宝塔を安置する。この仏牙は後光巌天皇が普明国師より賜ったものであり、後奈良天皇、正親町天皇、後水尾天皇も礼拝供養した。普段は非公開であるが、この仏牙舎利が日本の博多に無事着船したのが10月15日であったため、その日を「舎利会」(しゃりえ)と定め、公開している。
この舎利殿を中心として、嵐山を借景として本庭が作庭されている。(Wikipediaより) -
足利義満筆の扁額
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客殿。 ここに足利義満筆の扁額「鹿王院」が掲げられています。客殿の裏は後庭で、茶庭と茶室「芥室」があります。
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庫裏の前庭を振り返って…。
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名残りの紅葉を愛でつつ、鹿王院をあとに…。
渡月橋近くのカフェでお茶とケーキでひと休み。
夕食を明和の「凛香」さんで頼んであったので、午後4時過ぎ、京都を後にしました。 -
午後6時30分、明和の中華料理「凛香」さんへ。
前菜7種。手間を惜しまない、丁寧なつくりで、ひと口目から美味しい。 -
カニの爪のフライ、岩塩で。
カラッと揚げられたカニの風味が、口の中に広がる。 -
フカヒレとカニのスープ。
濃厚です。 -
北京ダック
歯が立つか心配だったけど、ナイフでひと口サイズに切り分けて、おいしくいただきました。 -
伊勢エビとアワビの煮込み
あっさりしたスープなのに、よく味が沁み込んでいました。エビは殻だけ残して、脱皮跡じゃないのかと言われるほど食べ尽くしてきました。 -
牛フィレ肉 松茸添え
濃厚、歯ごたえも良く、マツタケの風味が溶け合います。 -
ご飯はチャーハン
あっさり目の味でしたが、もうお腹いっぱいで、半分ほど残してしまいました。 -
デザート。 フランス料理かと思うようなあでやかさ、ここまで結構お腹いっぱいだったはずなのですが、ペロリと平らげてしまいました。
明和に評判の中華料理店があるとの話を聞き、実はこの日はじめてうかがいました。コースを予約したのですが、一品目から丁寧な造りで、メニューを拝見しても飽きさせない工夫が見られます。
なかなか納得の料理には巡り合えないことが多いのですが、明和の「凛香」さん、各々の料理にそれぞれの素材を生かすひと手間が加えられていて、通わなければならないお店です。
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