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前回旅行記にてクラクフ到着時の観光を記しました<br />今回は負の遺産として、アウシュビッツ強制収容所を訪れた時の記録を記します<br />ホロコーストについて強い関心があり、人生で一度は訪れるべき場所と決めていました<br />実際の体験記を写真を交えて紹介いたします

クラクフ~アウシュビッツ 古都と歴史を巡る旅②

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2019/02/21 - 2019/02/27

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Bruce Adams

Bruce Adamsさん

前回旅行記にてクラクフ到着時の観光を記しました
今回は負の遺産として、アウシュビッツ強制収容所を訪れた時の記録を記します
ホロコーストについて強い関心があり、人生で一度は訪れるべき場所と決めていました
実際の体験記を写真を交えて紹介いたします

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 前日にクラクフ中央駅のバスセンターで往復チケットを購入しました。<br />かなり無愛想な受付の女性でしたが、英語は通じテキパキされたました。<br /><br />朝5時頃にクラクフ中央駅を出発し、3時間ほど揺られました。<br />途中乗客の男性が一人嘔吐してしまい、車内は大騒ぎに...<br />彼は途中の停留所でも嘔吐を続け、バスは彼を置いて出発。<br />彼はどうなったのだろうか。<br /><br />無事収容所に到着し、予約していたチケットの時間がまだだったため、<br />入口横のカフェでコーヒーとチーズケーキを食しました。<br /><br />不謹慎だとは思いましたが、外が寒くゆっくりするには最適でした。

    前日にクラクフ中央駅のバスセンターで往復チケットを購入しました。
    かなり無愛想な受付の女性でしたが、英語は通じテキパキされたました。

    朝5時頃にクラクフ中央駅を出発し、3時間ほど揺られました。
    途中乗客の男性が一人嘔吐してしまい、車内は大騒ぎに...
    彼は途中の停留所でも嘔吐を続け、バスは彼を置いて出発。
    彼はどうなったのだろうか。

    無事収容所に到着し、予約していたチケットの時間がまだだったため、
    入口横のカフェでコーヒーとチーズケーキを食しました。

    不謹慎だとは思いましたが、外が寒くゆっくりするには最適でした。

  • 時間となり入門しました。<br />当日は早朝だったのですが、近隣の修学旅行の学生らしき集団がおり、<br />比較的混雑していました。<br /><br />入門して少し歩いて、この有名なゲートにたどり着きました。<br /><br />Bを反対にしたのは、収容者のせめてもの抵抗と言われていますが、<br />そこにどんな思いが込められていたのかは知る由もありません。<br />

    時間となり入門しました。
    当日は早朝だったのですが、近隣の修学旅行の学生らしき集団がおり、
    比較的混雑していました。

    入門して少し歩いて、この有名なゲートにたどり着きました。

    Bを反対にしたのは、収容者のせめてもの抵抗と言われていますが、
    そこにどんな思いが込められていたのかは知る由もありません。

    オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物

  • ゲートを通りまず驚いたのがあまりの広さと、建屋の多さ。<br />ほぼ全ての建屋が資料館として現存しています。<br />訪れた時期も厳しい冬であったため、あの薄い囚人服と少ない食料で、<br />この道をどんな思いで歩いていたのかと思いを馳せました。<br /><br />

    ゲートを通りまず驚いたのがあまりの広さと、建屋の多さ。
    ほぼ全ての建屋が資料館として現存しています。
    訪れた時期も厳しい冬であったため、あの薄い囚人服と少ない食料で、
    この道をどんな思いで歩いていたのかと思いを馳せました。

  • まず遺髪のある資料館に入ったのですが、遺髪は遺体の一部であるため、<br />撮影が禁止されておりました。<br />その場で立ち尽くしてしまう程の衝撃でした。<br />言葉では言い表せない辛さがそこには存在していました。<br /><br />写真は毒ガスで使用されたチクロンBです。<br />大量の空き容器が収蔵されていました。

    まず遺髪のある資料館に入ったのですが、遺髪は遺体の一部であるため、
    撮影が禁止されておりました。
    その場で立ち尽くしてしまう程の衝撃でした。
    言葉では言い表せない辛さがそこには存在していました。

    写真は毒ガスで使用されたチクロンBです。
    大量の空き容器が収蔵されていました。

  • 少しボけていますが、拡大して撮影しました。

    少しボけていますが、拡大して撮影しました。

  • 以下多くの遺品の写真を添付します。<br />言葉は無用だと思います。<br />一人でも多くの方が何かを感じていただけるよう祈ります。

    以下多くの遺品の写真を添付します。
    言葉は無用だと思います。
    一人でも多くの方が何かを感じていただけるよう祈ります。

  • 資料館の外を出て、また収容所の中を歩いて回りました。<br />こちらの壁の前で多くの方が射殺されました。<br />横の棒は首をかけるために存在しているといわれています。<br /><br />

    資料館の外を出て、また収容所の中を歩いて回りました。
    こちらの壁の前で多くの方が射殺されました。
    横の棒は首をかけるために存在しているといわれています。

  • シンドラーのリストでレイフ・ファインズが演じた、アーモンゲートが絞首刑を執行された場所になります。<br />

    シンドラーのリストでレイフ・ファインズが演じた、アーモンゲートが絞首刑を執行された場所になります。

  • 午後からはバスでビルケナウ収容所に移動しました。<br />まるで別日に来たかのように、午後からは快晴となりました。

    午後からはバスでビルケナウ収容所に移動しました。
    まるで別日に来たかのように、午後からは快晴となりました。

    ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡

  • アウシュビッツもそうでしたが、ビルケナウの広大さに驚愕しました。<br />数え切れな程の方々がこの場所で苦しんだのです。

    アウシュビッツもそうでしたが、ビルケナウの広大さに驚愕しました。
    数え切れな程の方々がこの場所で苦しんだのです。

  • ツアーの方々は時間的制約があるため、決められたコースのみを周っているようでした。<br />私は個人旅行でしたので、ほぼ全ての個所を訪れました。<br /><br />ナチスは収容所解放時に、機密文書保護のためにほぼ全ての建物を爆破しました。<br />この写真もその一部です。<br />

    ツアーの方々は時間的制約があるため、決められたコースのみを周っているようでした。
    私は個人旅行でしたので、ほぼ全ての個所を訪れました。

    ナチスは収容所解放時に、機密文書保護のためにほぼ全ての建物を爆破しました。
    この写真もその一部です。

  • 以下いくつか写真を掲載いたします。

    以下いくつか写真を掲載いたします。

  • いかがでしたでしょうか。<br />誰もが何かを感じる場所だと思います。<br /><br />下の写真はアウシュビッツではありませんが、クラクフに現存するオスカー・シンドラーの家となります。<br />機会があれば訪れることをお勧めいたします。

    いかがでしたでしょうか。
    誰もが何かを感じる場所だと思います。

    下の写真はアウシュビッツではありませんが、クラクフに現存するオスカー・シンドラーの家となります。
    機会があれば訪れることをお勧めいたします。

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