邪道な方法で北の大地の入場券道南制覇までの旅（1日目：室蘭本線、入場券を求めて）　【鉄道旅行？】

2020/11/04 - 2020/11/08

GoToトラベルキャンペーンの雲行きが怪しくなってきた今日この頃、
北の40入場券が発売終了になる前に全部集めなくては！渡航中止になってまうがなと北海道にGoToしてきた記録。
入場券集めにベクトル振りすぎて鉄道旅行になったかはよくわかんね。

1日目：室蘭本線、特急各駅降車の旅　←ココ

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急 JRローカル

コロナの影響をモロに受けた今年、休みが飛んだり跳ねたり大騒ぎ。
そんなわけで平日の仙台空港、スーツ客ばかりの中に混じって
いざゆかん北海道！（n回目）

午前中の便を中心に運休がでている影響なのか午後イチのこの便、ほぼ満席。

保安検査複数回やられるとか初めての体験（笑）
死因はボイスレコーダーとカメラレンズの入った怪しい鞄のせいみたいです。

若干天気が怪しいせいもあってか雲が多いっすわ。
そして雲の合間を通るということは・・・
ﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ　ﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

シートベルトサインが消えぬ。

新千歳空港は若干ぬれている感じ。
選択肢の少ない航空便の本数×選択肢の少ないJR北海道のお陰で
新千歳空港→新千歳空港駅までダッシュ！！！

今回は日数や行程の都合でフリーきっぷの類を使わないので普通乗車券と特急券を仕込んでいざ出発。

大橋俊夫ヴォイスに感動しながらあっという間に南千歳駅到着。
乗り換えのためにエアポート下車。

すぐにやってきた、特急すずらん乗るぜ！！

平日の午後と言う時間帯もあってかスッカスカ。
指定席に至っては空気輸送～

苫小牧駅到着！
向かいのホームにいる列車は普通東室蘭行き。
一旦追い越して特急で行くけども、次に乗る列車ですな。

白老駅到着！ここで下車です。
ちょうど白老駅で札幌行きの北斗と行き違いでした。

と言うか15時を回ったくらいの時間帯なのに日差しがもう夕暮れモード。
北海道の緯度高いわぁ～

白老駅はウポポイのオープンに合わせてリニューアルされたばかりなのでピカピカ。
奥にある連絡通路を使えば、雨にぬれずにたどりつける仕様です。

白老駅の蛍光灯…天神橋筋六丁目駅みたい…

今日の行程は1つでも取りこぼすとアウトになる行程のため、サクサク行きますよ。
入場券やらを無事購入し、次にやってきたのは苫小牧駅で見た東室蘭行き。

魔改造キハ141系じゃないですかー！！！
特急ばかり乗ってたこの区間、初めて乗るよこの形式（多分）

客車改造気動車だけあって、ここらへんとか不自然なんですよね。
なんか気動車なんですけど、乗るとわかる違和感。

海岸線を進み、登別駅到着！ここで下車です。

登別駅の出入口には熊の剥製。
いや～こんな大きさに襲われたら死ぬわ。普通に。

すっかり空が夕暮れに。

コロナの前は外国人旅行客がわんさか降りていた登別駅も今じゃ静かなもんで。
いや～こんなことになるなんて。今年はなんということなんだろう。

登別駅では白老駅でも大量に入場券を買ってた人がまた大量に入場券を買ってました。
大量に買うのもアレなんですが、注文の多い料理店状態だったのが更にアレでした。

乗車券は途中下車可能仕様で仕込んであるから良いものの、特急券はその都度仕込み、入場券やらも購入するので注文の多い料理店の人が居るとさすがに余裕持っていても焦りますな。

重い荷物を背負いながら階段を登って降りて特急北斗に乗り、眠り落ちる暇なく東室蘭駅到着！
結構な人数下車です。

なんとこのキハ283系（キハ281）、900番代の試作車じゃないですか！！！
もっと長い区間で堪能したかったああああ。

キハ281がメインとして数を増やす中で惜しいことをしたあああああああ。

向かいの室蘭方面ホームにはキハ40花の恵み号が停車中。
キハ283試作車と撮らないわけにはいかないでしょう！！！
（ｶｼｬｶｼｬｶｼｬ）
しかし東室蘭駅、海が近いせいもあってかめっちゃ風が強いですわ。
気合入れないとレンズが風にあおられる。

花の恵み号の後ろは優駿浪漫のキハ40。
時間帯もあってか高校生がそこそこ乗っている感じでした。

東室蘭駅でキハ40の入場券を購入し、室蘭行きに乗り込みます。
工場地帯の駅らしくリーマン利用者が多いのか、
みどりの窓口のデスクマットには前株、後株の会社名やら
カタカナあふれる子会社名やらのメモが挟んでありました。
明らかに会社経費用の領収書の宛名用途っすね。
聞き間違い大変ですもんね。。。

思いの外みどりの窓口で手間取って割とギリギリにホームへイン。
キハ40の車内は帰宅の高校生でにぎやか。
ワンマンで途中駅ではドアが開かないのもあって2両目より1両目の方が混んでいました。

途中駅で次々と下車してあっという間に終点室蘭駅到着。
車止めのある終着駅。良いよね車止め。

めっちゃ風が冷たい室蘭駅。
17時前でこの暗さよ！！！
室蘭駅は1人で出札改札兼務のようだったので合間を見て入場券をゲット。
JR北海道って業務委託駅でも駅長の名札付けるんですね。。。

2両で到着した列車の前1両だけが17時ちょうどの東室蘭行きとして出発。
おそらく後ろは17:40発になるんでしょうな。

室蘭駅を出発した列車はあっという間に母恋駅到着。
降車は自分だけ（この距離でわざわざ乗らないだろう）
JR北海道のワンマン列車らしく券売機発売の切符でも切符は回収されました。
（一応聞いてみたけど、持ち帰りダメでした。）

列車が去った母恋駅。
18きっぷのポスターのように穏やかな光の中にあるのもいいけど、
夜の母恋駅も味があってなお良い。

ただし駅前は国道なので静かな駅ではないんですわな。

臨時改札口もそのままの駅が現役で活躍してること、エモい！超エモい！！

母恋駅の駅前にはいつもタクシーがいるイメージ。
横断歩道を渡って向かいから撮らないと駅舎全体が映らないほどに目の前が国道。
しかも通行量が多いという。
良い駅舎なんですけどね、余計なものなしで写すにはなかなかハードルの高い駅ですわ。

駅舎入り口に掲げられている古ぼけたスローガン。

そして建物財産標。たまんねええ！もじ！！！

母恋駅に来たメインの目的はここ。
委託のきっぷ売り場。
また、良いもじなんだわこれが。

駅舎の真ん中にはストーブ。
ほのかなほっきめしのにおい。なんという五感に訴える駅だこと。

総販前出し券から常備券に変わってから初めての訪問です。
おばちゃんから「使う？記念？」と聞かれ
「使います」と答えたら「きっぷは窓口で回収します」のメモ付きの常備券が、
「記念です」と答えたらミミ付きの常備券が出てきました。

なるほど。。。
駅スタンプはお願いすると出てくる仕組みでした。

小1時間の訪問でしたが、自分の他にも常備券（記念）を買いに来た人も居たりでさすが18きっぷの駅は違うなって印象です。

トイレもきれいに掃除してあるし、愛されている駅ですわ。

到着した列車はやはり室蘭駅に残してきた後ろ1両の車両でした。
1両の車内は超満員！
母恋駅でも10人位乗り込んだのでまじキッツキツ。

御崎、輪西駅ではデッキ部分にまで人がぎっしり。
それなりに厚着をしているので暑い・・・

東室蘭駅では案の定「使った」常備券は回収されていきました。
少し時間があったので、お土産屋さんを物色。
室蘭名物？のボルタを何個か購入。やったぜ！

東室蘭からは再び特急北斗に乗り、本日の目的地、洞爺駅までレッツゴー。

洞爺駅到着！
既に窓口はクローズ。
そんな洞爺駅で待ち構えているのは、洞爺湖周辺のホテルの送迎。

そして自分もホテルの送迎車に乗り込んで本日のお宿へレッツゴー。
夕飯の時間ギリギリなのもあってかワゴンに乗ったのは自分だけでしたwww

GoTo＋とうや割で破格の値段になっていたので、本日はビジホではなく温泉宿に泊まりますぜ。

そりゃああれだけいた外国人旅行客が居なくなったらねえそりゃあ・・・

洞爺湖湖畔のたたずむお宿のはずですが、こう日が暮れては何も見えぬ。
夕食は良くも悪くも昔ながらの大型観光ホテルのご飯って感じでした。
情報が食べたい・・・

コロナで客足が鈍いせいもあり、平日のせいもあり館内は縮小営業。
それでも温泉は気持ちよかったすわ～。

洞爺湖温泉 洞爺観光ホテル 宿・ホテル

温泉で（移動距離が）長（い）旅の疲れを癒して明日に備えます。

明日は自分の尻が！腰が！砕けない内に宿に着けるかの勝負！
本当に砕けたらどうしよう・・・