2020年夏休み奄美大島子連れ旅行～2日目後半

2020/08/03 - 2020/08/08

コロナでお出かけすらままならなかった2020年。
春からのステイホーム生活を経て、さすがに夏休みくらいどこかに行きたいな…と始まった旅行計画。
人が少なくて、自然に触れ合えるところ。もちろん動物も見たい！ということで奄美大島に決定。

成田空港からピーチで飛び、ホテルのプール＆ビーチでゆったりのんびりの旅。
小4、小1、3歳児を連れた久しぶりの家族5人の旅行です。

2日目後半のナイトツアーの様子をお届けします。今回、ウサギの写真ばかりです。

旅行のスケジュール（★がこの旅行記です。）
0＆1日目：成田前泊→成田空港から奄美へ。その後、レンタカーでホテルへ。
★2日目：プールと海で遊び、夜はナイトツアー。
3日目：倉崎海岸でシュノーケリング。
4日目：あやまる岬観光公園で遊ぶ。
5日目：奄美パークに立ち寄り、帰路へ。

エリア 奄美大島(鹿児島)

旅行2日目夜は、奄美の動物を見に、ナイトツアーに参加しました。
天気予報を見ながら、晴れそうな夜を狙って1週間くらい前に予約しておきました。

泊まっているホテルカレッタからツアー集合場所の住用町までは車で1時間かかります。
夕方早めに出発し、夜ご飯を途中で食べてからツアーに参加する予定でしたが、集合時間がツアー出発の30分前だということに直前で気づき、結局コンビニおにぎりを車内で食べることに。
そのおかげで、なんとか集合時間ギリギリに到着。

ナイトツアーをやっている会社はいくつかありますが、我が家が利用したのは奄美ネイチャーコム。
決めては子供料金の安さと、1歳以上～という年齢制限のゆるさ。

窓や天井のないオープンなジープを我が家だけで貸し切り、ツアーに出発です。

住用町の集落から山道を登ります。
ウサギ注意の標識もあり。

小さなダムを見ながら進みます。
なんとここではウナギが取れるらしい。

木のように見える、ヒカゲヘゴ。
シダ植物の仲間です。

ツアー出発は19時半。ちょうど日没を過ぎた頃でした。

しばらく山道を登ると、第一ウサギ発見！

奄美大島と徳之島にしかいない、アマミノクロウサギです。
今日のお目当てでもある貴重なウサギがいきなり見られて、幸先の良いスタート。

木に巻きつけてあるピンクのリボンは、マングース捕獲用の罠がある目印なんですって。

木の根本には、こんな罠が仕掛けられています。
ガイドさん曰く、奄美大島はマングースの駆除がだいぶ進んで、今ではほとんどかからないのだとか。

そうこうしているうちに、2羽目のウサギです！
すぐに茂みに隠れてしまいました。

ガイドさんが、車の周りを照らしながら動物を探してくれます。
乗っている私たちもライトを手に探しますが、ガイドさんの目には敵いません。

手のひらサイズのカエルを発見。名前は忘れてしまいました。。

舗装道路を離れ、未舗装道に入ります。
ガタガタ揺れるジープが遊園地のアトラクションのようで楽しかった！
そして3羽目のウサギさんを発見。

道端の草をムシャムシャと食べてました。

お食事中のためか、車が近づいでも全然逃げません。
車を止めて、しばらく観察です。

ナイトツアーはアマミノクロウサギがほぼ毎回見られるそうですが、じっくり観察させてくれる個体に会えるかは運次第とのこと。
我が家はラッキーでした！

モグモグタイムの真っ最中。いろんな種類の草を満遍なく食べるみたい。

後ろ姿です。
まあるいお尻が可愛い！

1回のツアーでウサギが3羽見れたらラッキーなんだそうです。
この時点でかなりラッキーだったのかも。

良い写真がなかったのですが、アマミヤマシギ。
こちらも固有種の鳥です。

奄美の山道では蛍も見られます。
窓のないオープンカーなので、車に蛍が入ってきた！

子供のTシャツにくっついてます。
蛍って黄色いんだね。

ツアーも終盤で、舗装道路に戻ってきました。
ここで4羽目を発見。正面向いてポーズを決めてました。

ヘビも見ました！
有名なハブ…ではなく、アカマタというヘビです。
毒はないのですが、ハブが恐れをなして逃げていくというくらい、凶暴な性質だそう。
写真はブレブレですが、きれいな模様をしています。

ライトに驚いたのか、すぐに逃げてしまいました。
ごめんね～。

最後に、5羽目のウサギです。
この子も道路脇でモグモグタイムで、観察しやすい個体でした。
が、すでに21時を過ぎて、小1と3歳の子供たちはかなり眠そう（半分寝てる）ので、観察もそこそこに、泣く泣く戻ります。

たくさんのウサギに、ヘビやカエル、鳥も見られて大満足のナイトツアーでした。
個人的には、満点の星空と蛍が一番印象的でした。

奄美大島のナイトツアー、本当にオススメです！