2018/05/12 - 2018/05/12
277位(同エリア2153件中)
sio爺さん
退職後最初の旅行先は姫路城と決めていた。旅行記①にも書いたが、訪問は一応2回目だが、初回は平成の修復工事中だったので、白亜の天守閣を見るのは初めてだ。天守閣周辺の様子は前回の旅行記①に記載し、自分としてはようやく纏めた1本だが、読み返してみると何とも薄味な内容だ。本旅行記②もその路線を踏襲することになりそうだ。盛り込んだ内容は、西の丸、好古園、そしてその後の様子(実際はコレが一番濃かった)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- ANAグループ
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姫路城天守閣を出て、目指すは西の丸方面。西の丸方面の様子は、表紙画像の通り。この画像は姫路城旅行記①の巻末画像と同じだが、
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この広場から見る天守閣方面が、この画像。ここからだと天守閣がやや隠れる。
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この門を抜けると、
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天守閣の手前に松が写り、いかにも西の丸方面からの撮影という感じになる。
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西の丸北門跡
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西の丸北門跡の説明板。これは文字がよく見えない。
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ここが百間廊下の入口になる。
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百間廊下内には、いろいろな展示があった。これは姫路城の変遷についての説明。
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これは西の丸百間廊下についての説明
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このパネルは池田家について、主に二代当主の輝政について記載されている。
池田輝政は、関ケ原の戦いで東軍の主力となって活躍し、戦いが東軍勝利で終わった後、輝政は播磨の52万石が与えられるという大出世を果たした。その後、輝政は姫路城の改修工事に取り掛かった。当時、西国大名は徳川家康に敵対する豊臣派が多く、その者たちを牽制するために堅牢な城郭を構える必要があった。 -
このパネルは姫路城歴代城主の中で酒井家についてのもの。
ところで姫路城歴代城主は江戸時代に32人いる。江戸時代の徳川将軍が15人だったことと比べても倍以上いる。それはなぜか?
姫路城は西国諸大名の見張りをし、反幕府軍を食い止める最重要拠点と位置付けられていた。そのため若年城主ではその役目を果たせないということで、幼少の大名が前任者の後を継ぐと、すぐに国替えが命じられた。最初は、初代池田輝政の孫・光政で、当時7歳で家督を継ぐとすぐに鳥取へ減転封された。(パネルには、勿論こんなことは書いていない) -
このまま百間廊下を進むと、
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家康の孫娘である千姫が約10年間過ごした化粧櫓に辿り着く。
画像は、化粧櫓に再現された千姫の居室。 -
千姫は7歳で大阪城の豊臣秀頼に輿入れするが、大阪・夏の陣で夫・秀頼は自害し、千姫は炎の中から助け出される。その後、本多忠刻と再婚し当時、千姫20歳、忠刻21歳ということだ。
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そして元和3年(1617)、本多氏が姫路城主となり、千姫が化粧櫓の主になった。
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化粧櫓の外観。化粧櫓の左下に小さく見えるのが、百廊下出口の階段。もう少しわかりやすい画像をとるべきだったと痛感。
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いよいよ姫路城を後にする。この時、時計は15:20、ホテルを出たのが12:30頃だから、約3時間近くずっと歩きっぱなし・立ちっぱなしで、正直言って足腰にかなりダメージがきていた。
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でもせっかく姫路まで来たので、頑張って好古園を訪問する。
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画像は好古園入口。ここは姫路城西御屋敷跡庭園だ。
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御屋敷の庭の門、ここから入る
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活水軒、ここはレストランだ。
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見事な庭園を見ながら回廊を歩いていると、
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このような景観もあり、
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着物を展示しているところもあった。
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この辺り一帯が御屋敷の庭というのだろう。パンフレットには「姫路藩主の下屋敷があったこの庭は、姫山原始林を借景とした池泉回遊式庭園」と書かれている。
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鯉も泳いでいる。残念ながらエサは持ってないんだよね。勝手にあげていいかどうかもわからないしね。
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見事な庭だ。
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次は、流れの平庭に向かう。
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流れの平庭に入る。
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手前の花にピントを合わせて、奥の花をぼかそうとして、いっぱい撮影した。
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メグスリノキ
パンフレットには
「黒田官兵衛の祖父、重隆は黒田家伝承の目薬『玲珠膏』を作り、廣峰神社の御師(おし)の助けを借りて売ることにより財を成し黒田家再興のきっかけとしました」と記載されている。
そういえば姫路城は官兵衛誕生の地であり、NHK大河ドラマ「軍司官兵衛」でも官兵衛の爺ちゃんの目薬伝説があったような気がする。まあ史実としては?のようだけどね。 -
好古園を出てホテルに戻る途中、ここで休憩。暑い日だったので、ソフトクリームがメチャクチャ美味しかった。
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夕食前のウオーミングアップとして来たのはココ、龍力ショップ。
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姫路旅行の出発前日、何か面白いところないかなと思ってネットで探して見つけた。姫路の蔵元といえば龍力だが、酒蔵そのものは町の中心部にないので簡単には行けない。その点、ここは姫路駅の地下街「グランフェスタ2番街」にあって、有料試飲出来るので行ってみた。
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やや大きめの猪口になみなみと注いでくれた。飲んだ感想は、近年流行のフルーティな味わいでいきなり絶品に出会った。
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1杯200円で、3杯500円だったので、勿論3杯にした。銘柄は事前の予習では「米のささやき」というのが評判よさそうだったので「米のささやき」を注文した。
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夕食前に軽く1~2杯のつもりが・・・・・こういうのを見ると、どれも試したくなる。
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なお、ここはカウンターの立ち飲みであり、隣の方がフレンドリーな方で、いろいろと話しているとオススメの銘柄も教えてくれて、夕食前にちょっとのつもりが、結局5杯飲んでしまった。
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夕食場所はサイゼリヤ、ここはイタリアのワインと料理をリーズナブルに楽しめる所で、師匠から教えて頂いた貴重な情報だ。
我が北海道にもサイゼリヤは札幌を中心にけっこうあるが、往復や移動はほとんど車なので、運転しない旅行先でサイゼリヤに行くことにした。
しかし龍力ショップで調子に乗って杯を重ねすぎたので、画像はこの一枚しかない・・・・・残念。これにて姫路城関係は終了。
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